「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(5/17分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。
白村江の戦い、歴史が示す日本の気概(桜井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/06/08/6866
 バカバカしいので吹き出しました。さすがによしこも「病的なアンチ中国」「病的な『日本すごい!病』患者」へのこびへつらいで本気じゃないとは思います。つうかいくら「病的なアンチ中国」「病的な『日本すごい!病』患者」でも「天智天皇の時代の日本軍(?)は白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗北したが善戦し気概を示しました」といって喜ぶ人なんかいるんですかね?。まあいるからこういう与太書き飛ばすのでしょうが、理解すらできません。
 「元寇での鎌倉武士の戦いで日本はモンゴルの侵攻から救われました」ならまだ理解できますけどね。

 少し古い本だが、夜久正雄氏の『白村江の戦』(国文研叢書15)が非常に面白い。
 昭和49(1974)年に出版された同書を、夜久氏が執筆していた最中、日本と中華人民共和国との間に国交が樹立された。中華民国(台湾)との国交断絶を、日本政府が北京で宣言する異常事態を、氏は「これは私には国辱と思へた」と書いている。
 1972年の田中角栄*1らによる(ボーガス注:日中共同声明による国交正常化という、台湾を切り捨てた?)対中外交と較べて(中略)(ボーガス注:白村江の戦いは、百済に対して?)筋を通した義戦と、夜久氏はいうのだ。

・「よしこの紹介」で夜久氏の本がまともな歴史書でないことはよく分かりました。
 「白村江の戦い」について書いた本で「日中国交正常化に俺は反対だ」と関係ない事いうのも異常*2なら、「国連からの台湾追放&ニクソン訪中」を見ながら「日中国交正常化に俺は反対だ。今後も日本は中華民国(台湾)と国交を結び続けるべきだ」というのも異常です。別に田中じゃなくて「台湾ロビー岸信介*3元首相の子分・福田赳夫*4元首相」だって首相時代に「日中国交正常化の流れ」を逆転なんかできなかったわけです。
・「白村江の戦い」でググってヒットする

・遠山美都男*5『白村江』(1997年、講談社現代新書)
森公章*6『「白村江」以後:国家危機と東アジア外交』(1998年、講談社選書メチエ)
中村修*7『白村江の真実:新羅王・金春秋*8の策略』(2010年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)

を読んだ方が歴史の勉強にはなるでしょう。
・「田中角栄氏ら」の「ら」に少なくとも「大平正芳*9外相」が入ることは間違いないでしょう。
 それにしても「百済を支援し新羅と争うこと」の、何がどう「義戦(正義の戦争)」だかさっぱりわかりません。百済が正義で新羅や唐が悪だとでも言うのか。単に「当時の日本(大和朝廷)」は国益判断からそう動いただけです。これは「台湾と国交があった頃の日本政府(佐藤*10政権以前)」も「中国と国交を樹立した後の日本政府(田中政権以降)」も話は同じですが。
 これが「李舜臣の秀吉軍との戦い」とかなら義戦と言ってもいいでしょうが。

その結果、日本の独立は承認され

 おいおいです。ウィキペ「白村江の戦い」を読むだけでもよしこの物言いがデマだと分かります。
 別に唐・新羅連合軍が日本に侵略しに来たわけではない。
 唐の支援を受けた新羅が「百済を打倒し、朝鮮半島統一に近づいた」のに対し、新羅に対する巻き返しを狙う百済残党が「日本のバックアップ」で新羅に反撃しようとしたという話です。
 たとえて言うなら「台湾に逃げた蒋介石政権が日本のバックアップで大陸反攻しようとした→日本・台湾(中華民国)連合軍がソ連・中国(中華人民共和国)連合軍に惨敗しました」みたいな話でしかない(まあそういうことは実際にはないですが)。
 従って日本が「百済を支援しても、唐のバックアップを受ける新羅に勝てない」とか「支援して勝っても大してメリットない」と思えば起きない戦いの訳です。
 むしろ実際にはこの戦いの敗戦の結果「勢いに乗る唐・新羅軍」が日本に侵攻する危険性すらあったわけで「独立承認」どころか「独立が危機にさらされた」わけです(幸いにも日本侵攻なんかありません*11でしたが)。その結果、日本(大和朝廷)は防人制度を始めるわけです。
 一方でその後「遣唐使」があるわけですから、大和朝廷と唐の関係は「ずっと敵対関係」というわけでもない。

新羅も唐と戦って半島の独立をかちとるに至った

 それ「白村江の戦い」と何の関係があるのか。つうか「軍事的にあり得ませんけど」日本が勝ってれば、新羅ではなくて逆に「日本の支援を受けた百済が半島の支配者になっていた」んですけどね。
 新羅が「半島の独立をかちとるに至った」のは日本が負けたからです。よしこは「新羅のために日本が負けてやった」とでも言う気なのか。

 663年の白村江の戦いを振りかえれば、日本にとってこれが如何に重要な意味を持つかが見えてくる。

 当時の大和朝廷にとっては大事かも知れませんが、今の我々にとってはどうでもいい「1300年以上も大昔の」戦いです。大体敗北した戦いであって何ら国益は増進してません。

 白村江の戦いでわが国が何を得たのか

 敗戦ですから何も日本は得てはいません。何かを得たのは「百済残党を完全に叩き潰すこと」によって朝鮮統一に近づいた新羅と、新羅を支援し、新羅に大いに恩を売った唐でしょう。まあ最終的には唐と新羅は対立し、唐は新羅によって朝鮮半島からその影響力を排除されますが。
 日本(大和朝廷)は「中国(唐)の強大さ」を自覚し「日本の近代化」をしなければならないということで「律令制度の導入」等の改革がされたとは言えるかも知れませんが、それ別に「敗戦しなければ改革できない」つう話でもないですし。

日本は中国と対等に戦い

 ウィキペ「白村江の戦い」を見る限りどう見ても対等どころか惨敗ですが。


田口八重子さんはどこから連れ出されたのか
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/06/news24782967-96.html
 ぶっちゃけどうでもいい話です。そんな事は分かりようがないだろうし、「分からなくても拉致問題解決の上で支障はない」「逆に分かっても拉致問題解決に資するわけでもない」からです。


■山口敬之のレイプもみ消し疑惑を騒がない荒木
 さんざん「日本の警察は政治的に動く集団です。それが山本美保さんDNA鑑定捏造事件です!」と言っていたので、山口疑惑で「ホラ、見て下さい。私の言うことが事実だと言う事が山口疑惑で分かったでしょう!。日本の警察はそう言う連中の集まりです!」というかと思いきや今のところ何も言わない荒木です。
 この山口疑惑では荒木がさんざん「美保さん事件の黒幕の一人」呼ばわりしてきた北村滋*12内閣情報官の名前も週刊新潮などで取りざたされてるのだからそれこそ「北村がレイプもみ消しに関与していたとしても私は驚きません!。奴は美保さん事件の黒幕なんですから!」「こういう事を北村にやらせてるから安倍さんは美保さん疑惑を放置してるんですか!」とでも言うかと思ったんですけどねえ。
 この件で下手な事言うと怒った安倍や「安倍の取り巻き」が荒木相手に何するか分からないという恐怖心があるんでしょうね。まあ、山口の件についてマスコミの動きも今のところ鈍いのでげんなりしますけど。

参考
■リテラ『レイプ疑惑の山口敬之はやっぱり官邸と癒着していた! 週刊新潮対策を内調トップ・北村滋に相談したメールが流出』
http://lite-ra.com/2017/05/post-3171.html
■スポーツ報知『元TBSワシントン支局長を性犯罪被害で告発した女性が顔を隠さずに会見』
http://www.hochi.co.jp/topics/20170529-OHT1T50146.html


■拉致認定
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/06/news24762963-f5.html

