今日の産経ニュースほか(2019年8月9~10日分)

【昭和天皇の87年】内閣を投げ出した近衛文麿 「陛下はまことにお気の毒…」 - 産経ニュース

 近衛は、陸軍が進める汪兆銘工作にも期待を寄せた。蒋政権ナンバーツーの汪を担ぎ出して親日的な新政権を樹立させるという、一種の謀略である。むろん蒋の反発は必至で、第2次近衛声明とは矛盾した工作といえよう。

 いやいや第二次声明とは必ずしも矛盾しないでしょう。第二次声明は「国民政府の考えやメンバーが替わって日本と和平する気なら和平する」ですから。「蒋介石が方針変更する場合」だけではなく「汪兆銘蒋介石と袂を分かつこと」も声明は想定に入れていたとみるべきでしょう。

 昭和天皇は、汪兆銘工作には全く懐疑的だった。12月10日、(ボーガス注:湯浅倉平*1内大臣に言った。
 「謀略などといふものは当てになるものぢやない。大体できないのが原則で、できるのが不思議なくらゐだ」

 とはいえ昭和天皇は「そんな工作はするな」とは言わなかったわけです。まあ、「汪兆銘工作に否定的らしい」産経は「汪兆銘工作に乗り気でなかった」として昭和天皇を擁護してる気なのでしょうが、これが事実なら天皇は態度が他人事過ぎて無責任ですよね。彼が最高責任者(国家元首)の訳ですから。

 12月18日、汪は蒋と決別して重慶を脱出。それに呼応して近衛は22日、「相互に善隣友好、共同防共、経済提携の実を挙げん」とする声明(第3次近衛声明)を発表した。だが、中国側で汪に従う有力者はおらず、昭和天皇の予想通りの結果に終わる。
 近衛の「辞めたい」病が、再び激しくなった。

 で、内閣総辞職するわけです。

 同年1月5日、総辞職した近衛*2内閣の路線を引き継ぐ形で、枢密院議長の平沼騏一郎*3が組閣した。この内閣のもとで大問題となるのは、英米と対立する独伊との軍事同盟である。それが国家破滅につながるとみた昭和天皇は、時代の流れに敢然と立ち向かおうとする。

 昭和天皇が日独伊三国軍事同盟に反対したなんて事実はどこにもないでしょう。そもそも彼は国家元首なので彼が反対すれば同盟は成立しません。同盟反対派ももちろんいたので、天皇もさすがに「同盟締結に安易に賛成しません」が結局は同盟賛成派を支持したわけです。
 なお、

この内閣のもとで大問題となるのは、英米と対立する独伊との軍事同盟である。

とかく産経ですが同盟締結については反対者もいたので、締結されるのは「平沼内閣」「阿部*4内閣」「米内*5内閣」の後の第二次近衛内閣です。
 まあ、産経のこの連載の次回記事が出たら可能な範囲でコメントします。


【昭和天皇の87年】日本は「伝染病患者」!? 波紋を呼んだ米大統領演説 - 産経ニュース

 ルーズベルト*6は、軍事色を強める日本、ドイツ、イタリアを「伝染病患者」にたとえ、「アメリカは戦争を憎む。アメリカは平和を望む。それ故、アメリカは平和を追求する試みに積極的に参画する」と、何らかの介入を示唆した。これが内外に波紋を呼んだ、「隔離演説」である。

 産経の言う「軍事色を強める」を正確に言うとまず日本は中国と戦争をしていました。
 ドイツは、ロカルノ条約により非武装地帯と定められていたラインラントに陸軍を進駐させました(1936年3月)。また、スペイン内戦(1936~1939年)ではイタリアと共にフランコ軍を支援しました。
 イタリアはエチオピアを侵略し、植民地にしました。

 当時の日本はアメリカから石油のほぼ6割を輸入し、生糸や綿製品を輸出して外貨を稼ぐなど、対米貿易に依存しきっている。もしもアメリカが禁輸に踏み切れば日本は干上がってしまうだろう。

 ということがわかりながら米国に石油禁輸を食らったあげく、食らっても降伏しないで「石油じり貧論(米国に戦争をしかけるならすぐ仕掛けないと石油不足でじり貧になる)&蒋介石政権打倒方針は絶対に撤回できない」で対米戦争に突き進むのだから無謀としか言いようがない戦前日本です。
 まあ「蒋介石政権打倒方針は絶対に撤回しない」と言う立場に立つ限り、「石油じり貧論」はそれなりに合理的でしょう。実際石油の備蓄がなくなれば、軍艦も戦闘機も動かなくなるからです。
 ただし「軍事大国アメリカ相手に戦争して勝てるのか」「そんな敗戦のリスクを冒してまで蒋介石政権打倒に固執する必要があるのか」と考えれば合理性があるとはとても言えないでしょう。

