政党支持率についてコメント(2023年12月12日記載)(追記あり:今日も「カス駄犬」ことkojitakenに悪口する)

各党支持率 自民急落 政権復帰後初めて30%下回る NHK世論調査 | NHK

 「自民党」が29.5%、「立憲民主党」が7.4%、「日本維新の会」が4.0%、「公明党」が3.2%、「共産党」が2.6%、「国民民主党」が2.1%、「れいわ新選組」が1.7%、「社民党」が0.3%、「みんなでつくる党*1」が0.1%、「参政党」が0.4%、「特に支持している政党はない」が43.3%

 共産支持率がなかなかアップしないことは「裏金疑惑の火付け役は共産なのに」と支持者として残念ですし、「支持政党なし」が一番多いことにもげんなりしますが、それはさておき。
 「自民党が他党に大幅に差をつけ、政党支持無しが一番多い」とは言え、自民党が「前回調査からマイナス8」と他党に比べ大幅ダウンであり、もはや「誤差の範囲」といえないことは岸田にとってショックでしょう。これではとても解散などできません。
 「政権交代(野党の衆院過半数獲得)がない」にせよ、「選挙敗北→岸田辞任」は不可避だし、選挙後の野党議席数によっては政権運営が今以上に困難になるからです。
 また「政権支持率=政党支持率=20%台」ということは「政権支持=コアな自民支持ばかり」ということでしょう。昔の自民なら確実に「田中おろし(金脈疑惑での田中辞任)」「宇野おろし(女性醜聞での宇野辞任)」等のような「岸田おろし(茂木幹事長など他の党幹部が後釜を狙う)」がおこったでしょうが、「裏金疑惑」が岸田派以外の「主要4派閥(麻生派、安倍派、二階派、茂木派)」にも波及しているからか、「小泉郵政選挙」や「溝手選挙(安倍政権期)」での刺客候補等で「総裁に逆らえない党内体質」が作られたのか、はたまた「麻生副総裁(麻生派領袖)」「茂木幹事長(茂木派領袖)」「森山総務会長(森山派領袖)」という形で「優遇されてる派閥ボス」たちが岸田辞任で「自分たちの現状がどう変わるか分からないこと」を恐れてるのか、これでも「最大野党立民の支持率が微増したものの大して伸びてないから」か、岸田おろしがまだ起きないことが何ともかんとも。
 興味深いのは「一時、立民支持率を超え最大野党化するかに見えた維新」が「立民7%>維新4%」で「微増した立民」に対し「維新は支持率横ばい」で、支持率で離されつつあることです。「大阪万博の体たらく」の影響でしょうか。維新にはこのまま順調に衰退して欲しい。但し、「微増であれ、立民支持率が増える」「一方で自民支持率が減り、維新が横ばい」だと泉が図に乗り「野党共闘の障害になりかねないところ」が何ともかんともですが。しかしこうなると泉も一時の「維新すり寄り路線」はやめて維新に距離を置くのではないか。
 なお、現状は
1)あくまでも「裏金疑惑など、自民の自滅による、立民支持率アップ」にすぎず、
2)また、それでも「自民が立民を支持率で大幅に引き離す(自民の減った支持率がそっくり立民に行ってるわけではなくむしろ政党支持無しが増えている)」現状において
「共産敵視で野党共闘に背を向ける」など「立民の自滅行為」でしかないと書いておきます。拙記事枝野は所詮「泉の同類(反共右翼政治家)」でしかない(2023年12/10日分)(副題:共産支持、この道しかない) - bogus-simotukareのブログで枝野批判しましたが、産経で枝野がふざけたことを抜かしてるのも「自民支持率ダウン」「立民支持率微増」「維新支持率横ばい」で図に乗ってるのかもしれませんがとんでもない話です。
 大体、枝野は現在の執行部からは外れており*2「泉代表」「岡田幹事長」らの現執行部入りする展望も、現執行部を引きずり下ろし取って代わる展望もないくせに全く身の程知らずです。
 「誤差の可能性」もありますが国民民主が微増してることは「維新に失望した非自民の右派」が国民民主に向かったのかもしれない(それでも国民民主は最大与党自民、最大野党立民どころか公明、共産を下回る支持率ですが)。
 一時「新興勢力として」それなりの支持があったれいわ、参政の支持が相当に落ち込んでいます。特に参政は1%を切り、参政より支持率が低い政党は「社民」「みんな」しかない。俺は参政は勿論れいわも支持しないので大変嬉しいですが。
 なお、前原新党(教育無償化を実現する会:略するとしたら「無償」か?)の名前が出てこないことが興味深い(勿論百田の保守党も出てこない)。さすがに「調査対象外(NHKが調査時に政党として名前を挙げなかった)で、結果として支持政党なしに入ってる」わけでもないでしょうし、仮にそうだとしても「意外な高支持率」でもないでしょう。
 「名前が出てこないこと」は前原にとって「俺は鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表、国民民主党代表代行をやったベテラン政治家なのに」とショックでしょう。前原的には「国民民主や参政」と同程度の支持は期待していたのではないか。
【追記その1】
岸田内閣支持率がまた低下/国民民主の分裂騒ぎは、「維新消滅」の前触れ…野党政治家を引き付ける「第2自民党」は死に至る病である(尾中香尚里) - kojitakenの日記