 特定失踪者家族会からの各党・拉致議連への要請文の中に「何十年も経った今では拉致の証拠探しは全く困難です。証拠主義にとらわれず拉致の疑いが認められるものは被害者認定してくれるよう、ご支援ください」との文言があります。

 言ってることが非論理の極みで無茶苦茶です。
 「証拠主義に囚われず」て証拠がないのに何を根拠に拉致の疑いがあると判断するのか。
 こういうバカには呆れて二の句が継げません。

「認定被害者は17人」と言っても、拉致という意味では高敬美・剛姉弟もいるわけで、国籍が違うから法的に認定していないだけです。政府は認定被害者と同じに扱うと言っています。この2人を入れれば19人。

 「国籍が違う」てのは恐らく救う会に対する言い訳に過ぎないでしょう。本当は「証拠がない」んでしょう。

 富山の未遂を入れれば拉致事件の被害者は今の時点でも実行・未遂をあわせて21人になります。

 「はあ?。何で未遂入れるの?」ですよね。拉致認定は「拉致被害者救出の為のモン」なんだから未遂入れる必要がない。

 調査会としてはあえて拉致認定を求めないことにしています。それは家族会の方々が寺越さんのご家族以外は認定されているのに全く事態が動かず、ある意味では「認定」を目的にすることで本来の救出という目的から目を逸らされているのではないかと考えたからです。この点は今も同様であり、100メートル先にゴールがあるのにわざわざ50メートルのところにハードルを作る(しかもとてつもなく高いハードルを)べきではないと思っています。

 もちろんただの言い訳、詭弁です。現実問題、政府が特定失踪者を拉致認定しないことを認め、認定要求をあきらめているだけの話です。安倍ですらここまで無茶苦茶な話には乗らないわけです。


■産経『北朝鮮拉致調査中止 特定失踪者家族「先が真っ暗に…」 茨城』
http://www.sankei.com/region/news/160214/rgn1602140014-n1.html

 北朝鮮が突如として発表した拉致問題の再調査を行う特別調査委員会の解体。発表から一夜明けた13日、県内の特定失踪者の家族にも落胆や困惑、怒りの声が広がった。
 昭和62年に藤代町*13(現取手市)で行方不明になった根本直美さん(44)=失踪当時(15)=の母、きよ子さん(72)は「調査結果を楽しみに待っていたが、がっかりした。先が真っ暗になってしまった」と落胆の色を隠さない。
 その上で「一日でも早く拉致されている人を全員日本に返してほしい。私も高齢になって体がしんどいが、娘のことを毎日考えている。帰ってくるまでは何とか頑張ろうと思う」と話した。
 平成元年に徳島県貞光町(現つるぎ町*14)で行方不明になった牛久市松岡伸矢さん(31)=失踪当時(4)=の父、正伸さん(58)は「調査委員会の解体というが、これまでちゃんと調査してきたのかすら疑わしい」と冷静に受け止めている。
 今回の発表について「一歩後退ではあるが、あまり失うものはない。政府には動じずに毅然(きぜん)と(拉致被害者の救出を)要求してほしい」とも語った。

 1年以上前の少し古い記事ですが偶然みつけたので紹介しておきます。
 「中学生の根本直美さん」や「幼稚園児の松岡伸矢君」の失踪が北朝鮮拉致である可能性は極めて低いでしょうねえ。産経も良くこんな記事が書けるモンです。まあ、こんな産経の与太に荷担する「直美さんの母親や伸矢君の父親」もあまりにも人として酷すぎますが。


■屁理屈
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news247129527-7.html

 「出会い系バーで貧困女性の実態調査をしていた」という論理は凄い、と正直思いました。結構感動(?)しました。

・いやいやむしろ「松岡伸矢君(失踪当時、幼稚園児)の失踪は北朝鮮拉致だ」「山本美保さんの遺体発見は警察の故意の捏造だ、美保さんは北朝鮮で生きてる」「小泉訪朝後の失踪で失踪場所も中国の雲南省だが、米国人スネドン氏の失踪は北朝鮮拉致だ」などの荒木の屁理屈の方がスゴイと思いますけどね。
 俺個人は「安倍批判派なら詭弁でかばうのがお前か!」「それともお前は前川の身内*15なのか!(もちろん違います)」などの誤解をされることを恐れず言わせてもらえば「えー、そんなことあるかよ?、とは思うけど一応理屈はとおってるよな(単に個人的に実情を知ろうとしたというのは実態調査というのとは違うと思いますが)」とは思います。荒木の屁理屈と違って一応筋はとおっている。
 大体、前川氏曰く、「事務次官在任中に杉田官房副長官に1度注意されたことがある(が処分されなかった)」そうで、それももちろん「単にもみ消した」つう可能性もありますが「確かに前川の言うとおりの事実だったので処分するほどのこともないと思った」つう可能性もあるわけです。
 これが「前川氏から援助交際でカネをもらっていた女性が激白」とかなれば話は別ですけどね。
 なお、仮にそう言う事実が今後でたとして俺は「前川氏の援助交際」は勿論批判しますが、それでも内部告発は別途もちろん支持する(つうか内部告発に感謝し、内部告発に基づいた政権の不正追及を野党やマスコミに期待する)。それが是々非々という奴です。
 大体「前川は援助交際してたから」云々つうなら「ダライ・ラマはオウムからカネもらってたから(中国の言い分の方が信用できる)」云々といってもいい訳です。つうか読売の例の記事って内容的には
■人民日報『真相:ナチスオウム真理教とダライとの関係』
http://j.people.com.cn/94709/6562097.html
と大して変わらないですよね。

参考
■人民日報『真相:ナチスオウム真理教とダライとの関係』
http://j.people.com.cn/94709/6562097.html

 地下鉄サリン事件の発生後、平和を愛する世界中の人々が怒りの矛先を麻原彰晃オウム真理教に向けていた頃、ダライは共同通信を通じて、「オウム真理教は仏教の教義を広める宗教であり、麻原彰晃は自らの友人である」との意見を発表し、大きな反響を呼んだ。ダライはなぜこのような意見を発表したのか。それは、麻原彰晃という邪教の指導者が実のところダライの「生徒」だったからだ。ダライのこのような汚れた過去に対し、良心を失ったメディアは見て見ぬふりをし、二人の関係をなかったもののようにしている。
(中略)
 1989年、麻原は10万ドルをダライに寄付し、ダライは証書と推薦状をもってこれに返答した。ダライは東京の関連部門にあてた推薦状の中で、「麻原彰晃は能力のある宗教的指導者であり、オウム真理教大乗仏教を広め公共の善を促す宗教だ」とし、「オウム真理教への免税を許可するべきだ」とまで書いている。オウム真理教はこの証明書と推薦状によって、日本政府が正式に承認する宗教団体となった。その後、大量の資金を蓄積してサリンの研究と生産を行ったのは周知の通りだ。
(中略)
 ドイツの週刊誌「フォーカス」は、「ダライの支援がなければ、麻原彰晃が自らの宗教帝国を作ることは不可能だった。ただの治療師であり詐欺師でしかなかった麻原が数年の短期間であっという間に大教団の教祖となるのも、ダライの支援がなければこれほど簡単ではなかったはずだ」と指摘している。ダライが麻原をこれほど重用したのは、麻原からの金銭支援をあてにしていたためだけではなく、(中略)「チベット独立」を支援する弟子たちを日本に増やしたかったからにほかならない。ダライのこの勝手な計算は邪教の崩壊という結果に終わった。
(中略)
 ダライの高弟である麻原彰晃が作り出したオウム真理教は、教団外の罪のない人々をテロ攻撃する教団として、人々に大きな衝撃を与えた。

