参院選、自公改選過半数の勢い維持 21日に投開票(1/2ページ) - 産経ニュース
日本人の愚劣さに改めてげんなりします。
ウチの両親なんかも「(民主党に政権交代したときの選挙も含めて)ずっと自民党だから今回も自民党」「地元の自民党の代議士センセイに世話になってるから」「選挙の争点がなんか分からない*1けど」「参院埼玉選挙区の候補者名もよく知らない*2けどとにかく自民党」と公言していてうんざりします*3が、最後の最後まで野党が奮闘することと「喜ばしい結果が出ればよいが、不幸な結果が出ようとも諦めず、安倍打倒のため、戦い続けること」を改めて指摘したいと思います。
とりあえず「全議席与党過半数割れがベスト」「改選議席与党過半数割れがベター」「改憲派2/3阻止が絶対にキープしたい最低ライン」でしょうか。それプラス「共産の議席増(そして共産の現職議席維持)」が果たせれば俺的にはいいなと思います。
「改憲派2/3」だと改憲の危険があることは勿論ですが、ただでさえ無茶苦茶な安倍が「改憲以外でも無茶苦茶になる危険性大」ですのでなんとしてもここは最低でもキープしたい。
批判者(批判派のマスコミ、野党、市民運動。党内では石破派)に対して何しだすかわからないし、「総裁四選狙う」とか言い出しかねない。
もちろんそうした「望ましくない最悪の事態」が仮に出現しても諦めず戦うしかないわけですが。
で、「しつこいですが」ここで改めて「なぜ狭義の左翼(共産主義者、マルキスト)ではない俺が共産党を支持し続けるのか」と言う話をしたいと思います(苦笑)。
最大の理由は別記事でも書いたように
1)「クリーンな政治」「戦前軍国主義の継承者(靖国、神社本庁など、日本会議)への批判」「沖縄基地問題」「憲法九条擁護と軍縮」「教育、医療、福祉の重視」など政策面&「当選可能性*4」などの選択肢で消去法で選んだらそうなった、ということです。
なお、消去法ですので当然ながら今後「共産党以外支持」の変化は共産には失礼ながらあり得ます。
つうか別記事で書きましたが1980年代ならこの選択肢だと、『旧民社(自民以上に極右)以外の野党』は公明党も含めてほとんど(社会、公明、社民連など)が該当するので1980年代なら多分「最大野党の社会党」に投票していたと思います。
が、もうひとつは
2)野党支持者にとってどんな結果が出ようとも共産なら今まで通り戦い続けてくれると信頼できる、ですね。
「当選すればもちろん投票が無駄にならないが、不幸にして落選しても投票したことが無駄にはならない」と確信できる。小生的には「当選しても期待外れ」ならそれは「有意義な投票」ではありえません。無駄な投票でしかない。
たとえば、わかりやすい例だと、自民党に行った「みんなの党の渡辺喜美」「次世代の平沼*5」「民進→希望の細野*6」なんかがありますね(もちろん、「民進の細野」はともかく、心情左派の俺は渡辺喜美、平沼ら「右派政治家、右派政党」を「自民に行かなくても支持しない」のですが)。
当たり前ですが「苦しくなったから自民に行きます」なんて人間や「そんな人間がいる政党」は支持したくないわけです。それでも支持するつう人間は政策で支持してないのでしょう。ウチの両親のように「議員先生に、自分たちがあるいは地元が「就職の世話(自分たち)」「企業の誘致(地元)」などで世話になった」レベルで支持してるのでしょう。
そんな人間や「そんな人間がいる政党」が当選しても俺には意味がありません。むしろ有害です。
あるいは自民でなくても辻元清美氏のような「社民党から民主、民進に行きます」なんてのも「ちょっとなあ」ですね。社民に投票したら結局民主が増えたというのではどうにも納得がいかない。
あるいは7月17日(水) 小林節慶応大学名誉教授の共産党への応援ビデオでの演説を聞いた:五十嵐仁の転成仁語:So-netブログで五十嵐氏が「小林節氏が中心になって立ち上げた新党『国民怒りの声』」を取り上げていますが、他にも「嘉田由紀子氏(実際のオーナーは小沢一郎氏と見られており選挙後、嘉田氏が事実上解任された)の未来の党」だの「小池の希望の党(選挙後、小池が逃亡)」だの支持した政党が、選挙後、雲散霧消なんてのも嫌なわけです。
