今日の産経ニュースほか(2023年10/26~28日分)(追記あり)

【速報】「日本版DBS」法案に岸田首相“提出に向け作業急ぐよう指示”(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 「きちんとした法案作成には時間がかかる」と言う理由で、いったん提出を見送ったくせに、野党から「今国会で出すべきだ」と突き上げられるや、「人気取り」で早期の提出を画策するというのだから、「支持率以外に行動理由はないのか?」と呆れます。このような軽率な男には今すぐ首相を辞めてもらいたい。


オリックスの絶対的エース山本、悪夢の7失点 日本シリーズ4戦未勝利 - 産経ニュース
 「カーブでストライクが思うように取れずストレートを多投していた→ストレートを狙い打たれた」そうで山本の調子が悪かったようですが、とはいえ「連打で5回に大量失点(4点)するまでは阪神打線を抑えていた」のだから、やはり「阪神が強くなった」のでしょう。これで阪神が「4勝0敗」「4勝1敗」などでやすやすとシリーズ制覇するほどオリックスも弱くはないでしょうが、初戦勝利はやはり大きい。「相手は去年もおととしもシリーズにでてるが我々はシリーズ未経験者」というプレッシャーを阪神の選手も打破できたのではないか。
 しかし山本が「日本シリーズ未勝利」とは意外です。
【追記】
完敗の阪神、岡田監督「えらい極端な2試合」 - 産経ニュース
 初戦「8-0」で大勝した阪神ですが、第2戦では逆にオリックスが「8-0」と大勝しました。勿論、だからといって阪神の方もこれでやすやすとオリックスが「4勝1敗」で制覇することを許すほど弱くないとは思います。
【追記終わり】


【つぐないの現場 市原刑務所㊤】「俺は運転がうまい」 常習化する飲酒運転の末、3人死傷事故 今も消えぬ苦しみ - 産経ニュース
 飲酒運転が厳罰化された現在、飲酒運転者の多くは「アルコール依存」と見るべきでしょう。

 焼酎割りやビールなどを20杯ほど飲んだ。夜から酒を飲み始め、3軒はしごし、夜が明けてきたころ、飲み仲間を3人乗せた状態で運転した。途中でガードレールに衝突する事故を起こし、その衝撃で目が覚めた。同乗者1人が亡くなり、2人がけがをした。
 両親は遺族のもとに謝罪に行った。遺族の了承が得られたら、(ボーガス注:刑務所出所後に)自分も足を運ぶことにしている。

 「飲酒運転の車にひかれて死傷」ならともかく「飲酒運転の車に同乗して死傷」ですからね。
 死傷した側にも落ち度がある。恐らくは一緒に飲酒し「一番酔っ払ってないお前が運転しろ」となったのでしょう。そうでもなければ、酔っ払いの車に同乗はしないでしょう。逮捕された人間がバカなことは当然ですが、「3人の同乗者」も共犯というべき立場にある。彼らが「タクシーで帰ろう」等と言えば、事故は起こらず逮捕されることはなかった。
 死亡させた以上「(犯人が成人なので両親が謝罪すべきかはともかく)本人の謝罪は当然」ですが、事故の経緯を考えれば遺族も一方的に犯人を責められる立場にない。


【つぐないの現場 市原刑務所㊦】断酒との闘い 社会復帰に向けて依存症克服授業 本当の反省に - 産経ニュース
 タイトルから分かるように飲酒運転の多くはアルコール依存であり、アルコール依存を断たない限り、また飲酒運転する恐れがあるし、「運転しない場合」でも依存症で問題を起こす恐れがある。刑務所内で依存症が治療できるならそれに越したことはありません。

「今は(刑務所生活で)酒がないから、断酒は苦しくない。刑務所を断酒のスタートにしてはいけません」。
 教育専門官はこう教えていた。
 断酒との闘いは誘惑が多い社会復帰からが始まりである、と念を押したのだ。

 以前も別記事で書きましたが薬物依存症も「刑務所内なら誘惑がないからやめられる」。
 問題は「警察の監視がなく、過去に付き合いがあった売人がすりよってくるであろう出所後」のわけです。


国連総会、ガザ「休戦」決議を採択 120カ国賛成、日本は棄権 - 産経ニュース
国連総会「人道的休戦」決議を棄権した日本、上川外相は「総合的に判断」と説明 - 産経ニュース

