「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/13分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。
毎日新聞北朝鮮拉致問題:解決を 特定失踪者家族も切実 5人帰国15年』
https://mainichi.jp/articles/20171015/ddm/041/040/143000c
 産経ならまだしも毎日でこの記事かよと呆れます。日本政府が一人として特定失踪者を拉致認定しないこと、国内で何人も特定失踪者が発見されてること、松岡伸矢君という幼稚園児すら特定失踪者認定されてることをどう思ってるんだと毎日新聞を問いただしたくなります。


■産経【北朝鮮拉致】局面打開に期待も「ゴールではない」 拉致被害者家族、トランプ大統領と面会へ
http://www.sankei.com/world/news/171013/wor1710130006-n1.html
 「トランプ以前の大統領」ブッシュ子やオバマも会ってくれました。でも「拉致解決」と言う意味では何も変わりませんでした。むしろ拉致解決のために貢献したのは訪朝した当時の小泉*1首相とそれを支えた福田官房長官(後に首相)でした。あるいは小泉訪朝をアシストしたらしい金大中*2韓国大統領でした(しかし家族会、救う会は愚かにも「拉致被害者が5人しか帰ってこないのか」「国交正常化時の経済支援を日朝平壌宣言で約束するとはどういうことか」と悪口し、拉致解決を妨害しました。金大統領についても太陽政策を理由に北朝鮮シンパ呼ばわりです。本当にアホでクズの家族会、救う会です)。
 それどころかブッシュ子は家族会、救う会の要望を無視して「国益判断」で「北朝鮮のテロ支援国指定」を解除*3すらしました(俺個人はテロ支援国指定が拉致解決に役立つとは思ってないので解除してもいっこうに構いませんが)。
 今回も同じでしょう。
 ブッシュ子やオバマの時も「会ってくれてありがとう」で終わりなんですからトランプも気軽に会うでしょう。
 これが「ブッシュ子やオバマは口先だけだ、何もしてくれなかった」と家族会が批判するようであれば、「後で批判されること」を恐れてトランプも気軽には会えないでしょうが。その程度の実にくだらない話です。


■産経【国難を問う(2)】最悪のシナリオは核保有した統一朝鮮の出現 日本列島は「ダモクレスの剣」を突きつけられるのか?(田北真樹子)
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130007-n1.html

「日本にとって朝鮮半島は常にダモクレスの剣なんですよ」。政府高官はぽつりとこう漏らした。

 暴言にもほどがありますね(産経もそれを自覚してるからこそ高官の名前が書けないのでしょうが)。韓国の方こそ「豊臣秀吉の侵略と伊藤博文(初代韓国統監)の侵略。日本は韓国にとって歴史的にダモクレスの剣だった」と思ってることでしょう。

 日清戦争日露戦争は、中国、ロシアの覇権が朝鮮半島に及びそうになったことで勃発した。

 「ウソも大概にしろ」ですね。
 話は全く逆で「日本の覇権が及びそうになったから」、つまり「日本が韓国を植民地化しようとしたから」、それを是としない中国(清朝)やロシアの反発によって戦争が起こったわけです。
 「日本が朝鮮植民地化を計画しなければ」、そして「その計画実現のためなら、中露との戦争もやむなし」と考えなければ戦争にはなりません。
 つうか日清、日露に限らず、第一次世界大戦参戦(パラオなどドイツの植民地を攻撃)にせよ、シベリア出兵にせよ、日中戦争にせよ、太平洋戦争にせよ、近代日本の戦争のほとんどは「明治時代の士族反乱鎮圧」など一部を除けば日本から仕掛けた侵略戦争です。「不可避」ではなく避けようとすれば避けられた。

歴史を遡(さかのぼ)れば、白村江の戦い元寇も同じ構図だといえる。

 元寇はともかく*4白村江の戦いなんて「唐・新羅連合軍に滅ぼされた百済の亡命者を日本が支援し、百済政権を再興する」なんて代物なんだから全然「国防的行為」とは言えないでしょう。
 かえって日本が負けて唐や新羅の遠征に怯える*5つうんだから全く当時の日本政府(大和朝廷)は滑稽です。まさか「大敗してもいい」と考えていたとも思えませんので「唐、新羅連合軍に勝てると勘違いしていた」のでしょう。お粗末な話です。
 ちなみに産経が「秀吉の朝鮮侵略」を持ち出さないのが興味深い。産経もアレは「防衛行為とは言えない」と自覚してるんでしょうか。
 ちなみに韓国併合では、

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-22/2007122212_01faq_0.html
 初代朝鮮総督となった寺内正毅*6は、黒田甲子郎編『元帥寺内伯爵伝』によると、「韓国併合」の祝宴で次の歌を詠みました。
 小早川加藤小西が世にあらば、今宵の月をいかに見るらむ
 この三人は、豊臣秀吉朝鮮侵略に派遣された武将、小早川隆景*7加藤清正小西行長です。寺内は、朝鮮侵略の目的を果たせなかった豊臣秀吉朝鮮侵略戦争を頭に描きながら、三人の武将は、韓国併合をどう見るだろうか、おそらくよくやったと思ってくれるだろうと詠んだのです。明治の政治家や軍人たちは、明治政府の朝鮮政策を、豊臣秀吉朝鮮侵略戦争の続きとしてみていたのです。

ということで、寺内正毅韓国併合の祝宴の際に詠んだ「小早川、加藤、小西が世にあらば 今宵の月をいかに見るらむ」という歌が有名で、歴史教科書や資料集にも良く載っています。
 この寺内の歌も「韓国併合が侵略以外の何物でもなかったこと」を良く証明しています。

 もし核保有した統一朝鮮が、中国と足並みをそろえて反日・反米傾向を強め、在韓米軍が撤退を余儀なくされるとどうなるか。

 そもそも第一に「統一朝鮮」なんて可能性が当面は低い。
 第二に「恐らく韓国主導で行われるであろう統一朝鮮」において「米軍が撤退するかどうか」は未知数です。まあ、建前としては「北朝鮮からの防衛=在韓米軍」ですが「中露の脅威」を理由に継続しておかれる可能性も大です。
 第三に建前としては「北朝鮮からの防衛=在韓米軍」なのだから統一朝鮮が誕生するならば、米軍撤退は別に「反米」ではない。むしろ「米軍が撤退する方が当然」でしょう。
 統一朝鮮の「核保有」の問題について言えば「核廃棄するよう要請」するだけの話です。まあ、可能なら統一前(つまり今の北朝鮮)に廃棄が出来ればいいんですけどね。

 平成14(2002)年9月、首相(当時)の小泉純一郎*8が訪朝し、北朝鮮朝鮮労働党総書記の金正日と合意した日朝平壌宣言では、国交正常化後に日本が経済協力を実施することが明文化された。その額は1兆円とされる。
 統一朝鮮が、北朝鮮に対する戦後賠償として、これを上回る金額を要求する可能性がある。

 ばかばかしい。1兆円行くかどうかはともかく、「北朝鮮には一銭も払いたくない」なんて立場を日本がとらない限り、あるいは統一朝鮮が「金銭請求を放棄しない限り」、日本は何らかの金を払わざるを得ないわけです。
 なお、言うまでもないことですが北朝鮮が拉致を認め蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さんを帰国させるにおいてはこの「国交正常化時の経済支援」というあめ玉が大きかったわけです。

 中国は米国の同盟国と陸続きの国境線で接することを極度に嫌っており、米国も統一朝鮮の行方に懸念を示しているからだ。
 ロシアも北朝鮮の行方に強い関心を持っている。
 ロシアは、西側国境で北大西洋条約機構NATO)加盟国とにらみ合ってきた。露大統領ウラジーミル・プーチン*9が、東側国境にまで米国の息のかかった統一朝鮮が出現することを容認するはずがない。