まあ、「怒りの声」についていえば、「選挙後も続けたかったけどそれだけの力がなかった」ということではあるのでしょう。同情の余地はあります。小池「希望の党」などとは違う。しかし、投票者からすれば「どんな結果が出ようとも続けるだけの覚悟と能力がないならでるな」と言いたくもなります。
ということで「どんなに厳しい結果が出ようとも、怒りの声のように解散or休業したりしない」し、ましてや「細野のように自民に鞍替えしたりしない」つう点では、共産党は「信頼の実績」があるわけです。
「何があろうとも、今後も戦い続けるという意味では今回も大丈夫だろう」と言う信頼が出来るのは嘆かわしいことに俺にとっては共産だけです。
つうか、「野党から自民」なんてのが平然と行われるようになったのは「日本新党(細川グループ)」「新党さきがけ(武村*7グループ)」「新生党、新進党(小沢、羽田*8グループ)→自由党(小沢グループ)」など「自民離党組による保守新党」が続出した1990年代以降のこと(つまり離党組が結局自民に逃げ帰った)でそれ以前(1980年代以前)はそんなことなかったんですけどね。
1990年代にはこうした自民離党組新党により「保守の支持を自民だけが得られる時代は終わった」といわれたのですが、今の状況は「うーん(絶句)」ですね。
ちなみに二階*9幹事長や石破*10元幹事長などは元離党組です。もともとは小沢一郎氏の子分だったわけです(特に二階氏は小沢側近と言われた)。そういうのは俺は嫌なわけです。
それはともかく、「そうした自民離党組(小沢・羽田グループ、武村グループ)」と社会党、公明党、民社党が「細川、羽田連立内閣」で付き合いを深め、あげくのはてには「自社さ連立(村山、橋本*11内閣)」「自公連立(小渕*12内閣以降)」と離党組どころか自民党との連立まで公然とする*13に至って、「今まで自民批判してたのは何だったのか」「共産しか信用できない」と言う思いを深めた野党支持者も少なくないでしょう。1990年代後半に選挙権を得た「団塊ジュニア」の俺もその一人です。まあ、政策で支持してないなら「センセイに世話になった」で支持してるなら渡り鳥でも問題ないんでしょうけど(そして残念ながら日本ではそういう支持も多い)。
合同軍事演習の強行を糾弾/朝鮮外務省代弁人談話 | 朝鮮新報
朝鮮外務省代弁人は16日、米国と南朝鮮が8月に朝鮮を狙った合同軍事演習「同盟19―2」を強行しようとしていることと関連し談話を発表した。
談話は、これは明白に、6・12朝米共同声明の基本精神に対する違反であり、われわれに対する露骨な圧迫であるとし、われわれは、これについて覚醒を持って見守っていると述べた。
こうした北朝鮮の非難で分かるように文在寅氏をどう評価するにせよ彼は「親北朝鮮・反米」ではありません。
藤本氏「逮捕説」もねつ造 | 朝鮮新報
先月、デイリー新潮は平壌市内の飲食店ですしを握る藤本健二氏が米CIAに国家機密を漏洩した容疑で朝鮮当局に拘束されている可能性があると報じた。朝鮮日報など南メディアが後追い報道し、今月には朝日新聞も政府関係者の発言をもとに同じ内容を報じた。ところが本紙の平壌特派員が飲食店を訪ねると本人はいつも通りにすしを握っていた。
うーん、どうなんでしょうね。
1)全くのデマ記事で、当人は普通に営業していたのか、
2)はたまた「休んではいた」が「病気など」であって身柄拘束ではなかったのか。
南に対する日本の輸出規制措置と関連しては日・南メディアが「文在寅たたき」で連携している。朝鮮日報などの保守系新聞は今回の事態は南政府の「外交無能」が招いたものであり「文大統領が対立の解決策を示さずに国民の反日感情に火をつけようとするのは政府の失策から目をそらせるため」だと決めつけている。朝鮮日報・日本語版の記事はYahooなどのニュースサイトにも掲載される。それを読んだ日本国民は安倍政権が免罪符を得たように感じるかもしれない。
