kojitakenに悪口する(2023年6/29日記載)

左派・リベラルに属すると目される錚々たる面々が、先祖がえりをしたようにアメリカ帝国主義論を引きずり、ロシアの侵略を糾弾する視点を失って相対化し、あるいはウクライナを非難し、ロシアを擁護する論を張ったりしている(深草徹氏) - kojitakenの日記*1

 田村氏自身は武器といえども殺傷能力を持たない、自らの身を守るための道具*2である防弾チョッキなら供与しても良いだろうと思って発言したところ、訓詁の悪弊にとらわれた志位和夫あるいは小池晃のお叱りを受けてコメントを改めたものに相違ない。私が買うのは見解を変える前の田村氏の自然な反応の方だ。

 と放言するkojitakenですが勿論根拠レス。実際には「志位氏らの叱責*3」などではなく、党内外の支持者から「防弾チョッキを認めていいのか!」と言う批判が出てそれに田村氏が抗しきれなかったとみるべきでしょう。
 田村主張が党内外の支持者多数に「異論なく肯定的に受け入れられた」と言う事実はそもそもないし、もし「党内外の支持者の多数」が田村発言に肯定的なら「志位氏の叱責(勿論kojitakenの勝手な妄想にすぎませんが)」で撤回したことはむしろ「共産への批判を高めた」でしょうがどう見ても事態は逆です。多くの「共産支持者」は田村氏の見解訂正を好意的に評価したとみるべきでしょう(実は俺もその一人ですが)。
 つまりは「党内外の批判」に小池氏が謝罪したのと同じ構図です。むしろ「田村氏の勝手な言動」に「党幹部だからって何でも許されるわけではない」というダメ出しがでたと見なすべきでしょう。
 うがった見方をすればkojitakenの妄想とは逆に「志位氏が(トップの自分が主張すると党内外で大騒ぎになるのでまずは)田村氏を使って防弾チョッキ容認論を党内に広めようとした」ところ、その企みが「党内外の批判で挫折した(つまりは共産の党内民主主義の現れ)」とも見なせます。勿論これは「根拠レスなら」、kojitakenのような「志位叱責論」も、俺の提出した*4「志位挫折論」も成り立つと言うだけの話です(勿論、志位氏も、田村氏もそんな「志位叱責論」「志位挫折論」を認めてはいませんが)。kojitakenは自信満々に断言する「志位叱責論」についてまともな根拠など何一つ出せないでしょう。
 それはともかく、なるほど、田村氏のような「右翼的な言動」を擁護するkojitakenが「右翼的な安保論」の松竹や紙屋に好意的なのもよく分かります。というか、「右翼」kojitakenが本当に社民党支持者なのか疑わしいですね。
 そもそも防弾チョッキを「ロシア軍兵士が着てウクライナに侵攻すれば」田村擁護のkojitakenですら「防弾チョッキが侵略の道具になってること」は認めるでしょう。かつ、こうした「岸田政権の防弾チョッキ」を将来的に武器輸出を正当化するための「蟻の一穴狙い」と見なせない辺りもkojitakenは酷い。TBS「森本毅郎スタンバイ」で森本氏や伊藤芳明氏(毎日新聞外信部長、編集局長など歴任)は「食料や医薬品支援もできるところ、岸田政権がわざわざ防弾チョッキを選んだことにはいわゆる『蟻の一穴』狙いではないかとの懸念を感じます(俺の要約)」と語っていましたがそういう認識はkojitakenにはないようです(勿論、森本氏も伊藤氏ももしかしたら左派ではあるかもしれませんが明らかに共産党支持ではない)。

 現在は山本にせよ志位・小池にせよ泉にせよ暑苦しい人たちばかりで本当にうんざりする

 一番暑苦しいのは「無能で人格低劣」なくせに「態度だけはでかい」id:kojitakenの方でしょう。こういうバカkojitakenの記事に星をつけたり、好意的コメントしたりするバカの気が知れません。


