inti-solのアホさに呆れる(2024年5/19日分)

機密費の衣をかぶった裏金選挙資金 | inti-solのブログ - 楽天ブログ

「機密費」問題をどう考える?2009.11.28
 民主党も「税金の使い道をすべて明らかにし国民のチェックを受ける」とマニフェストに明記し、2001年には機密費の厳正な使用のため、支払先などについての記録書を作成し、公表を義務付ける法案要綱を提出していました。
 ところが、民主党政権発足以降、これを裏切る事態が続いています。平野博文*1官房長官がすでに1億2千万円の官房機密費を引き出していることが明らかになっていますが、その使途については明らかにしない構えです。塩川議員が指摘した前政権の不明朗な支出についても、調査を拒否しています。

官房機密費/4、5月で3億円支出/塩川議員へ答弁書 使途公開を拒否2010.6.12
 退陣した鳩山*2政権が、今年度に入ってわずか2カ月のあいだに、3億円もの官房機密費(内閣官房報償費)を支出していたことが、菅内閣が11日に決定した答弁書で明らかになりました。日本共産党塩川鉄也衆院議員の質問主意書に対する答弁書です。
 答弁書は、塩川氏が求めた過去の自民党政権などによる政界・マスコミ工作や「会合」目的の使用実態の調査・公開について、「現内閣として答える立場にない」と拒否。民主党政権下の同機密費の使途や支出状況の公開、鳩山内閣からの引き継ぎ残高の有無やその金額の開示についても、「内閣の政策運営に支障を及ぼすおそれがある」などとして、すべて拒否しています。
塩川鉄也*3議員の話
 菅内閣の姿勢は、情報公開を求める国民の声に背を向けたという点でも鳩山政権となんら変わらない。菅直人*4首相は、自ら所信表明で語った「情報公開の重要性」をすでに投げ出している。

主張/官房機密費/「つかみ金」が許されるときか2011.5.13
 平野博文氏、仙谷由人*5、そして枝野幸男*6と、民主党政権になって3人の内閣官房長官が続きました。政権交代したというのに、自公政権下とまったく変わっていないことがあります。官房長官が取り仕切る官房機密費の使途を、一切公開していないことです。
 民主党は野党のとき、機密費の使途の公開を国会で求め続けていました。政権についた後も、鳩山由紀夫首相(2010年3月当時)が国会答弁で、機密費の使途の全面公開を約束しました。それを棚上げするのは許されません。
 少なくとも、一定期間経過後に全面的に公開する。そこにしか国民の信頼を得る道はありません。

 上記赤旗記事も指摘するように、そもそも「民主党政権時代」に機密費に徹底的にメスを入れるべき所、入れないどころか、民主党政権も「マスコミ懐柔等、不当な目的で機密費を利用した疑いがあること(さすがに自民のような「選挙の裏金」は無いと思いますが)」、そのことがその後の「自民の無法を助長したこと*7」を無視し、機密費の衣をかぶった裏金選挙資金 | inti-solのブログ - 楽天ブログで、自民ばかりを批判するinti-solには「どこまで立民(民主党の後継政党)に甘いのか?」「ふざけんな、手前!」と呆れますが、それはともかく。

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inti-sol
 nordhausenさん
 「若干マシ」程度でも十分に意味があると思っています。自公維新*8で「若干マシ」になることがあり得るのか、と考えれば、より悪くなることしか考えられませんから*9

 「若干まし」は「nordhausenさん」の「inti-solに対する社交辞令」にすぎないだろうに、こんなことを抜かすinti-solには心底呆れます。何せ「ちょっとしたことで怒り出す狭量な人格(その結果、俺はコメント投稿拒否された)」がinti-solですので、ここで
「立民には全く期待しない、共産やれいわに期待する」
「れいわや共産はともかく、立民が次の選挙で伸びることを期待してない」
「今となっては立民が三補選で負けても、支持率が『維新>立民』でも何ら惜しくなかった。共産やれいわは立民との共闘を辞めるべきだ」
「立民と維新、国民民主に何の違いがあるのか、立民は自民補完勢力だ」
「そもそも泉代表はもともとは国民民主では無いか」
「立民を評価するinti-sol氏には呆れる」
などとnordhausenさんが書けば「無礼だ」「挑発行為だ」と逆ギレした「立民シンパ」inti-solが「コメント投稿拒否」をまた、やらかす危険性がある(大体その「まだマシ」の理屈なら、「与党案に反対した共産やれいわの方が自民批判派にとって立民よりまだまし→立民より共産やれいわを応援しよう*10」とも言えますが、何故か共産にやたら敵対的で、立民に甘いinti-solです)。
 大体