正確には「南の右派メディア」ですね。ハンギョレなどはまた話が違うでしょう。
しかし、朝鮮日報には「文在寅叩きのためには何でもありか」と怒りを禁じ得ません。
日本人の北朝鮮旅行「今年から活発化」 韓国機関が発表:朝日新聞デジタル
もちろん安倍の「密輸ガー」への反論として「話を盛ってる可能性」は否定できませんので現時点では「単なる情報提供」としてのみ紹介しておきます。なお、個人的には「別に北朝鮮旅行してもええやん(非難するのおかしいやろ)」とは思います。
韓国「国際法違反は日本の方」 河野外相談話に反発 - 産経ニュース
そりゃそうでしょう。安倍の行為はどう見てもWTO違反行為です。一方、仲裁委員会の設置は当然の義務ではありません。
とはいえ「仲裁委員会の設置」になぜか自信満々の安倍政権はわけが分かりませんが。仲裁委員会が日本に有利になる保証はないと思うのですが。
「日本に絶対に有利になる」ための不正でも働くのか、はたまた単に「仲裁委員会は日本に有利だ」と無根拠で思える馬鹿なのか(捕鯨訴訟での敗訴を考えると後者の可能性も勿論あります)。
なお、仲裁委員会について言えば「韓国敗訴」はもちろん韓国は希望しないでしょうが、「韓国勝訴」を望むかと言ったら「?」でしょう。
今の日本では韓国が勝とうが「仲裁委員会が不当だ」と言い出しかねません。であるなら「日韓の譲歩が可能な交渉路線」に動くのは是非はともかく不思議ではありません。
もし「仲裁委員会に否定的なのは韓国が敗訴を恐れてるから、一方日本は敗訴を恐れないから仲裁委員会を主張した」と思ったらそれは極めて一面的な見方でしょう。
京アニ火事 京都市長、社民支部ら不適切発言相次ぐ「選挙利用」と批判も - 産経ニュース
ライター手に「京都みたいになったら困る」 国民民主の幹事長 - 産経ニュース
京都市長及び国民民主・平野*14幹事長の発言は明らかに不謹慎*15ですが、社民党杉並支部はそれほどの問題ではないと俺個人は思います。
単に追悼するのではなく、「京都アニメ」への連帯の思い、仲間意識(我々社民党も京都アニメのようなアニメ会社のためにいろいろ頑張ってきました)を表明しようとしただけでしょう。単に追悼するのでは「仲間意識がある」ということは表せません。
まあ、この種の件で絡むような輩は「アンチ社民党のウヨ」がほとんどでしょうし。社民党が謝罪するのは別にいいのですが、必要以上に萎縮しないでほしいと思う。
そもそも「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう(2019年7/19日分:黒坂真の巻) - bogus-simotukareのブログコメント欄でバルトフェルドさんが
安倍が追悼をしていましたが「相模原の時はしなかったくせに」と思いました。毎度のことながら、これに釣られるチョロいのが沢山いることも事実です。
としていますが基本的に政治家がこれに触れてる場合は誰でアレ「全てある種の政治利用」でしょう。
「殺人事件が起きたとき、常に追悼の意思を表明してる」わけではないでしょう。
その中で社民党の「政治利用」が特に不謹慎だとは俺は全く思いませんね。
雨上がり決死隊・宮迫さん 吉本興業が契約解消(1/2ページ) - 産経ニュース
会社としての釈明記者会見もせず、ただ契約解除のみ発表するとは吉本興業の無責任には呆れます。
【追記】
宮迫さん「社長に『会見したら全員連帯でクビ』と」:朝日新聞デジタル
「社長が『会見したら全員クビ』」 宮迫さん謝罪会見 :日本経済新聞
宮迫さん「社長に『会見したら全員連帯でクビ』と」:朝日新聞デジタル
宮迫さんは、会見を開いたほうがいいと会社に要望したものの、会社からは「静観です」との回答だったという。その後、6月24日に、急遽会社に呼ばれ、全員、謹慎だと伝えられたという。
