「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(10/26分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)

吉永春子さん*1の「コーヒー代」
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161116
 「間抜けたところがある俺」は吉永春子氏の訃報を最初聞いたときは
1)最初は「ええっ、吉川春子さん*2なくなったの!」と勘違いし、
2)次に「ああ、『気がつけば騎手の女房』で大宅賞とった人か」と勘違いしてましたが、それは「吉永みち子(旧姓・鈴木)*3」でしたね。

 吉永春子さんに私は特別な恩を感じている。窮地にあったときポンと大金をくれたのだ。
 4年前に書いた「30万円のコーヒー代」に登場するのが吉永さんだ。
30万円のコーヒー代 2 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 高世にカネをやるなんて俺から言わせれば「どぶ川にカネを捨てる」ようなもんです。吉永氏も愚かな事をしたもんです。


■13歳で拉致されたもう一人の日本人
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161115

新潟市横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて39年となった15日、同市中央区の市民芸術文化会館で「忘れるな拉致 11・15県民集会」が開かれた。
 めぐみさんの父・滋さんと母・早紀江さんは体調を考慮し、自宅のある川崎市から中継で参加。

 そこまでして横田夫妻も参加する必要あるんですかね?

きょう午後、うちの会社でも拉致問題の勉強会を開き、番組企画ができないかアイディアを出しあった。近年、拉致問題の「風化」が加速している。とくに20歳代の若い人たちの知識の欠如には驚く。新潟の集会のテーマが「忘れるな拉致」というのもうなづける。若者が観たくなるような拉致に関する番組を作らなければと思う。

 番組なんかつくらなくても「拉致問題で進展があれば」風化しなくなるし、進展すれば番組は進展を理由につくられます。なお、「進展するため」には制裁なんか即座に解除して本格的な外交交渉するしかないと思います。
 また、拉致が風化しようがすまいが「そんな事は拉致問題の解決とは関係ない(ワイドショーが拉致を頻繁に報じていた時期に解決という意味では何の進展もなかった)」ですがそれはさておき。
 俺みたいな人間にとってはこの会議ほど空しい会議もない。
 だって「救う会、家族会の反発する番組は作れない」て枠ががっちりはまってるわけですから。
高世
「じゃあ、とりあえず予算の問題など現実的にそう言う物ができるかとか、視聴率が穫れるかとかいったことに囚われずに自由に意見を出して欲しい」
社員A
「高世社長、それなら、俺、蓮池透氏のインタビュー番組作りたいんですが」
社員B
田中均氏(元外務省アジア大洋州局長)のインタビュー番組はどうかな」
社員C
「特定失踪者で実は日本国内で生存が確認された人がいるじゃないですか。拉致の関連ということで『特定失踪者認定されたのにすぐには名乗りでなかった人々』に『何故すぐには名乗りでなかったのか』インタビューする番組はどうだろう」  
社員D
「首相時代、訪朝を計画していたという福田康夫氏や、衆院副議長時代に訪朝を計画していたという衛藤征士郎氏、何度も訪朝しているアントニオ猪木氏、『元・中曽根派』で改憲派のはずなのに意外にも日朝交渉派らしい山崎拓*4のインタビュー番組が作りたい」
社員E
id:Bill_McCrearyさん(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/ed1f4450aca4ce95eda2971599610539)が以前取り上げていた林東源氏*5へのインタビューなんかどうだろう」
社員F
拉致問題を口実に朝鮮学校無償化除外という酷い差別を受けてる朝鮮学校の教職員、保護者、児童に拉致問題についてどう思うか聞く番組はどうだろう」
高世
「お前ら危なすぎて作れない番組ばかり言うな!。家族会と救う会が反発しそうな企画ばかりじゃないか。そんなんテレビ局も買わない!」
社員A
「そんな事言うなら俺達の意見を聞かないで社長が一人で勝手に決めて下さい。今さら横田夫妻インタビューなんて手垢のついた企画したってかえって売れないと思いますよ。そんなんどこもやってるし。『家族会や救う会が怖い』といって手垢のついた企画しかやらないから拉致が風化するんじゃないか。つうか俺達、一応、建前はジャーナリストじゃないですか?。『売れない』とか『家族会や救う会が反発する』とか社長の言ってることジャーナリズム精神のかけらもない」
なーんて高世に対し「うちの社長、救う会の提灯持ちでおかしい」という批判意識をもったうえで、がっつり高世を批判するガッツのある人間なんて今の高世の会社にいないでしょうけど(苦笑)。
 まあ、そんなことを言えば露骨に高世に「手前、そんなに俺が嫌ならうちの会社をやめろ」という態度をとられるでしょう。高世はそう言う批判されて寛大に許せる人間では多分ない。そして高世の現状に不満のある人間はとっくの昔に高世の会社を辞めてるでしょう。有能な人間なら「高世みたいに」独立して会社おこしてもいいし、「会社おこさなくても」有能なら「うちの会社に来てくれ」と引く手あまたでしょう。つまりは高世の会社にいる奴など「高世に何の疑問も持たないバカ」か「疑問持っても批判出来ないヘタレ」か、ろくな人間はいない。

