■【産経抄】12月14日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131214/plc13121403040001-n1.htm
養子縁組で日本の戸籍をとった彼は生前、「日本人」であることにこだわり、「朝鮮半島出身」と書いた新聞に激怒したという。
それ、単に彼やその周囲が在日差別を恐れてただけじゃないんですかね。あるいは記事の書き方が差別的だったとか。
養子縁組だっておそらく「在日差別を恐れたから」であって、本来する必要はないでしょう。
そもそも「力道山」について書かれた本*1を読めばわかりますが彼は「韓国、北朝鮮」と没交渉だったわけではなく一定のつきあいがあったんですが(北朝鮮に親族がいますしね)。彼が「日本万歳」「故郷のことはもう忘れた」なんて単純な考えではないことは明白でしょう。
「プロレスルート」とでもいうべき日朝間の細いパイプは、完全に絶たれたといっていい。「犬にも劣る人間のクズ」と断罪された張氏との親密さを誇示した以上、現政権下で再びかの地を踏める見込みはほとんどなくなった。
それはどうですかね。北朝鮮が「猪木氏は外国人(日本人)でもあるし、当時、張の面従腹背ぶりを知らなかったのだろう。我々が彼を当時既に役職解任、称号剥奪、党除名した上で厳重処罰していれば猪木氏もそうした問題行為(?)をしなかった」として不問に付す可能性は当然あるでしょう。
つうか残念がるのならまだしも「ルートの消滅」を喜ぶ神経が度し難い。どこまで北朝鮮崩壊にこだわれば気が済むのか。北朝鮮崩壊のためなら拉致問題などどうでもいいのか?。交渉しないで解決するわけもないでしょうに。