その際、田村亮さんが「記者会見をやらしてください」と主張したが、吉本興業の岡本昭彦社長から「お前らテープ回してないやろうな」と確認された上で、「亮、ええよ、おまえ辞めてひとりで会見したらええわ。やってもええけどほんなら全員連帯責任でクビにするからな。俺にはおまえら全員クビにする力がある」と言われ、全員なにも言えなくなったと語った。
「社長が『会見したら全員クビ』」 宮迫さん謝罪会見 :日本経済新聞
「金額や経緯、事実について会見をさせてほしいと直訴したところ、会社側から『静観でいきましょう』といわれた」と、吉本興業側から止められたことを明かした。
なるほどなぜ会社が同席しないのかがわかります。
宮迫の主張の真偽はともかく「会社が記者会見も何もするな、会社に全て任せろ、余計なことは言うなと言うから、その通り従ったのに、世間の批判が高まるや、自分だけ首にされ、会社は知らぬ存ぜぬなんて許せない」「黙っていても首切りされて復帰できないのなら一矢報いたい」ということのようです。
「引退するかどうかは今後考える、今は何も考えられない」とはいっても、もはや芸能界復帰と言うことはあまり考えてないのではないか。
「このまま自分だけ、吉本によって悪者扱いされるくらいなら、自分だけが悪者ではないときちんと反論する。それで芸能界に戻れないならそれでいい(まあ出来れば戻りたいが)」「黙っていて一人、悪者扱いされる方が復帰という意味でむしろマイナス」と思ったということでしょう。
吉本の露骨な「トカゲの尻尾切り」に我慢ならなかったということでしょう。
【宮迫さん・田村さん会見詳報】(7)「保身です。勇気が出ませんでした」(1/4ページ) - 産経ニュース
宮迫
「本来は謝罪会見をしたいということだったので。とにかく自分たちの口で謝らせてほしいということだったので、その二者択一の選択はびっくりした」
「どうしても謝罪会見したいなら会社をやめてからしろと言われた」が事実ならとんでもない話でしょう。これは今回の宮迫らの記者会見での発言内容がどこまで事実なのかとは関係ない話です。
【吉本会見詳報(1)】時系列で説明「理解はされなかったようだ」 - 産経ニュース
宮迫らの記者会見によって「記者会見実施」に追い込まれた吉本です。
「7月6日に宮迫さんと亮さんが来社し、引退したい、会見したいと言ったが、引退を慰留し、会見時期については一任してもらうよう頼んだ」
宮迫らの言い分ではどう見ても「会見時期は一任してくれ」ではありません。この食い違いをどう理解すべきかがまず問題ですね。
【吉本会見詳報(2)】「芸人につらい思いをさせて申し訳ない」 - 産経ニュース
宮迫博之君と田村亮君にああいう会見をさせてしまったことに対し、2人に非常につらい思いをさせてしまい、申し訳なく思っております。
「何だかなあ」ですね。問題は宮迫らがつらいとかそういう話ではない。
「宮迫らの言い分と吉本の言い分が食い違ってること」は何なのか、と言う話です。
結局「宮迫らの言い分がどれほど正しいのか」はともかく「宮迫らが全て悪い、会社は悪くない」とは到底言えない話だが「会社のどこが悪いのか」を明確化したくない、社長引責辞任など幹部の責任問題を避けたいからこそ「言い分の食い違い」について明確化せず曖昧になり、「宮迫らにつらい思いさせて悪かった」という情緒論でごまかそうとするのでしょう。
【吉本会見詳報(3)】「引退は絶対させないようにする」(1/2ページ) - 産経ニュース
宮迫博之さん、田村亮さんの処分撤回の理由がはっきりしない。何をもって撤回なのか
まあそういうことですね。
1)既に契約解除された「カラテカ・入江」の処分は変えないのか、変えないならその理由は何か
2)宮迫らの処分を撤回する理由は何なのか。反社から金をもらったことも、嘘を当初ついたことも「(謹慎処分はともかく)契約解除するほどの罪ではない」と言う認識に変化したのか、変化したのならその理由は何か、ということです。
その点について社長は明らかにまともに回答していませんが。
結局「会社批判をされ続けたら」会社にもいろいろ非があるので幹部の責任問題になる、それは避けたい、懐柔しよう、黙らせよう、処分撤回すれば黙るだろう、しかし入江は会社批判してないからそのままにしよう、と言う話ではないのか。
