【産経抄】9月16日 - 産経ニュース
「元・正義記憶連帯(旧称・挺身隊問題対策協議会)幹部」尹美香氏の起訴を理由に、いつものように「河野談話否定論」をかますデマ屋の産経です。
しかし彼女が「起訴されるような不正行為(寄付金の業務上横領など)を仮にしていても」それは「慰安婦が違法な犯罪では無い」等と言うことを全く意味しません。
それは「蓮池透氏を不当除名した救う会、家族会一味」「救う会地方幹部からテロリスト(刀剣友の会)を生み出した救う会一味」「弁護士法違反の犯罪者・西村真悟をメンバーにしていた拉致議連」が「ろくでもないごろつき団体」だからといって「北朝鮮拉致が存在しなかったこと」を意味しないのと同じです。
そもそも「一番、慰安婦が多いのは韓国人慰安婦」とはいえ、「フィリピン人やインドネシア人、台湾人など、韓国人以外の慰安婦」もいたのだから「韓国人活動家」尹美香氏の不正疑惑が事実だとしてもそんなことで河野談話を否定することなどできる話では無い。
そして「慰安婦問題を世間に広めることに大いに貢献した」にもかかわらず、彼女の不正を追及した韓国社会の方が「救う会や家族会の無茶苦茶を容認する日本社会」よりも何倍もマシでしょう。正直「隣の花は赤く見える」「隣の芝は青く見える」という要素は否定しません。
韓国社会も「何もかもがバラ色の社会」とも思いませんが、「モリカケや桜を見る会疑惑」を事実上容認している日本社会より尹氏の不正を断罪した韓国社会の方が何倍もマシでは無いのか。正直、韓国社会に対する羨望の思いを禁じ得ません。
それにしても不正疑惑が事実だと前提しての話ですが非常に残念です。彼女も当初からそうした不正目的のために慰安婦問題に取り組んだわけでは勿論無いでしょう。しかし「いつからか」はともかく「慰安婦問題を世に広めた功労者」として高評価された彼女は思い上がり、道を踏み外すことになるわけです。
「思い上がって愚行に走った」という意味では、「韓国の横田早紀江」と言っていい気がします。