 でそういう「ダライの不祥事」を理由とした「中国支持」を支持する奴がいるのか。「バー通いにばかりこだわる」安倍政権やI濱Y子女史(早稲田大学教授)だと「オウムからカネもらうような恥知らずな男ダライとダライを指導者とする一派(チベット亡命政府)の言う事など信用できません。チベット農奴封建社会から解放されてすばらしい社会になりました。青海チベット鉄道の開通で経済は発展しています。チベット民族文化もきちんと保護されています。私たちはそんな中国共産党が大好きです」とでもいって中国支持するのか?(皮肉のつもり)
 小生の文章力の無さなどから「エー、お前はそう言うダライ批判&中国支持を支持するんじゃねえのか?」とお思いの方(例:id:Mukke)もいるかも知れませんが、俺は「オウムからカネもらって恥じないようなクズ男ダライを支持する気はない」「ダライなんか支持してもチベット問題がよい方向で解決すると思わない」「あんな奴が聖人扱いされてることが個人的に許せない」などと書いた覚えはありますが「チベット問題では中国が100パー正しいと思う」と書いた覚えはないのでそこは改めてお断りしておきます。
 何もこういう「是々非々評価」はダライや前川氏に限らない。
 前も書きましたが
ロッキード事件で逮捕起訴されようが田中角栄元首相の日中国交正常化は評価できる」
東京佐川急便ヤミ献金事件に関与しようが金丸信自民党副総裁の訪朝とそれによる第18富士山丸乗組員の解放は評価できる」
ウォーターゲート引責辞任しようがニクソン元大統領の訪中は評価できる」
などと同じ話です。
 それはともかく、前川氏の物言いに何かデジャブ感があるな、と思ったら、これ「時代劇で良くある設定」ですよね。前川氏の「調査に赴いた」が本当でアレ、ウソでアレ、発想の根拠はそんなところでしょうか。
 「偉いさんが市井の状況を知るため、身分を隠して庶民とつきあう」とか「そのつきあいが場合によっては『やりすぎなんじゃねえの』レベル」つうのは「暴れん坊将軍*16」「水戸黄門*17」「遠山の金さん*18」「鬼平犯科帳」「どら平太」など良くある設定です。
 特に鬼平(実在の人物・長谷川平蔵宣以がモデル)なんかは、彼が「若い頃は本当にぐれてて、それがかえって『犯罪者の心理が読める』等の意味で犯罪捜査に今役立ってるとご本人考えてる」つう設定ですからね。

参考

長谷川宣以(ウィキペ参照)
・青年時代は放蕩無頼の風来坊だったようで、「本所の銕」と呼ばれて恐れられたと記録にある。
遊郭へ通いつめて父がためた金も使い果たしたと伝えられる宣以であるが、安永3年(1774年)、31歳で江戸城西の丸御書院番士(将軍世子の警護役)に任ぜられたのを振り出しに、翌年には西の丸仮御進物番として老中・田沼意次へ届けられたいわゆる賄賂の係となり、天明4年(1784年)、39歳で西の丸御書院番御徒頭、天明6年(1786年)、41歳で番方最高位である御先手組弓頭に任ぜられ、順調に出世していった。火付盗賊改役に任ぜられたのは天明7年(1787年)9月9日、42歳の時である。
寛政の改革で人足寄場(犯罪者の更生施設)の建設を立案し、石川島人足寄場の設立などで功績を挙げた。しかしこの時、上司である老中首座・松平定信に予算の増額を訴え出たが受け入れられず、やむなく宣以は幕府から預かった資金を銭相場に投じるという方法で資金を得る。辣腕だが、道徳的に認められるものではなく、またこのような手法はかつての田沼意次を思い起こさせるようなものであり、このため意次を毛嫌いしていた定信とは折り合いが悪かった。定信は自伝『宇下人言』において敢えて名を呼ばず「長谷川某(なにがし)」と記し、功績は認めたものの「山師などと言われ兎角の評判のある人物だ」と述べたほどであった。また前述のように清廉潔白というわけでもなかったので、『よしの冊子』(定信の元に集まってきた隠密情報を整理した文書)によると「長谷川平蔵のようなものを、なんで加役に仰せ付けるのか」と同僚の旗本たちは口々に不満を訴えたという。
・寛政元年(1789年)4月、関八州を荒らしまわっていた大盗、神道(真刀・神稲)徳次郎一味を一網打尽にし、その勇名を天下に響き渡らせる。また、寛政3年5月3日(1791年6月4日)には、江戸市中で強盗および婦女暴行を繰り返していた凶悪盗賊団の首領・葵小僧を逮捕、斬首した。逮捕後わずか10日という異例の速さで処刑している。
・非常に有能だが、幕閣(特に前述の松平定信)や同僚(同じ火附盗賊改役の松平定寅・森山孝盛ら)からはあまり信頼されていなかったようで、火付盗賊改役就任以降、出世はままならなかった。しかし的確で人情味溢れる仕事振りに、庶民からは「本所の平蔵さま」「今大岡*19」と呼ばれ、非常に人気があったという。
・寛政7年(1795年)、8年間勤め上げた火付盗賊改役の御役御免を申し出て、認められた3ヵ月後に死去した。

http://movie.walkerplus.com/mv31640/
どら平太
 或る小藩。ここでは、町奉行が不明瞭な辞職を繰り返していた。そんな矢先、江戸から望月小平太(役所広司)なる新任がやってくる。ところが、その男には振る舞いの不埒さから「どら平太」という渾名がついていた。実際、着任する筈の期日を10日も過ぎても、彼は奉行所に出仕しない始末なのだ。しかし、それはどら平太本人が友人で大目付の仙波義十郎(宇崎竜童)に頼んで、わざと流させた悪評であった。実は、彼は密輸、売春、賭博、殺傷などが横行する「壕外」と呼ばれる治外法権と化した地域の浄化にやってきたのだ。早速、遊び人になりすまし壕外に潜入した彼は、壕外の利権を分け合っている3人の親分の存在を知る。密輸業を仕切る大河岸の灘八(菅原文太)、売春業を仕切る巴の太十(石倉三郎)、賭博を仕切る継町の才兵衛(石橋蓮司)。そんな彼らに、腕っぷしの強さと豪快な遊び方を見せつけ圧倒するどら平太。遂に、彼は誰もがなし得なかった3人の親分を観念させることに成功する。だが、彼が奉行として彼らに下した罪状は、死罪ではなく永代当地追放であった。実は、どら平太の本当の目的は、彼らと結託して私腹を肥やしていた城代家老・今村掃部(大滝秀治)を初めとする藩の重職たちの不正を正すことにあったのだ。灘八たちに藩と結託していた証拠を無理矢理作り出すことを命じ、それをもって重職たちを退陣に追い込むどら平太。しかし、藩の重職たちと3人の親分の間で(ボーガス注:仲介者として)私腹を肥やしているもうひとりの人物がいた。それは、義十郎であった。だが、そのことを知ったどら平太の前で義十郎は自害してしまう。こうして、どら平太は一度も奉行所に姿を現さないまま役目を全うした。

 かつて山本美保さんDNA偽装事件で山梨県警の説明を受けたとき、ぽっちゃり型の美保さんのブラジャーはBの75〜80、山形の身元不明遺体はスリムな体型でブラジャーはAの70と指摘し、矛盾するではないかと言ったら、県警の警備部長は「いや、着けられるんです」と、平然と答えました。
(中略)
 そんな屁理屈を平然と言えるなら、なぜ北朝鮮との交渉でできないのだろうかと思います。