 共産についていえば、年初からの志位和夫らによる一連の「分派狩り*3」や、党内のパワハラ等に関してパワハラをやった側に妙に甘い*4などの体質が無党派にそっぽを向かれているのが自民批判の流れに共産がいっこうに乗れない*5理由だろう。元凶の一人は間違いなく志位*6だが、来年早々には志位が退いて田村智子が後継になるとの見方が強い。しかし仮に志位が院政を敷く*7のであれば、それでも党の支持率は一時上向くだろうとは思うがたいした党勢回復には至らず、再び下落傾向に戻ることは間違いない。志位が完全に党から退くのであれば話は別かもしれない*8が。

 と言う反共分子「kojitakenの主張」には勿論何の根拠もありません。
 例えば最新のNHK調査を元に話をすれば、「立民(プラス2.7)」はともかく「国民民主(プラス1.2)」「れいわ(プラス0.3)」は誤差の範囲内ではないか(特にプラス0.3にすぎないれいわは)。
 また一番増えてるのは「支持政党なし(プラス4.8)」でありkojitakenが「共産叩きのため」に高評価するほど「立民」なども「自民のマイナス8」を自党で獲得してるわけではない。
 そもそも「自民党支持を止めた人間」が「共産、社民、れいわ」といった「一般に左派と評価される政党」に支持を移す可能性は普通に考えて低いでしょう。共産に支持が来るとしたら「立民、社民、れいわ」からの移動でしょう。
 それにしてもkojitakenの言う「院政」とは何なのか?。
 議長時代の宮本氏(不破委員長)や不破氏(志位委員長)は院政なのか、あるいは「ヒラの常任幹部会委員」とはいえ、名誉役員ではなく「常任幹部会委員」に留まってる現在の不破氏は院政なのか、聞きたいところです。

 維新・共産・立民の不振が「消去法で」新選組を押し上げているのは間違いない。

 最新のNHK調査では「立民7.4(プラス2.7)」「維新4(横ばい)」「共産2.6(横ばい)」で「れいわ1.7(プラス0.3)」なのにこういう結論を出すkojitakenは結論ありきとしか言い様がないでしょう。
 「プラス2.7の立民」よりも「プラス0.3のれいわの方が好調」、「支持率が横ばいとはいえ、れいわを上回る支持率の維新、共産」より「れいわの方が好調」とは笑えない冗談です。明らかにれいわは一時期に比べ低迷してるでしょうに。

 政党支持率の平均が自民28.2%に対して立民7.7%というおよそ4:1の差はあまりにも大きい。

 といって「立民が不振」と言いつのるのなら「立民より支持がもっと低いれいわ」は「もっと不振」でしょうに「れいわは好調」とカス駄犬が強弁するのはもはや「立民を叩く」ための結論ありき以外の何物でもないでしょう。

 一時期山本太郎の名前ばかり連呼していた人たち*9が現在熱中しているのは泉房穂らしい。しかし、以前にも批判したことがあると思うが、この泉房穂も何かにつけて維新との親和性の強さをむき出しにするろくでもない新自由主義者だとしか私には思えない。泉健太泉房穂とは一見真逆に見えるが、維新との親和性の強さで妙に共通しており、「健太だろうが房穂だろうが泉はダメだ」と思っている。

 泉房穂の問題点は「新自由主義」云々よりも
「パワハラであるだけでなく、さらにひどい発言だった」明石市 泉市長 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン2019.1.29
明石市長がパワハラ発言 「燃やしてしまえ」「火つけで捕まれ」 立ち退き交渉で - 産経ニュース2019.1.29
「そのひと言は今でも許せない」副市長2人が異例の退任...泉房穂市長の暴言が引き金?本人は否定「不満は聞いていない、ハラスメント行為はしていない」 | TBS NEWS DIG2022.9.29
「選挙で落としてやる」 兵庫・明石市長、問責案巡り市議2人に暴言 [兵庫県]:朝日新聞デジタル2022.10.9
という彼が市長辞任に追い込まれた「常軌を逸したパワハラ」でしょう。
 「新自由主義」は価値観の問題*10ですがパワハラは「価値観の問題」ではなく「悪質な人権侵害」です。まともな人間なら新自由主義者であってもパワハラなんか擁護しない。
 しかも泉の場合「1回や2回ではない」「部下でもない市議を部下扱いして暴言」だから完全に常軌を逸しています。
 しかし、共産相手には「小池書記局長のパワハラがー」などパワハラを連呼し、共産に悪口するkojitakenが泉について「彼のパワハラを批判しないこと*11」があまりにも謎すぎます。
 もし「泉のパワハラ」を知らないなら無知すぎるし、知っていて触れないのなら「その理由は何だ」ですね(どっちにしろ泉房穂についてパワハラ批判しないカス駄犬はクズですが)。
 もしかして「パワハラでカス駄犬が批判するのは日本共産党だけ」という変な縛りでもあるのか?。
 「パワハラが最も深刻なのは日本共産党(勿論そんな事実はないでしょうが)」という不当なネガキャンでもやりたいのか?
 あるいは「無党派パワハラを嫌うから共産は支持率が今ひとつ」というkojitakenの主張に反する事実だからか?
 「無党派パワハラを嫌う」のなら「パワハラ泉」が「明石市限定」であれ、未だに無視できない一定の政治力を持つことはあり得ないからです。

