『gotoトラベルを辞めても旅行客が減るか分からないからやめなくてもいい』という変人(追記あり)

 ちなみにそれは国民はそんなに言うことを聞かない、国民はそんなに操れない: 白頭の革命精神な日記の書き手です。
 なお、以前もこの「白頭の革命精神な日記」筆者の御仁(以下、白頭氏、白頭先生とでも呼びます)は
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で批判しています。「たまにまともなことをいうこともあるが」、「失礼ながら」基本的に白頭氏がまともな人間だとは俺は思っていません。「頭のおかしい変人」「バカ」「人格破綻者」のカテゴリーに入れています。
 まあ、それはともかく。さすがに「旅行客が増えてもマスク、手洗い、うがい、三密回避など感染対策をすれば問題ない」とまでは言う気は無いようですがそれにしても酷い。

 gotoトラベルを辞めても旅行客が減るか分からない

というならそれは普通に考えれば

gotoトラベルをやっても旅行客が増えなかった

と言うことを意味します(もしそうなら「税金投入額に見合ったリターンがない(税金投入の目的が実現されてない)」という別の意味でgotoトラベルは中止すべきですが)。しかし「幸か不幸かそんなデータはありません」。やはり「旅行金額が35%安くなる*1」というのは「かなりの日本人」にとって魅力的だったようです。その結果旅行者はある程度増えた(そうしたgotoトラベル利用の是非についてはここでは論じません)。
 また「gotoトラベル除外に関係なく旅行客は減った」かもしれませんが「除外された」大阪や札幌は旅行客が減ってると言います。
 であるのならば「gotoトラベルの中止(全面中止か一時中止かはともかく)や東京など感染深刻な一部地域除外」はコロナが蔓延している今「旅行客を減らす策(感染の危険性を減らす策)」として一定の有効性が期待できるのであり、白頭氏の主張は詭弁としか言い様がない。
 そもそも

政府が「呼びかけ」をすれば国民は言うことを聞く、「お上」は「下々」を操れるとでもお考えなんでしょうか?

と言うのも酷い詭弁です。
 医師会は「gotoトラベルの中止や一部地域除外」を政府に要請してるのであり、そうなれば「旅行金額の35%が安くならなくなる(全額が旅行者の負担になる)」わけです。菅首相小池都知事のように、gotoトラベルを続行しながら「旅行自粛」を呼びかけてるわけではない。
 「100%負担なら旅行は止める」と言う人間も結構いるのではないか。
 それのどこが「ただの呼びかけ」なのか。かつ「gotoトラベルの中止や一部地域除外」は「国民の危機意識を更に高め外出を自粛させる効果」もある程度期待できるでしょう。
 白頭氏が

1)「旅行代理店やホテル、旅館、土産店などの社員」など旅行業界で食ってるのでgotoトラベル続行を希望してるか(gotoトラベルを辞められたら旅行業界が困る!)
2)gotoトラベルの35%割引で安く旅行したいと思ってるか(既に35%割引で旅行した奴がいるのに俺が全額負担で旅行は不公平だ!)

どっちかとしか思えません。しかしそう正直に言うことで「お前の私利私欲がコロナ感染防止という公共利益より大事か?」と非難されることを躊躇して詭弁を吐いてるだけではないのか。
 なお、俺の考えは、1)についていえば「gotoトラベルのような感染を助長する危険がある方法ではなく、旅行業者などへの一時給付金や低利融資など、別の方法で旅行業界を支援してくれ(むしろ感染がいつまでも続くようでは長期的には旅行業界にとっても不利益ではないか)」、2)についていえば「確かに35%割引旅行が出来なくなるが我慢してくれ」ですね。
 あるいは白頭氏は「旅行に行かなくても近場(例えば居酒屋やカラオケボックスなど)でも感染の危険性はある(だからgotoトラベルの中止や一部地域除外にどれほどの意味があるか?)」とも強弁していますが、こんなんは「酒や煙草を止めても病気で死ぬ可能性がある」として大量飲酒、大量喫煙を辞めないくらいの愚論です。
 「禁酒、禁煙のすすめ」とは「それさえやれば運動不足や過食による肥満など他の問題があっても健康上、問題ない」と言う話ではない。
 「gotoの中止、一部地域除外」にしたって「それさえすればOK、都内のカラオケボックスで三密でもコロナ対策上、問題ない」という話ではない。