・ブラジャーの件はよく分からないのでコメントはしません。なお、仮に遺体が美保さんではなく誤鑑定だとしても、その誤鑑定は荒木の言うような「故意の謀略」ではないでしょうし、ましてや美保さんが北朝鮮拉致ということもないでしょう。いずれにせよ荒木は鑑定に文句があるなら正式に訴訟でもしたらどうなのか。
・「屁理屈を交渉で言って欲しい」て意味がわからないですね。拉致解決のためにどんな屁理屈を言って欲しいのか。
・一方で小泉政権北朝鮮の屁理屈としか思えない主張「軍の末端の連中が暴走したので今まで分からなかったが調査したら拉致の事実が判明した。あくまでも我々、政府上層部は知らなかったのであって主観的には嘘などついてない。拉致被害者は日本に帰国させる。もう何年も経ってるので関係者もほとんど死んでおり真相追及や処罰は難しいと思う」つう話を「ヨシ、分かった!。つまり、拉致被害者を帰すから経済支援してくれと言う事ですね、金田一さん、もとい金正日さん(加藤武の等々力警部風に)」として受け入れたわけです。で蓮池氏、地村氏、曽我氏が帰って来た。

 前川元次官が朝鮮学校無償化を推進しようとしたのは本当のことのようですから、この際日朝交渉の担当にでもしたらどうでしょう。意外とうまくいくかも知れません。

 皮肉のつもりのようですが実際、そういう「北朝鮮に信頼されそうな人間」を交渉担当にして交渉するしかないでしょう。そう言う意味ではここでの荒木の主張は全く皮肉になっていません。


■なんで自分が
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246929525-b.html

 今朝訃報が届きました。千葉県柏市の上野岳宏さん、救出運動をやっている人には「あおいのママのご主人」と言った方が分かりやすいかも知れません。

 何が何だかさっぱりわかりませんね。上野岳宏なる、こんな無名人を知ってないといけないのが「救出運動をやってる人」だというのでは拉致が風化するのも当然でしょう。


■話し合い
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246829524-0.html
 荒木に限らず「北朝鮮とは話し合いなど成立しない」といったあげく小生のような対話派を「北朝鮮の手先」扱いするバカもいますが小生から言わせれば問題の考え方が全く間違っていますね。
 問題は「自分は何がしたいのか」、そして「そのためにはどうすればいいのか」です。
 北朝鮮について言えば「拉致の解決」「核ミサイル問題の解決」などいろいろ目標はあるわけです。
 そしてその目標のために何をすべきかと言う事です。
 その場合「対話以外に道はない」というのが小生の考えです。
 お断りしておきますがこれは「対話が成り立つかどうか」ということはある意味問題にしていません。
 「対話以外に解決法がない」のだから「対話するしかない」。
 「買えば当たるわけではない」が買わなければ宝くじは当たりません。
 「選挙に立候補すれば当選するわけではない」が立候補しなければ議員にはなれません。
 「バットを振ればヒットが打てるわけではない」がバットを振らなければ、フォアボールかデッドボールで投手が自滅してくれない限り出塁できません。小生が言ってる「対話しかない」とはそういうことです。
 小生の認識では「対話しないことは問題解決をあきらめること」です。もちろん対話したからといって「解決するとは限らない」。
 しかし対話以外に解決の方法はないでしょう。
 当然、そこから出てくる方向性は「どういう方法で対話を成功させるか」という方向性しかない。もちろん対話しないでも問題が解決するのなら「少なくとも小生的には」それはそれでいい。別に小生は北朝鮮体制を「千代に八千代に」存続させたいわけではない。
 宝くじの例で言えば「大金を得るために宝くじを買ってる」のなら、そして「宝くじ以外に大金を得る方法があるならば」宝くじを買う必要はないわけです。
 選挙の例で言えば「選挙に出るのは政治を変えたいからだが」、「大物財界人や大物右翼フィクサー、政党ブレーン(学者)などとして政治に影響が与えられるならそれでいい、政治家にならなくてもいい」つうなら選挙に出る必要は必ずしもないわけです。
 それはともかく、小生にとって「北朝鮮との対話」は目的ではなく「問題を解決するためのツール」に過ぎない。
 とはいえ「問題を解決するためのツール」はそれしかないと小生は思っています。
 実際対話(金丸訪朝、小泉訪朝)は「第18富士山丸船長解放」「蓮池夫妻ら帰国」という成果をもたらしています。
 荒木も「対話しても意味がない」という前に「対話しないでどうやって問題を解決するのか」まともに考えたらどうなのか。

必要なら北朝鮮は自分から譲歩してきます。

なんて荒木の言いなりになって家族会が制裁だけ主張してたら見事な拉致敗戦です(苦笑)。

 平成6年(1994)、核危機が最高潮になったとき、当時のクリントン政権が話し合いに応じた理由の一つには「どうせ数年すれば体制が変わる」というのがあったと言います。

 むしろ逆じゃないですかね。「体制が変わりそうにない」から交渉したんじゃないのか。


■白頭の革命精神な日記『日本共産党議員の質問に見られるソ連・東欧型放漫経営の保険・損失補填理論』
http://rsmp.seesaa.net/article/450129400.html
 北朝鮮ネタではある程度賛同できる御仁ですが、まあこの件も「最初から共産党叩きありきなんだろうな」ですね。この方明らかに共産党を嫌ってますから。
 まあ、赤旗記事を読む限りでは、支持者の俺でも、確かに大門氏の指摘には引っかかるところがあります。
 確かに「モラルハザード」という問題などを考えれば、「無事故者を結果的に割り引く(事故者の保険料を増やす)」つう制度はこの御仁が言うように一概に否定はできない*20でしょう(こうした制度は自動車保険に限らないでしょう)。小生も自動車で事故(幸いも物損ですが)ったあげく、保険を使って保険料が無事故者より明らかに割高になっています*21が、まあ仕方がないとあきらめてはいます。
 ただ一方で「モラルハザードの問題を全く無視したような質問するだろうか」つう疑問もある。コレは質問に問題があると言うよりは赤旗のまとめ方に問題がある*22可能性を考えた方がいいんじゃないか。つまりは赤旗記事ではなく質疑応答全部を確認した方がいいんじゃないかつう話です(俺個人はそこまでやる気ないですが)。

 内部留保論のときもそうだったように、「程度の問題」であるというのならば、具体的な数値を指摘する必要があります。内部留保論のときのような「たった1パーセント」といった言い分は、具体的な根拠のある数値ではないので通用しません。

 いやいや「保険料率」はともかく少なくとも内部留保論の時の「たった1パーセントでも従業員に還元せよ」は充分意味のある話でしょうね。
 そもそも日本共産党はミニ野党にすぎません。「内部留保の何パーセント還元が適切か」なんて徹底的に詰めた議論を求めるのは酷でしょう。そもそも「たった1パーセント」という物言いは「1パーセントなら財界も受け入れることができるはずだしそれでも従業員の給与はかなり良くなる(まずはそこを目指す)」つう現実主義であって、いきなり「3%*23出せ」とか言っても何もどうにもならない。
 そもそも内部留保論はこの方が言うほど「世間に無視されてたか」といえばそんな事もないでしょう。
 つうか民主党政権時の「埋蔵金」のほうがよほどデタラメですけどねえ(なお、共産党支持者としての手前味噌になりますが共産党は当初から民主党埋蔵金論には「民主党埋蔵金扱いしているモノは実際には埋蔵金と評価できるモノではない」として否定的でした)。「ミニ野党共産」ならまだしも最大野党がアレでは小生もさすがに「おいおい」ですね。あげく三党合意で消費税増税ですから。
 まあ、だからといって俺はさすがに現安倍政権が民主党よりマシだとは少しも思いませんが。


