珍右翼・高世仁に悪口する(2024年1/26日分)(副題:蓮池薫のアホさに呆れるほか)

安田純平さんの旅券拒否は「違法」 - 高世仁のジャーナルな日々

 安田純平さん*1や常岡浩介さん*2への旅券発給拒否は、明らかに紛争地取材をする目障りな、そして立場の弱いフリーランスを狙い撃ちした嫌がらせだ。

 以前も書きましたがこれは「朝鮮総連幹部に対する北朝鮮への渡航拒否」等とは違い「嫌がらせ」ではないでしょう。
 「また安田や松竹が武装勢力に、身柄拘束されて面倒な事になるのは嫌だ(政府、外務省)という話」でしょう。
 高世の理解だと「安倍が嫌ってるであろう」フリー記者・伊藤詩織氏*3が安倍存命時に「渡航拒否されず」海外取材できたことが理解不能になります(例えばRadio Dialogue ゲスト:伊藤詩織さん「【現地取材報告】ウクライナ~破壊の爪痕が残る街~」(2022/5/25) - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)参照)。
 勿論、彼女が海外取材できるのは「彼女が安田らと違い武装勢力に身柄拘束されたことがないこと」が大きいでしょう。

 古代では北陸は「越」と呼ばれ(中略)大陸との交流があった。7世紀末には、対岸に、今の北朝鮮・中国・ロシアにまたがる国家「渤海」が興る。その後、約200年の間に、一説には34回も日本に使節*4を送ったというが、能登との関りも深く、8世紀に日本側から渤海に送った使節遣渤海使」の船には「能登」と名づけられていたそうだ。

 と書きながら「能登(石川県)」と「中露、北朝鮮との経済交流の可能性」を論じないで

 私たちは、すばらしいご先祖をもっているのだから、(ボーガス注:震災復興が)きっとやれる

という「内容に乏しい精神論」で終わらせる「反北朝鮮」高世です。


蓮池薫さんが語る北朝鮮の嘘③ - 高世仁のジャーナルな日々
 高世が「アホなこと」にはもはや「腹が立っても予想の範囲内」で驚きも呆れもないのですが、「蓮池薫ってこんなにバカだったのか」と腹が立つと共に、驚き呆れました。

蓮池さん
「めぐみさんの場合は、その当時すでに病院に行ったという段階で、ご主人(金英男氏)とも別れている状態ですし。それから13歳のときに拉致されて、辛い思いをされて、帰りたいという思いは我々より何倍も強いというのは北朝鮮自体が知っているわけですよ。(めぐみさんが)じゃあ日本人に会ってですね、『(日本に)帰りたくない』と言ってくれるかというと、これは違う。だから出せない。だから(めぐみさんは)生きているという風に考えられるということなんですよ」

 「はあ?」「お前はアホか(横山ホットブラザーズ)」ですね。
 彼女が生きてる(北朝鮮の主張では自殺ですが)というまともな根拠を何一つ提出できない蓮池と高世です。言ってることは「帰国の念が強かった彼女が自殺するとは思えない」。
 そんなことは「自殺しなかったこと」の証明にならないし、ましてや「病死、事故死」等も含めて死亡しなかったことの証明には何一つならない。

 たしかに帰国した5人は体制への反抗心や不満を見せない、日本に帰りたいとも言わない従順な人たちで、子どもがいて、一時帰国してもまた北朝鮮に戻って来ると思われただろう。それ以外の人は北朝鮮のコントロールがきかない可能性があるから、表に出せないという蓮池さんの説明はもっともだ。ただ、私は別の要素もあると思う。とくに田口八重子さん、横田めぐみさんなどの存在を北朝鮮が隠したがるのは、具体的な破壊工作に関わるか、その周辺にいたことが大きかったのだろう。

 「はあ?」「お前はアホか(横山ホットブラザーズ)」ですね。
 そんなことは「その可能性が否定できない」程度の話でしかない。何か具体的な証拠があるわけでは全くない。 

蓮池さんは北朝鮮に対して“期限”を示すことが重要だという。
蓮池薫さん
「お二人の親御さん*5が存命されている間の解決。それが終わったら、日本は北朝鮮が思うような外交はしませんよと。時間は日本にもないけど、あなたたちにもないと。いま解決しなかったら、あなたたちが日本に求めているもの(経済協力)は、半永久的に得られないかもしれないよと。これは、北朝鮮には非常に効果があると私は思っています」

 「はあ?」「お前はアホか(横山ホットブラザーズ)」ですね。
 北朝鮮からすれば「『特定失踪者を返せ』なんてデマを家族会、救う会が辞めてからそういうことは言え」「日本政府が経済支援してくれるとはかけらも信用してない」「長い付き合いがある、日本より信用できる中露から支援を受けるから問題ない、小泉訪朝から20年間それでやってきた」でしょう。
 むしろ「特定失踪者と言うデマ」が続く限り、北朝鮮は交渉に応じないでしょう。
 高世も蓮池も何で「特定失踪者デマ」を批判しないのか。
 そしてこれは拉致に限らず「北方領土竹島」等もそうですが「いついつまでに拉致被害者(あるいは北方領土竹島)を返せ」で帰るなら誰も苦労しません。
 返さなかったらどうするのか。拉致被害者(あるいは北方領土竹島)を「自衛隊で奪還」なんか無理だから1)諦めるか、2)期限延長のどちらかしかない。
 1)を否定するなら2)しかない。結局、期限なんか無意味です。
 そもそも期限を設定するにしても何で「親の存命」なのか。横田めぐみ氏と弟たちが会うことは無意味だというのか。母親と会うことだけが意味があるというのか。

*1:著書『ルポ・戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)等

*2:著書『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)等

*3:著書『Black Box』(2017年、文藝春秋→2022年、文春文庫)、『裸で泳ぐ』(2022年、岩波書店

*4:渤海使と呼ぶ(渤海使 - Wikipedia参照)

*5:横田めぐみの母である早紀江と有本恵子の母である明弘。なお、ここで当然ながら「特定失踪者の親」が入ってないことに注意しましょう。とはいえそれでも蓮池も高世も何故か「特定失踪者なんかデマ」とは言えないようです。