島田洋一に突っ込む(2020年9月16日分)

島田洋一
 平沢勝栄氏が安倍首相に忌避されてきたのは、拉致議連幹部でありながら北朝鮮に寄り添う立場*1に滑落してしまったからだ。

 おいおいですね。「安倍が平沢を忌避した(と言うか大臣にしなかった)のは平沢が北朝鮮に甘いからだ」とは何が根拠なのか。島田が平沢を激しく嫌ってることはよく分かりましたが。
 そしてそんな平沢が今回「復興担当相で」初入閣したことは島田的に「問題ない」のか。そんなに平沢を嫌うなら「何故平沢を入閣させた!」と菅批判すべきでしょうよ。

島田洋一
 枝野幸男は一時、チベット議連の会長をしていた。しかし今や中共の人権蹂躙に何の声も上げない

 やれやれですね。それをいうなら「安倍晋三ら自民ウヨ議員」だって同じでは無いのか。「枝野ら野党議員の親中国は汚いが、安倍ら自民ウヨ議員の親中国は問題ない」とはどこまでデタラメなのか。
 ついでに言えば「親中国の観点から、俺個人は枝野の主張に全く賛同しませんが」、枝野は香港国家安全維持法を理由に「現状で習主席訪日を国賓扱いでいいのか、疑問に思う」と発言しており、「国賓で招く予定は変わらない」とする安倍よりはずっと「反中国」です。
 島田が「反中国」を徹底するならむしろ「枝野の方が安倍より対中国外交がまともだ」というべきでしょう。どれほど安倍に甘いのか。

*1:平沢が島田のような「打倒北朝鮮の極右」では無いことは確かですが一体どこが「北朝鮮に寄り添う立場」なのか?