■大森勝久ブログ『ロシア、中共北朝鮮の対日核ミサイルに対し、日本は日米同盟を堅持して核武装をしなければならない』
http://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12276920091.html
 大森氏の指摘には一点正しいところがあります。
 それは「核ミサイルの保有数からいったら、北朝鮮より中露の方が怖い」ということです。
 騒がれてるICBMにしたって北朝鮮は「保有の疑い」に過ぎないのに対し、中露は既に保有しています。
 「軍事力の面」だけ見れば、大森氏が言うように「中露の協力で北朝鮮の核、ミサイル開発を封じ込める」つうのは実にナンセンスです。
 しかし「北朝鮮のミサイルの脅威」とは言っても「中露のミサイルの脅威」とはあまり言わない(まあ言われても困りますし、中露に米国や日本をミサイル攻撃する動機はないだろうという意味でそんな脅威はないと思いますが)
 何故中露の脅威と言われないかと言えばそれは「中露と日本にそれなりの経済的つながりがあるから」でしょう。それなりの経済的つながりがある以上、中露には日本攻撃する動機がないし、一方日本側も無茶苦茶な中露非難はしづらい。それは「中露との商売をどぶに捨てること」を意味するからです。特に「中国とのビジネスをどぶに捨てるなんてこと」はあまりにもデメリットが大きい。
 そう言う意味では「困難な話」ですがやはり朝鮮半島の安全の為には「日朝間、南北朝鮮間の経済交流を大きくする」つう事が大事でないかと改めて思います。まあ、日朝は当面期待できそうにないので、南北朝鮮間に期待したい。そう言う意味では俺は「ロシアと北朝鮮の間の万景峰号航路開設」もむしろ認める立場です。


■どうにもとまらない
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246629522-1.html

 話し合いをどんなにしたところで、北朝鮮は核・ミサイルの開発を止めません。ここまで来たら体制を変える、あるいは最低限耐えがたい程のダメージを与えるしかありません。

 いつもの北朝鮮打倒論ですが間違いだらけですね。
 先ず第一に「話し合いをどんなにしたところで」も何も「カーター訪朝」「小泉訪朝」「金大中訪朝」など一部を除けば話し合いなどほとんどありません。
 「話し合いして欲しかったら無条件で核廃棄しろ(米国)」「核廃棄後に政権転覆されたリビアカダフィ政権の二の舞はごめんだから嫌だ。米国の方こそ無条件で交渉に応じろ。核廃棄してもカダフィのような目にあわないと確信したらその時に廃棄する(北朝鮮)」つうやりとりでずっと来たわけです。
 第二に荒木はどうやって「体制を変える、あるいは最低限耐えがたい程のダメージを与える」つもりなのか。そして「体制を変える、あるいは最低限耐えがたい程のダメージを与える」ことによって荒木は何をしたいのか。荒木の建前ではそうすることは少なくとも「拉致の解決に役立たないといけない」わけですが一体どういう理屈で拉致の解決に役立つのか。
 第三にむしろ拉致の解決(蓮池夫妻らの帰国)は「小泉訪朝」という「話し合い」でもたらされました。
 第18富士山丸船長、機関長解放も「金丸*24訪朝」という「話し合い」でもたらされました。


櫻井よしこ『経済政策の具体論見えない共産党 共闘の民進党ともに描けぬ明るい展望』
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/05/20/6842
 やれやれですね。経済に何一つ関心がない「アベノミクス万歳しかいわない」よしこら日本ウヨにそんな事言われる筋合いありませんが。
 少なくとも共産党
1)「消費税増税社会保険料増、社会給付(年金など)減少などの国民負担増は辞めるべし」「国民負担増が消費意欲を失わせ景気を悪くしてる」
2)「最低賃金増など、給与を上げる策をうつべし」「給与を上げることによって消費増→景気回復の道ができる」
程度の政府批判、具体論は出していますが。共産党が野党(それも第二野党)であることを考えればその程度の主張で十分だと俺個人は思っています。
 またよしこは「共産党の経済政策の大枠が見えない」とも抜かしていますが赤旗、前衛などを見れば「当面、北欧やフランス、ドイツなどを参考に欧州型社民主義を目標とする(日本は未だ欧州型社民主義の域にすら達しておらず、その域に達しなければ、最終目標である共産主義など無理)」という見解であることは容易に理解できます。
 まあ、その辺のおっさん、おばさんがこういうなら「我々の宣伝不足です(共産党)」つうことになるでしょうが、仮にも政治活動家を名乗るよしこが「共産党の経済政策の大枠が見えない」というのが事実ならそれは単によしこが不勉強なだけです。
 つうか自民党の経済政策は「経団連(財界)の要望が主なベース」とわかるのですが、俺の方こそよしこら、ウヨ連中の経済政策がさっぱりわからないのですが。
 おそらく経済政策には興味がないのでしょう。よしこらに興味があるのは打倒中国共産党だの歴史戦だのと言った右翼的な話でしかない。

 共産党幹部会委員長の志位和夫氏が「共産党の統一戦線の対象者」から外す人として「資本金十億円以上の(企業の)役員」と語っている

 そりゃ普通に考えて外すでしょう。つうか志位氏がわざわざ外すと言わなくたって「大企業の役員」で共産党と連携したいなんて人が何処にいるのか。
 しかも「資本金十億円以上の(企業の)役員は共闘対象と考えてない」といっただけで「資本金10億円以上の企業を国有化するのか?(よしこ)」なんて言うのはデマもいいところです。
 何で共闘対象から外すことが「国有化の対象」にすることになるのか。むしろそういうことを言うよしこらウヨの方が「共闘対象としない人々=敵だから何してもいいと思ってる。それが俺達ウヨの価値観だ」「俺達ウヨには敵か味方か二種類の人間しかいない」と自白してるようなモンです。
 大体そう言うコトを言うならよしこらウヨは中国共産党みたいに「大企業の役員すら党員になれる」方が共産党のあるべき姿だとでも言うのか?。まあ、大企業役員の誰も共産党員にならないでしょうが、そういうことを志位氏が目指すと言った*25ら、よしこは「日本共産党は、中国共産党を見習って柔軟になった」と評価するのか?
 よしこらウヨはそういう中国共産党に向かって「大企業役員でも党員になれるなんてそれでも共産党か?」等と罵倒していたと思いますが。

共産党が全ての綱領で「経済の統制を掲げている」

 そりゃ何らかの統制はするでしょう。統制イコール国有化ではないし、今時何の統制もしない経済なんてあり得ない。
 例えば「労働者保護法」「独禁法」「環境規制」「タックスヘイブン規制」「サラ金規制法(高金利規制など)」など、全て統制の訳です。問題は統制することではなくて、必要ある統制はして、必要のない統制はしないつうだけの話です。共産党の掲げてる統制が適切かどうかと言う話です。
 大体そう言うよしこらだって「外国人の土地保有に規制しろ」と一定の統制を主張してるわけです。

