【産経抄】1月24日

この国(注:イギリスのこと)のメディアは、第二次世界大戦中の日本軍による英国人捕虜の取り扱いを、糾弾することには熱心だ。一方、原爆の惨禍には関心が薄い。

 もちろんいいことではありませんが、人間は自分や身内の被害には関心を持てるが、自分や身内の加害や、赤の他人の被害には関心を持ちづらいのは当たり前(例:派遣村に冷淡だった産経)。
 そして「第二次世界大戦中の日本軍による英国人捕虜の取り扱い」は糾弾されて当然の行為。
 大体、「南京事件はなかった」等と、日本軍の戦争被害者を誹謗中傷したり、「原爆記念式典は左翼だらけ」と反核運動被爆者をデマ中傷する田母神を擁護する産経にBBCを批判する資格があると思ってるんですか?
 しかも、この文章に核兵器をなくそうという言葉は一切無し。反核運動に敵対的な産経だけのことはある。イギリス叩きがしたいだけでしょ?