今日の中国ニュース(2021年8月4日分)(副題:楊海英のバカさに心底呆れる)

◆楊海英のツイート

楊海英
 長城は最初から失敗の長物。我々遊牧民を防ぐよりも、中国人の逃亡を止める為には役に立っていた。中国は昔から偽物しか作れない存在。

 万里の長城 - Wikipediaを信じる限り、楊の主張「万里の長城は役立たず」は「事実無根」のようですがそれはさておき。古代中国に共産党などありませんので「古代から中国人は偽物しか作れなかった」とは「反中国共産党」なんて生やさしい物ではなく「完全なヘイトスピーチ(もちろんデマ中傷)」です。心底呆れます。
 例えば「モンゴル帝国の侵略」「朝青龍日馬富士の暴力事件」等をネタに「モンゴルは昔から野蛮(あるいは凶暴、残虐など)民族」といったら「内モンゴル出身」楊も「差別だ」と怒り出すでしょうにねえ。よくもまあ「一応、国立静岡大学教授」が「そのレベルの放言」ができるもんです。


プーチンの下で、ソ連に先祖返りしたロシア - 酒井信彦の日本ナショナリズム

 ソ連が崩壊した段階で、アメリカがやらなければならなかったのは、共産主義大国である中国の解体であったが、アメリカはそれをやらず

 吹き出しました。ウヨの酒井らしいですがそんなことができるわけもない。


少数民族の幼稚園でも「標準語教育を」 中国政府が通知:朝日新聞デジタル
 共通語教育は「やらざるを得ない」でしょうが勿論問題は「民族語教育が軽視されてるのではないか」と言う話です。
 とはいえ欧米はともかく「アイヌ同化」「在日朝鮮・韓国人差別」の日本には偉そうなことを言う資格は残念ながらないと思いますが。


IOC 中国選手が表彰式に毛沢東バッジで事実関係調査 - 産経ニュース
 正直「建国の父なのに、IOCは問題視するの?」感がありますね。


【報告・動画あり】アジア自由民主連帯協議会主催講演会「習近平が目指す民族ジェノサイド」 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会

 (ボーガス注:中国政府の)チベット白書には、かってのチベットは貧しく、農奴制の国で、民衆は餓死寸前だった、それが今は近代化され豊かな地域となったと記されている。しかし、ペマ会長は、確かに近代的な鉄道や工場が建設されたことは事実だけれど、それによってチベット人が報われたり幸福になったということは全くない。経済的には中国人が支配しており、チベット人は発展してはいない。

 さすがに「近代化しても、チベット人が何の経済的恩恵も受けてない」ということはないでしょう。
 「中国人(漢民族)ばかりがいい思いをして、チベット人は差別されてる」つうならともかく。
 そして「アンチ中国」ペマですら「中国人ばかりが美味しい思いをしている」としながらも

 確かに近代的な鉄道や工場が建設されたことは事実

と書いてる点が興味深い。

 おそらく次の党大会で習近平は主席となることを目指しており

 党総書記を、毛沢東時代の「党主席」に改名した上で、権限強化を目指してると言うことでしょうが何が根拠なのか。

 ビルマ*1のクーデターの背後に中国が存在することはほぼ確実

 「何が根拠なのか?」ですよねえ。まあ、中国が「中国企業に配慮さえしてくれるならクーデターも大目に見る」という態度であることは事実ですが。

*1:なぜか「ミャンマー」ではありません。