 日経新聞にとっては維新の急落は社論の都合が悪いのか、「野党」が惨敗したことにしている。

 普通に考えて「野党が惨敗」と書いて「自民アシスト」でしょうに意味不明なカス駄犬です。

【追記その2】

三春充希
NHKは、回答を年齢分布で補正したりはしません。回答の少ない*12若年層を重視するような補正を行うことはありえるのですが、それはそれで誤差の拡大を招くので、よくない*13という立場をとっています。他方でそれは、支持者が若年層に偏る政党*14の動向を捉えにくいという傾向を招きます。たとえばれいわ新選組の支持率がNHKで低く出るのはこのためです。

 そもそも「どう年齢補正するのか(恐らく確立された方法論がない*15)→NHKが危惧するようにかえって誤差が拡大しかねない」「回答数が少ないということ自体、恐らく政治的無関心の現れであり、年齢補正する必要はないのではないか(無回答者が選挙に行く可能性が低いし、そもそも支持政党もあるかどうか?)」という問題を考えれば「年齢補正せず従来通りの算出方法」というNHKの態度には一理あるでしょう。

三春充希
 世論調査は回答数が少ないほど誤差がでる

 これはその通りで実はその意味では「政党支持率」「政権支持率」も厳密に言えば「回答率が高く誤差が低かった昔(岸、池田、佐藤等の頃)と「回答率が低く誤差が高い今」では単純比較はできません。
 勿論各社とも「回答率を高める工夫」「低い回答率の元で誤差を低くする工夫」には取り組んでいるでしょうが。

*1:昔のNHK党のこと(政治家女子を経て現在の党名)

*2:枝野が就いてる「つながる本部」特別参与はそれほどの要職ではないでしょう。

*3:そもそも松竹と鈴木の除名以降「大量除名など」なく何が「分派狩り」なのか?

*4:これまたそんな事実は何処にもありません。富田林がわかりやすいですが加害者が離党に追い込まれてるのに何処が甘いのか?

*5:自民の支持率ダウン後も「一番増えてるのは支持政党なし」で立民など他党もそれほど支持率が大幅に増えてるわけではなく、カス駄犬のこうした物言いは明らかに不当でしょう。「多くの無党派にそっぽを向かれている」のは他党も同じです。

*6:そのように見なせるまともな根拠を勿論カス駄犬は何一つ提示していません。

*7:委員長退任後、議長に就任した宮本氏や不破氏のように議長に就任することか?

*8:そもそも志位氏と「田村氏、小池氏など他の人間」との間に大きな政治的違いがあると思えないので、「志位が完全に党から退くのであれば話は別」とは全くもって意味不明な珍論です。

*9:具体的に誰のことか意味不明なのがカス駄犬らしいアホさです。少なくとも「熱心なれいわ支持層」は泉房穂など支持しないでしょうし、誰のことを意味するのか全く意味不明です。

*10:但し俺は新自由主義には批判的立場ですが

*11:このことによって、カス駄犬の「パワハラ」云々が共産に悪口するためのネタにすぎずパワハラをまともに考えてないことがモロバレです。「日本の韓国植民地支配を正当化しながら、中国のチベット支配を批判するネトウヨ」と同レベルのクズが「共産をパワハラ云々で非難しながら、泉房穂についてはパワハラで何故か非難しない」カス駄犬と言っていいでしょう。

*12:なお、「若年層に比べれば高い」とはいえ、過去と比べると中高年層も回答率は下がっており「回答率低下」が近年の一般的傾向です。

*13:また「回答が少ない=政治に関心が低く選挙に行く可能性も少ない。支持政党があるかどうか怪しい」「結果として、補正せずとも、支持率と選挙結果に差異が少ない」との判断もあるらしい。

*14:れいわの支持が若年層に多い理由が全く分かりません。

*15:「確立された方法論」があればNHKも当然補正してるでしょう。