 ばかばかしい。中露はともかく米国には「統一朝鮮を回避する理由はどこにもない」でしょう。
 単に「南北朝鮮統一後、今の米朝国境に米軍が配備されることを恐れる中露(緩衝地帯としての北朝鮮を求める中露)」の意志を無視して、中露と対立してまで統一朝鮮を目指す動機はないでしょうが。

 ということは、たとえ北朝鮮が米軍の軍事行動により崩壊したとしても、統一朝鮮はできずに、38度線以北に(ボーガス注:中露が支援する)「ポスト金正恩体制」が出現する可能性は大きい。

 「いやそんなんだったら、米国も軍事攻撃しないだろ?」ですよねえ。
 「38度線以北に中露が支援する国家*10て、それ今の北朝鮮と大して変わらねえだろ」ですね。まあ産経の理解では「北朝鮮の中露に対する従属度、傀儡度(?)がより強まる」んでしょうが、どっちにしろ「38度線以北に韓国の統治が及ばない場所がある」つうのは今の北朝鮮とある意味全く変わらない。

「最悪のシナリオ」はもう一つある。
 (ボーガス注:カーター訪朝による米朝合意のように)米国がギリギリの段階で軍事攻撃を取りやめ、米朝で対話することだ。

 「いやむしろ対話してもらった方がいいだろ」「つうか産経や安倍が米朝で戦争して欲しいのなら全然国難と違うやん」ですね。

 米朝対話で、米国が最も脅威に感じる大陸間弾道ミサイルICBM)や水爆の放棄などと引き換えに、金正恩体制の存続と支援を約束したらどうなるか。
 場合によっては、自衛のための最小限の核保有を認める可能性もある。

 「いや別に最悪の事態『米朝戦争』避けるためならそれでええんちゃうか?」と思いますが。


■産経【国難を問う(1)】迫る北朝鮮有事 後方支援、難民、戦費…日本に課せられる重い課題とは?(杉本康士)
http://www.sankei.com/politics/news/171012/plt1710120027-n1.html
 もちろん朝鮮有事は迫ってません。もし迫ってたら解散してる余裕なんかない。
 「解散中(9/28〜10/22)には有事は起きないが総選挙後は、11月以降年内にも有事が予想される」なんてそんな馬鹿な話はない。
 それとも「年内には有事は起きないが年明けにも起こる」つうんでしょうか。まあ、「年明けにも起きない」でしょうし「約3ヶ月後の年明け」では「迫ってる」とはとても言えませんが。
 いずれにせよ「いついつまで(例えば年内)に解散しないといけない」という前提がない限り「有事があったら解散できないから今解散する」つう話には全くなりません。そしてそんな前提はどこにもない。
 安倍にあったのは「野党共闘に否定的な前原なら野党共闘をこわして俺が有利になるかも知れない(残念ながら前原のバカのせいでそうなりつつありますが)」「小池新党に影も形もないから今解散したら俺が(以下略)」「もう森友加計でマスコミや国会で批判されるのは嫌だ」という党利党略でしかありません。もし「枝野代表で野党共闘が維持される」だの「小池新党大ブレイク」だのだったら安倍は絶対に解散しなかったでしょう。

 9月18日、マティスは米国防総省で記者団にソウルを危険にさらすことなく北朝鮮の核・ミサイルを無力化する軍事オプションがあるのかどうかを問われ、「ある」と断じたのだ。

 「でも軍事機密上、詳しい内容は言えない」つうんだから話になりません。
 俺のような軍事オプションに否定的な人間からすれば「フカシ(ブラフ、ハッタリ)か勘違いじゃないのか」「フカシか勘違いじゃないつう保障がない限りこんなもん怖すぎて信用できない」ですね。そしてそういう人間の誤解を解くために「ある程度の説明をする」なんてことは何一つマチスはしないわけです。何度も言いますが話になりません。こんなんでは米国議会や周辺諸国の了解をとることは難しいですし、了解もとらずに軍事攻撃ができるわけもない。そもそも了解無しで軍事攻撃する気ならこんな事言う必要もない。
 「北朝鮮への牽制発言に過ぎないんじゃないか」と疑った方が無難でしょう。
 大体マチスがこう放言してからこの産経記事の掲載日(10/12)で既に3週間が経っています。
 しかしそんな軍事攻撃は何もされないわけです。「そんな便利なオプションがあるとは思えず」、ソウルが犠牲になる危険性が高いでしょうから、されても困りますが。

 1994年の北朝鮮危機でも、米大統領(当時)のビル・クリントンは軍事行動を検討した。ところが、米軍の試算は、最初の90日間で米軍死傷者5万2千人、韓国軍死傷者49万人、民間人も含めると100万人超の犠牲者が出るという衝撃的な内容だった。

 「後にクリントン政権関係者によってあかされた話」ですが、そういうことです。そしてこうしたクリントン政権予測を「何故否定できるのか」マチスは説明しません。
 普通に考えて「当時よりミサイル性能は向上してる」でしょうから犠牲者はもっと増える可能性が高いでしょう。
 それともマチス的には「米軍死傷者5万2千人、韓国軍死傷者49万人、民間人も含めると100万人超の犠牲者が出る」のは「やむを得ない人柱で米韓国民は甘受すべきなのか」。
 これもマチスは説明しません。繰り返しますが「ろくな説明がない」ので怖すぎてマチスの主張なんかまるきり信用できません。
 「詳しい説明はできませんが、私のやり方でがんは治ります(あるいは儲かります)」レベルの、つまりインチキ医療やインチキ投資話のようなマチスの怪しい話を信用する人間は普通いない。

 米政府が軍事行動に踏み切るまでには、少なくとも2カ月の猶予がある。総攻撃には周到な準備が必要となるからだ。

 やれやれですね。それが事実ならマチス発言はなおさら「信用性が怪しい」でしょう。
 マチス発言をしてから「すぐに軍事攻撃をしなければ」北朝鮮に反撃の準備を与えるだけです。
 発言から3週間も経っても何も起きないこと自体「フカシじゃないのか」つう疑念は消えません。
 マチスのような発言は軍事的にも政治的*11にも「いつでも北朝鮮攻撃ができる」という情況にしてから、「最終通告だ、いついつまでホニャララしないと攻撃する」という形にするのがベストでしょう。しかしマチスはそうしないわけです。

 在韓米国人約26万人の退避も行わなければならず、これらに約2カ月必要とされる。

 そんな事が現実問題できるわけがないでしょう。
 「26万人の待避」なんか発表したら、韓国がパニック状態になるでしょう。米国国内(トランプ批判派、特にハト派)や中露などからも「トランプは自分から戦争をやる気か」という批判が出る。
 そして「北朝鮮がいつでも戦争をする気」なら「26万人の待避」を黙って見てるわけもない。産経の言ってることはどこからどこまでもデタラメです。

 副総理兼財務相麻生太郎*12は9月23日に宇都宮市での講演でこう語った。
 「難民が船に乗って新潟、山形、青森の方に間違いなく漂着する。不法入国で10万人単位。どこに収容するのか。警察で対応できるか。自衛隊、防衛出動か。じゃあ射殺か。真剣に考えた方がいい」
 一部メディアは「射殺」という言葉だけを批判したが、発言は政府が難民問題を真剣に検討している証左だといえる。

 ばかばかしい。麻生がくだらない放言しただけでしょう。北朝鮮難民問題を政府が検討してる根拠には何もなりません。


NHK『韓国外相「北朝鮮がピョンチャンパラ参加を表明」』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171012/k10011175901000.html
 緊張緩和の為にも是非参加して欲しい。


