「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/24分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。
■国基研『新潟・佐渡に蔓延る「郷間」と「内間」』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/21285
 「郷間」「内間」とは太田に寄れば「孫子」に出てくる言葉で「間諜(内通者、スパイ)」のことです。もうこの時点で「『佐渡が危ない』と言うのか」「親中派認定した人間を根拠レスで間諜扱いか」ということがわかるわけです。太田みたいなバカが防衛庁の元中堅幹部とか本当に困ったモンです。もっと酷い奴として元航空幕僚長の田母神がいますが。

 日本は中国国内の土地・建物を取得することができないにも拘らず、日本では中国資本による国土の買収が続いている。7日から8日にかけて新潟・佐渡に1泊し、現地調査を行った。
 新潟市内には民主党政権時代*1に中国政府に土地・建物を買い占められた*2総領事館があり、佐渡には閉鎖された「道の駅」を1円*3で買って建てられた「新潟国際藝術学院佐渡研究所」が玄関口の両津港近くにある。研究所の理事長は2010年に佐渡を訪問した中国の唐家璇*4元外交部長に、当時の王華新潟総領事と共に同行している。

「で、それがなんか、問題なの?」で終わる話です。

 2008年4月、北京オリンピック聖火リレー長野市を通過した際、沿道を埋め尽くした中国人による(ボーガス注:聖火リレーを妨害するウヨ)日本人らへの暴行事件が起きた。
(中略)
 沿道には日本国内の中国人数千人が動員されたというが、その中には軍隊の指揮経験があるような者が市民の服装をしてリーダー役として紛れていた模様である。

 「模様である」とすれば何書いても構わないとでも考えてるのか。証拠があるなら出せって話です。
 それにしても「日本人一般」ではなく「聖火リレーを妨害するウヨ日本人への暴行事件」なのにそう書かない点が実にせこい。ウヨ日本人相手なら暴行していいとは言いませんが、中国人が日本人をむやみやたらに暴行するかのような印象操作が酷すぎます。

 ロシアのいわゆるハイブリッド戦は、居住しているロシア人を支援するという名目の下、一般市民の格好をしたロシア特殊部隊がウクライナ東部を占拠して既成事実を作り上げた。同様に一般市民の格好をした人民解放軍の軍人が、国防動員法に基づいて日本国内の中国人を動員したらどのような結果になるのか?

 おいおいですね。日本のどこにそんな人民解放軍の軍人がいるのか。
 大体「ウクライナ東部」と日本と全然違うでしょうに。

既に日本海の対岸にある北朝鮮の羅津・清津港を中国は数十年に渡って租借する契約を交わしている。

 で新潟県自治体がいつそんな租借契約を結んだのかって話です。そんな話はないでしょう。
 なお、
■誰かの妄想・はてなブログ版『「99年間」に過剰な意味を見出すのはどうかと思う。』
http://scopedog.hatenablog.com/entry/2017/08/04/003100
によれば「数10年にわたる長期のリース」は「インドやスリランカに進出した日本企業」なども行っており何ら珍しいことではないようです。

新潟から首都圏までは新幹線で僅か2時間の距離だ。

 「わずか2時間」ねえ。小生なんか「秩父には池袋から最低でも電車で1時間半はかかる」つうと「埼玉の奥地って田舎なんですね」とよく「県外の人」から言われますが。

 政府はこれまで中国人のビザや永住権取得の簡素化、それに滞在日数を延長するような施策しか行なって来なかったが、少なくとも相互主義に基づいて早急に外国人の土地・建物取得を規制する法律は制定する必要がある。

 まあしないでしょう。するメリットがないでしょう。また外国人差別として行政訴訟で敗訴する危険性もあるからです。


桜井よしこ『強硬姿勢の中国はじめ周囲は深刻な危機 獣医学部新設と加計学園は問題ですらない』
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/08/05/6969
 加計学園のような深刻な政治腐敗疑惑が「問題でない」わけがないでしょう。
 つうか過去のリクルート事件では「安倍*5幹事長、宮沢*6蔵相ら自民党幹部連が謹慎を余儀なくされたため」宇野*7、海部*8首相という傍流政治家を急遽担ぎ上げた自民党に「安倍にかわる政治家」がいないわけもない。
 自民党支持者ですらまともなら安倍に代えて「石破*9元幹事長」「石原伸晃*10元幹事長(前経済財政担当相)」「岸田*11政調会長(前外相)」などポスト安倍を考えるでしょうが、よしこらウヨにとっては「安倍ほど都合のいい極右政治家が他にいない」「前回のポスト安倍がよしこにとって不本意だった福田*12や麻生*13だったトラウマ」から「安倍擁護」するわけです。


桜井よしこ『戦略も価値観も失くした米政権』
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/08/03/6962

