今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」ことkojitakenに悪口する他(2023年10月6日記載)

谷保恵美さんの「谷保」姓は確かに珍しいが/本物のアホだった故勝谷誠彦/「ひがしの」と「とうの」 - kojitakenの日記

 直木賞というと最近では2006年に東野圭吾の極悪ミステリ『容疑者Xの献身』に何の間違いか授与してしまったことが一大痛恨事だったと私は考えている。あれが契機になって大量の「東野信者」が生み出されてしまった。1999年に宮部みゆきが『理由』で直木賞を獲ってからしばらくの時期は、日本を代表するミステリ作家といえば宮部というイメージだったが、今ではすっかり東野にとって代わられた*1

 直木賞を過大評価するにも程があります。
 直木賞受賞(2006年)が彼の知名度、人気をより高めたことは事実でしょうが以前から以下の通り東野は有名な人気作家でしょう。

東野圭吾 - Wikipedia
直木賞受賞(2006年)以前】
受賞歴

1999年
 『秘密』で第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞
映像化
映画
◆秘密(1999年、東宝
g@me.(2003年、東宝
レイクサイド マーダーケース(2005年、東宝
NHK
浪花少年探偵団(2000年、全12話)
東野圭吾ミステリー「悪意」(2001年、全6話)
◆トキオ 父への伝言(2004年、全20話)
直木賞受賞(2006年)以降】
受賞歴

◆2012年
 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で中央公論文芸賞受賞
◆2013年
 『夢幻花』で柴田錬三郎賞受賞
◆2014年
  『祈りの幕が下りる時』で吉川英治文学賞受賞
映像化
映画
容疑者Xの献身(2008年、東宝
さまよう刃(2009年、東映
麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2012年、東宝
プラチナデータ(2013年、東宝
真夏の方程式(2013年、東宝
 容疑者Xの献身(2008年)に続くガリレオシリーズの映画化
◆天空の蜂(2015年、松竹)
◆疾風ロンド(2016年、東映
祈りの幕が下りる時(2018年、東宝
 麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2012年)に続く「新参者」シリーズの映画化
ラプラスの魔女(2018年、東宝
人魚の眠る家(2018年、松竹)
◆マスカレード・ホテル(2019年、東宝
パラレルワールド・ラブストーリー(2019年、松竹)
◆マスカレード・ナイト(2021年、東宝
 マスカレード・ホテル(2019年)の続編
◆沈黙のパレード(2022年、東宝
 真夏の方程式(2013年)に続くガリレオシリーズの映画化
TBS
白夜行(2006年、全11話)
流星の絆(2008年、全10話)
◆日曜劇場『新参者』(2010年、全10話)
フジテレビ
◆「ガリレオ」シリーズ(第1シーズン(2007年、全10話)、第2シーズン(2013年、全11話))
テレビ朝日
名探偵の掟(2009年、全10話)
◆秘密(2010年、全9話)

 また、「何の間違いか与えた」というのが「Xに与えたのが間違い」ならともかく「東野に与えたのが間違い」なら「おいおい」ですね。

東野圭吾 - Wikipedia直木賞のすべてを参照
直木賞候補作】
1999年: 『秘密』
 この年の受賞作は宮部みゆき『理由』。当時の選考委員は阿刀田高五木寛之井上ひさし黒岩重吾田辺聖子津本陽平岩弓枝渡辺淳一
2000年:『白夜行
 この年の受賞作はなかにし礼長崎ぶらぶら節』。当時の選考委員は1999年と同じ
2001年:『片想い』
 この年の受賞作は藤田宜永『愛の領分』。当時の選考委員は「2000年と同じメンバー」プラス北方謙三林真理子宮城谷昌光
2003年:『手紙』
 この年の受賞作は石田衣良4TEEN フォーティーン』、村山由佳『星々の舟』。当時の選考委員は「2001年と同じメンバー」マイナス黒岩重吾
2004年 :『幻夜
 この年の受賞作は奥田英朗空中ブランコ』、熊谷達也『邂逅の森』。当時の選考委員は2003年と同じメンバー
※なお、東野が受賞した2006年の選考委員は「2003年と同じメンバー」マイナス田辺聖子(つまり東野が初めて候補になった1999年メンバーとかなりかぶる)

ということで東野は2006年の受賞以前から直木賞候補の常連でした。むしろkojitakenは「東野を高く評価した当時の直木賞関係者(候補作を選ぶ下読みの面子や、受賞作を決定する選考委員)は愚物だ」というべきでないか。そのように直木賞に悪口できないのは、一方で直木賞が「kojitaken絶賛の宮部みゆき」にも賞を与えてるからでしょうが。 


ジャニーズがいったん傾くとこのズンドコぶりなのを見ると、自民党とか維新とか政権与党や権力がいかにメディアに「守られている」かが窺えてイヤな気分になるね。(Masayuki Hatta氏のX) - kojitakenの日記
 今回はkojitakenに同感ですね。
 今まで「メディアタブー化していたジャニーズ」「タブー化はしてなかった物の中古車業界の最大手として好イメージだったビッグモーター(当初は人気俳優の佐藤隆太がCM出演)」がマスコミ等の批判で「社名変更や岡田准一の退所(ジャニーズ)」「佐藤隆太がCMを降板(勿論イメージダウンを恐れた佐藤側の申し出)、売り上げの大幅減少(ビッグモーター)」など苦しい状況にあるのを見るに「同様の批判を自民や維新等にもやったらどうなのか」「マスコミが自民や維新をまともに批判しないから連中がのさばる」と言った思いを禁じ得ません。
 そして「アンチ自民、維新の俺の願望込み」ですが何らかの理由で自民や維新への批判が「今のジャニーズ、ビッグモーター批判」のようにマスコミで普及すれば今のジャニーズやビッグモーター同様「意外ともろく崩壊する」かもしれない。

*1:そうした評価は直木賞への過大評価であるとともに『大沢在昌』(代表作として 『新宿鮫・無間人形』で1994年の直木賞を受賞した新宿鮫シリーズ、2005~2009年まで日本推理作家協会理事長)、『京極夏彦』(代表作として京極堂シリーズ、2019~2023年まで日本推理作家協会代表理事)、『今野敏』(テレビ東京の人気刑事ドラマ『警視庁強行犯係・樋口顕』の原作者、2014~2019年まで日本推理作家協会代表理事)など、東野と宮部以外の現役の推理作家に失礼な「不当な評価」だと思いますが、無知なのであえてコメントしません。