NHK『豪政府 サッカーU19北朝鮮代表の入国認めず』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171012/k10011175771000.html
 「中井ハマグリかよ、手前」ですね。
 中井ハマグリ「鳩山内閣国家公安委員長」が「北朝鮮女子サッカーチームの入国反対」とか抜かしたときは「サッカーチームの入国拒否して何がどうなるんだ」と心底呆れましたが豪州にはあいつ並みのバカが総理としているようです。安倍ですらやらなかったことをやろうとはなかなかのバカです。
 俺の豪州評価が大いに下がりました。FIFAは「スポーツに不当に政治を持ち込んだ腐れカス政府・豪州」にペナルティーを科すべきでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】国連本部中枢に北が職員派遣 情報漏洩の恐れ、日米が採用反対を伝達
http://www.sankei.com/world/news/171012/wor1710120024-n1.html
 ばかばかしい。普通に考えて「北朝鮮が国連に公式に送ってる職員」なんだから「北朝鮮に有利になるような機密情報」を「不当に入手できるようなこと」ができるわけがないでしょう。
 そんな事ができないように国連側もするでしょうし、北朝鮮側もそんな危ない橋は渡らないでしょう。
 したがって

 採用を管轄する国連幹部は7月の会見で「国連加盟国はどの国も、JPO派遣制度に応募する資格がある」と述べ、制裁対象の北朝鮮も例外ではないとの見解を示していた。

つうのは全くの正論だと思います。まあ産経だと「この国連幹部は北朝鮮シンパだ」とか言い出しかねませんが常識で考えてあり得ない話です。
 まあこれが「北朝鮮と関係がないと思われてた国連職員に裏のつながりがあった」つうなら話は別ですが。


■特定失踪者家族会、失踪者63名57家族に
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/10/6357-news256529.html

 ICC国際刑事裁判所)検察官への申立は1月下旬に行うこととなり、ICCのあるオランダ、ハーグに行く役員も決まりつつあります。申立の中心になっている須田洋平弁護士と私も同行の予定です。
 緊迫した情勢の中、来年1月に朝鮮半島情勢がどうなっているかは想像もつきませんが、状況によっては申立の趣旨である拉致問題の責任者(現在であれば金正恩)を処罰するということが現実の問題になっている可能性もないとは言えません。

 「そんな可能性があるわけねえだろ、バカ」ですね。つうか「ICC金正恩を刑事訴追すること」と拉致被害者救出と何の関係があるのか。


■産経【北朝鮮情勢】北、世代交代で基盤固め 党創建記念日「反米対決戦総決算」 元恋人も抜擢?
http://www.sankei.com/world/news/171010/wor1710100036-n1.html

 崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長が現行の6つのポスト*13に加え、党中央軍事委員と党部長にも選出された。

 これほど役職がついているということは「事実上のナンバー2」ということですかね。
 まあ、崔並みの要職に就いてる人としては「金永南*14最高人民会議常任委員会委員長(党政治局常務委員兼務)(89歳)」「朴奉珠*15・首相(国務委員会副委員長、党政治局常務委員、党中央軍事委員兼務)(77歳)」がいますが
■浅井基文ブログ『朝鮮政治:最高指導部の序列変更(?)』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/947.html
で浅井先生が言うように、「金永南最高人民会議常任委員会委員長(89歳)」や「朴奉珠・首相(77歳)」の年齢を考えれば「崔竜海・党副委員長、国務委員会副委員長(67歳)」「黄炳瑞・国務委員会副委員長、朝鮮人民軍総政治局長(68歳)」など、より若い世代への権力委譲がされていくのも当然ではあるでしょう。

 80代後半の重鎮で党副委員長を務めた金己男*16、崔泰福*17両氏は、8日の祝賀行事でひな壇に姿はなく、一線から退いたとの見方が出ている。

 まあ長老が第一線から引くのは何ら不思議ではありません。


■大森勝久ブログ『トランプ大統領金正恩と取引して自らの「ロシア疑惑」を葬り去ることを考えている』
https://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12317162574.html
 なんで金正恩と取引すると「ロシア疑惑が葬り去れるのか」さっぱりわかりませんがそれはさておき。
 トランプと正恩君の間に「取引」が成立すれば危機は遠のき、良い事だと思いますが、大森氏はそうは考えないわけです。
 まあ、今のトランプだと「カーター訪朝による米朝合意」のような「取引」が成立するようには残念ながら思えませんが。

 おかしいと思わなくてはならない。既にアメリカを攻撃できる核ICBMも核SLBMも(ボーガス注:北朝鮮よりも)多く実戦配備している核大国の独裁侵略国家のロシアと中共(中国のこと)が居るではないか。それなのにトランプ大統領北朝鮮を「最も差し迫った脅威だ」とするのだ。

 で「ロシアや中国が脅威でないというなら北朝鮮などもっと脅威ではないだろう」という大森氏です。小生もこの点は全く同感です。

 トランプ大統領はいわば北朝鮮は「ならず者国家」であり、核ICBMの開発に成功すればアメリカをいつでも先制核攻撃してくるだろうし、アメリカを核で恫喝して韓国や日本を核で先制攻撃するであろうという「偽りの北朝鮮脅威」をアメリカ国民他に植え付けているのである。

 まあ北朝鮮が最大の脅威だ、つう連中は「確かに武器は中露の方が強力だけど彼らには常識があるから」とか言うんでしょうね。その考えは全く間違っていると俺は思いますが。北朝鮮だってそれなりの常識はあるでしょう。

 (1)北朝鮮の「非核化」は現実には無理である。

 まあそうでしょうね。少なくとも「核廃棄しても米国は体制転覆しない」と思わない限り核廃棄はしないでしょう。なお、大森氏にとっては

「核ミサイルの数は中露の方が多い」
「そもそも北朝鮮体制が今もあるのは中露の支援のせいだ」
「中露(中国共産党政権、プーチン政権)こそ諸悪の根源、日米共通の敵」
「中露を打倒すれば北朝鮮問題も自然と解決する」
「中露を打倒せずして北朝鮮問題は解決しない」

という立場なのである意味「北朝鮮の核問題」はどうでもいいわけです。

(2)アメリカの核部隊を日本に配置し日本自身も核ミサイルを保有すること。
 核兵器自体は悪ではない。核兵器を持つ国がどういう国であるかによって違ってくる。ロシアも中共北朝鮮も独裁侵略国家であり、彼らの核兵器は侵略のための核兵器である。

 いわゆる「俺達の核はきれいな核、敵の核は汚い核(スターリンソ連の核保有を肯定し、米国の核保有を批判した大昔の左派など)」ですが、まあ、日本ウヨ連中の核保有論も結局こういう話でしょう。

・日本は自ら核兵器保有して、ロシアや中共を抑止して再び核ミサイルを投下されないようにする権利がある。
・私たちは「非核3原則」を直ちに破棄しなくてはならないのである。

と書きながらNPT脱退問題について何故か一言も触れない大森氏です。

広島、長崎の「反核平和運動」は外国ともつながる反日共産主義勢力が牛耳っている運動

 反核運動旧ソ連、中国、北朝鮮の核保有も批判してきた&批判しているので「デマも大概にしろ」ですね。


櫻井よしこ北朝鮮脅威の高まりで国難突破解散
https://yoshiko-sakurai.jp/2017/10/05/7058
 言ってることが全くデタラメですね。本当に北朝鮮が脅威ならそれこそ解散して政治空白をつくってる場合ではないでしょう。「解散=北朝鮮は脅威ではない」としか理解できない話です。


■特急で2時間
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/10/2news256029103-.html

 山田代表が世話をしているある脱北帰国者(日本に縁故があり北朝鮮を脱出して日本に戻って定着している人)が夜電話をしてきたそうです。聞くと伊賀上野のあたりの山中にいるとのこと。その人は大阪に住んでいるのですが、前に山田代表と名古屋の話をしていて、山田代表が「名古屋なら近鉄特急で2時間で行けるから行ってみたらいいよね」という話をしたそうです。
 その人は「特急で2時間なら自転車で4時間位で行けるだろう」と考えて自転車で大阪から名古屋に向かったものの、いつまで経っても着かないうちに夜が更けてきたとのこと。