アメリカ共和党ジョン・マケイン上院議員が7月19日、脳腫瘍を患っていると発表した。同情報をアメリカ各紙は大きく報じ続けている。その詳細な報道振りから、改めてマケイン氏の政治的影響力の程を認識した。

 まあ、元共和党大統領候補ですからね。

 中国共産党政権下で拘束されていた劉暁波氏が死去した7月13日、トランプ氏はパリでマクロン*14仏大統領と首脳会談を行った。ここでもトランプ氏には人権という概念が全く欠落していると思わせる発言があった。
 共同記者会見で中国について問われ、トランプ氏は習近平*15国家主席を「偉大な指導者だ。才能に溢れた好人物だ*16」と称賛したのである。習政権によって逮捕、拘留され、まさに死に追いやられた民主化運動の精神的支柱、劉暁波氏には、一言も触れなかったのである。

 いや、ヒラリーが大統領でも果たして習氏を「よしこが期待するレベル」で批判したかどうか。
 つうか、トランプの人権軽視つうならむしろそこより「移民政策」「黒人差別問題」「同性愛者の人権」「イスラム教徒の人権」とかじゃないんですかね。まあ、よしこはそう言う辺りは興味がないわけですが。単によしこら日本ウヨはアンチ中国を人権擁護と強弁してるだけです。

 天下り既得権益を侵された官僚の、安倍晋三首相に対する挑戦であり、憲法改正に向かいつつある首相の動きを阻止したい大方のメディアの挑戦であるのが、加計学園問題の本質だ。

 安倍の無茶苦茶な加計への利益誘導を「俺達ウヨのプリンスだから」という理由で詭弁で正当化するよしこには心底呆れます。大体、加計疑惑については改憲メディアの週刊新潮週刊文春も批判してるのに何が「改憲阻止の動き」なのか。加計疑惑で安倍に批判的*17な石破元幹事長は護憲派なのか。
 つうか安倍ごときクズに依拠しなければ実現できないような改憲ならあきらめたらどうなのか。
 むしろ価値観も戦略も人権も欠落してるのはトランプではなくよしこら日本ウヨの方でしょう。
 しかしよしこも「極右すぎて使えない」つう理由で中教審委員を更迭されたのに「たとえわずか(?)な期間でも安倍さんは私を委員にしてくれた、私は死ぬまで安倍さんに忠誠を誓う」つうことでしょうか。もしかしてよしこが加計疑惑で文科省の悪口を言うのって「中教審委員を更迭されたのは文科省のせいだ」つう逆恨みですか?


■国基研『映画「軍艦島」の恐ろしさ(上)』(西岡力
http://jinf.jp/weekly/archives/21227
 まあこの映画を見ないと何とも言えません。かつ俺は朝鮮人強制連行については無知で詳しくない。
 とはいえ「いわゆる軍艦島端島炭鉱)では朝鮮人の強制連行は何一つありませんでした」つうことはさすがにないでしょうね。この辺り荒木、西岡、島田らウヨの「軍艦島」デマを批判するいい記事があれば助かるのですが。


内閣改造
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/08/news25192983-33.html
 厚労相と拉致担当相の兼務に文句を言う荒木ですがそれでも安倍相手に腰が引けています。


■キム・ミョンスク
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/08/news25182982-ee.html

 曽我さん拉致の実行犯として国際指名手配されているのが女工作員キム・ミョンスクです。警察庁のホームページにも出てきます。
http://www.npa.go.jp/bureau/security/abduct/wanted.html
 一説には金明淑は佐渡に6年間居住していたと言われます*18。そうだとすれば住民として暮らしていたのでしょうから、佐渡の人で知っている人がいた可能性もあります。警察庁のホームページには何故か似顔絵しかないのですが、ひょっとしたら警察は写真を持っているのではないでしょうか。そして何らかの理由でそれが誰であるか分かってしまうのを避けようとしているとか。まあ邪推に過ぎませんが。

 酷い邪推ですね。山梨県警に対する「山本美保関係での誹謗」といい警察はマジで荒木&巣くう会には敵意しかないでしょう。いや「桶川ストーカー事件問題」とかまともな非難なら警察も不快でも「俺達に非があるから仕方ないんだ」となる。しかし、これは明らかに荒木&巣くう会の言いがかりですからね。
 しかしこんな男と良く家族会もつきあえるモンです。
 正直荒木&巣くう会が落ち目になったら「防衛省のリークで稲田が潰されたように」警察によって荒木&巣くう会が潰される危険性は充分あるんですけどね。連中はゴロツキ右翼の集団ですから、「探せばいくらでも突っ込めるところはある」でしょう。


■今の北朝鮮よりは日本時代の方がはるかにましだった
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/news251729731-4.html
 要するに日本の韓国植民地支配を正当化してる訳ですが、そんな事と拉致の解決と何の関係があるのかという話です。
 なお、勿論荒木は「北朝鮮よりマシ」と言いたいだけでなく本音では「日本が支配しなければ朝鮮・韓国人はもっと不幸だった」といいたいのでしょう。呆れたバカです。