 世界の先進国の中で、共産主義勢力が伸びているのは日本だけ

 この理由は非常に簡単です。日本では共産党が事実上「社民政党化」してるから、つうのがその答えです。おそらく「一党独裁でないのに、複数政党制なのに共産党が一定の力を持ってる国」はどこもそうでしょう。
 何故「日本では社会党社民党)や民社党社民連などが欧州のように社民政党として確固たる地位を占めることができなかったのか」「何故民進党は連合が支持してるのに社民政党ではないのか」「そもそも連合は社民政党を作る気があるのか」「何故共産党が事実上社民政党化したのか」は難しい問題なのでひとまずおきます。
 英国労働党やフランス社会党ドイツ社会民主党にあたる政党は日本では「昔はともかく」今は共産党です。自民、公明といった与党、維新、次世代といった「事実上の与党(なんちゃって野党)」はもちろん、野党でも民進党自由党は社民政党とは到底いえません。民進党前代表の岡田氏*26民主党元代表の前原氏、野田氏*27(現幹事長)、自由党代表の小沢氏*28などはその出自(自民党日本新党などの保守政党出身)から見ても、政治主張から見ても社民政治家とは言えない(連合が支援してるのに民進党が社民政党でないというのも世界的に見れば非常におかしな話ですが、それは連合が労組の名に値しないと言う事でしょう)。
 社民党は社民政党ですが今や共産党以下の政治力です。その結果、社民主義を展望する国民のうちの一部は共産党に期待するし、その期待に応えて共産党も「当面の目標にすぎない。最終目標は今も共産主義だ」と断りながらも、共産主義を当面棚上げして社民的政策を主張するわけです。
 性格が違うとは言え日本共産党の現状は「中国共産党が改革開放するようなもん」です。日本共産党にはそのようなある程度の柔軟性があるから、「過大評価は禁物」ですが躍進した(まあそうした日本共産党の柔軟性は人によっては右傾化、右翼転向、右翼偏向、日和見という非難の対象になりますが、俺個人はそう言う立場ではありません)。
 共産党が社民政党化してるからこそ、彼らは民進党社民党自由党と共闘する、共闘できるし、「過大評価は禁物」ですが共産主義支持者以外からも一定の支持が得られるわけです。
 そもそも今の共産支持の多くを「共産主義支持」などとは、まともな脳みその持ち主なら「共産党執行部」も自公側も、その他、誰であっても誰も考えてはいないでしょう。
 よしこですらそんな事は考えてない。単にまともに共産党批判をするのが面倒であると共に、国民を「あいつらにまともな政治論語ったって分かるわけがない、むしろ共産主義の脅威で十分だ」と舐めてるからこそ「共産主義の脅威」などとデマ飛ばしてるだけです。
 むしろよしこが本気で「日本共産党は旧態依然だ」と思ってたら何も言わないでしょう。「日本共産党に一定の恐怖を感じるからこそ」非難せずにはいられないわけです。
 よしこが共産党に対しもっぱら悪口し、社民党自由党に対してはそれほどでもないのはそういうことです。社民党自由党はよしこらにとって脅威でないからよしこらはあまり何も言わない。
 むしろ共産党に比べたらよしこらウヨの方がよほど旧態依然でしょう。


櫻井よしこ『離党後、真価が問われる長島氏*29
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/05/18/6835

蓮舫氏が代表選挙に出た昨年9月、私は共産党との関係を白紙に戻すことなどを要請しました。しかし、蓮舫氏は何もしませんでした

 共産党との共闘は一定の成果を上げています。民進党支持層もほとんどが容認してる。
 一方、長島には何の成果もありません。長島は大物議員でもない。無視されるのは当然です。

「私は2大政党制はすでに幻想だと思います」
 では長島氏はこれからどのような政治活動を目指すのか。
「日本は、ドイツのような複数政党による連立政権に向かうのがよいと考えます。

 「だーかーら、それが四野党共闘なんじゃねーのかよ」といいたくなるのは俺だけではないでしょう。民進党が単独内閣ではなく「連立」を目指すとして「閣外協力」と言う形であれ共産党との協力関係をつくらずしてどうやって連立を目指すのか。正直「共産除外で社民、自由だけ」では難しいでしょう。一方、自公や「自公応援団」維新と連立することはありえないでしょう。結局、長島が自分だけでも自民党入りしたいだけの話の訳です。

 月刊誌『正論』6月号に、氏は「真の保守を標榜する立場から言論空間における左右と国会における与野党の主張を包摂し」「中庸の思想」を実践したい旨、書いている。

 唖然ですね。中庸とは「中道」ですがウヨの長島の何処が中道なのか。

 迷走を続ける民進党を去るという意味で、氏に続く政治家はいないのか。鷲尾英一郎*30吉良州司*31北神圭朗*32各氏らの顔が浮かぶ。民進党の現状に不満を持つ原口一博*33前原誠司細野豪志各氏らはどうか。

 まあ、よしこが名前を挙げた「右よりの反執行部分子」は去りはしないでしょう。特に元代表、元政調会長・前原氏*34や元政調会長、元幹事長・細野氏*35はともかく他の連中ははっきりいって小物ですし。俺はよしことは別の意味でそう言う「野党共闘を壊しかねない連中」には去って欲しいですけど。

 党員30万人、党支部2万、地方議員2800人超という基盤をもつ共産党に比べて、民進党の組織は脆弱極まる。一旦協力すれば飲み込まれるのは確実だ。

 確かに民進党地方基盤は脆弱でしょうし、だからこそ「共産党の地方基盤」は民進党にとってそれなりに魅力でしょう。とはいえ「連合の存在もある」し、もちろん「飲み込まれるわけもない」。
1)よしこが危機感を煽り、民心党内右派分子の造反を煽りたい
2)よしこが野党共闘を恐れてる
3)よしこにとっては「改憲反対」「原発再稼働反対(早急な脱原発)」「首相靖国参拝反対」などの「共産党的でない」反極右のレベルでも「共産に飲み込まれたも同然」
のどれか、あるいは「全て」つう話でしかない。

 彼らは、1922年、旧ソ連のモスクワに本部を置くコミンテルン共産主義インターナショナル)の日本支部として誕生した。全世界の共産主義化を目的とするコミンテルンの「日本支部」である。

 「何年前の話だよ」ですよねえ。それいったら中国共産党だってベトナム共産党だって何処だって同じ話でしょうし。
 大体「プラハの春弾圧」を機に日本共産党が長くソ連共産党と対立してきたのに、また今や「ソ連共産党なんて存在しない」のに何言ってるんだって話です。
 つうか「岩手県陸前高田市長選」では自民党と共闘すらしたのが今の共産党ですが。今の陸前高田市長・戸羽太氏はもともとは自民党系列の市議です。
 そして彼を助役に登用し、彼の市長への道を開いた「前陸前高田市長」中里長門氏(故人)はもともとは共産党市議です(中里氏、戸羽氏が当選した選挙では異例の自共共闘が行われ、民主党系候補との戦いがされた)。
 まあこれは「陸前高田市はもともと小沢一郎*36の地盤で自民党勢力が弱い」つう特殊事情がありますが、それにしたって今や「自民党共産党が共闘する時代」のわけです。
 あるいは堺市長選や大阪市長選、大阪都構想住民投票で「自民党共産党」が反維新で共闘したことはよしこ的にどうなのか。まあよしこだって本心じゃ自分の物言いがデマだとよく分かってるでしょうが。

世界の先進国でいまも共産党が躍進しているのは日本だけ

 全く無知ですけど、左翼ではなく「共産党だと」そうなんですかね?
 それ日本人が「共産党の脅威に無頓着」つう話ではなく
1)「理由はともかく」共産党に変わる有力な左翼政党が日本に存在しない、いやそれどころか「中道政党」「穏健保守政党」の全国規模の有力野党って共産以外に存在しないんじゃ?
 社会党が鞍替えした社民党は今や共産党より力がないですし、社民、共産以外では全国規模の左翼政党は存在しません。
 民進党は左翼政党とは言えません。いやそれどころか松原仁ら極右議員の存在を考えたら左翼政党どころか「中道政党」「穏健保守政党」と言えるかも疑問です。結果「共産主義者でなくても」共産党支持という事態が起きるわけです
2)そうした情勢に対応して共産党も「共産主義は当面の目標」として事実上「欧州の社民政党に近い存在となってる」つうだけの話でしょうに。
 まあ正直「全国規模の有力な、信用できる欧州社民政党のような政党」ができれば「共産党が党名変更し完全な社民政党にでもならない限り」共産党の躍進も厳しいでしょう。土井社会党や江田社民連が存在した時代は恐らくそうでしょう。
 しかし不幸なことに、今の日本には「全国規模の有力な、信用できる欧州社民政党のような政党」は日本には「敢えて言えば共産かなあ」位しか存在しません。結果「欧州社民政党に魅力を感じる人の一部」が共産党に投票してささやかながら躍進する。

