今日の産経ニュースほか(7/24分)(追記・訂正あり)

■うちのオフクロにマジでげんなりする
 未だに「アベノミクスに期待」とか抜かしてますからね。
 「疑惑のこと」を聞くと、さすがに「確かにアレはまずいと思うけど」などとしどろもどろになりますけど。身近に「アベノミクス限定でだけど」と言い訳しながらも「でも安倍総理が退陣したら景気が不安だ」とか抜かす人間がいるのは正直ストレスフルです。


有田芳生*1のツィート

有田芳生
「安倍首相の体調問題が不可避になったら、あんたには悪いが、来年の総裁選までオレがいったん内閣を預かる。総裁選では大宏池会を結成してあんたを首相に推す」。
 麻生氏が岸田外相にこう語ったという(「FACTA」)。

 もちろん真偽は不明です。誰かが何かの思惑でこうしたデマ情報を流していて、麻生はそんな事は言ってないのかも知れない。しかしこうした情報が流れること自体が「安倍の終わり」を象徴していると思います。
 ちなみに大宏池会ですが宏池会はまず
1)宮沢喜一*2会長が後継者に加藤紘一*3を指名したことに河野洋平*4が反発し、まず加藤派と河野派に分裂します。
2)次に「加藤の乱」を機に「乱に否定的なグループ」が加藤派を脱退し、堀内光雄*5を会長に堀内派をつくります。堀内派はその後古賀*6派となります。
3)残った加藤派が小里*7派→谷垣*8派となり、谷垣派時代に古賀派と合併します(古賀・谷垣派)。
 でその古賀・谷垣派を引き継いだのが岸田派です。
4)一方、河野派は麻生*9派となります。先日、三木*10派の流れを一応くむ*11山東*12派を吸収合併しました。
 で麻生派と岸田派が合体すれば「宏池会の分裂」が終わる上に「山東派麻生派に吸収されたため」一気に党最大派閥になるわけです。


【ここから産経です】
■【閉会中審査】安倍晋三首相、“別人”のような低姿勢貫く
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240058-n1.html
 低姿勢と言っても「殊勝なフリしてごまかせば何とか支持率が上がるかも」てだけの話ですからね。疑惑についてのまともな釈明は何一つない。稲田も更迭しないと居直る。
 それで支持率が上がるほど日本国民もバカじゃないと思いたいところですが「そもそも安倍なんか首相にすること自体がバカ」「疑惑発覚直後にもっと下がっていい」「あれだけの疑惑で支持率20〜30%なんて未だ高い。韓国の朴クネは速攻で1桁だった」ですからね。「上がらないか」という恐怖感を全否定できないところが悲しい。
 どっちにしろ支持率が
・上がれば「国民なんてちょろい、もう殊勝なフリする必要がないから、いつまでも殊勝なふりなんかできるか」
・下がれば「俺がこんなに殊勝な態度なのに国民はふざけてる。いつまでも殊勝な(以下略)」
でいずれ化けの皮がはがれるでしょう。安倍とはそう言う男だと思います。 


■【正論】安倍内閣「失速」はもったいない 外交を考えれば、簡単に取っ替え引っ替えできる存在ではない 東洋学園大学教授・櫻田淳*13
http://www.sankei.com/column/news/170724/clm1707240007-n1.html
 むしろ中国や韓国との外交を考えたら「靖国参拝したがる男」「南京事件河野談話を内心では否定したがってる男」安倍ほど迷惑な男もいません。
 ちなみにこの記事についたはてなブックマーク

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sankei.com/column/news/170724/clm1707240007-n1.html
id:questiontime
 一体どこにそんな声が?
「自由や寛容、開放性を旨とするリベラルな国際秩序の守護者として、安倍首相にはアンゲラ・メルケル独首相と並んで期待する声があることは確認するに値しよう。」

 実際、id:questiontime氏が指摘したようなことを櫻田は書いています。
 本気はおべっかか知りませんが正気じゃない。
 「自由や寛容、開放性を旨とするリベラルな国際秩序の守護者として、安倍首相にはアンゲラ・メルケル独首相と並んで期待する声が国際社会にはある」なんて安倍狂信者以外は自民党員ですら「え、どこに?」じゃないか。

 習近平・中国国家主席ウラジーミル・プーチン露大統領のような各国政治指導者と渡り合える日本の政治家は、おそらく安倍首相を含めて3、4名*14しかいないという事実は、冷静に確認されるべきである。