佐渡に関する情報提供のお願い
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/news251629730-a.html

曽我さん母子の拉致に関わったとする金ミョンスクは実は長期間佐渡に住んでいたと言われています。

 やれやれですね。「言われています」つうことは決定的根拠は何もないのでしょう。今更決定的根拠が出ると思えません。仮に出たとしても今更何かに役立つとは思えませんが。

曽我さん拉致の実行犯が今も佐渡に住んでいるとの話もあります。

 で仮に住んでるとしても*19、いまさら何がどうにもならないでしょう。逮捕起訴できるような証拠があれば、その人物をとっくに逮捕起訴してる。荒木が佐渡在住の某人物を「拉致の実行犯の疑いがある」と放言しないことを望むばかりです。


■飛翔体とミサイル
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/news251529729-d.html

 稲田*20防衛大臣らの更迭の理由になった日報問題は、要は「武力衝突か戦闘か」ということ*21ですが、一事が万事、役人*22がどんな言葉の遊びをしようと、国会で空理空論に時間が費やされようと、マスコミが重箱の隅を突こうと、現実は現実としてそこにある、ということを忘れてはいけません。
 こんなことを続けていたら議会制民主主義と法治国家、そして報道の自殺行為です。

 要するに「稲田批判するなby荒木和博」です。「稲田擁護」という内容も非常識ですが、こんな「拉致に関係ない文章」を特定失踪者問題調査会メルマガで流したと言うんだから常識を逸脱しています。


■日本こそ劉暁波*23の人権問題について中国政府に厳しい意見を言うべきとき(櫻井よしこ*24
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/07/29/6954

 日本政府は菅義偉官房長官が14日午前の記者会見で「心から哀悼の意を表し」「引き続き高い関心を持って、中国の人権状況を注視していく」と語った。菅氏は「詳細は差し控えるが、さまざまなルートで日本政府の考え方を中国に伝えていた」とも語ったが、これは日本政府が中国側に、劉氏の海外移送や治療について、最大限の支援を申し入れたことを指すと思われる。
 萩生田光一官房副長官の説明だ。
「中国からはドイツより、日本の方がずっと近い。移送の際の劉氏への負担は、日本が引き受ける方がずっと少ない。われわれが支援を申し入れたのは当然ですが、中国政府は、何もしてもらうことはありませんという素っ気ない回答でした」

 これが安倍政権以外、それも民主党政権なら「水面下で言ったと言われても日本政府の誰が中国政府の誰に何をどういったのか(劉氏の日本受入を打診したのかなど)検証できない」「むしろ欧米のようにはっきりと公開の場で言うべきでないか」といってるでしょうに、まあよしこも安倍政権には甘いモンです。

 問題は、前愛媛県知事の加戸守行氏が7月10日に国会で行った証言で、事実上、終わっている。

 安倍政権に好意的な人間でもまともな人間はそうは思わないでしょう。
 なぜなら、たとえば「木曽内閣官房参与(当時)や和泉首相補佐官が前川文科事務次官(当時)に『首相の意向」と圧力をかけたかどうか」なんか加戸の立場でわかるわけがないからです。
 まあ、加戸の言動は「愛媛のような自民党王国での知事の振るまいとはああいうモンなのか」「加戸は教育再生実行会議*25の委員だし加計なみに安倍とずぶずぶだろ」「加戸も加計から金でももらってるんじゃねえの?。リクルートの灰色高官だった男*26だし」などとしか思われてないでしょう。
 加戸も「異常な安倍擁護、前川非難に走った」が故に「加戸ってリクルート灰色高官だったんだ」「加戸って教育再生実行会議の面子だったんだ*27」と今頃に成って「役人時代のリクルートとの癒着」「現在の安倍との癒着関係」に光が当たる皮肉なことになっています。
 こういうのを「雉も鳴かずば撃たれまい」というのでしょう。
 それはともかく大体「劉暁波」というタイトルの記事で「そんな事より劉の問題ガー」と言い出すよしこはふざけています。劉はよしこにとって「森友・加計問題追及を妨害するためのネタ」でしかないのか。

 日本では、野田聖子*28衆院議員を団長に、与党の女性国会議員団9人が12日、即ち劉氏の危篤が報じられた日に中国の招きで訪中した。

 野田を非難するよしこですが「公明党を含む与党女性議員9人(メンバーは誰かよく分かりません)」ですからね。どう見ても安倍の特使でしょう。しかし安倍は批判しないよしこです。