【吉本会見詳報(4)】「『全員クビ』は身内感覚から出た言葉」(1/3ページ) - 産経ニュース
■記者
社長の言葉で2人にその場で「テープは録っていないだろうな」と聞いたそうですが、どういう意味ですか。社長のなかにテープが出されて困るという気持ちがあったのではないですか
■社長
冗談です、でも全く笑われることもなかったので。
■記者
会見したいという(田村さんの)ことに対して、全員クビにすると言ったのは事実か
■社長
(前略)僕としては、身内感覚な思いから出た言葉だったけど、相手はそういうふうに捉えていなかったようだ
苦しい言い訳ですね。事実ならどう見ても恫喝としか理解できない言葉でしょう。
【吉本会見詳報(5)】イベントのスポンサーは反社会的勢力「事実ではない」(1/2ページ) - 産経ニュース
■記者
圧力をかけたということではないのか
■社長
自身は全くそういうつもりはない。(中略)父親が息子に、『お前勘当や』というつもりというか、『ええかげんにせい』という感じ。
■記者
会社主導で会見をするにあたり、在京テレビ5社、在阪テレビ5社が株主だからと発言したのは事実か
■法務担当者
会見を生中継したいという申し出があったので、どういう時間帯にするのか(テレビ局に)配慮しなくてはいけないということを、弊社の顧問弁護士から、先方の弁護士に伝えたというのが事実だ
《質問は、入江慎也さんが主催したパーティーが、もともと吉本興業のイベントのスポンサーだったとした宮迫さんらの会見での話に移った。吉本興業と反社会的勢力がつながっていたのではないかとする、大きな疑問点だ》
■記者
宮迫さんの会見で、入江さんの主催イベントが、もともと吉本のイベントのスポンサーをしていたところでやったということだが、このスポンサーがついていたのは事実か
■法務担当者
その話については事実ではない。当該イベントは吉本興業の制作ではなく、都内のイベント会社が主催した。その会社の依頼を受けてタレントを派遣した。いろんなタレントが出演するイベントだったが、そのイベントのスポンサーのひとつが特殊詐欺グループのフロント企業だった。(タレント派遣にあたり)当該イベントを主催したイベント会社が反社会的勢力でないことは確認していたが、その先まではチェックしていなかった。
繰り返しますが、どう見ても全て苦しい言い訳ですね。
【吉本会見詳報(6)】岡本社長「クビやと言ったことはある」(1/2ページ) - 産経ニュース
社長は今回の件について、減俸50%で済ますおつもりですか
それで済む話ではなく引責辞任すべきだと思いますがさすがに「処分ゼロ」で居直ることは出来ないようです。
■記者
入江さんの処分については
■社長
そういうお金をもらって、しかも直接仲介をしている。そのことに対して処分を変えるつもりはないです
いやいや宮迫らを処分しないのであれば、入江を処分するというのは筋が通らないように思いますが。
【吉本会見詳報(8)】「契約はタレントさんの望む形で」(1/2ページ) - 産経ニュース
法務担当者
「謝罪会見をしたいのであれば、引退か契約解消を選ぶよう求める書面を最終的に送った」
わけがわからないですね。謝罪会見するなと恫喝してるのも同然でしょう。
【吉本会見詳報(9)】「環境を変えることに全力を尽くす」 - 産経ニュース
処分について、2人の会見で風向きが変わった、都合が悪い発言が出たから撤回したのか
まあどう見てもそうとしか見えないですよね。
【吉本会見詳報(11)】「いろんな人の声を聞き、謙虚にやっていく」(1/2ページ) - 産経ニュース
■記者
契約が書面でかわされていないがゆえに、タレントの立場が弱い気がするが。希望者に関しては書面による契約を交わすのか
■社長
タレント一人ひとりと話をして、そういった人がいれば、話をしていくことになる。そのあたりをしっかり聞いていければ
