今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年4月25日分)

韓国、PCRキットの提供検討 日本から「要請」が前提 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
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 まあ相手が安倍では「まず要請(安倍)→要請に応じる形(韓国)」としたがるでしょうね(もちろん「安倍の要請」はあくまでも韓国にとっての面子の問題であり、まさか要請させておいて拒絶したりはしないでしょう)。
 韓国側から打診して「PCRキットの提供など要らない(注:実際にはPCRキットは足りないらしいので提供してもらえるなら、韓国から提供を受けた方がいいでしょうが)」などと安倍に無礼な態度をとられたので面子の問題もある。何せ「不当なホワイト国除外」は未だ解除されていませんし。
 しかし、あの安倍では「韓国への異常な敵意、反感」から「何があろうと要請はしない」可能性が高い気がします。


北朝鮮、新型コロナ死者267人以上 「疑い」扱いで処理、隠蔽 - 産経ニュース
 さすがに「コロナ感染者がいない(北朝鮮の公式主張)」つうことはないでしょうが、一方でこの報告を鵜呑みにするのもリスキーでしょう。何せ報告者は「北朝鮮への憎悪からあることないこと言いかねない脱北者」ですから。


中国、北朝鮮に医師派遣か ロイター報道 (写真=共同) :日本経済新聞
 一部に「金正恩*1の健康不安説」と関連して考える見解もあるようですが、通説的見解では「金正恩の健康不安説」と関係した話(金正恩の健康管理支援)ではなく、「中国のコロナ医療支援外交の一環」のようです(そもそも「金正恩の健康不安説」自体、信用性が怪しい)。
 なお、この記事だけでは「北朝鮮のコロナ感染状況」はもちろんわかりません。
 いずれにせよ、北朝鮮の要請に応じ、「コロナ医療支援(通説)or金正恩の健康管理支援(少数説)」をすることで、中国が「北朝鮮崩壊」など容認する気は無いことは明白です。
 当然ながらこの状況下で「北朝鮮崩壊」の可能性は極めて低いでしょう。

【参考:中国のコロナ医療支援外交】

中国、新型コロナで127カ国に支援外交 狙う「救世主」の座 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
 中国の習近平*2指導部が、新型コロナウイルスの感染拡大国への支援外交を強化している。最も早く感染拡大のピークを過ぎた優位性と、従来持っていた豊富な生産能力を活用し、医療物資の不足が深刻化する各国の“救世主”として評価を高めたい考えだ。
 中国外務省の趙立堅報道官は10日の記者会見で、中国が医療用マスクや防護服、ウイルスの検査キットなどの物資を援助した国は127カ国に上ると明らかにした。このほか医療専門家チームをイタリアやセルビアカンボジアパキスタンなど11カ国に派遣している。

中国、イタリアに第三陣感染症対策医療専門家チームを派遣--人民網日本語版--人民日報
 中国の専門家14人で構成された中国第三陣イタリア支援感染症対策医療専門家チームが3月25日午前、専用機で福建省福州市*3を出発した。専門家チームは、10時間あまりの飛行を経てイタリア・ミラノに到着、その後すぐに新型コロナウイルス感染症予防・抑制の最前線で支援に取り組む予定

*1:北朝鮮国務委員長、朝鮮労働党委員長、朝鮮人民軍最高司令官

*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*3:福建省省都