【加戸について参考】

http://lite-ra.com/2017/07/post-3328.html
■リテラ『“加計ありき”の証拠が続々! でも安倍応援団は「加戸前愛媛県知事の証言で疑惑は晴れた」の大合唱、そのインチキを暴く!』
 審議が行われたあとにマスコミが加戸氏の発言をほとんどクローズアップしなかったことから、ネット上では安倍擁護派から「偏向報道だ」「加戸氏の正論を報じないのは不当だ」などという声が噴出。閉会中審査の夜に『ユアタイム』(フジテレビ)でMCの市川紗椰*29が「私が印象的だったのが加戸前愛媛県知事。それがすべてだったのかなという気もしたんですよ。丁寧に説明して辻褄が合うんですよね。なんかいいのかなって、納得しちゃいました」と言及したのを「偏向しない番組を久々に見た」などともちあげていた。そうした声に押されたのか、ネトウヨだけでなく安倍応援団メディアの『ひるおび!』(TBS)でも、八代英輝*30弁護士が「あと、前回埋もれてしまった感があるんですけど、加戸守行前愛媛県知事のお話もこの場(安倍首相出席の集中審議)であらためて聞いてみる意味があるんじゃないかなと思うんですよね」と述べたり、立川志らく*31が「加戸前愛媛県知事の誠実な答弁」「加戸前愛媛県知事の発言を聞いていると、真実を知るには民主党政権までさかのぼらないといけない」など、加戸発言をもち出しはじめた。

 一応立川流の名誉のためにお断りしておけば、立川談四楼*32はツィート(https://twitter.com/Dgoutokuji)で加計問題で安倍批判、前川支持を公言していますし、立川談之助*33
赤旗『都議選 “共産党の躍進に期待します”、著名人51氏がエール』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-14/2017061401_06_0.html
の「著名人51人*34」の一人です。
 「立川流が安倍応援団の馬鹿なのではなく、志らくが安倍応援団のバカなんだ」という理解でお願いしたい。しかしここまで非常識に安倍に媚びたからか、「市川紗椰なんてただのモデルをMCにしたからか*35」、ユアタイムは低視聴率で打ち切りだそうです。
 「ざまあ、フジテレビ」。イヤー飯がうまいです。

 しかし、加戸氏の発言を前川証言と比較すること自体が、はっきり言ってバカバカしいというものだ。なぜなら、いま問題となっているのは「国家戦略特区において獣医学部新設が加計学園に選ばれた、その決定にかかるプロセスの不透明さ」であって、現役官僚だった前川氏とは違って加戸氏はそうしたプロセスにまったくタッチしていない。つまり、表向きは「行政が歪められたのか否か」など知る由もない立場だ。

 まあそういうことですね。前川氏が「首相の意向を伝えられた」と告発した木曽元内閣官房参与や和泉首相補佐官の証言ならともかく。

 もっと言えば、加戸氏は愛媛県知事として今治市の学校誘致にかかわり、国家戦略特区でも今治分科会に今治市商工会議所特別顧問という肩書きで出席してきた、本人いわく「(ボーガス注:加計学園の)応援団の一員」である。そうした人物が「歪められた行政が正された」と発言するのは当たり前のことで、(ボーガス注:報復として読売新聞*36に出会い系バー通いという)醜聞を流されても古巣に反旗を翻すかたちで前事務次官という立場から決定プロセスで官邸からの圧力を証言している前川氏とは「重み」はまったく違う。テレビや新聞が(ボーガス注:安倍応援団・産経など一部を除いて)加戸氏証言を無視したのは、実際のところ、(ボーガス注:不当な安倍や加計叩き、前川持ち上げでも何でもなく)それだけニュースバリューがなかったというだけの話である。
(中略)
 いかに加戸氏の証言が取るに足らないものであったかを明らかにしよう。
 まず、審議において加戸氏が強調したことは、「いかに獣医学部誘致が愛媛県今治市において悲願であったか」ということだ。
(中略)
 だが、はっきり言って(ボーガス注:前川告発の信憑性や、加計に不当な便宜供与があったかどうかと全く関係ないので)「だから何」としか言いようがない。棚ざらしになっていた学園都市計画が加計学園の挙手によって動き出したという意味では、自治体が「加計ありき」となるのは当たり前の話だろう。しかし、それは自治体側の思いでしかなく、「長年切望してきたから」「夢だから」という情緒的な理由は獣医学部の新設という全国的見地からの検討が必要な議論とは何の関係もない。いや、徹底して排除されなければならないはずだ。
 しかも、加戸氏が獣医学部新設の正当性の根拠に挙げる「公務員獣医師の確保」というものも、学部新設で対応すべき問題ではない。たとえば、公務員獣医師の不足や獣医師の地域的な偏りについては、その土地に獣医学部ができたからといって解決できるものではない。事実、直近で獣医学部ができた青森県*37や、3つの獣医学系大学*38を擁する北海道でも公務員獣医師の募集定員を確保できず定員割れを起こしている。その原因については、ペット獣医の人気が高いこと、そして公務員獣医師の初任給が月約20万円という待遇の悪さが指摘されている。つまり、公務員獣医師の不足は四国に限った話ではなく全国的な問題であり、定員割れを解消するためには待遇改善が先決となっているのだ。