 昭和13年6月以降、外務省では宇垣一成*7が陣頭指揮をとり、蒋介石政権の財政部長、孔祥煕(こうしょうき)を窓口とする和平交渉に乗り出したが、陸軍次官の東条英機*8らが反対した。陸軍ではその頃、蒋政権ナンバーツーの汪兆銘を担ぎ出そうと工作を進めており、互いに足を引っ張る形になっていたのだ。
 政府方針が一本化しないまま、宇垣は9月29日、外相就任4カ月で近衛に辞表を差し出した。
 日中戦争は日本の侵略行為と論じられることが多いが、実際には、こうした混乱により泥沼から抜け出せなかったのである。

 当たり前ですが政府方針が「蒋介石との和平(ただし少数派)」「蒋介石打倒(多数派)」でドタバタしてることは何ら日本の戦争の侵略性を否定しません。かつこんなことは素人ならともかく歴史学者なら知っている話です。
 なお、汪兆銘工作とは「日本のてこ入れで作った汪兆銘政権と和平する、もちろん蒋介石とは別に、和平するのだから、蒋介石の求める条件より有利な条件で和平する」「汪兆銘政権が出来たら蒋介石政権に切り崩し工作を仕掛けて潰す、汪兆銘を中国の正統政権として国際社会や中国人に認めさせる」つうものですから、明らかに宇垣外相の「蒋介石との和平路線」とは矛盾します。
 「これではとても私が目指す蒋介石との和平なんか出来ない。蒋介石と和平したくないなら汪兆銘工作すればいい。しかしそれでは私の方針と違うから外相は辞める」と宇垣が近衛に引導を渡すのも当然です。

 もう一つ、内閣を混乱の淵(ふち)に落とした問題があった。米英の圧力から逃れたいがため、独伊と軍事同盟を結ぶ動きが俄然(がぜん)強まってくるのだ。

 独伊がどれほど頼りになるのか、英米と対立し続けていいのかと言う問題を無視すれば、ある意味合理的ではあります。とはいえ当初において独伊との連携は対英米戦争など目的にしていませんが。

 日中戦争の初期、ドイツ国防軍蒋介石政権に肩入れし、支援していたことはすでに書いた。

 そもそも満州事変が始まる前、そしてナチス政権が出来る前からドイツは蒋介石を軍事支援していたことに注意が必要です。ドイツからすれば「中独関係を無視して」中国との間に戦争を始めた日本の行為は迷惑であり、「日独連携」「中国とのビジネス」の両方を維持するためにドイツはトラウトマン和平工作を仕掛けますが日本が乗り気でないため失敗します。ドイツは日本と中国、どちらを選ぶかを選択せざるを得なくなります。

 しかしヒトラーの側近、リッベントロップ*9が1938年2月に外相となると、ドイツ外交は急速に日本支援に傾く。リッベントロップは中国への武器輸出を禁止し、軍事顧問団を引き揚げた。
 ヒトラーとリッベントロップの狙いは、近く予想される英仏との戦い*10に日本を巻き込むことだ。

 もちろんドイツ政財官界には「日本に肩入れすると日中戦争を理由にドイツが非難される」「蒋介石政権の反発で中国市場を失うのは痛い」という反対意見もありましたがそれはヒトラーらによって無視される訳です。


リベラル21 小泉進次郎の正体を報道せよ
 副題の「結婚報道は進次郎政権への開門」つうのが失笑物ですね。今のところ、進次郎は「防衛相に登用された稲田(ただし失言などで自滅)」「外相に登用された河野太郎」などと違いろくな役職についておらず、安倍ら自民党執行部が奴を「自民党タレント議員のような客寄せパンダ」としか扱ってないのは明白でしょう。
 「非常に遠い将来」ならまだしも進次郎自身もいくら元首相の息子とは言え現時点で「首相を目指したい」と思うほどそこまで脳天気ではないでしょう。まあ「結婚報道がばかばかしい」「政治家としての進次郎の業績、功罪について報じろ」と言う点には異論はありませんが。

 野党も山本太郎を軸にした共同戦線を張らなければ、進次郎ブームに圧倒されるだろう。

 率直に言って「田中角栄*11ブーム(今太閤ブーム)」のような進次郎ブームなど存在しませんし、そんなもんを作る気すら安倍自民にはないでしょう。もちろん進次郎総裁なんてあり得ないし、それ以前に「党三役や大臣」にすら登用されないでしょう。
 「ポスト安倍」の候補はやはり「石破*12元幹事長」「石原*13元幹事長」「岸田*14政調会長」と言った派閥ボスでしょう。
 しかも「山本太郎を軸にした共同戦線」て。たかが2議席のれいわが何で「軸になる」のか。野党支持者限定ですらそこまでの人気は山本にはないし、国民全体となればなおさらです。こんな非常識な文章が良くも書けるもんです。