 5月3日、BSフジの「プライムニュース」で小池晃共産党書記局長は「天皇のいない日本国は想像できない」という趣旨の発言をした。

 前後の文脈が分からないと何とも判断できません。「いずれは廃止」が共産党の方針なのでたぶん小池発言は「当面そう言うコトは想定できない日本国民が多いでしょうし、だから今すぐなくさなきゃいけないとは我々思ってない。国民世論が熟した上でなくす」程度の話でしょう。

 不破哲三氏は『日本共産党綱領を読む』(新日本出版社)で「民主主義の徹底のためには天皇制はない方がいい」と明記し、志位和夫委員長は12年1月10日、共産党本部の「綱領教室」で「日本の将来の発展の方向としては、天皇の制度のない、民主共和制を目標とする」と語った。

 むしろ「国王制度を廃止して共和制度にした国」の方が多いのだから別に問題などないでしょう。
 割と最近もネパールが王制を「平和的に(つまり王を殺さずに)」廃止しました。
 もちろん共産党は国営反対であって「よしこらが私的に天皇制度を維持すること」には別に反対しないわけです。
 宗教団体「天皇教」でも芸能事務所「皇族(所属タレントが皇族)」でも「家元制度」でも好きにやればいい。

立花隆氏も『日本共産党の研究(二)』(講談社文庫)で、共産党は「日ソ戦が起きたら、日本が敗北しソ連が勝つように全力をつくし、そのためには赤軍に協力し、国内で赤軍の攻勢に呼応して内乱を起こし、その内乱の成功のためには赤軍の協力を求める」と書いた。

 それ事実だとしても*37「戦前日本の話」でしょう。
 立花も「戦後もそうだ」という気はないでしょうし、もし立花が「戦後もそうだ」というなら単に立花が反共デマゴーグであるにすぎません。

民進党はこのような共産党と共同歩調をとるのか。そのことに抗して除名された長島氏

 長島が除名されたのは奴が離党表明してからのことですが。「小沢一郎グループの民主党離党」時もそうでしたし、郵政選挙での「造反組自民党離党(ほとんどが後に復党したが)」の時もそうでしたが?


拉致問題担当大臣
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246529520-e.html

 現在加藤さん*38が拉致以外に担当している大臣は次の役職です。
 内閣府特命担当大臣少子化対策担当、男女共同参画担当)
 一億総活躍担当大臣
 働き方改革担当大臣
 女性活躍担当大臣
 再チャレンジ担当大臣

 で安倍は内閣の目玉政策として「一億総活躍」「働き方改革」「女性活躍」を位置づけています。
 当然ながら荒木ら救う会でなくても「それで拉致に手が回るのか」つう批判はでるでしょう。
 ただし正直、拉致担当相のやってることは俺の理解では「国民への拉致啓発活動&家族会のお世話」です。正直「働き方改革」などと比べたら大したことやってないから兼務でも充分つとまる(と俺は思いますし、安倍もそう思ってるのでしょう)。
 日朝交渉は外務省だし、「まあ事実上何もできないでしょうが」拉致の捜査は警察庁国家公安委員長)です。
 まあ、「拉致担当相が兼務」つうのは加藤氏以前からそうですが。
 ウィキペ「拉致問題対策本部」で加藤氏以前を見てみると以下の通りです。

・第一次安倍*39内閣
  塩崎恭久*40官房長官の兼務
・第一次安倍改造内閣
  与謝野馨*41官房長官の兼務
・福田*42内閣
  町村信孝*43官房長官の兼務
・福田改造内閣
  中山恭子内閣府特命担当大臣少子化対策男女共同参画、公文書管理担当)の兼務
・麻生*44内閣
  河村建夫*45官房長官の兼務
・鳩山*46、菅*47内閣
  中井洽*48国家公安委員長内閣府特命担当大臣(防災担当)の兼務
・菅第一次改造内閣
  柳田稔法相の兼務
・菅第二次改造内閣
  中野寛成国家公安委員長内閣府特命担当大臣公務員制度改革担当)の兼務
・野田内閣
  山岡賢次国家公安委員長内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全担当)の兼務
・野田第一次、第二次改造内閣
  松原仁国家公安委員長内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全担当)の兼務
・野田第三次改造内閣
  田中慶秋法相の兼務→(スキャンダルによる田中氏の辞任後は)藤村修*49官房長官の兼務
・第二次安倍内閣
  古屋圭司国家公安委員長内閣府特命担当大臣(防災及び国土強靱化担当)の兼務
・第二次安倍改造、第三次安倍内閣
  山谷えり子国家公安委員長内閣府特命担当大臣(海洋政策・領土問題、国土強靭化、防災担当)の兼務

 「第一次安倍〜麻生」までがほぼ「官房長官の兼務」です(例外が福田改造の中山恭子。まあ、家族会を懐柔するための人事でしょう。そしてさすがに中山を官房長官には出来ない訳です)。
 まあ「拉致は国家公安委員長警察庁)と外相(外務省)が関わるから、その上に官房長官が拉致担当相として司令塔をやるんです」つう話だったんでしょう。
 また官房長官兼務時代は「福田改造時代の中山恭子」「安倍の引きで官房長官(初入閣)になった塩崎氏」を除けば与謝野元政調会長、町村元外相などなかなかの大物揃いです。
 「鳩山〜第三次安倍(改造前)」までがほぼ「国家公安委員長の兼務」です。まあ、国家公安委員長兼務時代も例えば「内閣府特命担当大臣(防災及び国土強靱化担当)」なんてのがくっついてましたが。
 そして、加藤氏になると、官房長官でも国家公安委員長でもなくなりました。そして兼務がやたら増えたわけです。しかも加藤氏は「安倍の側近」とはいえ「山谷えり子古屋圭司」と違い山谷らほどの極右ではなく、かつ救う会ともほとんど関係がなかったわけです。その結果救う会サイドの不満が募ると。

【追記】
 ちなみに拉致担当相以外の内閣府特命担当大臣ですがこれもまあ何というかあまり統一性がないですね。
 たとえば、
1)野田内閣での内閣府特命担当大臣少子化担当)は「小宮山洋子*50厚労相の兼務」でした。もちろん「保育園は厚労省の担当」だから一理あります。
 じゃあ常に「少子化担当相は厚労相の兼務か?」といったら勿論そうなってない。今の加藤少子化担当相は厚労相じゃないわけです。
2)あるいは沖縄・北方担当相は

・小泉*51内閣
  小池*52環境相の兼務
・福田改造内閣
  林*53国家公安委員長の兼務
・鳩山、菅内閣
  前原国交相の兼務
・菅第一次改造内閣
  馬渕*54国交相の兼務
・菅第二次改造内閣
  枝野*55官房長官の兼務 
・野田内閣(第二次改造まで)
  川端*56総務相の兼務
・野田内閣(第三次改造)
  樽床総務相の兼務

 と「環境相国家公安委員長国交相官房長官総務相の兼務」ということでまるでばらばらなわけです。
3)あるいは加藤氏が拉致担当相になるまでは国家公安委員長の兼務は拉致担当だったのが、加藤氏が拉致担当兼務になると突然、国家公安委員長の新しい兼務として「消費者及び食品安全担当」が入るとか、もう本当に統一性がないですね。


■中国 
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246229516-3.html

中国は改革開放が本格化した1980年代以降、北朝鮮にも改革開放政策を求めて来ました。それに対して金日成*57金正日*58も極めて不快に思いながら、なんとかかわしてきました。金正恩*59でますます不安を感じた中国は張成沢*60を通じて改革開放政策を進め、緩衝地帯としての北朝鮮を維持しようとしたものの、張成沢が殺されてしまいそれも頓挫。

