◆高市*1の自民総裁就任に脱力する
参政党が議席を伸ばすような時代とは言え、さすがに極右の高市は総裁にはならないだろう、小泉*2か林*3だろう、まだ高市よりはマシだと思っていたので、マジで脱力しています。
「参政党によって排外主義の蔓延が危惧される中」、最悪の自民党総裁といっていいでしょう。「参政党の連立入り」「裏金疑惑発覚以降は、安倍派の裏金が最も巨額だったことで、干されていた萩生田*4元政調会長ら、安倍派の復権(高市は「第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相」として安倍に重用され、安倍派に近い)」すら危惧されます。
とはいえこうなった以上は「反極右」を掲げ、高市と戦うほかはないわけですが。
高市氏、靖国参拝見送りへ 中韓との外交問題化回避 トランプ大統領来日も考慮 - 産経ニュース
まあ予想の範囲内ですね。これについてウヨがろくに非難もしないであろうことも予想の範囲内です。
参拝見送りと言っても「直近の参拝(今年の秋季例大祭)でしかない」「今後、来年の8月15日などに参拝する可能性はある」ので警戒は必要ですが。
<産経抄>夫を介護する日本版「鉄の女」 - 産経ニュース
早速「メザシの土光*5(当時のNHKスペシャル)」並みの「介護の高市」を始めた産経です。
右翼イメージを何とか払拭したいのでしょう。
「それ言うなら野田聖子*6だって(家政婦など周囲のサポートはあるだろうが)医療的ケア児を育ててるやろ。野田は褒めないのか?」と言いたくなりますが。
しかし山本拓*7とは離婚した後、再婚し、その後、山本が脳梗塞で倒れ闘病状態とは知りませんでした(当然政界復帰も断念)。
「女性という尺度を都合よく」自民・三谷氏 高市総裁「うれしくない」上野千鶴子氏を批判 - 産経ニュース
上野氏*8の主張する「夫婦別姓」「女性天皇」などのフェミニズム的主張に敵対してきたのが「高市」なのだから喜ばないのは当たり前でしょう。「女性首相が誕生したのに喜ばないのか」などというのは低レベルな言いがかりでしかない。
むしろ「女性政治家ならどんな人間でも評価する」と言う方がよほどおかしいでしょう。
そもそも「高市に比べればずっと評価は高い」でしょうが、上野氏も女性政治家と言うだけで「福島*9社民党党首」「田村共産党委員長」等を手放しで讃えてるわけでもないでしょう。
佐藤沙織里都議が初の一般質問 傍聴券すべてなくなる異例事態、拍手に議長注意 - 産経ニュース
ネット情報に寄ればNHK党出身のトンデモ右翼とのこと。
「若くて美人」というだけで、そんな人間をアイドル扱いするバカがいるのかと思うと日本の劣化に絶句ですね。
沖縄・石垣市議会「君が代」調査要求決議に賛否 「自由脅かす」「指導要領励行を」 - 産経ニュース
国家主義によって「沖縄戦の惨禍」を経験した沖縄ですらこんな「右翼決議」が通る自治体(石垣市)があるのかとげんなりしますね。
そんな調査に何の意味があるのか。
「戦前、君が代の『君』は天皇と教えられ、皇国思想や軍国主義の精神的支柱とされた。戦前回帰につながる動きにならないか」(琉球新報)と調査に反対した。
と言う批判の存在がせめてもの救いです。
*1:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を歴任
*2:第四次安倍、菅内閣環境相、自民党選対委員長(石破総裁時代)を経て石破内閣農水相
*3:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相、官房長官等を経て石破内閣官房長官
*4:第四次安倍、菅内閣文科相、岸田内閣経産相、自民党政調会長(岸田総裁時代)等を歴任
*5:1896~1988年。石川島播磨重工業社長、東芝社長、経団連会長を歴任。第二次臨時行政調査会(中曽根内閣)で会長を務めた。現在では「メザシ」よりも高級な食事も当然しており、臨調の方針を国民に飲ませるために、NHKが土光とグルになったデマ宣伝であるというのが通説。
*6:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣科学技術等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相等を歴任
*8:東大名誉教授。著書『上野千鶴子が文学を社会学する』(2003年、朝日文庫)、『老いる準備』(2008年、朝日文庫)、『「女縁」を生きた女たち』(2008年、岩波現代文庫)、『家父長制と資本制:マルクス主義フェミニズムの地平』、『セクシィ・ギャルの大研究』(以上、2009年、岩波現代文庫)、『不惑のフェミニズム』(2011年、岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(2011年、文春文庫)、『生き延びるための思想・新版』、『ナショナリズムとジェンダー・新版』(以上、2012年、岩波現代文庫)、『女たちのサバイバル作戦』(2013年、文春新書)、『差異の政治学・新版』、『発情装置・新版』(以上、2015年、岩波現代文庫)、『〈おんな〉の思想』(2016年、集英社文庫)、『女ぎらい:ニッポンのミソジニー』(2018年、朝日文庫)、『情報生産者になる』(2018年、ちくま新書)、『おひとりさまの最期』(2019年、朝日文庫)、『スカートの下の劇場』(2019年、河出文庫)、『近代家族の成立と終焉・新版』(2020年、岩波現代文庫)、『女の子はどう生きるか:教えて、上野先生!』(2021年、岩波ジュニア新書)、『在宅ひとり死のススメ』(2021年、文春新書)、『こんな世の中に誰がした?:ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために』(2024年、光文社)、『アンチ・アンチエイジングの思想:ボーヴォワール『老い』を読む』(2025年、みすず書房)等
*9:社民党幹事長、副党首等を経て党首。著書『結婚と家族』(1992年、岩波新書)、『裁判の女性学』(1997年、有斐閣選書)、『福島みずほの刑務所の話』(2003年、現代人文社)、『迷走政権との闘い』(2011年、アスキー新書)等