 まあリテラの指摘は全て、当たり前の話です。

 そもそも、加戸氏は、リクルート事件が取り沙汰された際、リクルート社からゴルフ接待を受けていたことなどから文部省官房長を辞職。しかし、辞職後は公立学校共済組合理事長に見事「天下り」を果たし、「更迭されたのではなかったのか」と批判を浴びた。さらには続いて文部省が監督官庁であるJASRAC*39天下りし、在任3年で退職金含め1億円以上の報酬を得たと報じられた。天下り利権に溺れる官僚の悪い見本のような人物である。
 だが、加戸氏について語らなくてはならない重要なポイントこそ、安倍首相と同様に歴史修正主義に加担し、安倍首相とも仲を深めてきたということだ。
 たとえば、愛媛県知事時代の2001年には、「新しい歴史教科書をつくる会」による扶桑社版歴史教科書について、教育長に「扶桑社版がベスト」と推薦し、結果、県立ろう・養護学校の一部で採択された。この行為は知事による教育への政治的介入だと問題となったが、加戸氏はその後も扶桑社版教科書の採択を「県政の重要課題」に位置づけた。その姿勢はまさに安倍首相と同類と呼ぶべきで、実際に加戸氏は日本会議系の「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」の実行委員長を務め、安倍首相肝いりの諮問機関「教育再生実行会議」の有識者メンバーにも選出。『報道特集』(TBS)のインタビューでの前川氏の証言によれば、加戸氏を有識者メンバーに選ばれたのは「総理から直々にご指名があった」ためだと言う。

 加戸の極右ぶり、「リクルート灰色高官と言う過去」はもっと知られるべきだと思います。


加計学園報道は反安倍倒閣運動だ(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/07/27/6950
 やれやれですね。不正行為をやれば非難されて当然でしょう。むしろ「安倍さんは私たちウヨのプリンス」という理由で不正を詭弁で擁護するよしこらはふざけています。


■無償化
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/news251429728-c.html

 朝鮮学校を高校の無償化対象から外したのは違法であるとして大阪朝鮮学園が処分取り消しを求めた訴訟について、今日大阪地裁は原告の訴えを認める判決を下しました。

 正当な判決が出て良かったと思います。正直最近の裁判判決は「菅元首相敗訴」「吉見義明氏敗訴」など酷いのであきらめかけていたのですが、大阪地裁の裁判官の知性を大いに評価したい。

19日の広島地裁判決では却下ですから、広島と大阪で全く反対の判決が出たことになります。

もちろん広島地裁の判決が間違っています。

ニュースで概略を知っただけで、法的な理屈はよく分かりません

 裁判判決について「法的な理屈が分からない」のなら評価できないでしょうに。「法的な理屈」以外にどうやって判決を評価するのか。どれほど荒木はバカなのか。

朝鮮学校朝鮮総聯の下部機関であり、朝鮮総聯北朝鮮の下部機関であり、そしてその北朝鮮が日本人を拉致し、核・ミサイルを開発し、朝鮮学校を卒業した在日までも様々な形で搾取し、工作活動に利用してきたことは明らかです。裁判官はその常識を理解していなかったのでしょうか。

 朝鮮総連朝鮮学校が組織として拉致などの工作活動に関与したなんて事実は未だ公的に認定されていませんが。
 つうかそんなことは日本政府ですら裁判で主張してないんじゃないか。

政府は在日の子供の学ぶ権利を剥奪せよと指示したわけではありません。

 「朝鮮学校以外で学べばいい」という詭弁です。話になりません。大体朝鮮学校以外の何処で朝鮮語教育など民族教育を受ける場があるのか。
 「公立高校に行っても民族教育は受けられない」でしょうに。

 朝鮮学校無償化というのは、そういう学校に国民の税金を出すということです。

 税金は「在日朝鮮人を含む外国人」も払っています。国民だけが払っているわけではない。


■やまと新聞 「靴の底」
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/post-4037.html
 「自衛隊の国軍化」を主張する荒木です。ハト派の俺はそうした考えに反対ですがいずれにせよそんな事は拉致の解決に関係ない事だけは確かです。

 「占領軍」はいつのまにか「進駐軍」と呼ばれ

 話の本筋じゃないですが、逆じゃないのか。「進駐軍→占領軍」じゃないのか。

 日本は鎌倉幕府以来(ボーガス注:幕末まで)の歴史の大半が軍人による政権*40で、精神的な意味でも軍人ー侍ーの意識が基本にあります。

 ほとんどの日本人の先祖は武士じゃない(おそらくほとんどの先祖は百姓、農民)んだからそんな意識はないでしょう。いやそもそも先祖が武士(藩主)の細川元首相や佐竹秋田県知事などだって「武士としての意識」なんかないでしょう。
 つうか拉致に関係ないことを書くなと言いたい。