なんてことも櫻田は書いていますがどの辺りが渡り合ってるんですかねえ?。


■【産経・FNN合同世論調査小池百合子*15都知事支持68% 「都民」が国政進出なら投票31%
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240070-n1.html
 「正気か?」と「いつものことですが」日本人の馬鹿さに開いた口がふさがりませんが、とはいえ、都議会が開会してないこともあって「未だ実際には都民ファは何も実質的な活動をしてない」わけです。もちろん国政進出なんて明言してない。そう言う意味では実態が明らかになっていけばこうした空虚な期待も多少はしぼむのではないか、と願望込みですが思います。小池も「維新」「みんな」といったいわゆる第3極が今や見る影もないことを見れば、そう簡単に国政進出とは言えないでしょう。


■【産経・FNN合同世論調査石破茂氏「いま首相にふさわしい」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240056-n1.html
 石破が「蓮舫*16民進党代表」「岸田外相」「石原*17経済財政担当相」などと比べて首相にふさわしいとは全く思いませんが、安倍よりはマシでしょう。
 それにしても「安倍に不利な結果は出したくないであろう」産経の調査ですら「石破がトップ」ではもはや安倍も終わりが見えてきたと言うべきでしょう。


■「『イエス高須クリニック』は妻の遺産であり私の宝です」 高須克弥院長、涙の意見陳述 東京地裁名誉毀損訴訟
http://www.sankei.com/affairs/news/170724/afr1707240033-n1.html
 どんな判決が出るか分かりませんが産経以外はここまで大きく取り上げたりはしないわけです。
 いくら「ウヨ仲間の高須クリニック」が「不倶戴天の敵・民進党」を訴えたからと言ってもね(苦笑)


毎日新聞の陛下ご発言報道 東大名誉教授らが社長らの告発状
http://www.sankei.com/affairs/news/170724/afr1707240037-n1.html

 天皇陛下の譲位に関する政府の有識者会議内での一部意見について、陛下が強い不満を漏らされていたとした毎日新聞の記事をめぐり、陛下のご発言を記者に漏洩(ろうえい)したなどとして、東大名誉教授の小堀桂一郎氏ら11人が24日、氏名不詳の宮内庁幹部職員と毎日新聞社の社長、記者に対する国家公務員法違反(秘密漏洩)罪の告発状を東京地検特捜部に提出した。

 吹き出しました。そもそも現天皇のこうした発言が「国家機密」と言えるかも疑問ですが、こうした発言のリークが「天皇の意思にそったもの」であることは間違いないでしょう。つまりは小堀らは「皇室崇拝」と言いながらそれは「生身の天皇」を崇拝してるわけではなく「自分たちが作り上げた理想の天皇」を崇拝してるにすぎません。「ストーカーが生身の人間ではなく、自分が妄想した虚像を愛し、その虚像に反する生身の人間を憎悪するような気持ち悪い行為」といっていいでしょう。
 当事者たる現天皇にとっては迷惑でしかありません。


■【野口裕之の軍事情勢】CIAの「冥土の使い」に爆撃機「死の白鳥」が訪韓 金王朝の権威の象徴爆破の日は近い?
http://www.sankei.com/premium/news/170724/prm1707240004-n1.html

仮に、学部新設で官僚たちが勝手に安倍晋三首相の友人関係を「忖度」しても不思議ではなく、国家も滅びはしない。

 忖度なんて甘いモンではなく明らかに安倍の命令でしょうによく言います。
 いずれにせよ忖度でアレ、安倍の命令でアレ「最高権力者の意向で行政を歪めるような倫理道徳の崩壊した国」は滅ぶでしょう。「倫理観や道徳が崩壊してもカネさえあればいい」と産経は考えてるようですが。

 全体、野党の国会議員は、12キロトン級(広島型は15キロトン)の核ミサイルが、加計学園の審議を行っている国会議事堂を襲えば、爆心地周辺で42万4千人近くが一瞬にして死ぬ、米国におけるシミュレーションを直視できていない。

 ばかばかしい。そんな事態はないでしょうが、仮にそうした事態を想定して産経は何をどうしたいのか。地下に「核から身を守れる国会議事堂や首相官邸」でもつくるのか。


加計学園の産経連載記事「党見解でない」 自民幹事長室が釈明
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240073-n1.html
 石破は怒り出すわ、党内外の評判は悪いわ、でこうなるんでしょうが「だったら何でお勧め記事として党支部に通知したんだ!」て話です。本当無茶苦茶というか混乱してるというか。


■【突破する日本】「加計」「森友」と騒ぐ文科省「戦わない役所」の負け惜しみ 八木秀次
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240001-n1.html
 やれやれです。いくら「八木らウヨにとって代わりになる人間がいない偉大な政治家=安倍」だからといってここまで酷い疑惑を「言いがかり」で片付けようとする神経はまともではない。
 むしろ「前川前文科事務次官や獣医師会は言いがかりをしてるんです」と安倍擁護しても世間に相手してもらえない八木らの方が負け惜しみでしょう。


