珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年4/3日分)(副題:今日も高世に悪口する)

北朝鮮は何人を拉致したのか?(2) - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年3/31日分)(副題:今日も高世に悪口する) - bogus-simotukareのブログで取り上げた北朝鮮は何人を拉致したのか? - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きです。それにしてもこのタイトルで「ロシアのウクライナ侵攻」「ミャンマーの軍事政権」について高世が書くのには呆れます。「別記事で書けよ」ですね。
 それにしても「自らの批判者をいたずらに敵視するプーチン」を高世が批判すること自体は正論ですが、ならばいい加減「蓮池透氏など自らの批判者をいたずらに敵視する救う会や家族会」も批判したらどうか。

 今度の戦争も簡単には終わらないのではないか。

 いやいや「報道を信じれば」ロシア軍が苦戦してること(当初狙っていたとみられる首都キーウ*1陥落によるゼレンスキー政権打倒、傀儡政権樹立は諦めたとみられる)、また経済制裁でかなりのダメージがあることを考えれば「俺の願望込み」ですが割と短期で終わるのではないか。
 高世の言う「簡単に終わらない」がどのレベルかわかりませんが「太平洋戦争(1941年12月の真珠湾攻撃から1945年8月の敗戦まで約3年9ヶ月)」レベルにすらいくかどうか。

1)蓮池夫妻、地村夫妻、(ボーガス注:田口)八重子さん、(ボーガス注:横田)めぐみさんなどが同時期に滞在した平壌南方の郊外「忠龍里(ちゅんりょんり)」招待所で、80年代中ごろ「2地区」に40代の日本人男性人がいたことを蓮池、地村さんたちが証言している。

 以下似たり寄ったりの証言の紹介が延々続きますが紹介は省略します。「高世はアホか」ですね。
 それらの日本人が拉致被害者かどうかわからないようですし、仮に拉致被害者だとしても「ドイナ・ブンベアさん」のように身元がわからないのでは日朝交渉に持ち出せる話ではなくどうしようもない。
 それにしても高世が

 まだ知られていない拉致事件と思われるケースを一つだけ挙げる
 「横田めぐみさんらしい日本女性」を北朝鮮で見たと証言した安明進(アン・ミョンジン)が語った、北海道から拉致されたとされる一人の男性

として「覚醒剤不法所持で逮捕され、『覚醒剤の金目当てであることないことを話した』と告白」、世間の信用を失って、表舞台からは消え、もはや過去の人間となった「今や生死不明、所在不明の安明進」を未だに持ち出してることには心底呆れます(安については例えば過去の人間だが、安明進が死んだらしい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2016.10.3)参照)。まあ、仮に安証言が正しいとしても、「身元不明」で「北海道から拉致されたらしい」では日朝交渉に持ち出せる話ではなくどうしようもありませんが。
 それにしても高世はけっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2021.5.25)、高世仁の幼稚なデマ自慢を平然と垂れ流すNHKの馬鹿さとクズぶりに本気であきれ返る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2022.1.21)という指摘をどう思ってることやら。

【参考:ドイナ・ブンベアさん】 

ドイナ・ブンベア - Wikipedia
 1950~1997年。北朝鮮による拉致被害者ルーマニアの首都ブカレスト生まれ。肺癌のため、1997年に死去。最後を看取ったのは、北朝鮮による日本人拉致被害者で看護師であった曽我ひとみである。曽我の夫チャールズ・ジェンキンスの著書『告白』(2005年、角川書店→2006年、角川文庫)で知られるようになった。
◆おいたち
 ドイナは当初、ブカレスト美術大学に通っていたが、1970年、大学1年生のときにイタリア人旅行者と出会って彼と結婚し、ローマで絵の勉強を続けた。しかし、彼女の流産を機に離婚。その後イタリアの美術学校に通って卒業した。
◆拉致・目撃情報
 ルーマニアメディアの報道によれば、ドイナは1978年10月にローマで拉致されたとみられ、失踪直前、彼女はルーマニアの両親に何度も電話をかけ、日本で美術展を開かないかとのオファーを画商を名乗る男から受けたことで興奮していたという。いずれにしても、この男は実際には北朝鮮工作員だったと見られる。ドイナは、ルーマニアの旅券もイタリアの旅券も持っていなかったので、男がつくった偽造旅券を持って旅立ち、北朝鮮に寄ったところを当局に拘束された。拘束理由は偽造旅券ということだったが、まさにその通りであったために言い逃れできなかった。結局のところ彼女は騙されたのであり、どこへも行くことができなくなってしまった。家族は、「彼女の友人を名乗る人物」から「ドイナが死亡した」との電話を受け取った。しかし家族はその3日後に、ドイナ本人からの「拉致されている」との電話を受け取っている。
 ジェンキンスによれば、彼ら4人の米国陸軍投降兵は1972年まで軟禁状態に置かれた。そのうちの1人、ジェームズ・ドレスノクの結婚相手がドイナであった。2人の間には1980年暮れに生まれたリカルドと1984年春に生まれたガブリエル(ドイナの弟の名前でもある)の2人の息子がいた。なお、北朝鮮で制作されたスパイ映画『名もなき英雄たち』にドイナ自身が出演したという。
 ドイナ死後の1999年に、夫ドレスノク(2016年死去)は北朝鮮人とトーゴ人の混血女性ダダと再婚した。

「拉致」女性の母親死去 ルーマニア: 日本経済新聞2014.8.13
 北朝鮮に拉致されたとみられるルーマニア人女性、ドイナ・ブンベアさんの母親ペトラさんが4日にルーマニア南部クライオーバの自宅でがんのため死去した。84歳だった。ドイナさんの弟ガブリエルさん(47)が13日、明らかにした。
 日本人拉致被害者曽我ひとみさんと夫ジェンキンスさんは、脱走米兵と結婚した「ドイナ」と名乗るルーマニア人女性と北朝鮮で出会い、この女性が1997年に病死したと証言。ドイナさんは1950年生まれ。イタリア留学に向かい、1978年に失踪した。

*1:日本外務省もマスコミも「キーウ」と呼ぶことにしたようですので「キエフ」に固執してロシアシンパと誤解されたくないので、今後はキーウと書きます。