改憲勢力3分の2割れ「ちょうどよい」41% 本社世論調査 (写真=共同) :日本経済新聞
回答率は45%。
選挙での投票率の低さを反映してるのでしょう。昔はもっと高かったと思います。
安倍内閣の支持率は52%と前回6月の調査から4ポイント低下した。不支持率はほぼ横ばいの38%だった。
安倍のような非常識極右(例:韓国への非常識な対応*1)、嘘つき、身びいき(例:モリカケ)の何を支持するのか、安倍政権で何かいいことがあったのかと、日本人はバカなのかと、安倍批判派としていつもながらげんなりします。
21日に投開票した参院選で憲法改正に前向きな「改憲勢力*2」が非改選とあわせ、国会発議に必要な参院の3分の2(164議席)を割り込んだことを聞くと「ちょうどよい結果だった」が41%と最も多かった。
改憲勢力が参院の3分の2を割り込んだことについて「もっと多くてもよかった」は24%、「もっと少なくてもよかった」は22%と拮抗した。
つまりは安倍自民支持層においてすら改憲支持など多数派ではないわけです。
安倍晋三首相の自民党総裁任期は党則を変えなければ2021年9月まで。首相は総裁任期中に憲法改正の国民投票を実施したいと表明している。この首相の考えに賛成と答えた人は52%で反対の33%を上回った。
「???」ですね。「2/3割り込んだことはよかった」が多数と、「国民投票云々」と矛盾しないのか。2/3割り込んだら国民投票の発議はしづらくなるわけです。
もしかしたら
「安倍総理がそういう考えであることについてどう思いますか?」
→「安倍がそういう考えなら、そういう風に動けばいいんじゃねえの?。俺たちは国民投票発議を全力で阻止するけど」つう答えまでもが「総理に賛成」にカウントされてないか。
あるいは「したいならすればいい。こっちは国民投票で葬り去るだけだ」つう考えが結構多いのか。それとも「まさかとは思いますが」2/3割り込んだら国民投票の発議がしづらくなると言うことが分かってないのか。
なお、俺個人は「安倍の考え」とやらに反対の立場です。まあそれ以前に発議できるかどうか疑問ですが。
徴用工問題「支払いは韓国政府」で合意 外務省、日韓協定交渉の資料公表 - 産経ニュース
問題は日本側の言い分が正しいとしても「合意発表当時、表には出されなかった密約的な代物(表に出された合意においては個人賠償権については何の合意もない)」など今頃になって主張することが法的、政治的に適切なのかということでしょう。
丸山穂高氏がN国党入り 渡辺喜美氏とは会派も - 産経ニュース
維新から見捨てられたあげくN国党とは全く常識がありません。
「大学無償化法」に広がる懸念 対象狭く中間層負担増に(1/3ページ) - 産経ニュース
産経ですら批判するのだからよほど内容が酷いのでしょう。
ちなみに赤旗の批判は以下の通りですが、皮肉にも産経の批判と赤旗の批判はかなりかぶっています。割と産経の社会部は「政治部に比べると」まともな記事が少なくありません。
偽りの“無償化”法案/吉良氏批判 学費値下げなし/参院文科委
大学修学支援法 吉良氏が反対/無償化とはいえない
大学無償化 本物は?/参院選 共産党の提案 即半減・段階的ゼロ、全学生が対象、財源 大企業優遇の是正など/安倍政権―大学等修学支援法 値上げ容認、対象者1割、財源消費税
台湾野党候補、人気の秘訣は庶民の不満と「愛国心」(1/2ページ) - 産経ニュース
民進党万歳で韓国瑜氏を「親中派」と悪口雑言する産経ですら「不景気などの失政への不満」から韓人気が高まってることは否定できないようです。
▼すっかり古参記者に仲間入りした抄子なぞは、故人を追悼させていただくためにも大事件や事故で犠牲になられた方々の実名と写真を新聞に掲載するのは、義務だと考えてきた。駆けだし時代には、他社の記者が関係者からアルバムを根こそぎ持っていって顔写真を入手できず、途方にくれたことが何度あったことか。