 寺越友枝さんの息子さん武志さんの「清丸事件」は、私たちが初めて全国放送で「拉致」と断定した因縁の事件だ。
(中略)
 1997年4月、荒木和博さん(現・特定失踪者問題調査会代表)が同時に取材を進めており、情報交換しあって、荒木さんは5月初め発売の『正論』6月号に記事を載せ、私たちは5月10日、テレビ朝日ザ・スクープ*6」で放送した。
(中略)
 これに対する北朝鮮側のリアクションは予想を超えた。北朝鮮はメディアを通じて、反動勢力の嘘と激しく反論したうえ、武志さん本人に拉致を否定する談話を発表させ、さらには武志さんを地方の旋盤工からいきなり平壌市職業総同盟副委員長という要職に出世させ、一家を平壌の高級幹部のみが棲む高層マンションに移したのだった。

 「何度も同じ事を書いて」、大変恐縮ですし、「当事者ではない」俺も正直「何度も同じ事」を書くことに少し飽きているのですが、「寺越武志・友枝親子」という当事者当人が拉致を否定しているのに、寺越武志さんがあの国で平壌市職業総同盟副委員長という職業を持ち、結婚して家庭を持ち、子や孫までいるのに、そんな事言って「武志氏やその周辺(母親・友枝氏や北朝鮮にいる武志氏の妻子など)に迷惑かける」以外に何の意味があるのか。
 前から分かってることですが本当に高世はバカで屑です。
 なお、高世記事のタイトル「13歳で拉致されたもう一人の日本人」つうのは失踪当時、13歳だった武志さんのことです。武志さんじゃない方の13歳はもちろん横田めぐみさんです。

 (ボーガス注:失踪から)24年経った1987年、北朝鮮から、元気でいるとの手紙が突然届いた。昭二さん*7はすでに亡くなり、外雄さん*8と武志さんは亀城(クソン)という地方で家族を持ち、旋盤工として働きながら暮らしていた。
 武志さんのお母さん、友枝さんは、当時の社会党の代議士のつてで北朝鮮にわたり武志さんと劇的な再会をとげる。そして、63年の「清丸事件」は、遭難していた武志さんたちを通りかかった北朝鮮の船が救助したという「美談」に、母子の再会は北朝鮮の配慮のもとでの感動話にされた。

 仮に拉致だとしても、こういう方法でしか当時は(いや今もか?)親子が会えないでしょう。「大事なことなので何度も言いますが」そう言ったことを無視して「武志さんの失踪」を「拉致だ」と騒ぐ高世は本当に「バカで屑」です。

 母親の友枝さんは、1997年3月に拉致被害者家族会が作られると、これに加わり一緒に活動した時期もあったが、武志さんに「後ろを振り返らないで、前だけを見ていこう」と言われ、運動から手を引いた。

 お母さんは救う会を辞めて良かったと思いますね。横田夫妻のように政治利用されるだけですから。つうか、拉致を否定して訪朝して、武志さんと面会した後で「救う会にいったんは入る気持ち」がよく分かりません。