近代以来、日本は世界中のほとんどの大国と戦争をしてきました。

 認識として不適切ですね。日露戦争(ロシア相手)、太平洋戦争(英米相手)を除けば日本が戦争をしてきた相手はほとんど中国(日清戦争義和団事変、満州事変以降の中国との全面戦争など)、韓国(義兵闘争の弾圧)で「軍事力的に日本より格下なので」到底大国とは言えないでしょう。
 つうか「大国と戦争したからなんなんだ?」つう話ですが。

そして負けたのは米国だけです。

 おいおいですね。中国に進出して勝てずに逃げ帰ったのは負けではないのか。
 インパール作戦で英国軍相手に惨敗したのは負けではないのか。
 シベリア出兵やノモンハン事件で日本はソ連に負けたのではなかったのか。
 「原爆投下」「東京大空襲」のイメージで「米国以外には負けてない」と強弁するウヨは珍しくありませんが事実に反します。つうか拉致に関係ないことを書くなと言いたい。
 仮に「米国以外には負けてない」として何がどうだというのか。

植民地として世界を支配していた欧米列強は日本との戦争の結果その大部分を手放すことになりました。戦争目的の半分は実現したとも言えるでしょう。

 日本の戦争目的は植民地解放ではないし、「有名なディエンビエンフーの戦い」などでわかるように日本の敗戦後も旧宗主国と植民地側との戦いは続きました。
 日本の敗戦後、東南アジア諸国がすぐさま独立を果たしたわけではない。
 つうか今時「大東亜共栄圏」なんてデマをほざいて荒木も恥ずかしくないのか。


■奈落
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/news251329727-e.html

「話し合いを」と言っている皆さんもぜひ北朝鮮に乗り込んで、ワームビアさんのようになることを覚悟した上で話し合いをしてきたらどうでしょうか。

 やれやれですね。金丸信*41が話し合いで第18富士山丸船長、機関長を取り戻したことや、小泉*42首相が話し合いで蓮池夫妻、地村夫妻らを取り戻したことやカーター*43元大統領、クリントン*44元大統領が話し合いで身柄拘束された米国人を取り戻したことを平然と無視する荒木です。
 もちろん金丸氏ら政府要人が「ワームビア君のようになる事」はありえません。
 そもそも話し合い以外にどうやって問題を解決するのか。もちろん自衛隊で救出なんてのは現実的じゃありません。
 勿論「交渉能力もなければ、肩書きもない」俺は「北朝鮮に乗り込んで交渉」はしません。「交渉しろ」つう場合「俺が交渉する」つう人間は金丸氏、小泉氏などそれなりの立場の人間以外はいるわけがないし、「それなりの立場でもないのに」そんな事を言うのは誇大妄想でしかない。
 

■歪められたのか、歪みが正されたのか 興味深い前川・加戸両氏の正反対の主張(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/07/22/6945

 7月10日の審査への私の感想は、(中略)現役事務次官時代に新宿のいかがわしい場所に数十回も通ったことを貧困女子の実態調査だと言って恥じない前川氏の人格の低劣さが、またもや際立ったこと

 今時、産経ですら「バー通いガー」なんて「話の本質と違う」と批判されてあまり言わなくなってるんですけどね。よしこも本当に恥さらしな女です。


■国基研『報道の使命とは倒閣運動なのか』斎藤禎(国基研理事)
http://jinf.jp/feedback/archives/21069
 吹き出しました。森友・加計疑惑のような不祥事を起こせば批判されるのは当然でしょう。
 それが「倒閣なら」

・竹下内閣時のリクルート疑惑追及(竹下登*45首相、宮沢喜一*46蔵相、安倍晋太郎*47幹事長らの名前が挙がった)
・細川内閣時の佐川急便疑惑追及
鳩山内閣時の故人献金疑惑追及

なども倒閣になるでしょう(実際、細川、鳩山氏が首相辞任に追い込まれたのは「国民福祉税騒動(細川内閣)」など他にも理由はありますがこうした疑惑の存在が大きな理由です)。少なくとも自民による細川、鳩山疑惑追及は勿論倒閣が目的です。
 あるいは