■【閉会中審査】安倍晋三首相、加計側への便宜否定 「丁寧に説明努力」 計画白紙にせず
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240061-n1.html

 計画を把握した時期については、国家戦略特区の申請が認められた今年1月20日だったと説明した。野党は「信じられない」と反発した

 そりゃ普通に考えて信じられません。どう見てもウソとしか思えませんが安倍は「水かけ論にしか成らない。ばれない」とでも思ってるんでしょうか?。
 まあ、今のところ何とも言えませんがこの安倍の発言を否定する証言が出たら安倍にとってやばいことになるし、「不当な便宜を否定するだけ」なら「今年1月まで知らなかった」という必要もないんですけどね。


■【閉会中審査】安倍晋三首相「1月20日に計画把握」重ねて強調
http://www.sankei.com/politics/news/170725/plt1707250088-n1.html

 首相は過去の答弁で「今治市とともに国家戦略特区に申請を出された(平成27年6月の)段階で承知をした」などと述べていた。従来の説明との整合性を野党に問われると「少し混乱して答弁したのは事実で、おわびをして訂正させていただきたい」と釈明した。

 1日でウソがばれるのだから安倍も取り巻きもお粗末な連中です。
 「記憶違いだった」という安倍の言い分*18を仮に認めたところで「過去の国会答弁との整合性すらまともに確認してない男」の発言など誰が考えても「他も信用できない」でしょう。しかも「加計の計画をいつ知ったか」なんてのは枝葉末節の話じゃないし「1月20日まで知りませんでした」なんていえば「不自然だ」という野党やマスコミのツッコミは当然予想される。
 野党やマスコミが「とりあえず過去の首相や菅長官の国会答弁や、記者会見での発言と齟齬、矛盾がないか調べてみよう」となるのも当然予想できる。当然、安倍やその周辺は「1月20日と発言して問題ないか」チェックしてしかるべきです。
 にもかかわらずこれです。お粗末すぎるとしか言いようがない。
 安倍を徹底的に追い込むネタというのは残念ながらなかったようですが「安倍のこの自滅行為」によって疑念が更に深まったことは「参考人招致の成果」とはいえるでしょう。

 民進党など4野党が支援した新人候補が与党系候補を破った23日の仙台市長選に関しては「自民党、政府に対する国民のさまざまな批判も含めた結果だということも認識し、真摯に受け止めたい」と語った。

 「私の森友・加計疑惑に対する批判」といわない辺り「お前全く反省してねえだろ」つうのがモロバレです。


■【阿比留瑠比の極言御免】メディアの自殺行為
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240004-n1.html

 平成29年は後世、マスメディアが自分たちの存在価値・理由を自ら否定し、自殺した年として記録に残るのではないか。何しろ、現在までに半年近くにわたって森友、加計両学園問題ばかりを延々と追いかけ、ひたすら倒閣運動*19にいそしむというあからさまな醜態をさらしてきたのである。
 違法でも何でもない話に対し、明確な証拠も事実関係も示さない*20まま「怪しい」「疑問は消えない」「悪いことをしているに違いない」と追及し続け、針小棒大に取り上げる。一方で、民進党蓮舫代表の二重国籍問題のような明白な違法行為については「差別はいけない」と論点をすり替えて不問に付す。

 ここまで酷い嘘が書ける神経には呆れます。
 むしろ

 平成29年は後世、読売と産経が自分たちのジャーナリズムとしての存在価値・理由を自ら否定し、自殺した年として記録に残るのではないか(まあそれ以前から「特に産経が」自殺していましたが)。何しろ、現在までに半年近くにわたって森友、加計両学園問題で安倍政権を擁護し、ひたすら野党や籠池氏、前川前文科次官の攻撃にいそしむというあからさまな醜態をさらしてきたのである。
 民進党蓮舫代表の二重国籍問題のような、違法でも何でもない話に対し、明確な証拠も事実関係も示さないまま「怪しい」「疑問は消えない」「悪いことをしているに違いない」と批判し続け、針小棒大に取り上げる。一方で、森友、加計両学園問題のような背任や贈収賄の疑いすらある重大な疑惑については「籠池は補助金詐欺の疑いで捜査されるような嘘つきだから彼の証言は信用できない」「愛媛県今治市は加計の獣医学部新設を喜んでる」「獣医学部新設に反対する文科省は獣医師会と癒着してるに違いない」「前川氏の告発動機は次官引責辞任天下り問題)の逆恨みに違いない」「前川氏は出会い系バー通いしていた怪しい男」などと論点をすり替えて不問に付す。