【12/19追記】
そこに主権者としての矜持はない「Go Toやめろ」→「本当にGo Toをやめるとこんなに困ったことになる!」というマスコミの報道姿勢について: 白頭の革命精神な日記
 いつもながら「何だかなあ」な御仁です。
 一部のマスコミ人について

そこに主権者としての矜持はない。「Go Toやめろ」→「本当にGo Toをやめるとこんなに困ったことになる!」というマスコミの報道姿勢について

とあげつらう前に白頭氏には「ブロガーとしての矜恃はない」のか?。
 国民はそんなに言うことを聞かない、国民はそんなに操れない: 白頭の革命精神な日記で「GOTOはやめなくていいんだ!。GOTOを辞めない菅首相は間違ってない!」と公言していた御仁が「支持率低下に震え上がった」菅が「GOTOを一時停止するや」黙り。
 国民はそんなに言うことを聞かない、国民はそんなに操れない: 白頭の革命精神な日記での、彼の立場なら「GOTOは辞めなくて良い→菅首相はマスコミや野党、医師会などの不当な言いがかりに屈するな!。支持率が一時的に下がっても気にするな!。GOTOは観光業界のために続けろ!」と言うべきでしょうにねえ(注:もちろん俺はそんな主張には賛同しませんが)。
 「常に、菅を擁護することを目的に記事を書いてるのか?。あんたは産経新聞櫻井よしこなどの同類か?」と聞きたくなる無茶苦茶さです(とはいえ、GOTOに話を限れば産経は菅にはかなり批判的ですが)。
 国民はそんなに言うことを聞かない、国民はそんなに操れない: 白頭の革命精神な日記(GOTOは中止しなくて良いと公言)とそこに主権者としての矜持はない「Go Toやめろ」→「本当にGo Toをやめるとこんなに困ったことになる!」というマスコミの報道姿勢について: 白頭の革命精神な日記(菅のGOTO一時中止について容認)では「GOTOに対する態度は明らかに矛盾しています」が「菅の行為を擁護し、菅批判派を非難する」と言う点では一貫しています。
 「カシオミニを賭けてもいい」ですがそこに主権者としての矜持はない「Go Toやめろ」→「本当にGo Toをやめるとこんなに困ったことになる!」というマスコミの報道姿勢について: 白頭の革命精神な日記で「緊急事態宣言を再発令しなくて良い」というこの御仁は仮に菅が「緊急事態宣言を再発令すれば」ためらいなく容認するでしょうね。
 なお「今、緊急事態宣言を発令すべきかどうか」はともかく「表に出た患者数(800人を超えた東京の患者数など)だけを見れば」緊急事態宣言発令時よりも「今の方が深刻であること」は事実です。
 従って「表に出た患者数だけ」で考えれば「緊急事態宣言再発令」を主張することはむしろ自然です。
 本来は菅が

「表に出た患者数だけ」で考えれば「緊急事態宣言再発令」を一部のマスコミ人が主張するように「再発令」する方がむしろ自然なのに何故再発令しないのか

を説明すべきなのですが、白頭氏にとっては「菅擁護が大事」なのか、そう言う問題の立て方は彼はしません。
 「再発令を主張する一部マスコミ人は無責任だ、景気が悪くなったらどうするんだ!、菅首相は再発令しなくていいんだ」というのが彼の「問題の立て方」です。
 結局、白頭氏が菅に「そうした説明を求めない」のは「菅にとって都合が悪いから」としか考えようがないでしょう。
 おそらく今「再発令しないこと」を菅が正当化するには「当時の発令はむしろ間違っていた」という説明しか出来ないからです。
 しかし「当時、安倍に干されていた石破」ならともかく当時、菅は「安倍内閣官房長官」です。
 「当時の発令はむしろ間違っていた」などと「官房長官としての自らの失策」を認めることは菅には出来ないでしょう。そしてそんな菅を擁護する立場にあるのが白頭氏なのだとしか俺には理解できません。

*1:とはいえその原資は税金であり、税金を払ってるのは「旅行者を含む国民」という意味では「旅行者の負担が軽くなった」といえるのかはやや微妙な気がします。