鎖国しても五輪開くの非現実 (石川県 畠山祐真)
「制裁して拉致解決するの、非現実」と言う言葉を高世には贈呈したい。
「政府は、制裁の実施には慎重な姿勢で、中国側と意思疎通を続けながら、状況の改善に向けた責任ある行動を強く促していく方針です」(NHK)
小生はアンチ中国ウヨの高世とは考えが違い「日中友好の重要性」を認めるので「総務省疑惑」「日本学術会議問題」「ホワイト国除外」「コロナ対応」などはともかく、この件では政府、自民党、外務省の対応を支持します。
かつ「ジャーナリスト虐殺のサウジ」などをろくに批判しないG7諸国、EU諸国の中国非難には「うさんくさいもの」を感じて高世ほど手放しで褒める気にはならないですね。
いつも慎重に事態を見守りつづける日本政府。それでコロナも今の状況になっているのだな。
高世には
「制裁すれば拉致は解決する」と放言して小泉訪朝後18年に及ぶ拉致敗戦を招いたあげく、都合が悪くなれば拉致からトンズラするゴミが偉そうにほざいてんじゃねえよ!。そもそもコロナ対応と「外交(対中国外交に限らない)」と何の関係もないだろ。くたばれよ、カス野郎。
と憎悪や軽蔑の念しかないですね。高世のような「腐れカス」「ゴミ野郎」「人間のクズ」と交遊できる人間の気が知れません。
EUがウイグル問題で中国に制裁 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
こういうタイトルでありながら、ウイグル問題については「EUの制裁を評価する」程度のことしか書かず、むしろ「最近の嫌韓国の風潮に危機感を感じる」が文章の大半を占めるという「タイトルと文章内容が大幅にずれてる変な記事」です。
たぶん高世も「嫌韓国の救う会と過去につるんでいた奴がよう言うわ、恥を知れよ」と言われることを恐れてストレートに「嫌韓国の風潮を恐れる」というタイトルをつけなかったのではないか。高世も「絶対に認めたがらない」でしょうが、高世の本性は相当の「小心者」「臆病者」なのだろうと思いますね。俺の価値観では「権力批判などが求められるジャーナリスト」という職業に「一番向かない性格」です。こう言ったら、高世も怒り出すでしょうが、高世は「職業の選択」を過ったのでは無いか。
(ボーガス注:高瀬の生まれ故郷)山形県で新型コロナの感染が急拡大している。21日は感染者数が31人で、過去最多。
きのう22日、山形県と山形市は、共同で独自の緊急事態宣言を出した。
埼玉に住んでると「たった31人で緊急事態宣言?」と思ってしまう辺り、俺も感覚が少し狂ってきているのかもしれない。
これは宮城県での感染爆発の余波だろう。
宮城県は感染が落ち着いてきたとみて、先月23日、県内の飲食店で使える「Go Toイート」のプレミアム付き食事券の販売を再開。すると、今月に入って感染者数が急増した。17日には初めて三桁の107人の感染が確認され、翌18日、宮城県と仙台市は独自の緊急事態宣言を出していた。
「お前(宮城県知事)はアホか(横山ホットブラザーズ風に)」ですね。
欧州連合(EU)がウイグルでの人権侵を理由に中国に制裁を科した。
具体的には中国共産党の地元幹部ら4人とウイグル族の「収容施設」を管理する公安当局の組織が対象。
米政府も歩調を合わせ、EUが制裁を科した個人2人を自らの制裁対象に加えた。中国は即座に対抗措置を打ち出した。
制裁したとは言え現時点では「地元幹部」に限定されてることに注意すべきでしょう。「アンチ中国のウヨ」高世が言うほど「高世ら、アンチ中国ウヨ」にとって果たして喜ばしい展開と言えるかどうか。
EUはこれまでも、サイバー攻撃に関わった中国籍の個人や企業に制裁を科したことはあるが、《中国政府や当局者の対応を問題視しての制裁は、EUの前身のEC(欧州共同体)が天安門事件後に武器禁輸措置をとって以来だ。EUは昨年末、中国と投資協定の締結で基本合意したものの、人権問題より経済優先だとの批判が内部から出ていた》(朝日新聞)。
「経済優先だとの批判が内部から出ていた」というのは、市民がそれでいいのかと当局を突き上げているわけで、各国の外交にもいわゆる「民度」が出るものだ。