でしょう。
 先ず第一に蓮舫氏の二重国籍は違法ではない。違法というなら何がどう違法なのか説明しろと言う話です。 
 安倍の疑惑について「捜査当局が動いてないから違法じゃない」と阿比留が強弁するなら、蓮舫氏の件だって捜査当局は動いていません。
 違法でないのに「戸籍を明かせ」などというから、「戸籍による部落差別の歴史とか分かってそう言う事を言ってるのか?。これは差別ではないのか?」という批判が出るわけです。「差別だ」という批判は論点のすり替えでも何でもない。
 第二に森友・加計疑惑について「違法ではない」などと現時点で断言はできません。
 「国有地の廉売」については背任の疑いがあるし、下村の加計ヤミ献金疑惑については、政治資金規正法違反の疑いはもちろん当時の下村が文科相であることから収賄の疑いがある。
 安倍の行為にしても「加計からの政治資金提供もあってああいう動きをした」ことが証明できれば「田中角栄ロッキード」のような「首相の収賄」となります。
 第三に政治家は「違法でなければ何をしてもいい訳ではない」。違法でなければ何をしてもいいのなら失言しても「違法じゃない」と居直ればいいわけです。

「行政がゆがめられた」と首相官邸の対応を批判する前川喜平・前文部科学事務次官の言葉はありがたがって大展開する半面、その反証となる加戸守行・前愛媛県知事の証言は、記事本文中で一行も報じない。

 加戸の証言に説得力も新鮮みも何もないから、ニュースバリューがないからでしょう。
 そもそも加戸は「安倍政権が加計に不当な便宜をしたかどうか」知る立場にないはずです。加戸が言ったことは「愛媛に獣医学部をつくりたい」「文科省日本獣医師会の反対は不当だ」ただそれだけです。
 それでどう加計疑惑での安倍の疑いが晴れたというのか。「愛媛県今治市が加計の獣医学部新設を歓迎していれば」、あるいは「文科省日本獣医師会の反対は不当」なら安倍は加計疑惑で無実なのか。そんな馬鹿な話はない。

森友問題をめぐっては、大騒ぎして証人喚問まで行ったものの、何も新事実は出てこなかった。

 おいおいですね。証人喚問では「昭恵付きの秘書・谷査恵子氏が籠池に送ったFAX」が籠池によって新事実として暴露されました。
 そのFAXには「谷氏が財務省に森友への国有地払い下げについて昭恵の指示で問い合わせたとしか理解できない文面があり」、自民党に大打撃だったのですが、阿比留は愚劣にもそうした明白な事実すらなかったことにする気のようです。さすが河野談話南京事件を否定する歴史修正主義者です。

 朝日新聞をはじめとする左派・リベラル系メディア*21の主目的は事実の究明でも権力の監視でもなく、安倍晋三政権への不信感を広め、ダメージを与えることにあるのは、火を見るよりも明らかだろう。

 むしろこうしたことを書く産経こそが

産経の主目的は事実の究明でも権力の監視でもなく、安倍晋三政権への親近感を高め、一方で安倍批判派への不信感を広め、ダメージを与えることにあるのは、火を見るよりも明らか

で、まさに「問うに落ちず語るに落ちる」ですがそれはさておき。
 何度か書いていますが大事なことは追及動機ではありません。追及動機も立派なら「よりすばらしい」ですが別に追及動機が汚くてもある意味構わない。問題は「違法行為ではないか」「違法でなくても不適切な行為ではないか」と指摘されてることが「清廉潔白で何の問題もないのか」それともやはり問題があるのかと言う事です。
 安倍批判派の森友・加計疑惑追及はそもそも言いがかりではありませんが、百歩譲ってそうだとしましょう。
 しかしそれなら何故安倍は野党が求める「妻・昭恵氏」「昭恵付き秘書だった谷氏」「前川氏に総理の意向を伝えたという和泉首相補佐官、木曽元内閣官房参与」などの参考人招致や証人喚問に反対し続けてきたのか。とっととそうした行為をやって疑惑を晴らせばいいだけのことです。
 安倍が疑惑を積極的に晴らそうとしないから「疑惑解消にあんなに後ろ向きなんて怪しい。やはり疑惑はあるのではないか」となり支持率も落ちただけの話です。
 一方、言いがかりでしかない「蓮舫氏の二重国籍」は産経ぐらいしか騒いではいません。

 テレビのワイドショーや左派系新聞を主な情報源としている人は丸め込めても、今後、そうした人は少なくなろう。すでにインターネット上では、メディアの偏向報道と印象操作は周知の事実だからである。