小泉悠『ウクライナ戦争』(ちくま新書,2022)を読む - KJ's Books and Music

 今月は新しく読み終えた本が7冊。少し元のペースに戻したが、それでも2010年代に年間100冊*5をめどにしていた頃には戻っていない。

 このように「本を読んで知識等を身につけること」ではなく「本を沢山読むことそれ自体」を「生きがいにしてる方(俺はこんなに本を読んだんだ!偉いだろう!と言う自慢でしょうか?、kojitakenらしい権威主義、衒学主義で大笑いです)」もいるようですが俺個人は仕事等で「義務的に読まざるを得ない」のでない限り、「読みたい本(場合によっては数ページ読んで『面白そうだから是非買いたい』ということもありますが、そういうことは滅多にありません)」以外は読みたくない上に「頭も良くない上に、忍耐力も大してない」のでまるで本は読みませんね。
 最近は拙ブログで記事にしてる月刊誌「前衛」「経済」「歴史評論」以外は漫画雑誌(漫画ゴラク等)くらいしか読んでません。
 本は全然読んでない(前衛や経済、歴史評論で著者インタビューがあって「興味深いな」と思う場合でも、面倒くさがって、まず本は読まないダメな俺です)。
 それらの雑誌も「熟読玩味して十分理解してるか」と言えばそうではないし、雑誌は読んだら基本的に古紙回収に出しています(保存しない)。一応分かる範囲で拙記事に書いていますが。後で読むと「忘れていたが、そんなことがあの雑誌に書いてあったのか」「忘れていたが、当時はそんなことを考えていたのか(まあ、今と大きく考えが違うと言うことはまずないですが)」と言うことが分かって結構興味深い。


衆院東京18区の立民、やはり菅直人が引退して五十嵐えり(衣里)氏が出馬か - kojitakenの日記
 菅氏や五十嵐氏が正式発表したわけでもないのにこのようなことを云々することは両氏に対して失礼でしょう。
 うがった見方をすれば「引退したがらない菅氏」に対して「とっとと引退して五十嵐氏にでも道を譲れ」と嫌みを言ってるようにも見えます。そもそもこんなことを云々して「政治の改善」と言う意味で、何か意味があるとも思えない。
 そもそも秋(9月以降)の解散が予想されるとは言え、いつ解散があってもおかしくない状態で菅氏が公式発表しない時点で「本当に引退するのか?」です。
 また、そもそも「2021年(令和3年)7月に初当選、まだ都議1期目(当選から約1年しか経ってない)」という五十嵐氏が「国政に転身する可能性」も低いでしょう。
 既に「当選3期」等のベテラン都議ならともかく、「まだ都議1期目」では転身しても当選可能性は低いでしょうし、「都議を1期きちんと務めないで転身は無責任ではないか」という批判も(自民支持者などアンチ五十嵐のいる党外は勿論党内や五十嵐支持者からも)当然予想できるからです。
 勿論「(菅氏が本当に引退するとして)他に後継候補の適任者がいない」「菅氏が後継指名した」「東京18区の立民支持者の熱い五十嵐待望論」等があれば話は別ですが。

*1:「先祖返り」云々とは「自称・社民党支持」の「米国の忠犬ポチ(要するに右翼)」kojitakenが「米国帝国主義」に対して批判精神がかけらもないことがよく分かるタイトルではあります(kojitakenが持ち上げる『深草某』もその類の『米国の忠犬ポチ(要するに右翼)』なのでしょう)。「ロシアの侵攻」を批判することは「米国崇拝者」kojitakenや深草のように「米国を正義の味方として美化すること」とは全く違います。「エジプト軍事独裁」「サウジの国王独裁」を事実上、容認しエジプトやサウジに米軍基地まで置いてる米国はそんな立派な代物では明らかにない。米国のロシア批判は所詮「米国の国益に合致するから」にすぎません。勿論「米国が、ロシアと比べ、よりましな悪」であることは事実であり、米国のウクライナ支援を否定するようなバカなことは俺もしませんが所詮米国は「自国の国益最優先」のろくでもない国家です。なるほど「米国批判」を党の方針とする日本共産党を「米国のポチ」kojitakenが誹謗中傷するのもよくわかります。

*2:わかりやすい例で言えば「防弾チョッキを着たロシア兵」がウクライナで乱暴狼藉すればそれは「自らの身を守るための道具」ではない。

*3:とはいえ俺個人は志位氏が叱責して田村氏が見解を変えたのだとしても「上司としての当然の叱責」と評価しますが。

*4:とはいえ俺は自説「志位叱責論」を断定的に語るkojitakenと違い「志位挫折論」を「一つのありうる可能性」としか考えていませんが

*5:月間8~9冊ですか。比較的ページ数が少なく内容も入門的で読みやすいことが多い「新書」「文庫」「ブックレット」ならともかく、まさかそればかり読んで「100冊」ではないでしょうし、「新書」「文庫」「ブックレット」だって結構読むのは大変です。