ニクソン政権時のウォーターゲート事件追及
・トランプ政権時の現在、行われているロシアゲート事件追及

など海外の事件も「政権打倒が目的」になるでしょう。
 しかし国基研は安倍の時だけ「倒閣だ、不当だ」と騒ぐわけで全くふざけています。

1月に、前川氏が部下の天下り問題の責をとって職を辞したとき、マスコミは十分なる報道をしただろうか。

 やれやれですね。十分な報道がなかったとしてそれは「安倍政権に対する忖度(あるいは安倍政権から『前川辞任で片がついたからこれ以上余計な報道はするな、わかるな』という恫喝があった)」ことが「理由の全てではない」にせよ、「理由の一つ」と考えるのが自然でしょう。
 こんな事をぬかす国基研ですが、これは「前川氏が反逆したから」でしかありません。
 おそらく当時「天下り問題は前川辞任で果たして解決したのか」なんて記事を朝日ががんがん書けば「前川辞任で片がついたのに安倍政権を打倒しようとしている」などと国基研は言っていたことでしょう。
 大体、「天下りしていい」とは言いませんが過去にもこの種の天下りは多々ありました。
 天下りしていいとは言いませんが、「天下りそれ自体」は「汚職の温床」ではあっても必ずしも汚職それ自体ではありません。
 一方で、森友や加計レベルの無茶苦茶な政治私物化なんか一体いつどこであったのか。安倍政権だけじゃないですか。
 大体そんなに天下りを批判するなら、木曽内閣官房参与(元文科官僚)が「千葉科学大学学長」に天下ったことはどうなるのか。木曽の天下りはきれいな天下りなのか。どう見ても木曽の天下りは「獣医学部新設で加計のために動いたことのご褒美」じゃないですか。

 くだんの元高等教育局長は退官後、日を経ずして早大教授に“天下り”した。その異例の早さを問われた早大総長は、記者会見で「文科省関係者を全部お断りすると言い切る自信はない*48」と答えた。私学の雄・早大の責任者にこうまで言わせたのは、前川氏への忖度ではなかったか。

 やれやれですね。事務次官レベルでそれなら、「首相レベルならもっと忖度はすごいだろう」と普通の人間は思い、森友、加計での安倍への疑念を深めますが、そうは思わないのが国基研です。

朝日のみならず産経までもが、稲田防衛相の辞任あるいは罷免に賛成しているかに見える。

 まあそうでしょうね。産経も稲田を見捨ててるでしょう。内閣改造時に更迭し、「通常の人事異動で更迭じゃない」と強弁する気でしょうが、未だに稲田をかばう安倍は正気じゃありません。

稲田氏の首をとったら、二の矢の狙いは間違いなく「首相の首」だ。

という人間がいるから安倍も「内閣改造時にかえればいい」と思ってるのでしょう。

日中関係は緊張し、北のミサイルが飛来、テロさえ起こりかねない現状を、マスコミはどう判断しているのか。

 「国基研の言い分を認める*49としても」むしろそう言う状況下で「疑惑まみれの怪しい男」なんか首相にしていていいのかという話です。
 「政治的問題が山積みだから、疑惑追及するな」なんて正気じゃない。


■緊急事態
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/07/news251029723-8.html

 良く使う例えですが、ヨットは風さえあれば前に進めます。逆風でもジグザグに進めば良いからです。しかし風がなければ進めません。だから風が起きたらどんな風でもそれを前に進めるために使うことが必要です。

 荒木のたとえに乗るならば「小泉訪朝という風」を利用せず、「国交正常化したら日本による経済支援を考えるなんて日朝平壌宣言なんてもんがついてる、こんな風は気に入らない」として「たった5人しか帰ってこないのか」「何で北朝鮮に経済支援するのか」などと暴言を吐き、小泉氏に拉致に取り組む気を失わせ風を止めてしまった愚か者が救う会と家族会です。
 その後も彼らは「横田夫妻の『孫に会うため』の訪朝反対」「蓮池透家族会除名」などの暴挙で風を止めることしかしてきませんでした。今さら風なんか吹くとは思えません。言葉を選ばず言えば「横田夫妻ら家族会の人間が皆死んで、国民も『かわいそうだけどねえ、でもどうにも解決のしようがないし、当事者は皆死んだから俺達にとってはもう拉致なんかどうでもいいよ。これで終わりにしよう』で終わり」が一番あり得る結末でしょう。そして北朝鮮叩きができさえすれば救う会はそれでも構わないわけです。
 なお、「お前は拉致被害者家族に冷たい」という方もいるでしょうが、ぶっちゃけた話、俺的にはもう拉致解決には興味関心はほとんどありません。元同志「蓮池透氏」を敵視し、会から除名するような連中「家族会」とどうすれば実りある建設的な話し合いができるのか。そんな話し合いはできるわけがない。少なくとも俺には蓮池氏以上のことが自分にできるとは思っていません。俺が何を言おうと家族会は俺のような人間を敵視するでしょうし。

*1:確かに民主党政権時代ですが「単に偶然そうなっただけ」なので当てこすりも大概にしろと言う話です。

*2:言ってる意味がわからないんですが「建物も土地もリースで総領事館を造れ」とでも?