中国「重大な懸念」とインド牽制 カシミール問題でパキスタン外相に - 産経ニュース
 そもそも自治州だったカシミール自治権を奪って中央政府直轄にすること自体、かなり問題があります*15が、ましてやカシミールは中国やパキスタンと領有権争いがあるのだから、なおさらインドの行為は問題です。にもかかわらずインド批判しないのだから産経も呆れたデタラメです。


不自由展、作品に「不快」批判 天皇肖像燃やす表現 来場者「悪意に満ちていた」 愛知の芸術祭、企画展中止(1/3ページ) - 産経ニュース
 当たり前ですが一部の来場者(ウヨ?)が不快感を表明したなんて事は、展覧会の価値を左右しませんし、ましてや「菅や河村の恫喝」や「テロ予告の脅迫」が正しいなどと言うことも意味しません。いつもながら産経らしい無茶苦茶な記事です。


【単刀直言】鈴木宗男・日本維新の会参院議員 北方領土 焦点は9月会談(1/2ページ) - 産経ニュース
 よくもまあデタラメなことが放言できるもんだとある意味感心します。ムネオ*16がどう強弁しようとも、「日本企業のロシアビジネス」ならともかく島の返還という意味では何一つ進展はないし、今後もないでしょう。まあムネオにとって大事なことは「日本企業のロシアビジネス」で利権を得ることなのでしょうが、与党ではない「維新の議員」でそんなことが可能なのかどうか。


N国党、幹事長に上杉隆氏 都知事選に立候補を検討 - 産経ニュース
 上杉隆*17も随分と落ちぶれたものです。こうなるとデビュー当時からまともだったのかどうかも怪しいもんです。


【正論・令和の8月に思う】福澤諭吉「帝室論」の中の天皇像 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫 - 産経ニュース
 渡辺の「福沢理解が正しいかどうか」と言う問題は無論ありますがそれはひとまずおきます。

 帝室論は福澤自身が創刊した日刊紙「時事新報」の明治15年4月26日付から12回にわたって掲載され、後に一書にまとめられたものである。福澤の警世の論説であり、天皇の政治利用への戒めである。

 まあ「やれやれ」ですね。戦前の天皇は「主権者」「国家元首」でした。今の天皇は「象徴」です。全然意味合いが違う。戦前において「天皇の政治利用」なんてもんがありうるんですかね?。そもそも天皇自身が「国家元首」と言う最高権力者ですから。

 天皇の政治利用といえばすぐに思い起こされるのは、平成4年の天皇御訪中のことである。天安門事件により国際社会から冷たい視線を浴びせられていたあの時期、対中包囲網を解こうとする中国指導部の深慮に日本の指導者はまんまと乗せられたのである。

 基本的には天皇が「いわゆる皇室外交」をすればそれは全て「政治利用」です。何も訪中に限らない。
 訪中のみをあげつらうことで産経らウヨは「天皇の政治利用」を問題にしているのではなく、それを口実にアンチ中国をやりたいだけなのだと言うことはモロバレです。それにしても「乗せられた」て。
 日本も「天皇訪中→日中友好」により、大いに経済的利益を得たわけです。
 かつ「日本がいかにアパルトヘイト南アとずぶずぶ」でも欧米が南ア制裁を解除しなかったことで分かるように、話は「天皇が訪中したから欧米が制裁解除した」つうほど単純ではありません。南ア並みに中国を欧米が問題視していれば天皇が訪中しようと制裁は解除されなかったでしょう。

 その後の著しい緊張を孕(はら)んだ日中関係を顧みれば、結果は瞭然

 天皇が訪中しようと「あの戦争は正義の戦争だ」「南京事件なんかなかった」などと無反省なことを産経らウヨが言っていればそりゃ関係はギクシャクするでしょう。訪中が無意味とかそういう話ではない。


宜野湾市長、辺野古移設を「容認」 - 産経ニュース
 自民系なので予想の範囲内ですが「選挙中はごまかしに終始していた」のだから酷い話です。


「検察は解体すべき」佐川氏ら再び不起訴に関係者が怒り - 産経ニュース
 安倍以前から「日歯連事件」で「なぜか橋本*18元首相、青木*19、野中*20官房長官を起訴せず、村岡*21官房長官のみ起訴」などしてきた「忖度集団・検察」では、予想の範囲内ですが全くふざけた話です。