 いや改革開放の「成果」はともかく「方向性」について言えば全然挫折してないですよね。
 たとえば開城工業団地は改革開放の一種ではないのか。あるいは「北朝鮮が拉致を認めた」のは「日朝国交正常化」して大規模に日本資本を引っ張って改革開放に利用したかったらではないのか。
 あるいは最近、北朝鮮が馬息嶺スキー場なんてもんをつくって海外観光客を呼ぼうとしてるのは明らかに改革開放でしょう。
 つまり北朝鮮は「政権へのダメージを危惧して漸進的かも知れない*61」し、こうした改革開放の成果は「まだまだ」かもしれませんが方向性は明らかに改革開放に舵を切っています。コレはある意味当たり前のことで小生の理解では有名な中国やベトナムは勿論、キューバラオスだってそう言う方向性を確か目指してますからね。
 「改革開放をいかなる形でも目指さない共産国」なんて何処にも存在しないでしょう。
 なお、張粛清について「親中国派だから」云々つうのは荒木らが勝手に言ってることでぶっちゃけ何の根拠もないと思います。

安倍総理もどこかで「なんかさあ、中国って偉そうにしてるけど、結局北朝鮮に手を出せないんだよな」とかいつぶやいたらどうでしょう(Twitterでは困りますが、プライベートかつ外に聞こえるように)。面子が潰れると思えば米国より早く「斬首作戦」やってくれるかもしれません。

 中国も斬首作戦なんかやるわけがありませんがそれはともかく。
 一体どうすれば「プライベートかつ外に聞こえるように」できるのか。そんな魔法のようなことはできるわけがない。
 せいぜいやるとしたら「御用マスコミの産経でも使って」政界の噂として流した上で安倍当人は否定する程度の事でしょうか。まあそれに果たしてプラスの意味があるのか疑問ですが。

<調査会役員の参加するイベント>
・5月20日(土)13:30 アジア太平洋交流学会定例会(同会主催)
・代表荒木が参加

 荒木が参加する学会などどうせまともな学会ではないだろうと思ってググったところ予想通りでした。
 理事長「藤井厳喜(極右活動家)」ですからね(苦笑)。

*1:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*2:「唐と中華人民共和国」、「天智天皇政権と田中角栄政権」は全然違いますからね。「どっちも同じ中国政府、同じ日本政府だ」なんつうのは無茶苦茶な暴論です。

*3:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*4:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*5:著書『大化改新』(1993年、中公新書)、『壬申の乱』(1996年、中公新書)、『彷徨の王権 聖武天皇』(1999年、角川選書)、『天智天皇』(1999年、PHP新書)、『聖徳太子はなぜ天皇になれなかったのか』(2000年、角川ソフィア文庫)、『中大兄皇子』(2002年、角川ソフィア文庫)、『古代の皇位継承:天武系皇統は実在したか』(2007年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『蘇我氏四代の冤罪を晴らす』(2008年、学研新書)、『天智と持統』(2010年、講談社現代新書)、『天武天皇の企て:壬申の乱で解く日本書紀』(2014年、角川選書)、『天平の三皇女:聖武帝の娘の栄光と悲劇』(2016年、河出文庫)など

*6:著書『奈良貴族の時代史:長屋王家木簡と北宮王家』(2009年、講談社選書メチエ)、『倭の五王』(2010年、山川出版社日本史リブレット人)、『遣唐使の光芒』(2010年、角川選書)、『古代豪族と武士の誕生』(2012年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『天智天皇』(2016年、吉川弘文館人物叢書)など

*7:著書『平安京の暮らしと行政』(2001年、山川出版社日本史リブレット)、『女帝推古と聖徳太子』(2004年、光文社新書)、『偽りの大化改新』(2006年、講談社現代新書)、『日本神話を語ろう:イザナキ・イザナミの物語』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『天智朝と東アジア:唐の支配から律令国家へ』(2015年、NHKブックス)など

*8:唐の支援で百済を滅ぼした新羅王・武烈王のこと。彼の子である文武王が高句麗を滅ぼし朝鮮半島を統一した。

*9:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*10:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*11:小生も無知なのでこの辺り1)日本に売られた喧嘩を買って日本を叩き潰しただけでそもそも日本侵攻の意図などなかったのか、2)侵攻の意図はあったが高句麗との戦いなど他のことに手間取り、日本侵攻の機会を逸したのか、は知りません。

*12:徳島県警本部長、警察庁警備局警備課長、警察庁警備局外事情報部外事課長、第一次安倍内閣首相秘書官、兵庫県警本部長、警察庁警備局外事情報部長、警察庁長官官房総括審議官等を経て現在、内閣情報官

*13:2005年に取手市編入

*14:2005年に半田町、貞光町一宇村が合併して誕生

*15:前川さんの親族、文科省での元部下、前川製作所(前川さんの父親の会社)関係者など

*16:将軍・徳川吉宗が『旗本の三男坊・徳田新之助』を名乗る

*17:水戸藩主・徳川光圀が『越後の縮緬問屋の隠居・光右衛門』を名乗る

*18:江戸北町奉行遠山金四郎景元が『遊び人の金さん』を名乗る

*19:もちろん江戸南町奉行を務めた大岡越前守忠相のこと

*20:もちろんあくまでも程度の問題ですが。軽微な事故でもやたら保険料を上げるつうのではもちろん問題が出てきます。

*21:なお、個人的にはモラルハザードで事故を起こしたつもりはないですが。つまりは運転が下手だと言う事です。ただ埼玉だと運転しないと生活に支障が出るので運転しないわけにも行かない。

*22:もちろん赤旗は党機関紙である以上、それも広い意味では「党の問題」ですが少なくとも大門氏の問題ではない。

*23:まあ%は5%でも10%でもいいですが

*24:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*25:言うわけもないですが

*26:鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相、民主党代表などを経て現在、民進党常任顧問

*27:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相。現在、民進党幹事長

*28:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長、新生党代表幹事、新進党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)などを経て自由党代表

*29:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣を歴任

*30:野田内閣で農水大臣政務官

*31:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣外務副大臣を歴任

*32:野田内閣で経産大臣政務官

*33:鳩山、菅内閣総務相

*34:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相など歴任。

*35:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)など歴任

*36:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、民主党幹事長(鳩山代表)などを経て自由党代表

*37:無知なので事実か知りませんが

*38:自民党総裁特別補佐(第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣官房副長官などを経て第三次安倍内閣一億総活躍等担当相

*39:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*40:現在、第三次安倍内閣厚労相

*41:村山内閣文相、橋本内閣官房副長官小渕内閣通産相自民党政調会長(小泉総裁時代)、第3次小泉改造内閣経済財政担当相、第一次安倍改造内閣官房長官麻生内閣財務相、菅第二次改造内閣経済財政担当相等歴任

*42:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*43:橋本内閣文相、森内閣文科相、小泉、第一次安倍内閣外相、福田内閣官房長官衆院議長を歴任

*44:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*45:小泉内閣文科相麻生内閣官房長官などを歴任

*46:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*47:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相。現在、民進党最高顧問

*48:羽田内閣で法相

*49:菅内閣外務副大臣、厚労副大臣を経て野田内閣官房長官

*50:菅内閣厚労副大臣、野田内閣厚労相を歴任

*51:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*52:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長を経て都知事

*53:福田改造、麻生内閣国交相、第三次安倍第一次改造内閣経産相を歴任

*54:鳩山、菅内閣国交副大臣、菅第一次改造内閣国交相を歴任

*55:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)などを経て現在、民進党憲法調査会

*56:鳩山、菅内閣文科相、野田内閣総務相等を経て現在、衆院副議長

*57:国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*58:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*59:国務委員長、朝鮮労働党委員長、朝鮮人民軍最高司令官

*60:金正日氏の義弟。失脚当時、国防副委員長、朝鮮労働党行政部長

*61:この辺りは素人なので勿論分かりません