まあ、典型的には「日本の民度の酷さ」が外交にもろに出たのはマスコミの批判が弱い、そして「日本共産党以外の政党がほとんど批判しない」「ホワイト国除外とフッ化水素水禁輸」ですね。
立民党内にウヨ議員がいるからとはいえ「弁護士の端くれ」の枝野立民代表が何一つ批判しないことには心底呆れますね。何が「まっとうな政治(立民のスローガン)」か。まあ、枝野や立民の問題点は他にもありますが。
1)WTO批判の疑い濃厚(今のところ、日韓関係に配慮してか韓国は提訴していなかったと思いますが)
つまり「政治的に不当」以前に違法の疑い濃厚と言うことです。
2)徴用工判決、(慰安婦を象徴する)少女像での逆ギレという不当さ
そもそも安倍や菅の立場は「日本は何も悪くない」というとんでもない代物ですし、徴用工判決は「三権分立上」、また少女像は「設置したのは民間人」の上、設置に違法性がないので文政権に何か出来る話ではありません。以前も書きましたが大体「光華寮訴訟大阪高裁判決(中国側が敗訴、ただし最高裁で破棄差し戻しされ、中国の逆転勝訴)」に中国政府が抗議した際に当時の中曽根政権が「三権分立上、何も出来ない」と釈明したこととの整合性はどうなってるのか?。文政権の「三権分立上何も出来ない」は中曽根政権の釈明と何一つ変わらないのですが(もちろん安倍、菅や産経などウヨは中曽根政権の釈明を批判する立場ではありません)。
3)フッ化水素水調達先を日本企業以外(韓国企業や欧米企業)に切り替えるなどすることで韓国側には大して打撃は無く、むしろ日本メーカーに打撃が出ている
つまり安倍や菅の思惑は完全に外れたと言うことです(文政権がWTO提訴を自重しているのもこれが理由の一つでしょう。)
と言う意味で「ホワイト国除外」などは「最低最悪」といっていいでしょう。
さて以下は「ずっと」嫌韓国云々という記事になる高世です。繰り返しますが
ウイグル問題については「EUの制裁を評価する」程度のことしか書かず、むしろ「最近の嫌韓国の風潮に危機感を感じる」が文章の大半を占めるという「タイトルと文章内容が大幅にずれてる変な記事」です。
たぶん高世も「嫌韓国の救う会と過去につるんでいた奴がよう言うわ、恥を知れよ」と言われることを恐れてストレートに「嫌韓国の風潮を恐れる」というタイトルをつけなかったのではないか。
ですね。最後に(つづく)と有るのも
韓国、中国ともに好感度が急降下して嫌韓、嫌中が広がっているが、澤田氏によると、嫌韓と嫌中の中味をみていくと大きな違いがあるという。
(つづく)
なので「嫌韓国云々」について記事が続くと言うことでしょう。
近年、嫌韓ムードが急拡大している。
先日紹介した澤田克己*1『反日韓国という幻想*2~誤解だらけの日韓関係』*3もこの問題を扱っている。
以下、澤田氏の著作より;
2017年、朝鮮学校への補助金交付を求める声明などを各地の弁護士会などが出した後、弁護士らに対して、前年の40倍となる13万件という異常な数の懲戒請求*4が申し立てられた。申し立てたのは1000人で、在日コリアンへのヘイト書き込みを繰り返すブログにあおられての行動だった。
「他人事みたいに書いてんじゃねえよ、手前も朝鮮学校の無償化論議に思う1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2010.3.15付け)、川人弁護士の朝鮮学校問題メモ - 高世仁の「諸悪莫作」日記*5(2010.3.20付け)、朝鮮学校無償化反対声明 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2010.8.5付け)、北朝鮮の砲撃と朝鮮学校無償化問題1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2010.11.26付け)、元帥様を称えさせられた子どもたち - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2013.2.21付け)、虐殺者を称えさせられた朝鮮学校の生徒たち - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2014.1.18付け)、子どもを虐殺者の忠臣にするな - 高世仁の「諸悪莫作」日記*6(2014.3.14付け)、生徒を平壌に送って金正恩を称えさせる朝鮮学校 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2016.2.29付け)、朝鮮学校の「無償化」問題で地裁判決出る - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2017.7.21付け)などで散々『朝鮮学校補助金不支給や無償化除外は差別じゃない』と抜かしたろうが!。手前もこうした懲戒請求を煽る側にいたんじゃねえか!。手前、ふざけんな!」と高世には怒りを覚えますね。
どうせ「俺は朝鮮学校非難はしても、懲戒請求してない(あるいは懲戒請求を煽ってない)」と強弁するのでしょうが。
それにしても高世が今回「懲戒請求は不当だが、補助金交付要請声明には賛同できない」と書かないのが興味深い*7ですね(もちろんそう書いて欲しいわけではないですが)。
やはり「朝鮮学校への差別的な過去の高世言説」は奴の本心というより朝鮮学校を敵視するウヨ団体「救う会」や救う会の言いなりに救う会と同様に朝鮮学校を敵視する『救う会の操り人形』家族会への媚びへつらいだったのでしょう。
ジンネットを潰し、「もはや金にならない拉致言論」から明らかに撤退し、救う会や家族会に媚びへつらう動機を失った高世にとって「高世の少なくない知人友人(リベラル保守派や左派)」が批判する「朝鮮学校無償化除外や補助金不支給」については「批判もしない物の、もはや『何の問題も無い』と積極的に正当化する動機もない」のでしょう。
金になるかどうかで言うことが変わるのだから高世も論外のクズです。
これ*8は私も実感している。
何年も会っていなかった古い知り合いと飲んだら、いきなり「朝鮮半島の人間は・・」と非難し始めて、昔はこんなことを言う人ではなかったのに、と驚いた経験もある。
いつも会ってる親しい人間ならともかく「何年も会ってなかった人間」て普通そういうこと言いませんけどねえ。
なぜなら「相手が何考えてるか分からない」からです。特に「政治の話」なんてのは意見の違いが大げんかになることもあるので普通回避する。
高世は「問うに落ちず語るに落ちてる」気がしますね。
「救う会、家族会の幇間、太鼓持ちだった高世」は周囲に「救う会」の幹部連、具体的には
◆西岡力・救う会会長
◆島田洋一・救う会副会長
◆荒木和博・救う会元事務局長(特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表)
と同様の「嫌韓国ウヨ」と思われていたと言うことでは無いのか。
しかし救う会幹部連の嫌韓国言説を長い間、まるで批判しなかった男がよくもこんなことが言えると心底呆れます。
左派、リベラル派の高世の知人も「救う会の幇間だった高世」については「昔はこんなことを言う人ではなかったのに」と驚き、呆れてたんじゃないですかね。
まあ、それはともかく。安倍首相登場後に激化した「日本の嫌韓国」なんてのは「トランプの大統領当選後に噴出した米国の白人優越主義」と同じで、「水面下にあった物が浮上しただけ」だろうと思いますね。
もちろん「浮上したこと」は「どうでもいいこと」ではないですが、残念ながら「いきなり日本や米国が激変したわけではない」でしょう。「過去からの差別意識(米国の場合は非白人への差別、日本の場合は中韓への差別)」が払拭できてなかったと言うことです。
しかし「河野談話(宮沢内閣)、アジア女性基金(村山内閣)、菅直人談話とそれによる野田内閣の朝鮮王朝儀軌返還」「初の黒人大統領オバマ誕生」の時は「これで日韓友好、米国の黒人差別撤廃もここから逆戻りはしないだろう」と思っていたのですがねえ。