 本当かよ?、ですね。いくら北朝鮮の電車が電力不足で遅い*18からといって日本に縁故がある人間が「日本の電車も北朝鮮と同じくらいのスピードだ」と思う物なのか。いや仮に思ったとして確認くらいしたらどうなのか。
 つうか「自転車で4時間*19」つうのは相当きついと思うんですけどね。大体往復なら8時間になるわけで朝8時出発だとすると、順調にいっても帰宅は4時という1日がかりになる。自転車なんてパンクすることもあるわけで順調に走れる保証もない。下手したら帰宅が7時とか言うことにもなりかねない(まあ向こうで泊まって翌日帰るつう手もありますが)。
 しかも大阪から名古屋目指すのになんで伊賀上野の山の中なんか迷い込むのか。つうか自動車で「大阪から名古屋」だって「カーナビがある」のならまだしもろくに地図も調べないで走り出すチャレンジャーは普通いないでしょう。
 「作り話じゃないの」と言いたくなる酷い話ですし、事実なら「日本の生活事情を全く知らない上に、知ろうともしない、あげく無計画」つう事であまりにもまずすぎるでしょう。

 結局山田代表が電車で現地に向かったのですが、もう上りの電車もなく、タクシーに自転車を積んで大阪まで帰ったそうです。

 タクシーに自転車ってつめるもんなんですかね?。


■国基研『「戦後」の前に「占領」があった』斎藤禎(国基研理事)
http://jinf.jp/feedback/archives/21726

 占領軍の検閲によって自由な言論はことごとく封殺され

 こういうウヨの物言いには「二つの意味で」やれやれですね。
 先ず第一にこういう物言いをするウヨは戦前日本が検閲をしていたことを平然と無視します。第二に彼らが批判する「占領軍の検閲その他表現の自由に反する行為」には「レッドパージ」は含まれません。
 勿論それは彼らが反共右翼だからですがレッドパージを容認する連中がこんなことを言っても説得力は皆無です。

 朝日新聞をはじめとするリベラル系のメディアも、戦後は1945年8月に始まり、この時を期して、日本は軍国主義という暗黒時代から一挙に解き放たれたと説いてきた

 やれやれですね。レッドパージの存在一つとっても話はそんなに単純ではないし、そんなこと(占領下の問題点)は朝日新聞なども指摘してきたと思いますが。


■国基研『リベラル色濃い希望の党櫻井よしこ
http://jinf.jp/weekly/archives/21735
 絶句ですね。中山成彬*20・恭子*21夫婦や松原仁*22といった極右を取り込み、「リベラル」とはいえ左派ではない「保守」の枝野幸男*23長妻昭*24を排除する、あるいは「リベラル」といえるか疑問*25の「保守派」野田元首相を排除*26する「希望の党」をどう理解すれば「リベラル色が強い」と認識できるのか。
 実際、よしこは「リベラル色が濃い」とする根拠を何一つ提示できません。それどころか「希望の党」が「安倍の安保法制」を容認していることをよしこ自ら認めています。
 よしこも自分の主張がデマだとはよく分かってるでしょう。よしこらウヨ仲間から「小池*27支持、安倍批判」に動く輩を減らしたいが故にモロバレのデマを吐くわけです。


横田めぐみ拉致、3回の隠蔽
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/10/3-news255929101.html

 平成12年(2000)3月28日号の週刊誌「FLASH」の「横田めぐみさんの生存場所を記した衝撃文書」という記事は今あらためて考えると重大な意味を感じます。
 記事の内容は警察庁が官邸に報告するために作成した22枚の極秘文書のスクープで、そこには平成8年(1996)9月から9年(1997)10月までの拉致問題関連事項が書かれた表があります。記事で取り上げている問題の部分は平成9年2月18日の欄で、次のように書かれています。

                                                      • -

 〜22日までに訪朝した日本国際交流機構(ICO)代表団=平壌市内を見物中に北朝鮮側案内人から「横田めぐみはあのアパート付近に住んでいる」と説明を受けた

                                                      • -

 この説明を受けたのはICOの代表の本多一夫氏で、訪朝から1年半後の平成10年(1998)7月に亡くなっています。民族派の団体の幹部だったそうですが、葬儀には橋本*28総理が参列して弔辞を読んだとのこと。
 訪朝は橋本総理の密使として行ったということです。
(中略)
 密使の話、そしてアパートの話は前にも聞いたことがありました*29警察庁の文書の中に書かれていたことは知りませんでした。
 そうすると、日本政府は横田めぐみさん拉致について3回も隠蔽したことになります。
1、事件発覚当時
2、平成7年(1995)前後、韓国の情報機関から少女拉致の情報がもたらされ横田めぐみだと確認したとき
3、本多氏の訪朝で北朝鮮側がその存在を認めたとき

 荒木も本当にお粗末な男です。
 「最近まで知らなかったのですが2000年のフラッシュに拉致問題で衝撃の記事が書かれてました!」て17年後に言って何の意味があるのか。騒ぐのならフラッシュ記事が出た2000年3月に「橋本元首相にこの記事を真偽を問う!」というべきでしょう。俺が荒木だったらこんな恥ずかしいことは絶対に言いませんよ。
 大体、このフラッシュ記事て事実だとしても大騒ぎする話なのか。
 「本多とか言う男がこういうこと言うてましたので真偽は不明ですが報告します」つうのは、「本多氏が嘘ついてるかも知れない」つう危険性があるわけです。しかも記事発表時には本多氏が既に死去してるので裏のとりようがない。
 しかし先日は「佐藤栄作首相の密使・江ぐち真比古(日中国交正常化)」を別記事で取り上げましたが今度は「橋本龍太郎首相の密使・本多一夫」ですか。
 民族派体幹部つうことは要するに右翼の訳ですが「だったそう」て荒木ら旧民社も「右翼のはず」なんですが本多氏の事を知らないんでしょうか。
 まあ橋本首相が弔辞を読んだって事が事実ならば本多氏は「児玉誉士夫」「笹川良一」レベルの相当の大物右翼でしょう。

参考

児玉誉士夫(ウィキペ参照)
・岸首相の第1次FX問題をめぐる汚職社会党の今澄勇*30が追及していた時には等々力の児玉の私邸へ二度も呼び、児玉は追及をやめるように説得した。しかし、今澄が聞き入れないため、身上調書を渡した。それには今澄の政治資金の出所、その額、使っている料理屋、付き合っている女が全て書かれていた。
日米安保条約改定のため党内協力が必要となった岸信介は1959年1月16日、次期総理大臣を党人派*31大野伴睦*32に譲り渡す誓約をした。その立会人が児玉であり、河野一郎*33佐藤栄作*34も署名した誓約書が残されている。しかし岸は誓約を無視し後継に池田勇人*35を指名。その直後、岸は暴漢に刺されて重傷を負った。犯人は大野の院外団にいた右翼活動家・荒牧退助であった。
・児玉は1965年の日韓国交回復にも積極的な役割を果たした。国交回復が実現し、5億ドルの対日賠償資金が供与されると、韓国には日本企業が進出し、利権が渦巻いていた。児玉誉士夫もこの頃からしばしば訪韓して朴政権要人と会い、フィクサーとして利益を得た。
・児玉はすでに1958年(昭和33年)からロッキード社の秘密代理人となり、日本政府に同社のF-104“スターファイター”戦闘機を選定させる工作をしていた。児玉が働きかけた政府側の人間は自民党大野伴睦河野一郎岸信介らであった。

 しかし「児玉誉士夫」「笹川良一」ならウィキペディアに項目があるんですが、本多氏にはありません。そういう大物右翼が訪朝し、北朝鮮拉致問題について情報を与える。よく分からない話です。まあ拉致の件はガセの疑いもありますが訪朝は事実のようです。
 まあ右翼でありながら