 吹き出しました。「左派系新聞」て産経や読売のような「安倍御用新聞」以外にこの件で安倍を擁護してる新聞なんかないでしょう。
 「テレビワイドショー*22」て、いつからテレビワイドショーが左派だの反安倍だのになったのか。
 「インターネット上では、メディアの偏向報道と印象操作は周知の事実」て単に「そう主張するネットウヨがいる」つうだけの話です。
 ネット上に安倍批判が存在しないなんて事は「当たり前ですが」全くない。そもそもその種のネトウヨは「フジ産経(特にフジ)は浅田真央を侮辱し、キムヨナを持ち上げてる反日放送局」とデマまで飛ばしていたのですが、それを阿比留はどう思ってるのか。

 朝日と東京新聞東京都議選の直前の6月30日付朝刊1面トップで、自民党下村博文幹事長代行のスキャンダル(下村氏は否定)を報じた。毎日新聞は1面カタ(2番手の記事)で、産経新聞は2面、読売新聞は第2社会面、日経新聞は第1社会面だった。

 「自民よりの財界機関紙」日経ですら第1社会面なのに、読売と産経の態度は異常すぎです。

中身は週刊文春の後追いであり、新聞はふだんなら週刊誌の追いかけ記事を1面トップにはしない

 重大な疑惑なら大きな形で後追い報道せざるを得ないでしょうねえ。
 そもそもそれ言うなら例えば「宇野*23首相が辞任に追い込まれた女性スキャンダル」はもともとはサンデー毎日の記事です。週刊誌の後追いそれ自体は別に悪い事でも何でもない。

 もはや見えも外聞もなく、なりふり構っていない。
 もっとも、朝日が「敵」と認定した相手を攻撃する際、手段を選ばないのは以前からだ。

それはむしろ産経の方でしょう。

 今でも記憶に鮮明だが、平成11年4月9日付朝刊1面トップ記事「東京高検 則定検事長に『女性問題』」「進退問題に発展も」にはこうあった。
 「『噂の真相』(五月号)によると、二十八歳のこの女性は〜」

 おいおいですね。朝日の報道の何が問題なのか。則定氏が清廉潔白なら「噂の真相の報道はデマだ、朝日が後追いしたことは残念」で片付く話です。彼が辞任せざるを得なかったのは「後ろ暗いところがあった」「噂の真相の指摘が全て事実かどうかはともかく、清廉潔白とはとても言えなかった」からでしょう。
 大体、最初に大々的に則定問題を報じたのは朝日でしょうが産経も含めて全新聞社が「朝日の後追い」で則定批判していたのによくもこんな文章を阿比留は書けるモンです。


■【仙台市長選】“民共共闘*24”の郡和子氏が勝利、自公系敗退 安倍政権に痛撃
http://www.sankei.com/politics/news/170723/plt1707230028-n1.html
1)事前世論調査では前衆院議員・郡氏*25の勝利が予想されてた
2)前任の奥山恵美子*26市長も野党(民進、社民、自由*27)の支援した候補で既に仙台市長選では野党共闘による勝利の実績がある
3)仙台市議会の議席55議席の内、野党は約4割の23議席民進党系列11、共産7、社民5)でそれなりの勢力がある(ウィキペ『仙台市』参照)
ということで「ダメージなどない」と産経が言うかと思いきや、やはり「ダメージ」だそうです。
 まあ、地方都市の首長選挙なので加計・森友疑惑がどれほど影響したかは分かりません。しかしあの疑惑がプラスに働いたことはないでしょう。安倍は追い込まれてると言っていいでしょう。
 安倍と野党にとっての今後の問題の一つは
横浜市長選、力強く第一声 舌戦火蓋、カジノ誘致*28や女性支援など争点
http://www.sankei.com/politics/news/170717/plt1707170009-n1.html
が紹介する7/30投開票の横浜市長選挙です。こちらも

 無所属で3選を目指す現職の林文子氏*29(71)=自民、公明推薦▽元衆院議員で新人の長島一由*30(50)▽元市議で新人の伊藤大貴氏*31(39)−の3人が立候補を届け出た。