 先月、AbemaTVというネットテレビに出演してこの「清丸事件」について語ったら、スタジオの若いゲスト、コメンテーターたちは目を丸くして「信じられない」と驚いていた。しかし、事実は小説より奇なり。非常に強い関心を示したのも若い彼らだった。拉致啓蒙の可能性を感じた。

 http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20160928/5064208022で触れましたが若いゲスト、コメンテーターとは

横山ルリカ(タレント)
中島健(モデル)
まねきケチャ(アイドルグループ)

です。この中では一番年上の横山さんが「1991年生まれの25歳」、一番年下のまねきケチャメンバー・松下玲緒菜さんが「1999年生まれの17歳」です。横山さんは2002年小泉訪朝当時は11歳ですから、当時の拉致報道を覚えてるかも知れませんが、まねきケチャ最年少の松下さん(当時3歳)は覚えてなくても不思議ではない。
 で、彼らが拉致について知ることは悪くはありませんが、別に彼らが知らないから拉致が解決しないわけでもない。
 それにしても「非常に強い関心を示した」ってたとえば「ルリカ様*9」も「エリカ様こと沢尻エリカ*10」じゃあるまいし

高世
「このVTRを見てどう思いますか?」
ルリカ様
「別に*11(不機嫌そうな顔と声で)」

なんてできるわけがない。興味関心を示したなんてのは無論その場の空気を読んでの態度です。そんな事は高世もよく分かってるでしょうけど。

 めぐみさんも武志さんも、13歳という若さで北朝鮮に拉致された。しかし、その後の運命は大きく異なり、めぐみさんがいまだ消息が分からないのに対して武志さんは日本の家族とも再会できた。しかし、武志さんも友枝さんも「拉致」を否定し、(ボーガス注:友枝さんの訪朝を認めたり、武志さんを平壌市職業総同盟副委員長という要職に出世させたりする?)北朝鮮のリーダーの恩に感謝しながら生きていかざるをえない。「清丸事件」の3人*12は、政府認定の拉致にはいまも含まれていない。
 武志さんは『人情の海』という自伝を書いて(書かされて)いる。関心のある方は邦訳がネットにあるので参照されたい。http://araki.way-nifty.com/araki/files/terakoshi.pdf

 「誰が翻訳したのか」と思ったら「荒木信子=荒木和博の妻」のようです。
 ここでの高世の物言いには「やれやれ」です。「寺越親子が面会できたこと」がそんなにどうでもいいことなのか。高世にとっては寺越親子が面会できなくても「武志さん失踪は拉致だ」と騒ぐことがそんなに大事なのか。なるほど高世が「横田夫妻と孫ウンギョンさんとの面会を妨害して恥じない理由」がよくわかります。
 「大事なことなので何度も言いますが」、「武志さんの失踪」を「拉致だ」と騒ぐ高世は本当に「バカで屑」です。


■一匹の蝶としてはばたけ―ウォーラーステイン
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161111

 今朝の朝日新聞朝刊に載ったイマニュエル・ウォーラーステインのインタビュー「トランプ大統領と世界」を興味深く読んだ。
 抜粋して紹介したい。
まず、選挙の結果について;
「個人的には、結果を聞いて驚き失望しました。一方で、分析的な視点に立つと、この選挙の影響については一言で表現できます。米国内には大きなインパクトがありますが、世界にはほとんどないでしょう
(中略)
 米国が思いのままに世界を動かせたのは、1945年からせいぜい1970年ぐらいまでの間に過ぎず」「今の米国は巨大な力を持ってはいても、胸をたたいて騒ぐことしかできないゴリラのような存在なのです」」