「殺すリスト」作成と批判 上畠市議、津田氏を - 産経ニュース
 維新のウヨ議員が津田に言いがかりを付けてるというくだらない話のようです。「殺人リスト」云々つうのは一応そういう発言が実際にあったようですが、これが「それぐらい怒りを覚えてる」と言う意味でしかないことは津田本人が「発言が不謹慎だった」と謝罪してることでも明白でしょう。
 言葉尻を捉えて、揚げ足取りするのではなく「津田の怒りが正当なのか」がまず問題ですし、何もこの件の被害者は津田だけではない。展覧会に出展していた芸術家も被害者の訳です。そうした芸術家の被害をどう考えるかと「津田の発言」と全く関係ない。


共産、野党で蚊帳の外 共闘推進も統一会派からは除外 - 産経ニュース
 産経の記事なので割り引く必要がありますが、本当に枝野立民がそんな馬鹿なことを考えてるのであれば呆れざるを得ません。
 そうした態度が明らかに、「立民の伸び悩みの理由」かと思いますが、所詮、立民党代表・枝野*22とはその程度の反共政治家で、立民もその程度の政党なのか。
 安倍がでかい面してるのは、こうした「愚劣な反共主義」が理由の一つでしょう。こうなると立民結党も「小池*23に排除されたから」で立民の連中も排除されなければ、小池と一緒に動いていたのではないのかと思わざるを得ません。
 まあ、枝野らが「共産排除に動く」のであれば正直「勝手にしろ」ですね。共産も別に「枝野ら立民」の馬の足ではない。
 それにしてもこんな枝野らが市民運動との関係もまともに考えてるかどうかは大いに疑問符がつくでしょう。市民運動も「馬の足扱い」しかしてないんじゃないか。


津田大介氏登壇のシンポジウム中止決定 神戸市 - 産経ニュース
 「脅迫状は口実で本当は安倍自民への忖度」なのかどうかはともかく、明らかに異常な動きであり、恐怖感を覚えざるを得ません。こうした動きに対して野党や市民運動、メディアが批判していくほかはないのでしょう。もちろんこうした動きを助長しているのは明らかに首相・安倍であり「安倍の首相退陣」こそが「最大の事態改善策」であると思います。


【主張】「内政干渉」非難 首相は訪露をとりやめよ - 産経ニュース
 タイトルだけでも産経の安倍への不満がわかります。
 しかし韓国相手には竹島問題などでやたら敵対的なのにロシアにはへいこらってよほど白人コンプレクスでも安倍にはあるのか。

*1:警視総監、内務次官、会計検査院長宮内大臣内大臣など歴任

*2:貴族院議長、首相を歴任。戦後、A級戦犯指定を苦にして自決。

*3:検事総長大審院長、第二次山本内閣司法相、枢密院議長、首相、第二次近衛内閣内務相など歴任。戦後、終身刑判決で服役中に病死。後に靖国に合祀。

*4:陸軍次官、台湾軍司令官、首相、朝鮮総督など歴任。

*5:林、第一次近衛、平沼、小磯、鈴木、東久邇宮、幣原内閣海軍大臣、首相などを歴任

*6:海軍次官ニューヨーク州知事などを経て大統領

*7:清浦、加藤高明、第1次若槻、浜口内閣陸軍大臣朝鮮総督、第1次近衛内閣外相などを歴任

*8:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、第二次、第三次近衛内閣陸軍大臣、首相を歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀。

*9:戦後、死刑判決。

*10:まあそれだけではなく対ソ戦争もあるでしょう。

*11:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*12:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*13:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相などを歴任

*14:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相などを経て自民党政調会長

*15:チベット自治区ウイグル自治区で中国がこれをやったら確実に産経は悪口してるでしょう。

*16:橋本内閣北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣官房副長官など歴任

*17:著書『石原慎太郎「5人の参謀」』(2000年、小学館文庫)、『田中真紀子の恩讐』(2001年、小学館文庫)、『議員秘書という仮面』(2002年、小学館文庫)、『ジャーナリズム崩壊』(2008年、幻冬舎新書)、『世襲議員のからくり』(2009年、文春新書)、『記者クラブ崩壊』(2010年、小学館101新書)、『官邸崩壊』(2011年、幻冬舎文庫)、『ウィキリークス以後の日本:自由報道協会(仮)とメディア革命』(2011年、光文社新書)、『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』(2012年、PHP新書)、『悪いのは誰だ! 新国立競技場』(2015年、扶桑社新書) など

*18:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で行革等担当相

*19:自民党参院議員会長、小渕、森内閣官房長官など歴任

*20:村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)など歴任

*21:宇野内閣郵政相、海部内閣運輸相、自民党国対委員長(海部総裁時代)、橋本内閣官房長官自民党総務会長(森総裁時代)など歴任。村岡には有罪判決が下ったが「いくら当時、平成研究会会長とは言えなぜ自分だけ起訴されるのか」「起訴時に自分が自民党の非主流派で橋本らが主流派だからではないのか」という村岡の発言はその通りではないかと俺は検察を疑っています。

*22:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*23:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事