となっており、このうち伊藤氏を国政野党四党が支援するという仙台市長選と同じ「自公VS国政野党四党」という構図が成立しています。こちらも野党四党は何とか勝利したいところでしょう。
 この横浜市選挙で自公が負けると「安倍もほぼ終わり」と見ていいでしょう。ろくでもない疑惑まみれで内閣や自民党の支持率を落とし、あげく「都議選」「仙台市長選」「横浜市長選」三連敗で安倍を続投させるほど、二階*32幹事長、茂木*33政調会長らも甘くはないでしょう。彼らは安倍に重用されたとは言え、第二次安倍政権以前にもそれなりの地位に就いており、「安倍の側近、お気に入りにすぎないので安倍が失脚すると無役や閑職になるであろう」稲田*34防衛相、下村*35幹事長代理、菅*36官房長官、萩生田*37官房副長官とは違いますからね。安倍をいつまでもかばう動機がない。
 石破*38元幹事長など非主流派も安倍批判を強めるでしょうし。しかしこうなると「体を元に戻し復帰できた上での話」「安倍が下野し、ポスト安倍勢力の一人として自民党、政府の要職に就いた上での話」ですし「自転車事故で動けないなど政治家として駄目すぎる話」ですが、「谷垣氏が政治家復帰できれば」、事故による幹事長辞任はむしろ「結果オーライ」「人間万事塞翁が馬」の気がします。
 それはともかく横浜市長選前に「参考人招致」がセットされたことは野党にとって好都合であり、どれほど追及できるかと言ったところでしょう。
 こちらは仙台市長選と違い「自公系の現職有利」という事前世論調査ですが何とか四野党側に勝利して欲しい、それが無理でも善戦して2位に付けて欲しいと思います。まあ「民進党系列」長島氏の出馬が痛いことは否定できません。この辺り民進党は何とかならなかったのかとは思います。


■【仙台市長選】自民、都議選以上に深刻な敗退 安倍政権窮地に 党勢立て直し急務 
http://www.sankei.com/politics/news/170723/plt1707230035-n1.html

 自民党宮城県連会長の愛知治郎*39参院政審会長は仙台市内で記者団に「厳しい戦いだった」と述べた上で、政権への影響については「別の問題だ」と強調した。逆に、公明党の斉藤鉄夫*40選対委員長は「安倍政権への逆風は感じた。国政への批判もあった」とのコメントを発表した。

 公明が安倍に距離を置き始めてることが興味深いですね。


■【関西の議論】〝中国四千年〟が「断絶の歴史」だから新鮮? 有名観光地に飽きた富裕層が押し寄せるマイナースポット(藤崎真生)
http://www.sankei.com/west/news/170724/wst1707240003-n1.html

 訪日外国人の人気観光地といえば、伏見稲荷大社京都市伏見区)や梅田スカイビル大阪市北区)などが有名だろう。そんなスポットに行き尽くした中国人富裕層たちの間で今、江戸時代の街並みが残る大阪府富田林市の「富田林寺内町」が評判になっているらしい。大阪府内では唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」ではあるが、観光地としての知名度伏見稲荷大社などと比べるとはるかにマイナーな存在。失礼ながら、地元の大阪府民の知名度もそう高くはないローカルスポットに、中国人富裕層が大挙して訪れるワケを探ってみると。
「ここに招いてはずしたことはないですよ」
 富田林寺内町について、そう太鼓判を押すのは訪日外国人向けの旅行会社「彩里旅遊」*41を経営する水谷浩さん(59)=大阪府吹田市=だ。
(中略)
 顧客として訪れたある中国の銀行幹部の妻は「『映画のセット』ではなく、何百年も前の木造の街並みがそのまま残っている。しかも、そこに人が実際に住んでいるのが素晴らしい」と感嘆した。
 別の顧客も「保存状態が素晴らしい」と語った。中国人にとって、時の政府の保護を受けるのではなく、一般の個人の住宅が昔のままの姿で残っていることが新鮮なのだ。
(中略)
 地区内の観光施設として18年4月につくられた「市立じないまち交流館」の入館者数は開館初年度で、約1万6700人。28年度は約3万3700人と当初に比べると倍増しているが、観光地としてはマイナーな部類に入ることは否めない場所だ。
 富裕層の人気を集めているマイナースポットは富田林寺内町だけではないようだ。
 かつての門前町で多くの石塔や石仏がある「化野(あだしの)念仏寺」を抱える京都市の嵯峨鳥居本地区、かやぶき屋根の集落が残る京都府南丹市美山町地区、舟の格納庫「舟屋」がずらりと並ぶ同府伊根町の「舟屋集落」が人気という。
 どの地域も国の重伝建地区で古い建築物が数多く残されているなど富田林寺内町と共通する部分がある。
 中国では、古い建築物は王朝が変わるたびに〝スクラップ・アンド・ビルド〟で消えることが多い。前王朝のものを徹底的に否定、破壊する「断絶の歴史」だけに、古くからの暮らしを丁寧に守り続ける富田林寺内町の人々の暮らしが眼前にそのまま残っているところが新鮮に映るのかもしれない。
(中略)
 大阪観光局によると、平成26年に大阪府を訪れた中国人観光客は100万9千人。その後、27年は271万6千人、28年は372万9千人と年々増加している。大阪観光局も「今後も中国人観光客の数は『右肩上がり』で伸びるだろう」と分析する。
 リピーターも増える中、水谷さんのもとには、ガイドブックなどで大々的に特集される有名どころの観光地を行き尽くした富裕層から「ほかに面白いところは?」というリクエストも多く寄せられる。富田林寺内町は、そうしたニーズにも応えられる観光地なのだろう。
 特に富裕層の心をとらえているのが地元住民との交流。有名観光地のようにひっきりなしに観光客が行き来することがないこともあってか、きさくな地元の人たちが、観光客とのやりとりに気軽に応じてくれる。
(中略)
 中国人富裕層から絶賛される富田林寺内町だが、少子高齢化を背景に空き家が増えているという悩みも抱えている。
 市によると、富田林寺内町の地域には全体で約610棟の建物がある。実はこのうち約1割は空き家だ。
 地元有志らは「LLPまちかつ」を平成21年9月に設立。空き家への入居希望者と持ち主との仲人的な役割を果たし、入居者を増やそうと試みている。ただ、同団体の中でも代表の佐藤康平さん(74)が「若手になる」というから、その高齢化は深刻だ。
 「まちかつ」の活動などもあって、ここ数年で、地域には、飲食店やギャラリーなど約50軒の店舗が誕生し、成果が目に見えるようになってきた。しかし、店舗は増える一方で、居住者がなかなか増えない。
 佐藤さんは、町を維持していくためには、多少騒がしくなっても観光地化を進める必要があると考えている。現在、富田林寺内町にある宿泊施設は女性限定の1軒のみ。中国人富裕層の注目も集まっていることから、佐藤さんは「今後3年以内を目標に、空き家を改修することで、男性でも女性でも宿泊できる施設を作っていきたい」と力を込める。

