「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年6/9分:荒木和博の巻)

明日衆参拉致特委2年ぶりの審議【調査会NEWS3454】(R3.6.10) : 荒木和博BLOG
 まあ、ほとんど世間の話題にもならず、政治的成果もないでしょうが、荒木ら救う会には「俺たち救う会のおかげで拉致特が開催出来た」と家族会に宣伝できればそれでいいのでしょう。馬鹿馬鹿しい、空しい話です。


騙されて拉致される話(H3.6.10): 荒木和博BLOG

 令和3年6月10日木曜日のショートメッセージ(Vol.433)。今日ライブをやる宇出津は久米裕さんが拉致されて連れ出されたところです。久米さんは騙されて拉致されました。そういう拉致被害者は多数います。

 7分程度の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます。実際見る価値はありません。
 「だまされて拉致された人間がいる」。今更そんなことは荒木に言われなくても分かっています。そして拉致されてから何年も経ってから荒木がこのように探偵ごっこをしても拉致被害者帰国という意味では何の意味も無い。
 そして「久米氏のようにだまされたか、横田めぐみさんのような暴力的連行か」は拉致被害者帰国という意味ではどうでもいい。
 さて荒木に寄れば久米氏の「北朝鮮行き」は賭博黙示録カイジ - Wikipediaカイジのスピンオフ作品『1日外出録ハンチョウ』での「帝愛金融のタコ部屋」の様な話(多額の借金を抱え、貸主(久米氏の場合は北朝鮮とつながりがある)から『返すあてがないなら俺の言う場所で働け』)だったようです。
 「荒木の指摘を信じれば」、その意味では、まあ、久米さんについて言えば、失礼ながら「落ち度があった」わけです。さすがに「北朝鮮への拉致」は予想してなくても「もはやどうとでもなれ」と自暴自棄だったんじゃないですかね。「返す当てがないなら俺の言う場所で働け」で拉致されるというのはねえ。それは失礼ながら「だまされた」といえるかも微妙です。
 それにしても荒木が「拉致の悪知恵を工業化に使えば、北朝鮮も韓国のような経済大国になれたろうに」と小バカにするのには吹き出しました。
 荒木の方こそ「特定失踪者は北朝鮮拉致!」などというデマの拡散に使う労力を「まともな政治活動」に使ったらどうなんですかね。まあ、使う能力が無いから「特定失踪者は北朝鮮拉致!」のわけですが。


富山県黒部市・黒部川河口北朝鮮工作員の水中スクーター発見現場ライブ(R3.6.9): 荒木和博BLOG

 令和3年6月9日水曜日、富山県黒部市黒部川河口、平成13年(2001)に北朝鮮工作員の水中スクーターが見つかった場所でライブを行いました。

 16分程度の動画です。捜査のプロでもない荒木等が「探偵ごっこ」して拉致被害者帰国という意味で何の意味があるのか。
 何の意味も無いわけで馬鹿馬鹿しい話です。飽きたので途中で見るのは辞めました。


日本の海岸は守れない(R3.6.9): 荒木和博BLOG

 令和3年6月9日水曜日のショートメッセージ(Vol.432)。北方領土を除いても34,000キロある日本の海岸線は簡単に入ってこられます。少なくとも「専守防衛」では絶対に守れません。そんな話です。

 7分30秒程度の動画です。タイトルと動画説明文だけで「はあ?」「そんな事が、救う会の『建前上の目的』である拉致被害者の帰国と何の関係があるのか?」ですね。
 見る価値は全くありません。
 そもそも「小泉訪朝(2002年)」以降「北朝鮮工作員密入国」など、もはやないでしょう。密入国などもはやする気が無いからこそ「日朝平壌宣言」を締結した。ましてや拉致なんかしているわけもない(荒木は恥知らずにも、小泉訪朝後の失踪者も、根拠レスで平気で特定失踪者認定していますが)。
 まあ、小泉訪朝以前にも

1)1999年のいわゆる能登半島沖不審船事件 - Wikipedia(海自の追跡によって、不審船が北朝鮮へ逃亡。初の海上警備行動
2)2001年5月に金正男が偽造パスポートで日本入国しようとし、空港で身柄拘束された(後に国外退去)
3)九州南西海域工作船事件 - Wikipedia(2001年12月)では、北朝鮮とみられる不審船が海保の銃撃で撃沈されてる(後に、この事件について、佐藤秀峰海猿』で漫画化されるとともに、佐藤漫画がフジテレビでドラマ化)

ので、常識で考えて荒木が言うほど簡単に密入国できるわけもない。
 ましてや「専守防衛否定」とは全く非常識です。