 「何だかなあ」ですね。「ドイツや日本の経済大国化及び政治大国化が1980年代にあったこと」が認識の前提にあるのでしょうが、「米国が思いのままに世界を動かせたのは1970年代までに過ぎず」と言えるかどうかは疑問です。大体これだとトランプ当選どころか「1980年代以降の米国大統領(レーガン、ブッシュ親、ビル・クリントン、ブッシュ子、オバマ)は世界に影響与えてない」つうことにならないか。そんな事もないと思います。無論「1970年代までに過ぎず」というウォーラーステインの認識の是非はともかく「EUの誕生」「BRICSの経済発展」など「米国の一極支配を何とか阻もうとする力になり得る存在」が日々強まってることは否定できないでしょう。そうした力を強めていくことが今後大事でしょうが、とはいえ、「米国には昔ほどの力はないから、トランプ当選は世界にインパクトない」とまでは言えないでしょう。


■大統領選挙とアメリカの時代の終わり
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161110

 いろいろな分析、評論のなかで、私がもっとも印象に残ったのは、評論家の三浦小太郎さんの《「わが祖国」を歌うアメリカ人はいずこへ アメリカの時代と夢が終わるとき》だった。http://miura.trycomp.net/?p=3979
(中略)
 三浦さん、さすがに読ませるなあ。

 高世にはマジで呆れます。
■一匹の蝶としてはばたけ―ウォーラーステイン*13
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161111
で高世が紹介したウォーラーステインはまだ分かります。彼は米国政治専門家とは言い難いが、「世界システム論」で知られる著名な社会学者ですから。
 しかし三浦は米国政治の専門家でも何でもないし、「ウォーラーステインと違って、何らの学問的実績もない無名人」の上に「つくる会理事」というごろつき極右です。
 まあ高世も本気ではなくて「拉致右翼の一人」三浦にこびへつらってるだけでしょうが(毒)。
 三浦や荒木和博ら「拉致右翼」にこびる高世が拉致問題についてまともに考えてないことは明白でしょう。そして三浦や荒木のようなごろつきウヨが拉致問題ででかい面してるのを家族会が容認してるようでは拉致なんか何10年経っても解決しません。


■フジテレビ『ジャーナリスト・常岡浩介さん帰国 「間抜けだった」と謝罪』
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00341229.html
讀賣新聞『完全に間抜けで失敗だった…解放の常岡さん帰国』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161108-OYT1T50098.html
高世仁の「諸悪莫作」日記『「解放」された常岡さんを叱る』
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161107
と高世にまで批判されて常岡もわびを入れないとまずいと思ったようです。しかしフジの映像を見る限り、態度が横柄でどう見ても「反省してるようには見えない」のはさすが常岡です。殊勝さ、謙虚さを装う意思は全くないようです。勿論褒めていません。

*1:1930~2016年。TBS報道制作部長、『JNN報道特集』ディレクター、報道局長を歴任。番組制作会社「現代センター」代表。代表作にテレビ番組「松川事件の謎」、「魔の731部隊」、ラジオ番組「ゆがんだ青春・全学連闘士のその後」(全学連幹部島成郎・唐牛健太郎らが、右翼の田中清玄から資金供与を受けていた事実を暴露)など。著書に『謎の毒薬:推究帝銀事件』(1996年、講談社)、『七三一:追撃・そのとき幹部達は…』(2001年、筑摩書房)など(吉永春子 - Wikipedia参照)

*2:1940年生まれ。埼玉県八潮市議、参院議員を歴任。現在、日本共産党名誉役員。著書『従軍慰安婦:新資料による国会論戦』(1997年、あゆみ出版)、『アジアの花たちへ:「慰安婦」問題と格闘した国会議員の記録』(2008年、かもがわ出版)、『女性の自立と政治参加:ある女性参議院議員の歩みとたたかい』(2015年、かもがわ出版)など(吉川春子 - Wikipedia参照)