▼時代は移り、ネットの普及も相まって実名と顔写真の掲載は、遺族にとって迷惑でしかなく、プライバシーの侵害ではないか、という考えの人が急速に増えてきた。京都アニメーションも24日付で「実名報道をお控えいただくよう」報道機関に申し入れた事実を明かしている。
▼悩ましいところだが、犠牲者は京アニのA、B、Cさんではなく、それぞれの名前で後世に語り継がれるべきだ、と古参記者は考える。凶行によって奪われた一人一人の人生が、いかにかけがえのないものだったかを読者と分かち合うことが、再発防止の一助になる、と信じる。
「当事者*3が実名報道や顔写真の掲載を望めばそう報道し、望まなければ報道しない」で何の問題もないでしょう。そもそもご遺族、同僚など、身内ならともかく、赤の他人に過ぎない我々がそんなもん「名前付きで」語り継ぐ必要があるのか、いやそもそも本当に語り継ぐ気あるのか、ただののぞき趣味、スキャンダリズムじゃねえのか、て話です。
つうか別にそんなん再発防止と関係ないでしょうよ。「戦争の悲劇を語り継ぎ、二度としない」つう話とはわけが違う。
【主張】日本公館の保護 韓国は条約の責務果たせ - 産経ニュース
ソウルで19日未明、ワゴン車が日本大使館が入居するビルの入り口付近まで入り込んだ。運転していた韓国人男性が車内で火をつけ、全身やけどで死亡した。車内には当時、ガソリン計40リットルとライター、カセットガスボンベ約20本があった。男性は義父が「徴用工」だったと語っていた。抗議の焼身自殺の可能性がある。
京都アニメーション放火事件では、容疑者がガソリン約40リットルを購入して放火し、3階建てビルが炎上して死者多数の惨事となった。ソウルの事件も一歩間違えば大火災になった恐れがある。
京都アニメもそうですけど、こういうのは防ぎようがないでしょう。
なお「ソウルの事件」は「大火災になっていた可能性」はないでしょう。抗議自殺の訳ですから(もちろん俺はこういう行為を評価しません。生きて戦うべきでしょう。特に今の韓国はそうです。朴チョンヒ独裁時代ならまだしも、今の韓国では日本批判は自由に出来るわけです)。
大火災にしたいなら「日本大使館にガソリンをまく」でしょうよ。そこは自殺者には「彼なりのモラル」があったわけです。
釜山では22日午後、日本総領事館の図書館を訪れていた男女6人の大学生が、総領事館の庭に走り出て、安倍晋三政権を批判する垂れ幕を敷地外に投げ、「安倍は謝罪しろ」と騒いだ。韓国警察は建造物侵入容疑で6人を逮捕したが同日夜に釈放した。もはや「反日無罪」の様相を呈している。
そもそも釜山の話は「政治的活動の自由」じゃないのか。どう評価するにせよ犯罪に当たるとは思いませんし当然「反日無罪」でもない。
「図書館の利用目的はそういうんじゃないから建造物侵入罪」つうのは形式的に過ぎるでしょう。
日本の外務省は、2つの事件の後それぞれ、韓国で外出する際は注意を払うよう促す「スポット情報」を出した。
ばかばかしい。どちらの行為も個人的行為に過ぎず韓国で「反日運動(?)」が燃えさかってるわけでもなさそうだし、釜山の話など犯罪に該当しないでしょう。
ソウルの本紙とフジテレビ各支局*4が韓国人に無断侵入され、不当な抗議を受ける事件もあった。日本の公館や企業、邦人が反日テロの犠牲にならないよう、韓国政府はこれまでの対応を反省し、警備に万全を期す義務がある。
これについては詳しい事情が分からないのでコメントは避けます(もちろん、ロビーなど一般人も立ち入り可能なオープンスペースならともかく、そうでない場所に強行突入するのはまずいでしょう)。ただし「無断侵入」としか産経が書かないと言うことは「暴力行為」などはなかったのでしょう。それで何が「反日テロ」なのか。