 ということで改めて中国人観光客の重要性を実感しました。


■産経『カルビーが「フルグラ」中国市場へ 3年内に売上げ200億円めざす、北海道工場から初輸出』【上海=河崎真澄】
■日経『中国輸出へ「フルグラ」4割増産 カルビー、京都に新工場棟』

http://www.sankei.com/economy/news/170724/ecn1707240014-n1.html
 カルビーは24日、北海道千歳市に新設した工場からシリアル食品「フルグラ」を中国市場向けに越境通販し、3年以内に200億円の売り上げを狙うと発表した。
 上海市内で同日記者会見した松本晃会長は、「働く女性の朝食や塩分控えめの中高年向け健康食に『富果楽』(中国語の商品名)を浸透させたい」と述べ、市場開拓に意欲を示した。
 中国へ「フルグラ」はこれまで、中国人の観光客が日本で購入して持ち帰ったり、貿易会社が独自ルートで輸出したりするケースはあったが、カルビーとしての輸出実績はなかった。
(中略)
 松本会長は、「『フルグラ』は昨年約300億円を売り上げた商品。2020年までに(中国向け200億円を含め)500億円に伸ばしたい」と述べ、成長性に強い期待を示した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15971020R00C17A5TJ2000/
 カルビーはシリアル製品の一種、グラノーラの増産に乗り出す。約75億円を投じて主力品「フルグラ」の生産棟を京都府に新設。2018年に生産能力を4割引き上げ、中国への輸出を本格的に始める。
(中略)
 稼働後は越境EC(電子商取引)を通じて大半を中国向けに販売する。同社は現在、フルグラを中国に輸出していない。だが訪日外国人の「爆買い」の対象となり、日本で購入したものが現地で流通するなど、すでに一定の認知度を持つ。市場の開拓余地は大きいと判断し、増産投資を決めた。
(中略)
 中国では所得水準の向上に伴い、健康増進への意識が高まっている。食品ではヤクルト本社乳酸菌飲料「ヤクルト」などが好調。フルグラはこうした消費者への訴求力が高いことに加え、家事にかかる時間を短縮するニーズにも対応するため、カルビーは需要開拓の余地が大きいとみる。

 ということで改めて中国市場の重要性を実感しました。
 「日本で300億円売り上げた商品」「中国人観光客が大量購入してる商品」とはいえ、カルビーとしては中国へ輸出したことのない商品を「3年で中国で200億円の売り上げを目指す」というのは相当チャレンジングな目標でしょう。しかしそれが実現可能なほど中国市場は大きいわけです。


