「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2020年12月29日分)

◆黒坂のツイート

黒坂真
 日本共産党本部の皆さん。志位さんのインタビューからも明らかなように、日本共産党人民解放軍尖閣に侵攻、占領することなど未来永劫ありえないという立場です。
新型コロナ対応「習指導部は反省を」 共産・志位和夫委員長 (1/2ページ) - 産経ニュース

 産経インタビューにおいて志位氏は「未来永劫」などとは一言も言ってないのでデマも甚だしいですね。
 そもそも「反共右翼&自民党応援団」産経の記事ですら

新型コロナ対応「習指導部は反省を」 共産・志位和夫委員長

というタイトルでわかるように明らかに「反中国の産経の立場」から「日本共産党の中国政府批判(新型コロナ蔓延の理由の一つは中国政府の初動の遅れがあったからだ、その点について中国政府は反省が不十分だ)」に好意的ですし。
 もちろん「尖閣自衛隊を出すべきではない、海保で十分だ(志位氏の主張、後で簡単に説明します)」については「自衛隊を出すべきだ」という産経も不満があったでしょうがそれでもタイトルは

新型コロナ対応「習指導部は反省を」 共産・志位和夫委員長

のわけです。産経も黒坂の「未来永劫、中国軍侵攻がない」云々のようなくだらないデマタイトルは付けなかったのは勿論

尖閣対応「海保で充分」共産・志位和夫委員長

と言うタイトル(このタイトルなら少なくとも嘘ではない)にもしなかった。
 リンク先記事を読めば「黒坂の主張はデマだ」とわかることで「リンクを張れる」黒坂も気が狂っていますね(リンクを張らないでデマを流すのは卑劣ではありますが)。
 まさか1)リンク先記事を読んでも読者は俺(黒坂)の主張に賛同する、あるいは2)読者は黒坂の主張を鵜呑みにしてリンク先記事など読まないとでも思ってるのか。いずれにせよ黒坂の認識は異常です。リンクが張ってあれば普通の人は読んで確認するし、その場合に「黒坂の志位批判」が正しいと思う人はまず居ないでしょう。
 黒坂はもはや「精神障害発達障害発達障害、精神障害の可能性のある有名人はかなりいるようだ(映画やドラマの登場人物にも、それをうかがわせるキャラクター多し) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」に該当するのではないかとすら思います。
 それはともかく、志位氏が言ってることは「自衛隊尖閣に出すべきだ」という産経記者に対して「中国艦船の尖閣周辺航行程度(現状の中国の行動)ではそんなことはすべきではない、海保での対応で十分だ」と言う話です。それは「中国軍は未来永劫、尖閣に侵攻しない」という話ではない。
 そして、「おそらくは志位氏と同様の考え」でしょうが政府、与党(自民、公明)も中国艦船に対して「志位氏の言うとおりの対応」、つまり「海保での対応」しかしていない。黒坂は「自衛隊を出すべきだ」と言いたいならはっきりそう言うべきだし、そう言いたいなら「野党のため自衛隊をたとえ出したくても出すことが出来ない*1」志位氏よりもまず「与党なので自衛隊を出そうと思えば出せるのにあえて出さない自民党」を批判すべきでしょう。黒坂のデタラメさにはいつもながら呆れます。

黒坂真
 日本共産党本部の皆さん。アーカイブ化、とは最初何だかわかりませんでした。archiveですね。
日本共産党
 了解しました!他にもたくさんのそうした声をいただいておりますので、#JCPサポーターまつりオンライン をアーカイブ化することに致します。急遽決めましたので荒い画像ですが、こちらがその予定です。ご要望ありがとうござます。
◆machiko 憲法を生活に活かそう!
 お願いします。
 #JCPサポーターまつりオンラインのアーカイブ化を求めます

 吹き出しました。今時「アーカイブ(あるいはアーカイブ化)」なんて
1)ウィキペディアにもアーカイブ - Wikipediaと言う項目がある
2)「アーカイブ」「アーカイブ化」でググると色々な記事がヒットする
3)NHKNHKアーカイブスというサービスを始めてる
4)国立映画アーカイブ(旧称:東京国立近代美術館フィルムセンター)や国立公文書館 デジタルアーカイブの存在
5)書籍でも

◆五十嵐仁*2『この目で見てきた世界のレイバー・アーカイブス:地球一周:労働組合と労働資料館を訪ねる旅』(2005年、法律文化社
渡邉英徳*3『データを紡いで社会につなぐ:デジタルアーカイブのつくり方』(2013年、講談社現代新書)
◆時実象一*4『デジタル・アーカイブの最前線』(2015年、講談社ブルーバックス)

などの書籍が見つかる
などで一般用語化してると思いますが「archiveと書いてないから分からなかった」だそうです(苦笑)。

*1:もちろん志位氏の立場は「自衛隊を出すべきではない」ですが。

*2:法政大学名誉教授。全国革新懇代表世話人。著書『徹底検証 政治改革神話』(1997年、労働旬報社)、『政党政治労働組合運動』(1998年、御茶の水書房)、『労働再規制』(2008年、ちくま新書)、『労働政策』(2008年、日本経済評論社)、『対決 安倍政権:暴走阻止のために』(2015年、学習の友社)、『活路は共闘にあり:社会運動の力と「勝利の方程式」』(2017年、学習の友社)、『打倒安倍政権:9条改憲阻止のために』(2018年、学習の友社)、『日本を変える:「新しい政治」への展望』(2020年、学習の友社)など。個人ブログ五十嵐仁の転成仁語:SSブログ

*3:東京大学教授。著書『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(共著、2020年、光文社新書)など

*4:著書『理系のためのインターネット検索術』(2005年、講談社ブルーバックス)、『研究者のコピペと捏造』(2018年、樹村房)など