■矢次一夫(ウィキペ参照)
・1972年(昭和47年)、矢次と金炳植朝鮮総連副議長が会談。日朝経済関係の促進に乗り出す。矢次は日朝貿易を取りまとめる協和物産を設立。

http://magazine.livedoor.com/press/4904
■外務省は必要か(佐高信
 一九八三年に亡くなった矢次一夫は、ちょっと変わった政財界の黒幕だった。若き日に佐賀から上京して北一輝食客となり、大政翼賛会の参与などをした矢次には、賛否は別として、民間にあって「浪人外交」を展開した迫力があった。
 私は三〇代の頃、韓国ロビイストの矢次に「日韓関係をどうするつもりか」尋ねに行ったことがあるが、北朝鮮ともパイプを持つべきだと主張するのには、いささかならず驚いた。当時、そんなことを言う人間はいなかったからである。
(中略)
金日成が東ヨーロッパやアフリカをまわっている時だって、アメリカは何らかの機関が接触していると私は思っていた。接触しなかったら怠慢だよ。ところが日本の外務省に問い合わせても、よくわからんと言う。北朝鮮と国交があろうがなかろうが、金日成は、韓国側から言えば、野党の親分みたいなもんだろう。日本の外務省だって、ほうぼうに大使館を持っているんだから、金日成を追いかけまわして、会ってお茶を飲むとかすればいい。酒を飲んで語り合えば一番いいんだろうが、そうしたことをやらない外務省は無能なやつらの集まりだと思うね」

ということで、北朝鮮とそれなりのパイプがあったらしい矢次一夫て人がいますけど。
 なお、矢次は

■矢次一夫(ウィキペ参照)
・「昭和研究会」と並ぶ、民間の国策研究機関「国策研究会」の創立者の一人。大宅壮一は彼を「昭和最大の怪物」と評した。
・戦時中は、企画院委員、大政翼賛会参与、翼賛政治会理事などを歴任、内閣の組閣や倒閣にも深く関与したといわれる。
終戦後は公職追放されたが、1951年(昭和26年)、追放解除となる。サンフランシスコ講和条約発効後の1953年6月に国策研究会を再建。
・1956年(昭和31年)、訪台した矢次は蒋介石中華民国総統と会談。
・1957年(昭和32年)、日韓会談再開のため、矢次は柳泰夏駐日韓国代表部参事官と李承晩ライン抑留問題に関する秘密交渉を行う。同年、矢次の仲介で金東祚韓国外務部長官・駐日韓国大使が岸信介*36首相と接触
・1958年(昭和33年)5月、岸信介の個人特使として訪韓。李承晩韓国大統領と会談。
・1970年(昭和45年)10月、朴正煕韓国大統領が矢次に一等樹交勲章を贈る。
・1973年(昭和48年)9月、訪韓した矢次、岸信介と朴正煕が、金大中事件処理について会談。
・1980年(昭和55年)5月、訪中した矢次は訒小平と会談。岸信介は1970年代後半から訪中を探っていたとされる。
・1983年(昭和58年)3月22日に、80歳でこの世を去るまで、その広い人脈を生かして韓国・台湾の政財界とのパイプ役として力を発揮した。

ということで矢次は北朝鮮シンパではありません。ウィキペディアの記述によれば「岸信介のために韓国・台湾ロビー活動をもっぱらしていた男」のわけです。そういう男が北朝鮮とパイプを作ろうとする。これまた本多氏の訪朝同様よく分かりません。 
 最後にぐぐって見つけた本多氏関係の記事を紹介しておきます。 

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_740.html
 これは平成11(1999)年頃の「テーミス」という月刊誌に記事が掲載されています。
 平成9(1997)年2月18日から22日までに訪朝した「日本国際交流機構(ICO)」の代表団が平壌市内を見物中に北朝鮮側案内人から「横田めぐみはあのアパート付近に住んでいる」との説明を受けた。この団体は実態のないもので、代表者である本多一夫という人物は児玉誉士夫の右腕とも呼ばれた右翼の大物で平成10(1998)年8月亡くなった。同年11月に行われたしのぶ会では橋本元総理が弔辞を読み、「北朝鮮との関係で働いてくれた。このことは政府も役人も知っております。今はそんなパイプがなくなったので呆然としています」と言ったという。

http://www.asyura2.com/2002/war15/msg/664.html
・「政界」2000年6月号別冊『噂・ウラの裏』より
横田めぐみさんは北朝鮮に拉致されていない?(矢部弘:フリーライター
 警察庁が97年末作成した『日本人拉致疑惑に関する動向表』と題した内部資料がある。この「動向表」は「横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された」と初めて報道された97年2月3日以降、めぐみさんを中心に一連の拉致問題についての報道を時系列的にまとめたものである。
 この警察内部資料が注目を浴びるようになったのは、橋本政権の”密使”として97年2月18日から22日まで北朝鮮を訪問した「日本国際交流機構代表団」が、平壌で案内員に受けたとされる説明を記載していたためである。2月18日の欄にはこう記されている。
北朝鮮側の案内人から、『横田めぐみはあのアパート付近に住んでいる』と説明を受けた」
 この証言は、横田めぐみさんが今も北朝鮮に抑留されている重要な証拠のひとつとなっている。
 ところが、北朝鮮を10回以上訪問したことのある全国紙の外信部記者によると、証言の信憑性はゼロに等しい*37という。
 「これは明らかに公安の作文です。日本からの訪問者には、対外文化連絡協会という部署から派遣された案内人が常に2人あてられます。彼らは平壌外大日本語科卒の国家公務員で、しかもそのうちの1人は国家保衛部という情報機関の教育を受けた情報員です。つまり訪問者を監視する案内員は、互いの言動も監視しあっているわけです。仮に、横田めぐみさんの事情を知っていてそんな説明をしたとすれば、その案内人は国家機密の漏洩で即刻銃殺でしょう。もっとも横田めぐみという名前が北朝鮮で知られているとも思えませんがね」
 証言したとされる「日本国際交流機構代表団」の団長、本多一夫氏は児玉誉士夫氏に連なる民族派組織に属していたという人物で、訪朝の翌年に病死しているため、証言が事実であったかどうかは確認できない。しかも、この代表団が平壌を訪れたのは、横田めぐみさんの拉致疑惑が報道されてからわずか2週間後だった。情報が完全に統制された北朝鮮社会で、一介の案内人が国家機密に属する彼女の存在を、しかも報道から日の経たない内に、知りえたというのはありえないことだ。

 今回の総選挙をきっかけにそのようなウミが摘出されることを期待しています。

 言ってることが意味不明ですね。民主党への政権交代の時にそんな膿は出なかったので、今回仮に政権交代があったとしてもでないでしょう(そもそもそんなウミ自体がないでしょうが)。
 ましてや政権交代がなければ安倍が退陣に追い込まれて岸田*38政調会長、石破*39元幹事長、石原*40元幹事長など、誰かがポスト安倍になったとしてもそんな「自民党の恥になる」ウミがでるわけがない。


■調査会人事
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news255829929-9.html

常務理事 川人博*41

 川人も落ちたもんだと心底呆れます。

顧問 西村真悟
顧問 藤野義昭*42
顧問 梅原克彦
「その後」プロジェクト特別顧問 三浦小太郎*43(新任)

などといったプロ右翼活動家と右翼活動して何が嬉しいんでしょうか?