*3:1円以上の価値があるモノをこんな値段でうったら「籠池への国有地売却」同様、背任の疑い濃厚ですからたぶん「借金の肩代わり」などをトータルで考えれば相当の金額でしょう。

*4:外相、国務委員(外交担当)、中日友好協会会長など歴任。

*5:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、幹事長(竹下総裁時代)を歴任

*6:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*7:田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*8:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*9:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*10:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*11:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)

*12:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*13:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相

*14:オランド政権経産相を経て大統領

*15:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*16:誤解を恐れず言えば確かに習氏は「偉大な指導者だ。才能に溢れた好人物だ」とは思います。

*17:もちろん石破の場合、「ポスト安倍狙い」というのが明らかにありますが。

*18:あの荒木ですら「佐渡に間違いなくいた」とは断言できない程度の話でしかありません。

*19:住んでるという保証はどこにもありませんが

*20:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相を歴任

*21:いやいや「日報問題に話を限れば」話はそういうことじゃなくて「自分に都合の悪い文書なら隠蔽していいのか」つう話ですが。

*22:荒木の言う「言葉遊び」をしてるのは政治家(安倍内閣)であって役人は部下としてその手助けをしているだけですが、安倍批判はしないいつもの荒木です。

*23:2010年ノーベル平和賞受賞者。著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店

*24:国家基本問題研究所理事長、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表。著書『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く:戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』(2002年、小学館文庫)、『気高く、強く、美しくあれ:日本の復活は憲法改正からはじまる』(2006年、小学館)、『民主党政権では日本が持たない』(2010年、PHP研究所)、『異形の大国 中国:彼らに心を許してはならない』(2010年、新潮文庫)、『中国に立ち向かう覚悟:日本の未来を拓く地政学』(2012年、小学館)、『日本とインド いま結ばれる民主主義国家:中国「封じ込め」は可能か』(編著、2014年、文春文庫)など

*25:ウィキペ「教育再生実行会議」によれば「曾野綾子」「武田美保シドニーアテネ五輪でシンクロナイズドスイミング(デュエットおよびチーム種目)で銀メダル。鈴木英敬三重県知事(自公系)の妻)」、「八木秀次日本教育再生機構理事長)」、「山口香ソウル五輪柔道52キロ級銅メダル。瀬古俊彦の後任として2013年4月から東京都教育委員会委員)」、「山内昌之(産経文化人)」など予想通りの面子がごろごろですね。

*26:高石邦男・事務次官(後に収賄で起訴され有罪判決)の側近として大臣官房長にまで出世するがリクルート疑惑発覚で退官に追い込まれる。

*27:つうかウィキペ「加戸守行」によれば加戸は「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」(http://kenpou-ehime.org/)実行委員長だそうです。「本心から右翼なのか、安倍自民などへの政治的媚びへつらいか」はともかく、完全に日本会議シンパやないですか。加戸がいかに酷い男かは「加戸、日本会議」「加戸、リクルート」でググれば色々分かると思います。

*28:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣食品安全等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*29:所属事務所やフジテレビの圧力で「言わされてる」のだと思いますが痛々しいですね。

*30:著書『日米著作権ビジネスハンドブック』(2004年、商事法務)など

*31:著書『全身落語家読本』(2009年、新潮選書)、『落語進化論』(2011年、新潮選書)、『談志のことば』(2013年、徳間文庫)など

*32:著書『声に出して笑える日本語』(2009年、光文社知恵の森文庫)、『談志が死んだ』(2015年、新潮文庫)など

*33:著書『立川流騒動記』(2012年、メディア・パル)

*34:ただしここに名前が挙がってる方は失礼ながら「芸能人」「文化人」「有識者」「知識人」などとはいえても「著名人」と言えるか微妙な人もいますが。立川談之助も失礼ながらその一人でしょう。つうか立川流で「落語ファン以外にも名が知られてる」世間的に有名なのって失礼ながら、「ためしてガッテン」司会の志の輔だけでしょうが。

*35:日テレ「バンキシャ」も菊川怜だったMCを途中から元日テレアナウンサー・夏目三久にかえましたが、まあ、アナウンサー以外がこの種の番組のMCってのは正直荷が重いでしょう。

*36:この一件で読売が安倍応援団であること、安倍擁護のためならデマ記事すら平気で書くことが疑問の余地なく明らかになりました。

*37:北里大学獣医学部のことらしい。

*38:1)国立北海道大学、2)国立帯広畜産大学、3)私立酪農学園大学の3大学の獣医学部のことらしい。

*39:日本音楽著作権協会の略称。

*40:あくまでも武家政権のことであって明治以降、昭和20年までの「東条英機内閣(陸軍出身)」「鈴木貫太郎内閣(海軍出身)」などは意味してないと思います。

*41:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*42:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*43:ジョージア州知事を経て大統領

*44:アーカンソー州知事を経て大統領

*45:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)を経て首相

*46:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*47:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*48:なんか被害者っぽい物言いですが、本当かよ?と思いますね。早稲田にとって「文科省とのパイプづくり」というメリットもあると思いますが。

*49:俺個人は北朝鮮のテロなんかないと思いますし、国基研も与太飛ばしてるだけでしょうが。