*3:1950年生まれ。1973年に東京外国語大学国語学インドネシア語学科卒業後、競馬専門紙勝馬」を発行する立馬株式会社に入社。日本初の女性競馬新聞記者となる。夕刊紙「日刊ゲンダイ」の記者を経て、1977年に騎手(当時。後に調教師)の吉永正人と結婚(後に離婚)。ただし、騎手の吉永護は正人の前妻との間に生まれた子供であり、吉永みち子の実子ではない。また正人が亡くなる直前には彼の身の回りの世話をしていたという。1978年、株式会社日刊現代を退社し、約5年間の専業主婦を経てノンフィクション作家として復帰。1983年、雑誌「優駿」誌上の日本ダービー50周年企画で募集されたエッセイコンテスト「優駿エッセイ賞」最優秀作を受賞。これは『気がつけば騎手の女房』のベースとなる作品であった。1985年に『気がつけば騎手の女房』で第16回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。TBSラジオ『ズバリ快答!テレフォン身の上相談』(木曜担当パーソナリティ)などテレビ、ラジオでも活躍。著書に『気がつけば騎手の女房』(1989年、集英社文庫)、『性同一性障害』(2000年、集英社新書)、『麻婆豆腐の女房:「赤坂四川飯店」物語』(2003年、光文社知恵の森文庫)など(吉永みち子 - Wikipedia参照)

*4:宇野内閣防衛庁長官、宮沢内閣建設相、自民党政調会長(橋本総裁時代)、幹事長、副総裁(小泉総裁時代)など歴任

*5:統一部長官、国家情報院院長、大統領統一外交安保特別補佐官を歴任した金大中大統領の側近。

*6:報道番組は視聴率が穫れないので今は「ザ・スクープ」は固定枠としてはなくなりました(特別番組として年1回ぐらいで放送)

*7:一緒に失踪した武志さんの叔父の一人

*8:一緒に失踪した武志さんの叔父の一人

*9:横山さんをファンがどう呼んでるのかは知りません。「ルリカ様」でググってもヒットしないのでこういう呼び方は多分してないでしょう。あくまでも「エリカ様」ネタを持ってくるためにこう書いています。

*10:2005年映画『パッチギ!』で演じた「リ・キョンジャ」役が高く評価され、キネマ旬報新人女優賞、報知映画賞最優秀新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。2005年フジテレビ系で放送の初主演ドラマ『1リットルの涙』での演技も高く評価され、2006年エランドール賞・新人賞や、第43回ゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞。しかし、2007年のバッシングが理由からか2009年9月30日付けで当時の所属事務所スターダストプロモーションとの専属契約が解消され、芸能活動を2010年春まで休止。2012年に女優復帰作となった主演映画『ヘルタースケルター』が公開、興行収入20億円を突破する大ヒットとなった他、この映画での演技で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。2015年5月、ヒロイン・アゲハ役を演じた『新宿スワン』が公開され、興行収入ランキングで1位を記録した(ウィキペ「沢尻エリカ」参照)。まあ「才能はあるが性格に難がある」人間なのでしょう。

*11:2007年9月29日自身が主演する映画『クローズド・ノート』の記者会見で記者の質問に対し「別に」とぶっきらぼうに答えるなどの、不機嫌そうな振舞いを行い、態度が無礼だとバッシングを浴びせられる。同年10月2日には、この件に関して公式ページに本人名義で謝罪した(ウィキペ「沢尻エリカ」参照)

*12:武志さんと彼のおじ・2人のこと

*13:著書『近代世界システム:農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立(1・2)』(1981年、岩波書店→2016年、岩波モダンクラシックス)、『史的システムとしての資本主義』(1985年、岩波書店→新版、1997年、岩波書店)、『世界経済の政治学』(1991年、同文舘出版)、『ポスト・アメリカ:世界システムにおける地政学と地政文化』(1991年、藤原書店)、『アフター・リベラリズム:近代世界システムを支えたイデオロギーの終焉』(1997年、藤原書店)、『近代世界システム 1730〜1840s:大西洋革命の時代』(1997年、名古屋大学出版会)、『脱商品化の時代:アメリカン・パワーの衰退と来るべき世界』(2004年、藤原書店)、『イラクの未来:世界を読み解く '04』(2004年、藤原書店)、『入門・世界システム分析』(2006年、藤原書店)、『ヨーロッパ的普遍主義:近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学』(2008年、明石書店)、『近代世界システムⅣ:中道自由主義の勝利 1789-1914』(2013年、名古屋大学出版会)など