■万歳
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news255729928-5.html

選挙で何党が勝ったなどというちっぽけな話

と荒木が言うのは何党が勝っても荒木にとって「いい目がでそうにないから」でしょう。

 遅々として進まなかった拉致問題も、今度こそ進めることができると確信しています。

 なんで確信するんだかさっぱり分かりません。


松本京子さん
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news255629927-4.html

 韓国の拉致被害者家族会の崔成龍代表が公表した「松本京子さんの写真」なるものが話題になっています。骨格などから考えればまあ別人

 何故荒木が崔氏を否定したがるのかと言えば

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2014/11/07/0300000000AJP20141107000900882.HTML
聯合ニュース『めぐみさん 94年に北の精神病院で死亡=脱北者証言』
 北朝鮮による日本人拉致被害者横田めぐみさんは1994年に平壌市内の精神病院で死亡したと、北朝鮮脱出住民(脱北者)が証言したことが7日、分かった。
 韓国の拉致被害者家族の団体、拉北者家族会の崔成龍チェ・ソンヨン)代表は同日、「めぐみさんの入院先の精神病院に勤務していた脱北者2人の証言から、めぐみさんの死亡を確認した」と明らかにした

からです。「横田めぐみ死亡説なんか流しやがって!」というその時の恨みがあるのでしょう。こういう情報はめぐみさんにせよ、松本さんにせよ真偽不明で無視した方がいいでしょう。しかし、めぐみさんについて言えば「精神病院で死亡した」と考える方が生きてると考えるより可能性は高いでしょう。
 中学生が拉致されれば精神を病んでもおかしくないし「孫を横田夫妻に会わせたのに娘は隠してる」というのは不自然でしょう。

 特定失踪者リストの中で11年前に松本京子さんだけが政府認定されたのも、ひょっとしたらその時点で政府は松本京子さんが北朝鮮にいるという確信を持っており、だから認定したのかもしれません。

 意味がわかりませんね。「北朝鮮に今も生存してる」という確信があるかどうかはともかく、「北朝鮮拉致だ」という確信がなければ認定しないでしょう。「それがどうかしたのか?」て話です。

 崔代表の情報は北朝鮮からのものと思います。だとするとその情報には北朝鮮の何らかの意図がある可能性もあります。

 やれやれですね。どこの情報かわかりようがないのに勝手に決めつけるなという話です。
 可能性としては韓国公安つう可能性もありますしね。どっちにしろよほど信憑性のある情報でない限り無視した方が無難でしょうがそれでも「荒木の与太話(特定失踪者)」よりは信頼性があると思います。


■国基研「消滅しつつある韓国」 李度珩(イ・ドヒョン)・前『韓国論壇』社長
http://jinf.jp/news/archives/21686

氏はまず、現在の韓国内で何が起こっているかについて一言で表現、「完全に朝鮮労働党に支配されている」のだという。

 おいおいですね。何処が朝鮮労働党に支配されてるのか。もしそうならとっくの昔にサード配備など白紙撤回されてるでしょう。

 朴前大統領の退陣を要求した光化門前広場のデモは大々的に報じられる一方、反対派のデモはほとんど報じられることはなかった。

 もちろん「汚職政治家」朴の退陣要求は親北朝鮮ではありません。今や自由韓国党(朴政権時代の与党)ですら朴を見捨ててるのであほすぎますね。

 韓国司法試験のための考試院(予備校)に対し北朝鮮が金銭的に支援してきた結果、韓国法曹界には多数の親北勢力が浸透しているとのこと。

 そもそも北朝鮮が司法試験予備校を支援してきたなんて話自体がデマ、与太話でしょう。


■解散?
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news255129919-e.html
 もちろん衆院解散ですが、ふと「救う会ていつ解散する気なんだ、未来永劫やる気か?」と皮肉なことを考えました。荒木ら巣くう会一味がまともな人間なら「何年経っても拉致が解決しない時点で自分らの無能を恥じて救う会を解散する」でしょうにねえ。役立たずの無能集団がいつまでも続いても意味ないですから。
 仮に会を解散しないにせよ、せめて島田、荒木、西岡らは表舞台から姿を消し「巣くう会内部の後進に道を譲るべき」でしょうに。いや後進だってろくなもんじゃねえですけど。
 そして解散で思いつきましたが、横田奥さんも「普通の女の子に戻りたい*44」もとい「普通のおばさん(以下略)*45」もとい「普通のお婆さんに戻りたい」といって家族会や救う会と縁切りしたらどうでしょうか?


■シミュレーション
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news255229921-2.html

・201X年A月D日 北朝鮮金正恩が側近に暗殺される。
(中略)
・D+10日 休戦ラインを警備する人民軍部隊から韓国側への投降が各地で起きる。
・D+14日 人民軍部隊の投降のニュースが北朝鮮に流れ込み、一般民衆が休戦ライン*46を越えて韓国に入り始める。

 まあバカバカしいですね。先ず第一に金正恩君が暗殺される兆候などどこにもない。
 第二に「独裁的体制」でトップが暗殺されると当然に体制崩壊するのかというとそんな事もない。
 「ロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺(1881年)」「南ベトナムゴ・ジン・ジェム大統領暗殺(1963年)」「韓国の朴チョンヒ大統領暗殺*47(1979年)」「エジプトのサダト*48大統領暗殺(1981年)」などでは独裁的体制は崩壊しなかったわけです。
 暗殺者が実権を握り新たな独裁体制を築く*49か、暗殺者を鎮圧した政府体制側から後釜が出されるか(例:副大統領ムバラクが後継者となったサダト暗殺)はともかく。
 第三に体制が崩壊されても困るから周辺諸国がそれは可能な限り阻止しようとするでしょう。
 第四に荒木のような民間人が乏しい情報を元にこんな事論じたって成果なんかないでしょう。


■国基研『日本人は共産党に甘すぎないか』梅澤昇平*50尚美学園大学名誉教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/21663
 むしろ「日本人は自民党に甘すぎないか。未だに加計・森友疑惑の安倍が首相辞任しないとは呆れる」「日本人は産経新聞など右翼に甘すぎないか。産経新聞のデマ記事が野放しで、書店に中韓ヘイト本が平積みとは呆れる」と思いますがそれはさておき。
 「共産に甘い」とはあまりにもバカバカしいので吹き出しました。
 未だに反共労務差別とか公安警察による監視活動とかあるのに、あるいは、自公どころか、連合や民進党右派議員(例:シロアリ発言の前原*51代表)も共産党を敵視してるのにどこが「甘い」んですかねえ。
 まあ、最近はささやかながら「選挙で一定の躍進が見られる」ので「昔に比べたら」反共風土も弱まってるのかも知れませんが。いずれにせよそれは「甘い」のではなく「共産党の地道な努力」が評価されてるだけの話です。 
 指摘したい点は今や「陸前高田市長選」「堺市長選挙」でわかるように今や自民党すら「場合によっては」共産党と共闘すると言う事です。
 梅澤の言う「共産党は暴力革命だ」なんてのは全く事実に反するわけです。「共産党は暴力革命」なら自民との共闘などあり得ない。
 まあいずれにせよこういう事を言う梅澤は共産党を脅威に思ってるのでしょうがそこで出てくる話が「暴力革命」などという非常識な代物では、賛同するのは、「梅澤の文章を読むまでもなくゴリゴリの反共である人物」だけで「共産党に投票してみようか」と思う「ソフトな支持層」が考えを改めることはないでしょう。

世界の民主主義国で、共産党が大きな顔をしているのは日本しかない。

 いやいやそんなこともないですね。「与党になったことがある」ネパール共産党とか「西ベンガル州ケララ州」などの地方政権を獲得したことがあるインド共産党とかありますので。
 そこは「ヨーロッパの共産党」というべきでしょう。とはいえ最近はフランス共産党など西欧の共産党も一定程度持ち直してるようですが。なお、「ヨーロッパと違い」日本で共産党が大きい顔をしてる大きな理由は「英国労働党、フランス社会党、ドイツ社民党などがある西欧と違って有力な社民政党がないから」「一方、日本共産党は少なくともソ連共産党ではなくある種の社民性を持っているから」です。
 「何故日本で有力な社民政党が生まれなかったのか(旧民社*52社民連は消滅し、社民党共産党よりも少ない議席です。民進党は社民政党とはとても言えないでしょう)」は一つの重要問題ですが、その結果、「ある種の社民性」を持っている共産党に対し「社民主義者(?)の一部」も票を投じたわけです。


■国基研『教科書採択問題を歪めて報道するメディア』藤岡信勝*53
http://jinf.jp/weekly/archives/21612
 そもそもつくる会副会長の藤岡がこんなことを言っても何の説得力もない。そのことは藤岡も自覚してるのか、姑息にも肩書きは「拓殖大学客員教授」のみです。

 第一に、教科書採択に対する圧力といえば、従来の自虐的な歴史教育の偏向を正す立場から書かれた『新しい歴史教科書』(扶桑社刊)の採択に対する、日教組や左翼陣営からの妨害事件があった。