立憲民主党は「経済秘密保護法」「改定防衛省設置法」などに自民党公明党、維新の会、国民民主党と共に賛成しています

という「nordhausenさん」の指摘を無視して「まだマシ」に逃げる辺りがinti-solの酷さです。
 共産、社民、れいわが反対した法案に立民が賛成して野党共闘が今後も続くかどうか(共産などが支持者の反発を無視できず共闘を打ち切る)とか、続けたとして「政府提出法案についてあんなに考えが違うのに、立民と他党(共産、社民、れいわ)が共闘するなんて政権亡者の野合*11」と選挙民に否定的に評価されて票は思ったほど伸びず「2021年衆院選挙の立民敗北(あのときも選挙前は議席増の見込みの方が多かった)」が再現されるのでは無いかとは全く思わないのか(そもそも立民の賛成について「私は立民があれらの法律に賛成したことが間違いだとは思わない」「私は立民があれらの法案に賛成したことには反対だが、それでも、自民を利したくないので立民に期待する」等、inti-solが明確に意見表明しない辺りも酷いですが)。
 もはや「自民で無ければ、よりましだからいい」と自分に言い聞かせてるようにしか見えないinti-solです。
 まあそれ以前に今の状況で「政権交代できる」とは俺は全く思っていませんが(例えば英国は次の選挙で野党(労働党)が勝ちそうだが、日本では首相交代程度で自民党・公明党連合が有利じゃね?(下) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。せいぜい「立民の議席増」が関の山でしょう。
 また「立民が今後政権を取ったとして、自民よりマシかどうか」も疑問に思っています。
 というか、こんなことを言うinti-solにとって過去の「非自民政権(細川*12、羽田*13内閣*14民主党政権(鳩山、菅、野田*15政権:鳩山政権時に社民党が沖縄基地問題を理由に政権離脱し、共産もこれを契機に政権批判を強める))」は果たして「自民よりマシ」だったんですかね。
 俺にはとてもそうは思えません。野党支持層ですら「過去の非自民政権は自民よりマシ」と思ってる人間がどれほどいるか?
 立民の支持率が補選後、かなり伸びたとは言え「自民>立民」「一番多いのは支持政党なし」ですしね。
 なお、「選挙の勝ち負けで支持率が伸びること」は「勝ち馬主義」で不健全だと俺は思います。
 あえて言えば「選挙に負けよう」が「主張が正しければ」支持するのが「本当の支持」でしょう。だからこそ俺は選挙の勝敗に関係なく「共産支持」です。

*1:鳩山内閣官房長官、野田内閣文科相民主党国対委員長(野田代表時代)、国民民主党総務会長、幹事長、立憲民主党選対委員長等を歴任

*2:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官等を経て首相

*3:現在、日本共産党幹部会委員

*4:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て、現在、立憲民主党最高顧問

*5:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官民主党代表代行(菅代表時代)等を歴任

*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立憲民主党代表等を経て、現在、立憲民主党「つながる本部」特別参与

*7:勿論民主党政権が徹底的にメスを入れても、自民が「機密費の無茶苦茶な使い方」を復活した可能性はありますが

*8:ここでinti-solが批判対象として、国民民主の名前を上げない点が興味深い。「芳野連合会長」のような「立民と国民民主の共闘」を希望するのがinti-solの立場でしょうか?

*9:不十分とはいえ、マスコミや野党等の声もあって、岸田政権下で「遅きに失したとはいえ統一協会について解散命令請求がされたこと」「子ども家庭庁設置で子育て支援の方向性が一応、出たこと」「LGBT理解増進法制定で、LGBT権利保護の方向が一応、出たこと」等を考えれば「自民党政権で、現状がより良くなること」は当然あり得ます(勿論「岸田大軍拡」「入管法改悪」「学術会議への政府介入方針」のような「現状より悪くなる」否定面もありますが)。俺は「反共分子」で「狭量な性格」のinti-solが「反吐が出るほど大嫌い」なので奴の主張には「常に逆張りし、反対したくなる気持ち」があることを否定しませんが、inti-solのような「自民党全否定」は事実として間違いでしょう。俺とinti-solの違いとしては「自民や立民の評価(立民に政権交代すればそれだけで満足らしい「立民信者」inti-solと、政権交代しても自民とあまり変わらないなら、むしろ「1950~1980年代の社会党等、野党各党が自民を掣肘し、是正したような形」で、野党各党が自民政権を掣肘し修正する形であれば、自民政権のママまでも良い俺)」「共産評価(反共のinti-solと、「今ひとつ信用できない立民」とは違う「信用できる自民批判勢力」として評価する俺)」かと思います。

*10:というか、それが「共産支持者」の「俺の価値観」ですが

*11:少なくとも、立民が今の態度を改めない限り、自民、公明、維新が「政府提出法案についてあんなに考えが違うのに、立民と他党(共産、社民、れいわ)が共闘するなんて政権亡者の野合」と攻撃するであろうことはわかりきっています。そうした「野合」攻撃の結果が「2021年衆院選挙の立民敗北」ではないのか。あのときと比べても立民は「共産などとの違いを埋めよう」とするどころか「それとは逆方向に動く」ことでそうした攻撃の危険性を高めているから呆れます。

*12:熊本県知事、日本新党代表を経て首相

*13:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、新生党代表、細川内閣副総理・外相を経て首相

*14:羽田内閣時に社会党新党さきがけが「国民福祉税問題」等での不満から政権離脱し、村山自社さ連立政権が誕生

*15:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)等を経て立憲民主党最高顧問