今日の産経ニュースほか(2023年6/30日分)

最低賃金、1000円到達へ調整 厚労省審議会で議論開始 - 産経ニュース
 「まだまだ安い(共産や全労連の主張は時給1500円)」「衆院選前のばらまき」という指摘はあるでしょうが「上がること」それ自体はいいことです。これを労組や政治運動の力で何処まで上げることができるか。


「疲労困憊」自衛官 レンジャーになる訓練中に自動小銃持ち一時行方不明 北海道大演習場西岡地区 HTB北海道ニュース
 TBSラジオ森本毅郎スタンバイ」でも取り上げられていましたが、自動小銃による「岐阜の殺人事件の直後」ですからね。さすがに周辺住民は怯えたようで「必要以上に自衛隊を叩く気もない」ですが「再発防止には努めて欲しい」。自動小銃を持った人間が行方不明で住民が怯えるというのはまずすぎるでしょう。「行方不明は道に迷っただけ」で済ませていい話ではないでしょう。


【司馬遼太郎生誕100年】「空海の風景」宇宙的スケールに共鳴 - 産経ニュース
 「司馬(1923~1996年)大好き」産経らしいですが今年は「池波正太郎(1923~1990年:鬼平犯科帳剣客商売仕掛人・藤枝梅安など)」「遠藤周作(1923~1996年)」の生誕100年でもあります。
【参考:池波正太郎
上田をこよなく愛した作家・池波正太郎 ことしは生誕100年2023.1.26
東京:池波正太郎さん生誕100周年 出身地・台東区が「鬼平」ツアーや講演会 ゆかりの地めぐるまちあるきマップも:地域ニュース : 読売新聞2023.2.1
【参考:遠藤周作
遠藤周作生誕100年の記念切手 長崎県内の郵便局などで販売|NHK 長崎県のニュース2023.3.23
長崎市で遠藤周作生誕100年記念展開催|NHK 長崎県のニュース2023.3.27


教団接点の山際氏公認へ 自民、神奈川18区に選任 - 産経ニュース
 統一協会問題を自民が全く反省してないことが分かる酷い話です。


安倍派「5人衆」結束を確認 集団指導体制案が浮上 - 産経ニュース

 「5人衆」と呼ばれる松野博一*1官房長官西村康稔*2経済産業相萩生田光一*3政調会長、高木毅*4国対委員長世耕弘成*5参院幹事長

 いつまで経っても正式な会長が決まらない安倍派です。なお、事実上の会長は「安倍派・世話人会代表」塩谷*6ですし、稲田*7、下村*8も「大臣、党三役経験者の幹部」であり5人衆とやらが好き勝手できる話でもないでしょう。


立民・泉代表、「市民連合」介した候補者調整容認 - 産経ニュース
 積極的に推進するわけではない辺り泉らしいアホさです。これでは「野党共闘は進まない」でしょうし、立民の衆院選惨敗も確実でしょう。いつまで泉のような無能を代表に担ぎ続ければ気が済むのか。


メディアが生むテロ…安倍氏暗殺から1年 筒井清忠 - 産経ニュース
 以前も似たり寄ったりの駄文を産経に書いた筒井(京大名誉教授、日本近代史)の駄文です。
 安倍襲撃について「統一協会と癒着する安倍の非」を批判し「統一協会被害者の山上被告」に同情する人間はいても「安倍暗殺」を全面肯定する人間などほとんどいなかったでしょうに、「メディアが山上に甘いから岸田襲撃が起きた」と強弁するから唖然です。そもそも岸田襲撃犯が「安倍襲撃に影響された」と自白したなどと言う報道もされてないのに何をバカなことを言っているのか。
 筒井『石橋湛山』(1986年、中公叢書)、『二・二六事件とその時代』(2006年、ちくま学芸文庫)、『近衛文麿』(2009年、岩波現代文庫)、『陸軍士官学校事件』(2016年、中公選書)等の過去の著書はまともかもしれませんが、こうした愚行で自らの評判を落とす筒井です。筒井は安倍シンパ、自民シンパなのかと疑いたくなります。


【スポーツ一刀両断】農地賃料は「1坪40円」!? 国土を守る制度を 増田明美 - 産経ニュース

 千葉県いすみ市専業農家を営む実家に、東京の太陽光発電の事業者が訪ねてきた。昨年秋から母が要介護状態になり、父は農作業をやめて在宅介護をしている。田んぼは数年前から母の生家に任せているが、畑はあっという間に雑草だらけに。それを見つけて、「畑を太陽光発電に貸していただけないでしょうか」ときたのである。
 父から話を聞くと、農地を20年間、太陽光発電のために貸してほしいとのこと。提示された賃料は年間8万円、1坪当たり40円。農地転用や工事申請などの面倒な手続きは事業者側で行うという。

 どこが「スポーツ一刀両断」なのかと吹き出しました。スポーツネタは探せばいくらでもあるでしょうに「元アスリート」が専門外のことを書くとはお粗末すぎないか。


「JAPAN Forward」6周年の夕べを開催 小池都知事らが祝辞 - 産経ニュース

産経新聞社が支援する英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward(JF)」の6周年を記念するパーティー
産経新聞社の近藤哲司社長が登壇。「欧米を代表とする既存メディアが繰り出す偏見や誤解*9への強い反論につながっている」とJFの活動を評した。

という右翼パーティーに出席とは小池の極右ぶりに心底呆れます。
 なお「ら」で片付けられてると言うことは、産経にとって出席政治家の中では「小池*10が一番の大物だった」のでしょう。
 産経記事には「斎藤*11法相」の名前が出てきますが「無名の小物」という評価なのでしょう。

*1:第三次安倍内閣文科相を経て岸田内閣官房長官

*2:第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍、菅内閣経済財政担当相を経て岸田内閣経産相

*3:第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍、菅内閣文科相、岸田内閣経産相を経て自民党政調会長

*4:第三次安倍内閣復興相を経て自民党国対委員長

*5:第一次安倍内閣首相補佐官(広報担当)、第二次、第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣経産相などを経て参院幹事長

*6:麻生内閣文科相自民党総務会長(谷垣総裁時代)、選対委員長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*7:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相など歴任

*8:第一次安倍内閣官房副長官、第二次、第三次安倍内閣文科相自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)、政調会長(菅総裁時代)を歴任

*9:慰安婦、徴用工問題、靖国問題等での日本批判のこと

*10:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)等を経て都知事

*11:第二次安倍内閣環境大臣政務官、第三次安倍内閣農水副大臣、第四次安倍内閣農水相等を経て、現在、岸田内閣法相