■“慈善組織”が北京で大規模抗議集会 法輪功以来か、「安定優先」の習政権に打撃
http://www.sankei.com/world/news/170724/wor1707240043-n1.html

 善心匯は慈善活動のために資金を集めているとされるが、当局は今月下旬、実態はねずみ講であるとして代表ら幹部を拘束、摘発に乗り出した。

 こういうのは事実関係が分からないと評価が難しいですね。
 「政府に批判的な団体をネズミ講のレッテルで潰そうとしている」のと、「ネズミ講が政府の追及を受けてまじめな政府批判団体を偽装し、『政府の弾圧だ』と強弁してる」のでは話が大きく違うわけです。後者なら「政府がどんな摘発をしてもいい訳ではない(法律を無視した摘発は無論違法です)」ですが摘発それ自体はむしろ正義の訳です。
 そう言う意味では「カルトではないか」という指摘がある法輪功の評価も難しいですね。

今秋の中国共産党大会を前に、「安定維持」が最優先の政策課題となっている習近平指導部にとって大きな失点となった。

 まあ中国政府にとって愉快ではないでしょうが大きな失点と言うほどでもないでしょう。

*1:著書『歌屋 都はるみ』(1997年、文春文庫)、『私の家は山の向こう:テレサ・テン十年目の真実』(2007年、文春文庫)、『何が来たって驚かねえ!:大震災の現場を歩く』(2012年、駿河台出版社)、『ヘイトスピーチとたたかう!:日本版排外主義批判』(2013年、岩波書店)など

*2:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*3:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任

*4:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*5:宇野内閣労働相、橋本内閣通産相自民党総務会長(小泉総裁時代)を歴任

*6:橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)など歴任

*7:海部内閣労働相、村山内閣沖縄・北海道開発庁長官、震災担当相、自民党総務会長(森総裁時代)など歴任

*8:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*9:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*10:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官を経て首相

*11:どう見ても山東派には三木のようなハト派性はありませんが。

*12:海部内閣で科学技術庁長官

*13:著書『国家の役割とは何か』(2004年、ちくま新書)、『「常識」としての保守主義』(2012年、新潮新書)など

*14:安倍以外は誰を想定してるんでしょうか?

*15:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*16:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)などを経て民進党代表

*17:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相などを経て第三次安倍内閣経済財政担当相

*18:安倍に寄れば「平成27年6月」が記憶違いで「平成29年1月」が正しいそうですが「1年半も時期がずれる」なんてのは異常すぎです。

*19:三木政権時のロッキード追及、竹下政権時のリクルート追及、あるいは第一次安倍政権時の事務所費疑惑追及なども産経にとっては「倒閣運動」なんでしょう。

*20:もちろん前川氏の告発などそれなりの証拠は提示されています。

*21:週刊文春や新潮といった右派メディアまでもが安倍を加計・森友疑惑で批判してる今「疑惑批判派は左派・リベラル系」という前提は全く成立しません。大体、前川氏や獣医師会、あるいは「安倍に裏切られた事による反逆とはいえ」、安倍批判を始めてる籠池は左派なのか。まあその場合は「前川と獣医師会は癒着してる」など別の非難が始まるわけですが。

*22:阿比留が想定してるワイドショーが何か知りませんが

*23:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*24:四野党(民進、共産、社民、自由)共闘と書かない辺りが反共の産経らしい。

*25:野田内閣で復興大臣政務官

*26:仙台市教育長、副市長などを経て市長

*27:ただし過去の野党共闘には共産党は参加していません。一方、共産長への敵意からか奥山前市長は今回の選挙で自公系候補を公然と支援しました。

*28:林氏がカジノ推進派、他の二人が反対派、あるいは慎重派です。

*29:ビー・エム・ダブリュー東京社長、ダイエー会長、日産自動車執行役員など歴任。著書『共感する力:カリスマ経営者が横浜市長になってわかったこと』(2013年、ワニブックスPLUS新書)など

*30:鎌倉市議(1997〜1998年)、逗子市長(1998〜2006年)、民主党代議士(2009〜2012年)を歴任。著書『浮動票の時代』 (2007年、講談社プラスアルファ新書)

*31:民進党横浜市

*32:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*33:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、第二次安倍内閣経産相を経て自民党政調会長

*34:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)を経て第三次安倍内閣防衛相

*35:第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相を歴任

*36:第一次安倍内閣総務相

*37:自民党総裁特別補佐(第二次安倍総裁時代)を経て官房副長官

*38:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*39:小泉内閣防衛庁長官政務官、第二次安倍内閣財務副大臣を歴任

*40:福田、麻生内閣環境相公明党政調会長を歴任

*41:公式サイト:http://www.ayasato.co.jp/