この期に及んでも「希望者以外とは書面を交わしたくない」ようです。ブラック企業としか言い様がない。
【吉本会見詳報(13完)】岡本社長「ひとえに私の力不足」(1/2ページ) - 産経ニュース
■記者
今回問題になったパーティー以外に吉本タレントや社員が参加した反社会的勢力のパーティーはありませんか
■社長
ありません
今後マスコミ報道がどこまで広がるか分からないのに「ありません」などと断言してしまっていいんでしょうか。もちろん「調査した限りでは」という枕詞がつくことは分かりますが。
■記者
宮迫博之さんらの会見で出た内容について、何か反論したいものはありますか
■社長
反論というか、思いをもう一度伝えるということかなと思います
■記者
事実と違うことはないということでしょうか
《少しの間、沈黙》
■社長
それは…まあ、ちょっと違うところはあると思いますけど」
■記者
その部分、事実と違うところを教えてください
■社長
すみません、ちょっとお待ちください
《岡本社長が1度壇上から引っ込み、すぐ出てきた》
■社長
すみません、あの受け止め方の違いと言いますか、だから話をできればと思っています
■記者
事実と違うところは、という質問ですが
■社長
認識の違いということなので、本人たちと話ができればと思います
■記者
言った言葉は間違いがないけれど、認識の違いがあったということですか
■社長
認識の違いがあったということです
■記者
言った言葉はすべて事実と認められるということですか
■社長
もう一回、その前に何を言っているかというのも、精査して、そこでもう一回、僕なりに理解できればと思います
完全にしどろもどろですね。
東京進出のときはワンルームだったと松本人志さんが言っていた。そのときから岡本社長が変わってしまったことはありますか
この件はそういう話(謙虚な人間が出世して思い上がった)ではないですよね。まあ、そういう面はこの社長にあるのかもしれませんが、今回の問題の本質はそういうことではなく「反社会勢力に吉本がきちんとした対応をとってきたか」と言う話です。
約5時間半にわたる会見
中身はともかくある程度の時間をかけた会見をせざるを得なかった吉本です。他の記者会見(典型的には菅長官の会見)でもこのくらいの時間をかけてほしいですね。要するに普段のマスコミが弱腰だと言うことですが。
吉本社長会見に芸人「悲しい」 ツイッターなどで続々表明 - 産経ニュース
元SMAP(稲垣、香取、草薙)のジャニーズ独立劇でこの種の発言が所属タレントから出なかったことと比べると「吉本の締め付けはまだ弱い」んですかね。
■吉本関係ツイート
高世仁がリツイート
・ますむらひろし
選挙の翌日の朝のワイド・ショー。吉本芸能の内紛をえんえんとやってる。ほんとうに、不思議なニッポンです。政治に関心を持たせないために、テレビがあるのだな。
このあたりは「うーん」ですね。勿論吉本よりは政治の方が大事です。そしてマスコミも「吉本」のほうが安倍より追及しやすいのでしょう。それはますむら氏や高世が批判するようにふざけた話です。
ただし今回の吉本の話を「内紛」と表現し、どうでもいいことであるかのように表現するのも不適切でしょう。
宮迫らの指摘が事実ならば「会社は反社との関係について当初だんまりでごまかそうとしたが、ごまかしきれなくなると、宮迫らだけ切り捨てて逃げようとしたが、宮迫らにそれを暴露された」と言う話であり、「宮迫らの告発動機」に関係なく「明らかな企業不祥事」だからです。
不祥事(違法行為や不正行為)は存在しない「大塚家具の経営紛争」などとは意味が違う。
「政治不祥事(例:モリカケや統計データ捏造疑惑)の方がより追及されてしかるべき」ですが、吉本の件(企業不祥事)がどうでもいいわけではありません。
そういう意味では公取が警告した「ジャニーズによる元SMAPへの圧力疑惑」も「それなりに騒がれてしかるべき話」でしょう。吉本と比べると全然騒がれていませんが。
吉本興業が所属タレントと契約書交わす方針 - 産経ニュース
まあ当然の話ではあります。