 抗議運動があっただけで妨害などありませんが。まあ一部には恫喝めいた手紙を送るバカもいたのかも知れませんが、それは「ウヨ連中の自称抗議運動の場合」と違い主流の話ではないでしょう。ほとんどの人間は平和的、合法的に抗議したわけです。
 自分らの抗議は妨害ではないが、他人の抗議は妨害とはふざけた話です。大体、自民党兵庫県議や神戸市議が灘中学を恫喝するなんて何処がまともな抗議なのか。

 第二に、「学び舎」の教科書の偏向ぶりは凄まじいもので、日本がいかに悪逆非道であったかというアジテーション*54のオンパレードだ。執筆者には共産党系教育団体*55の役員も入っている。この進学校のPTAが知れば、ただではすまないシロモノだ。

 やれやれですね。「この進学校(灘中学)のPTAが教科書の内容を知れば」も何も、「何も知らない」とか「知ったら反対する」と思う根拠は何なのか。
 灘の採択時点で産経が「左翼の反日教科書だ」とさんざんわめいてますのでほとんどの保護者は知ってるでしょう。
 まあ、中にはそう言うウヨ保護者もいるかも知れませんが、そんなんは多数派ではないと言う事です。

 第三に、この歴史教科書は、学習指導要領が前提としている通史を書くという構成になっていない。教科書検定審議会歴史小委員会の委員長も「学習指導要領の枠に合わない」と認めている。この教科書は指導要領違反で、検定不合格とすべきだったが、萎縮した文科省が政治判断で合格させたもので、これは不正である。

 「教科書検定問題に無知な俺のような人間」でも「つくる会教科書を検定基準によって検定不合格とすべきなのに政治的圧力で合格ならわかるけどその逆はありえへんやろ。今自民党政権、それも極右の安倍政権やで」と呆れる、ここまでモロバレのウソを付ける神経もなかなかのもんです。
 藤岡が言ってることは「(収賄か何かで起訴された)野党政治家が無罪になったのは政治的圧力です→いやなんで野党がそんな政治的圧力を裁判所にかけられるの?」並みのアホ発言ですね。
 一体文科省は誰の政治的圧力に屈したというのか。「安倍政権が、自民党が圧力をかけたんです」とでも言うのか。そんなことはありえない。もちろん「安倍政権を無視してまで」野党やマスコミ、市民運動の圧力(?)に屈服するわけもないでしょう。
 そもそも藤岡は

学習指導要領が前提としている通史を書くという構成になっていない

としていますがそれ(前提と違う)は「異端(一般的ではない)」ではあっても「違法ではない」ということでしょう。つうか「通史でなければ駄目だ」つう主張も意味不明ですが。むしろ藤岡のデマとは逆に「そんなことで不合格にしたら行政訴訟で敗訴確実」でしょうね。
 つうか「どうしても通史にしろ」つうならそのくらいのことなら「学び舎」側も(手間はかかるモノの)妥協するでしょうし、もちろん藤岡も問題にしてるのはそんなことではないわけですが。
 南京事件慰安婦記述については「自虐だ、反日だ」とは言えてもこじつけでも違法と言えなかったので、必死に探してきた「違法」云々が「通史」云々というだけの話です。

 第四に、灘中学校の問題は大阪毎日放送の7月30日の特集番組が初めに火をつけ、多くのメディアがすでに取り上げていた。そのキッカケとなったのは、灘中の和田孫博校長のエッセイだった。その中でハガキの発案者である近現代史研究家の水間政憲*56を「日本会議の講師」と書いているが、事実無根の捏造だ。

 水間と日本会議に直接のつながりがあるのかないのかは知りません。しかし水間や藤岡らの主張「南京事件否定論」「河野談話否定論」などは日本会議と大して変わらない。仮に和田校長が「水間と日本会議に直接の関係はない」のに「ある」と勘違いしていたとしても別に不思議でもない。少なくともそれは捏造という話ではない。
 むしろ「日本会議と俺達は関係ない、関係ないんだ!」と発狂する藤岡らの方が不思議です。そんなに日本会議と結びつけられることがいやなのか。日本会議に失礼ではないのか。大体「直接の人的、資金的つながり」が仮に水間や藤岡と日本会議にないとしてもお互い友好関係にあることは事実でしょうに。まあ、日本会議とつながりがあると言われると嫌らしいのは産経や安倍も同じようですが。

 バックに日本会議安倍晋三首相がいることを匂わせることで、灘中教科書採択問題を学校法人・森友学園への国有地払い下げ問題と加計学園獣医学部新設問題に続く安倍政権倒閣運動の第三のネタにしようとする悪質な意図があったことを暗示する事実である。

 デマも甚だしいですね。この件について言えば森友や加計とは違い「安倍の直接的関与」は今のところ「認められてない」ので安倍倒閣のネタにはなりようもないし、実際にされてない(今後安倍の関与が認められれば話は別ですが)。
 まあ、この件(灘中への恫喝)には地元の自民党兵庫県議、自民党神戸市議が関わってるようなので「極右政治家・安倍氏がトップの自民党ではこういう事が今後も起こるだろう」つう形での安倍批判はありえますが、それ倒閣運動というのとは違うでしょう。


■ヘイト 
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news254729914-2.html

朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマン声明

 ネット上でも指摘があったかに思いますが「朝鮮労働党や政府の声明」でない点が重要かと思います。つまりはあとで「政府や党の見解じゃない」と言い訳がきくわけです。この辺りは本当に北朝鮮も「その計算の是非はともかく」ある程度計算してるわけです。

いよいよ北朝鮮は末期症状だなということです。ますます「その後」に備える必要が出てきました。

 ばかばかしいとしかいいようがないですね。どこが「その後に備える必要がある」なのか。
 むしろ拉致解決の展望を「こじつけですら示せない」荒木ら救う会の方が末期症状でしょう。


■「その後」を考える集い(仮称)
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/news254529910-b.html
 荒木の言う「その後」とは「拉致被害者救出後」「(荒木らが拉致解決に好都合と主張する)安倍政権終了後」などではなく、どうやら「北朝鮮政権崩壊後」のようですがそんな事を考えてどうするのか。
 荒木のいう「その日(北朝鮮崩壊)」は起きそうにもないし、拉致解決という意味では「その日」なんか起こったらむしろ拉致被害者の生命が失われる恐れがある。もちろん「その日」が「東ドイツ崩壊」のような平和的な形で起こればいいですが、そうなる保障はないでしょう。

14:00〜17:00、市ヶ谷のUAゼンセン会館で開催する予定です。

やれやれですね。荒木が旧民社党出身とはいえUAゼンセン(旧民社党系の労組)もあほなことをするもんです。

「悲観的に準備して、楽観的に対処する」が危機管理の原則です。

というなら「横田めぐみ死亡」という悲観的な予想で行動すべきでしょうがそうはならない荒木は全くデタラメです。自分に都合のいいことのみ「北朝鮮が崩壊したらどうする」などと悲観的に予測するわけです。


■9・9節
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/09/99news25442999-.html

 北朝鮮の引き延ばしが成功して時間を稼ぎ、ミサイルが本当に使えるようになったなら、それを撃ち込む場所として一番可能性があるのは日本です。韓国は近すぎるし通常兵器で済む、米中露は核大国ですから報復が怖くて撃てない。

 いや日本だって「よほどのことがない限り」撃ち込まないでしょうね。自衛隊在日米軍の反撃が予想されるわけですから。一方「中露」にはどう考えても撃ち込まないでしょう。それは荒木の言う報復の恐怖と言うよりは「米国の制裁に結果的には賛成する」など不満な点はあっても、中露は米国言いなりではなく、また、米国と違い、北朝鮮とそれなりの経済的つきあいがあるからです。北朝鮮にとってそんな中露と完全に敵対することはリスキー過ぎる。

 日本にミサイルが撃ち込まれるとして、米国がどこまで守ってくれるかは何とも言えません。少なくとも日本が自分で戦おうとしないのに日本の代わりに米国が戦う義理はありません。

