戒厳令騒ぎで拉致問題への影響は【調査会NEWS3878】(R6.12.4)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
他の件はともかく、拉致については「尹錫悦政権をパイプ役に日朝交渉してる」わけではないのだから影響などないでしょう。
「アンチ太陽政策」荒木は「自ら辞めるか更迭されるかはともかく、尹錫悦辞任はもはや不可避。その後の大統領選で、太陽政策の『共に民主党』が勝利し、政権復帰したら拉致解決に悪影響の恐れ」云々と悪口しますが、「政権復帰するかどうか」はともかく、「小泉第一次訪朝(2002年:拉致被害者5人が帰国)」は金大中政権、「第二次訪朝(2004年:帰国した5人の家族が帰国)」は盧武鉉政権でどちらも「太陽政策」でした。
以前も別記事「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年11/25分:巣くう会集会の巻) - bogus-simotukareのブログで紹介した逸話ですが
(65)日本人拉致は「盲動分子がやった」言い訳は金大中の助言だった? 小泉との首脳会談で謝罪した真意とは… 金正日秘録(2/2ページ) - 産経ニュース2016.3.1
林東源(ボーガス注:金大中政権で統一省長官、国家情報院長等を歴任した金大中の側近)は、小泉からのメッセージも金正日に伝える。
「拉致問題に進展があれば、国民を説得して関係改善を進める意思がある」との趣旨だったという。
林は「日本人拉致は『過去に過激な盲動分子がやったことだ』という程度に認め、遺憾の意を表し、早期の帰還措置を取るのがよい」という「金大中の考え」を伝えて説得したとも回顧録で主張している。
という逸話を考えればむしろ「太陽政策の方」が拉致解決が進むのではないか。
いずれにせよ「戒厳発動という暴挙」をやる前ならともかく、やった後は「尹錫悦に責任を取らせる(大統領を更迭した上で、刑事責任追及)」のは当然の話です。
韓国の不思議な戒厳令(R6.12.4)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
昨晩遅くに宣布されて早朝にやめてしまったあの韓国の非常戒厳令は何だったんでしょう。
少数与党の上に「金銭醜聞」まで浮上して、政権運営に苦慮する「尹と、少数の取り巻き(戒厳を進言したとされる国防相など)」が何故か「(光州事件の全斗煥のように)戒厳で上手くいく」と甘い考えで発動したが「野党や野党寄りのマスコミ(ハンギョレなど)は勿論」与党や「与党寄りの保守マスコミ(朝鮮日報など)」すら「戒厳の正当な理由がない」「政府批判を潰したいだけではないか」と反対し、軍も「非協力的(出動したがさすがに発砲などせず)」で自滅しただけの話です。法律家(検事)出身が違法行為とは尹も呆れたバカです。
予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」黒田福美さん|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
以前も別記事で批判した覚えがありますが黒田の右翼ぶりには心底呆れます。
日本語と韓国語のニュアンスの違い(R6.12.3)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
「そんなことが拉致解決と何の関係があるのか?」と心底呆れます。
北朝鮮の「反動思想文化排撃法」(R6.12.2)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
「そんなことが拉致解決と何の関係があるのか?」と心底呆れます。
北方領土問題を論じるサイトで「ウクライナ侵攻」「シリア内戦への介入」等で「プーチン・ロシア批判」するくらい意味不明です。
そもそも、この法が制定されたのは2020年で、この件は最近の話でもない。
笑える「平壌文化語保護法」(H6.11.28)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
まともな分析をするのならともかく「笑えます」と小馬鹿にしてることに、「そんなことが拉致解決と何の関係があるのか?」と心底呆れます。そもそも、この法が制定されたのは2023年で、この件は最近の話でもない。
参考
北朝鮮、韓国文化の「排撃」を強化か 「平壌文化語保護法」を採択:朝日新聞デジタル2023.1.19
北朝鮮の国会にあたる最高人民会議で、「非規範的な言語要素を排撃する」ためという「平壌文化語保護法」が採択されたと朝鮮中央通信が19日、報じた。
保護法は平壌で17~18日に開かれた最高人民会議で全会一致で採択された。「文化語」は北朝鮮の標準語*1を指す。
保護法について、韓国の北朝鮮専門家からは「『韓流』を警戒し、住民統制を強める動きの一環だろう」「外部の思潮が人々の生活に流入していることへの危機感の表れ」といった見方が出ている。北朝鮮では2020年にも、韓国ドラマなどを北朝鮮内で広めた場合は最高で死刑となる「反動思想文化排撃法」を制定している。
*1:標準語という言葉は「方言がいわゆる標準語より劣ってる」という差別的イメージを助長したとされ、最近は「共通語」と呼ばれることが多い。