日本共産党101周年記念講演会/歴史に深く学び、つよく大きな党を/『日本共産党の百年』を語る/志位和夫委員長の講演
党が、一九六一年、ソ連が再開した核実験を、アメリカの核脅迫に対抗して余儀なくされた防衛的なものとみなす態度表明を行ったことについて、『百年』史は、「党として、核兵器使用の脅迫によって国の安全を確保するという『核抑止力』論にたいする批判的認識が明瞭でなく、ソ連覇権主義にたいする全面的な批判的認識を確立していないもとでの誤った見方」だったとの反省を表明しています。
さらに、党は、一九七三年、この見方をあらため、アメリカを戦後の核軍拡競争の起動力として厳しく批判するとともに、ソ連や中国の核実験も際限のない核兵器開発競争の悪循環の一部にならざるをえないものとなっているという評価を明確にしましたが、『百年』史では、「七三年の態度表明には、六〇年代に党がとったソ連や中国の核実験にたいする態度は『誤っていなかった』とする限界があった」ことも表明しました。
それでは党はいつこの限界をのりこえ、「核抑止力」論に対する明確な批判的立場を確立したのか。これが重要な問題となってきます。『百年』史では、一九八一年に党が発表した論文「真の平和綱領のために」のなかで、「核抑止力」論を「もっとも危険な集団的誤謬」ときびしく批判した国連事務総長の報告に「全面的に同意する」とのべていることを強調しています。
重要な指摘と思うので紹介しておきます。いずれにせよ日本共産党を「無謬主義」と描くのは明らかに不適切でしょう。
土地利用規制法/防衛省市ケ谷庁舎はなぜ最重要区域から外れたのか
「指定すれば周辺地価が確実に下がる」→「指定回避を希望する関係者(財界等)の要望を無視できなかった」という話のようです。
パー券 法令上限超え/規正法違反か 加藤こども政策担当相資金管理団体
就任直後からこれです。今後もこの種の疑惑が噴出するのではないか。
外務 上川陽子
安倍・菅政権で3回法相。
(ボーガス注:法相当時)オウム死刑囚7人の死刑執行前日の2018年7月5日、自民党議員の交流の場「赤坂自民亭」で、安倍首相(当時)の隣で「いいね」ポーズで写真に納まったのが拡散し、SNSで「おぞましい」などの批判にさらされました。
これについては以下も紹介しておきます。
赤旗オウム死刑囚執行の前夜/安倍首相、上川法相らが宴会/「楽しい」と投稿2018.7.8
上川法相は6日の死刑執行直後の記者会見で、3日に執行命令書に署名したと説明しており、パーティー当時には翌日の執行を当然知っていたことになります。また、パーティー当日の夜には、西日本を中心に豪雨被害が出始めていました。
ツイッター上では、豪雨被災中、死刑執行前夜のパーティーに興じた安倍、上川両氏らの行動に、「おぞましい」「『危機管理』が聞いてあきれる」などの批判が相次ぎました。
「赤坂自民亭」と「オウム真理教」のこと – 牧 太郎・二代目・日本魁新聞社
上川法相が「女将役」を勤めた「赤坂自民亭」が話題になっている。
一日に7人も死刑執行する前夜に、宴席に参加する気分になれるのか?
どこか、おかしいんじゃないか?
[94]「赤坂自民亭」に上川陽子法相がいた衝撃 - 金平茂紀|論座アーカイブ
西日本に豪雨の予報が出されて、京都などの住民への避難指示が出て、気象庁が「特別警報」に切り替える前夜、(ボーガス注:安倍)首相や(ボーガス注:上川)法相、(ボーガス注:小野寺*1)防衛相らが「赤坂自民亭」と称して衆議院議員宿舎内で宴会を開いていたことが暴露されている。
僕自身は、上川陽子法相がそこにいたことに衝撃を受ける。7人の死刑執行命令書に署名し、翌朝、つまり12時間後には死刑が執行される時間に、宴会で盛り上がっていたという神経が信じられないのだ。ハンナ・アーレントの「凡庸なる悪」をめぐる考察が頭をよぎるが、そんな名前を与えるほどの代物ですらないグロテスクな寒々しい空虚。
さて赤旗記事紹介に戻ります。
防衛 木原稔*2
初入閣。2015年の「沖縄県慰霊の碑」の式典で安倍首相に参加者から怒号が飛んだことについて、「(ボーガス注:基地反対派に?)明らかに動員されていた」と(ボーガス注:根拠レスで誹謗)発言しました。
地方創生・沖縄北方・万博 自見英子(はなこ)
第四次安倍政権で厚生労働政務官、第2次岸田政権で内閣府政務官を歴任し、今回初入閣。父は自見庄三郎*3元郵政相。
新型コロナ対策の「まん延防止等重点措置」が東京都などに出ている2021年4月、政治資金パーティーを開催し、メディアなどから批判を浴びました。
総務会長 森山裕*4
安倍政権下で2017年から歴代最長の4年にわたり、国対委員長を務めました。第2次岸田改造内閣では、選対委員長に就任。
国対委員長を務めていた2021年、自民党の二階俊博氏*5、公明党の石井啓一幹事長ら(ボーガス注:役職は当時)与党幹部5人で会食。政府が新型コロナの感染対策のため自粛要請している中での会食実施に国民から強い批判が上がりました。
ということで「沖縄基地反対派に誹謗」「コロナ禍で宴会」など「わかりやすい酷さ」について、ひとまず紹介しておきます。