今週発売号のヤングキングBULL、週刊漫画ゴラク(12/17日記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の感想の形で書いていきます。
週刊漫画ゴラク

 タカアシガニ編。産地の近く、新鮮じゃないと食えない系の食材は難しい>江戸前の旬@九十九森×さとう輝

 常連客が「偶然釣れた」として寿司屋に持ち込んだタカアシガニを食べる設定。

タカアシガニ - Wikipedia
 水揚げして放置すると身が溶けて液体化してしまい、扱いが難しいため、産地以外では食材としての評価は低い。

ということで市場では出回ってないようです。なお、タカアシガニは水分が多いため、生で食べるよりも、蒸したり、焼いたりして水分を飛ばした方が美味しいそうで、漫画では蒸して食べています。

 アニサキス症。(ボーガス注:釣ってきた魚を食べる場合、業務用と違って冷凍温度が高い)家庭用冷凍庫で一日だと(ボーガス注:寄生虫を殺すのには時間が)足りないという話。(ボーガス注:サバなど寄生虫が)居そうな魚種は、やはり加熱が大正解なんだな。>やってはいけない@湖西晶

 まあ、「釣った魚を食べる場合」のみに問題になる話であって「スーパーマーケットなどで市販されてる魚を食べる」限りは「煮魚などの加熱調理」をしない「生食」の場合でも、「生食用で販売されてる魚」ならばまず問題にならない話でしょうが。まともな店ならば、当然、「生食用で販売されてる魚」については、寄生虫予防をしているからです。

 (ボーガス注:七草がゆにする『春の七草*1』をもじった)冬の七草。うどん(ボーガス注:や寒天)は(ボーガス注:原料が麦や海藻でもそれ自体は)草じゃあないと思うんですが、縁起物ってのはガバガバ>酒のほそ道@ラズウェル細木

 「冬至の七草(冬の七草)」という「冬至の時期に食べると縁起がいい」とされる「縁起担ぎの食べ物(「なんきん」など「ん」の字が2つつくことから「運」がつくと言う駄洒落*2)」として

・なんきん(南京:カボチャのこと)
・れんこん(蓮根)
・にんじん(人参)
・ぎんなん(銀杏)
・きんかん(金柑)
・かんてん(寒天)
・うどん
 昔はうんどんと読んでいたため「ん」が二つつく。
 まあ、「ん」が二つなら他にも「いんげん」等もありますがこういうのは「言い出した者勝ち」ですからね。

が紹介されています。
 しかし、「南京(かぼちゃ)、蓮根、人参、うどん」はともかく、「銀杏*3、金柑、寒天」はあまり食べる機会がない気がします。
 まあ、羊羹や金鍔といった和菓子には寒天が使われてはいますが。
 なお、「金柑、銀杏、ゆず」は「金銀融通」という駄洒落から「縁起の良い食べ物」とされるとのこと。

ヤングキングBULL】

すたんどあっぷ伊藤静

 今回登場の店は蔵前駅近くの立ち飲み「イエロ(YELLO)蔵前店」。以下が主人公が食べる料理として登場します。
1)広島県生口島尾道市瀬戸田町*4)産の無農薬レモン「瀬戸田レモン」を使ったレモンサワー
2)栃木県のブランド鶏「いっこく野州*5どり」の白ダシ*6唐揚げ
3)長芋のフライ
4)イクラ(鮭の卵)とトビコ(トビウオの卵)を載せたポテトサラダ(商品名は「輝くポテサラ」)
 おそらくこれらの料理、特に

看板メニューは「レモンサワー」と「唐揚げ」! 蔵前『YELLO』で“ネオ”な立ち飲みを楽しもう。【東京スタンド飯】 メンズノンノウェブ | MEN'S NON-NO WEB2024.11.04
 レモンサワーのベースは焼酎(¥650)、国産ウォッカ(¥750)、国産ジン(¥700)の3種。そこに「唐辛子入りのスパイシー」など5種から好みのフレーバー(〜¥100)をプラスするスタイル。

イエロ/YELLO 蔵前 | 東京のひがし2022.10.26
 ベースを焼酎(キンミヤ)、ウォッカ(HAKU)、ジン(KOZUE)の三種類からピック。
 そこにお好みのフレーバー4種類
・生レモンを使用した「フレッシュレモン」
・生レモンとレモンペースト(塩味) 「塩レモン」
・生レモンと鷹の爪とタバスコ「スパイシーレモンサワー」
・レモンのはちみつ漬け「はちみつレモン」

等が紹介する「レモンサワー」「鶏の唐揚げ」が「店の売り」なのでしょう。
 他にも漫画に出てくるメニュー表には「本マグロとアボガドのタルタル」「日替わりカルパッチョ」「海苔で巻くネギトロのバクダン*7」「キノコのマリネ」が記載されています。

参考

広島レモン - Wikipedia生口島 - Wikipedia参照
 国産レモンの生産量は広島県が全国一で、国内の5割以上を占めている。広島県内では生口島及び高根島(尾道市瀬戸田町)の「瀬戸田レモン」と大崎下島大長地区(広島県呉市豊町*8)の「大長レモン」の2つが産地である。瀬戸田レモンの生産量は国産レモンの3割近くを占め、日本一の生産量を誇っている。
 外国産レモンは輸送に時間がかかることから、防カビ剤や防腐剤が使われた状態で船積みされるのに対し、国産レモンはそうした薬剤は使用しないという強みがある。日本国内で流通するレモンの多くは外国産ではあるが、食の安全が注目されていったことにより、国産レモンの需要が高まっている。

*1:セリ、ナズナゴギョウハコベホトケノザスズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)のこと。なお食用である「春の七草」「冬至の七草(冬の七草)」と違い、観賞用ですが「秋の七草(ハギ、ススキ、クズ、ナデシコオミナエシ、フジバカマ、キキョウ)」もあります。

*2:勿論、「カボチャや人参、蓮根に含まれるビタミンや食物繊維等の栄養素を重視してる」「煮込みうどん等は冬は体が温まる」といった実益もあるでしょうが。

*3:茶碗蒸しに入っている位しか見かけない気がします。

*4:2006年に豊田郡瀬戸田町尾道市編入合併

*5:下野国(栃木県)のこと

*6:濃口醤油に比べ色が薄い「白醤油や淡口醤油(薄口醤油)」に、昆布や鰹節、椎茸等から取ったダシやみりん等を加えたもの

*7:マグロ、納豆、生卵、オクラ等を混ぜたもの

*8:2005年に豊田郡豊町が呉市編入合併