樋口直人*9徳島大准教授*10が、各国に対する感情温度を0(嫌い)から100(好き)で示してもらったところ、米国51.4、韓国28.2、中国27.1という結果だった。(2019年)
韓国、中国ともに好感度が急降下して嫌韓、嫌中が広がっているが、澤田氏によると、嫌韓と嫌中の中味をみていくと大きな違いがあるという。
そりゃあ違うでしょうね。
「欧米も批判する香港やウイグルの問題」「スパイ容疑での在中日本人身柄拘束問題」などで中国に対して「好感を持てない」というなら、まあ是非はともかく「分からない話」ではない。
韓国の場合にその種の「それなりに正当性のある話」がどこにあるのか。恐らく何もない。結局「徴用工ガー」「慰安婦ガー」などという戦前に対する「ウヨの居直り」ではないか。
まあ、日本人であることが心底恥ずかしいですね。
【追記】
「中国批判=欧米もしている」「韓国批判=日本ウヨだけの言いがかり」という違いかと思いましたが
日本以外のG7が対中制裁へ - 高世仁の「諸悪莫作」日記
「中国が嫌いだ」はどの世代もほぼ同じように増えているのに対して、嫌韓の方は世代間のギャップが著しいのだ。
その大きな理由は、若い世代への「韓流」の浸透だという。
だそうです。
とはいえ、「過去の植民地支配、侵略」などを知らずに「韓流ブームだけで何とかしよう」というのは考えとして大間違いでしょう。
しかし昔(1980年代後半~1990年代前半頃)も「チョー・ヨンピル*11」「ケイ・ウンスク*12」とか、韓流芸能人はいたんですけどねえ。そういうのは中高年にあまり影響ないのか。
なお、韓流ほどではないといえ昨今は「中国のドラマやアニメ」が日本でテレビ放送されるので、今後は「韓流」的な「中華流」の日本への浸透、普及は充分ありうるかと思います。
*1:毎日新聞ソウル特派員、ジュネーブ特派員などを経て毎日新聞外信部長。著書『韓国「反日」の真相』(2015年、文春新書)など
*2:極右安倍政権になってからの関係悪化と言うことを考えれば「反日韓国」なんてもんは虚構であるのは明らかです。
*4:もちろんこうした懲戒請求が助長されたのは「光市事件」での橋下の例の扇動です。
*5:川人は「特定失踪者問題調査会理事」というプロ右翼活動家。
*6:本文読まなくても想像が付くでしょうが「虐殺者」とはラングーン事件(1983年)、大韓機爆破事件(1987年)、延坪島砲撃事件(2010年)などをネタにした、北朝鮮指導部への悪口雑言で「子どもを忠臣にするな」とは朝鮮学校への悪口雑言です。「他の記事もそうですが」、俺のような「朝鮮学校無償化除外に怒りを覚える人間」にとっては精神衛生に悪いので高世記事の本文を読むことは推薦しません。
*7:と言うか高世のことなので「アンチ北朝鮮と嫌韓国は違う」と強弁してこの件には触れないかと思ってました。
*9:著書『顔の見えない定住化:日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』(共著、2005年、名古屋大学出版会)、『国境を越える:滞日ムスリム移民の社会学』(共著、2007年、青弓社)、『再帰的近代の政治社会学:吉野川可動堰問題と民主主義の実験』(編著、2008年、MINERVA社会学叢書)、『日本のエスニック・ビジネス』(編著、2012年、世界思想社)、『日本型排外主義:在特会・外国人参政権・東アジア地政学』(2014年、名古屋大学出版会)、『嫌韓問題の解き方』(共著、2016年、朝日選書)、『移民政策とは何か:日本の現実から考える』(共著、2019年、人文書院)、『ネット右翼とは何か』(共著、2019年、青弓社ライブラリー)、『日本は「右傾化」したのか』(編著、2020年、慶應義塾大学出版会)、『3・11後の社会運動:8万人のデータから分かったこと』(編著、2020年、筑摩選書)など
*11:1987~1990年まで4年連続NHK紅白歌合戦に出場(チョー・ヨンピル - Wikipedia参照)
*12:1988~1994年まで7年連続NHK紅白歌合戦に出場(桂銀淑 - Wikipedia参照)