 言ってることが意味不明ですね。荒木の言う「闘わない日本」とはなんのことなのか。日本には自衛隊があるので北朝鮮が攻撃すればもちろん専守防衛で反撃することになる。
 そこまで否定する護憲派はほとんどいないでしょう。
 一方で「日本から攻撃する」なんて物騒な考えはよほどの極右しか支持しないでしょう。

*1:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*2:これについては例えばid:Bill_McCrearyさんの記事『米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/ed1f4450aca4ce95eda2971599610539)参照

*3:このときはさすがに家族会、救う会もブッシュ子への不平不満は口にしましたが「泣く子とアメリカには勝てない」とでも思ってるのか、「田中均氏や小泉首相への悪口雑言」と比べれば実に腰の引けた代物でした。

*4:そもそも元寇は日本で迎え撃ったのであり、日本軍(というか鎌倉武士団)は朝鮮に進出していませんが

*5:そうした遠征は結局ありませんでしたが。

*6:桂、西園寺内閣陸軍大臣、韓国統監、朝鮮総督などを経て首相。広田内閣陸軍大臣を務めた寺内寿一の父。

*7:毛利元就の三男。毛利元就の次男・吉川元春と共に毛利両川と呼ばれた。また秀吉政権において五大老の一人を務めた。

*8:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*9:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*10:それとも中国領とかロシア領とかになる事を産経は想定してるのか。

*11:軍事攻撃について周辺諸国(中露韓日)や米国議会の了承が穫れるよう根回ししておくということです。

*12:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*13:ググったところ、国務委員会副委員長、朝鮮労働党副委員長、党政治局常務委員、国家体育指導委員会委員長、最高人民会議代議員はわかりましたが、あと一つがよく分かりません。

*14:党国際担当書記、副首相(外相兼務)などを経て最高人民会議常任委員会委員長

*15:化学工業大臣、党軽工業部長などを経て首相

*16:党宣伝扇動部長、党思想教育担当書記、党副委員長など歴任。金永南最高人民会議常任委員会委員長の弟

*17:最高人民会議議長、党国際担当書記、党副委員長など歴任

*18:そうらしいです。

*19:一体この脱北者が自転車の時速を何キロで想定してるのか知りませんが仮に(スポーツ自転車ではない)いわゆるママチャリで、信号待ちなども考慮して時速10キロと仮定すると片道40キロ、往復80キロです。決して楽ではないでしょう。

*20:小泉内閣文科相麻生内閣国交相を歴任

*21:ウズベキスタン大使。第一次安倍、麻生内閣首相補佐官(拉致担当)、福田内閣拉致担当相を歴任

*22:野田内閣で国家公安委員長

*23:鳩山、菅内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*24:鳩山、菅内閣厚労相民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党選対委員長(前原代表時代)など歴任

*25:というのも野田氏は、極右・岡崎久彦の葬儀に参列するような人だからです。

*26:まあ野田氏は菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任した方だから「民進党のイメージを排除したい」and「小池の思い通りになりそうにない実力政治家を排除したい」小池にとっては「岡崎久彦の葬儀に参列する人」でも野田氏は排除したいのでしょう。

*27:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*28:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*29:たぶん、フラッシュ記事について「ネタ元をあかさない形で」、2000年当時、誰かが荒木に「こういう記事がメディアに出ていたよ」と話したのでしょう。フラッシュ記事の警察庁文書についてその時「誰かさんは荒木に話さなかったのか」、「話したのに荒木が忘れてるのか」どっちかでしょう。いずれにせよ荒木はお粗末にもその時「それ何がネタ元なんですか?」と確認しなかったし、「その情報を利用しようとも思わなかった」という事です。そんな話を今さら持ち出してどうするのか。

*30:社会党で政策審議会長

*31:党人派に対立する言葉が官僚派であり、岸(元商工次官)以降、池田(元大蔵次官)、佐藤(元運輸次官)と長く官僚派の首相が続きます。田中角栄人気はもちろん彼の個性もありますが「岸、池田、佐藤の官僚首相」に国民が飽きてきたというのもあるでしょう。一方、佐藤以降も、福田赳夫(元大蔵省主計局長)、大平正芳(元大蔵官僚)、中曽根康弘(元内務官僚)、宮沢喜一(元大蔵官僚)と官僚首相はいますが宮沢氏以降は官僚出身首相がいなくなります。まあその結果庶民派、市民派ならまだいいんですが「橋本龍太郎(岸内閣文相、厚生相を務めた橋本龍伍の子)」「小泉純一郎(佐藤内閣防衛庁長官を務めた小泉純也の子)」「安倍晋三岸信介元首相の孫、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)などを務めた安倍晋太郎の子)」「福田康夫福田赳夫元首相の子)」「麻生太郎吉田茂元首相の孫)」「鳩山由起夫鳩山一郎元首相の孫、福田内閣外相を務めた鳩山威一郎の子)」と首相が世襲政治家ばかりなのは弱ったもんです。

*32:衆院議長、吉田内閣北海道開発庁長官、自民党副総裁(鳩山、池田総裁時代)など歴任

*33:鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣農林相、建設相など歴任

*34:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*35:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*36:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*37:まあそうでしょうねえ。だから当時ほとんど騒がれなかったわけです。めぐみさん拉致は事実だったわけですが。

*38:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*39:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*40:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*41:過労死関係の著書に『過労自殺』(1998年、岩波新書)、『過労自殺と企業の責任』(2006年、旬報社)、北朝鮮関係の著書に『金正日と日本の知識人』(2007年、講談社現代新書

*42:元・日本会議北海道本部議長

*43:新しい歴史教科書をつくる会」理事

*44:キャンディーズ解散(1978年)の時の言葉。しかしその後、メンバーのうち、伊藤蘭田中好子は芸能界に復帰している。

*45:都はるみの言葉だが後に芸能界に復帰している。

*46:いわゆる38度線は事実上国境ですが、建前では休戦ラインです。

*47:まあ光州事件は起こっていますが

*48:ナセル政権国会議長、副大統領などを経て大統領。1978年のいわゆるキャンプデービッド合意でイスラエルのベギン首相と共にノーベル平和賞を受賞するが、反イスラエル派の反発を買い1981年に暗殺される。

*49:南ベトナムのケースはそうです

*50:民社党政策審議会事務局長、広報局長など歴任。現在、国家基本問題研究所評議員長、著書『皇室を戴く社会主義』(2013年、展転社)、『ドキュメント民社党』(2014年、ココデ出版)、『安部磯雄と西尾末廣:日本民主社会主義の系譜』(2016年、桜町書院)、『“革新”と国防:民社党防衛論争史』(2017年、桜町書院)

*51:鳩山、菅内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相などを経て民進党代表

*52:旧民社が社民政党と呼べるかは非常に疑問ですが

*53:『「自虐史観」の病理』(2000年、文春文庫)、『汚辱の近現代史』(2001年、徳間文庫)、『教科書採択の真相:かくして歴史は歪められる』(2005年、PHP新書)、『国連が世界に広めた「慰安婦=性奴隷」の嘘』(編著、2016年、自由社)などトンデモウヨ著書多数

*54:南京事件慰安婦は悪逆非道としか言いようがないでしょう。つうか「悪逆非道な歴史のない国」のほうが珍しいでしょう(米国の黒人差別、ドイツのホロコースト、中国の文革など)。

*55:多分歴史教育者協議会のことでしょうが、別にあそこは左派ではあっても、共産党系ではないでしょう。つうかそんな事言ったらつくる会の方だって役員にはウヨ団体役員がいます(たとえば会長の高池勝彦は国基研理事)。つくる会の執筆者にしたっておそらく同じでしょう。

*56:『「反日」包囲網の正体』(2011年、PHP研究所)、『ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実』(2015年、PHP研究所)、『完結「南京事件」:日米中歴史戦に終止符を打つ』(2017年、ビジネス社)などトンデモウヨ著書多数。