 反対はイスラエルと米国など14カ国。日英独など45カ国が棄権

 120カ国が賛成し採択された決議について「米国やイスラエルに迎合」し、反対や棄権をした国はその政治センスが疑われるでしょう。


【以毒制毒】「露払い役」LGBT法が悪影響 当事者の悪い予感が的中した最高裁違憲判断 有本香 - 産経ニュース
 「勝訴した原告=勿論LGBT当事者」なのに「当事者の悪い予感が的中」とはよくもアホなことが書けたもんです。


【産経抄】ブレは許されない皇位継承策整備 - 産経ニュース
 タイトルだけでげんなりします。当面は「秋篠宮」「悠仁君」がいるので「次の天皇」についてすぐに慌てる心配はないし、そんなことより「物価高」など生活問題を気にしたらどうなのか。
 また、「現実的な問題解決策」は「女性天皇女性宮家の容認」しかないでしょうに「旧皇族(元皇族)の復帰」を未だに言い立てる産経らウヨには呆れます。「皇族復帰」後に何らかの醜聞が発覚する恐れが否定できないのに。


裁判長「被告人」と呼ばず「袴田さん」 静岡地裁の再審初公判 - 産経ニュース
 再審無罪が期待できるのではないか、と思いたいところです。


共産との見解に相違、立民・泉氏「ミスリード」と苦言も - 産経ニュース
 連合の圧力でもあったのか、予想の範囲内とはいえ「ただの挨拶回り」とは「ふざけるな!」「志位委員長を嘘つき呼ばわりする気か!」と言う話です。立民関係者もいつまで泉のようなバカを代表にし続ければ気が済むのか。


「500億円増額の根拠、説明を」万博建設費上振れで大阪府市、協会に求める - 産経ニュース
 協会に責任転嫁する辺り、維新らしい酷さです。


『君たちはどう生きるか』原作者にコミンテルン協力の過去 共産主義からの「転向」を主人公の「裏切り」に投影か【正論モーニング】 - 産経ニュース
 確かに

吉野源三郎 - Wikipedia
◆1931年(昭和6年)に治安維持法違反で逮捕、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決
◆1946年(昭和21年)、雑誌『世界』初代編集長に就任。1950年(昭和25年)に平和問題談話会を結成し、1951年(昭和26年)の対日講和条約に関しては、ソ連や中国を除く単独講和ではなく、ソ連や中国も含めた全面講和を主張
日本ジャーナリスト会議初代議長、沖縄資料センター世話人などを歴任

という「原作者の吉野は左翼」ですし、宮崎監督はともかく、映画会社(東宝)は営業上の考慮でしょうが、「吉野の左翼性」についてあまり宣伝してないかもしれませんが、産経らしいくだらないネガキャンで呆れます。


【産経抄】「性」は選べるものなのか - 産経ニュース

 「私は女(男)」と言えば性を選べる、そんな誤解を広めてはならない。

 勿論「宗教」や「支持政党」とは違い「生まれつきの性的指向」があるので「全く自由に選べるわけではない」。
 誰もそんなことは言ってない。ほとんどの人間(小生もその一人ですが)は「肉体的な生まれつきの性別(男性器、女性器など)と、性自認」は一致している。
 しかし「少数派」とはいえ「いわゆる性的違和(肉体的な生まれつきの性別と、性自認が一致しない)」がある場合は「選ぶことになる」わけです(昔と違い「病気だから『誤った性自認』を治療して生まれつきの性別と性自認を一致させる」という考えは採られてない)。今回「選ぶ場合」に「生殖不能手術を法律で義務づけることは違憲(諸外国でも今は手術を義務づけない国が多い)」との最高裁判決がでたわけですが予想通り判決に悪口する産経です。


「多大なご迷惑をおかけした」東京・江東区長が辞職表明 東京地検の強制捜査受けて会見 - 産経ニュース
 「辞職した区長」は

木村弥生 - Wikipedia参照
 元自民党衆院議員。第四次安倍内閣総務大臣政務官江東区議、都議を経て衆院議員(自民)を務めた木村勉の娘。
 2023年区長選では山﨑一輝(区長在任中に死去した山﨑孝明*1区長の息子。当時、自民党都議で自民の支援を受ける。公明は木村に配慮し自主投票)、日本共産党社民党の支援を受けた芦沢礼子らを破り当選。
 山崎の応援には茂木幹事長、菅義偉元首相らが、木村の応援には稲田元防衛相、野田元総務相らが駆けつける自民分裂選挙となった。

という自民系なので早急に野党共闘候補を擁立してほしい。
 なお「今後ほとぼりが冷めた」際に何らかの選挙(都議、国会議員等)に自民または保守系無所属として出馬の可能性はありますが、さすがに「出直し区長選」に出る気はないようです。

*1:江東区議、都議を経て江東区