黒井文太郎&常岡浩介に突っ込む(2021年8月23日分)(ボーガス注:デマを垂れ流す常岡に心底呆れる、ほか)

 常岡浩介に突っ込む(2021年8月23日分)(副題:常岡のデマを容認する気らしい安田純平に心底呆れる) - bogus-simotukareのブログの続き的な内容です。

常岡浩介
 さらに、「慰謝料を払った」というのも西谷いつものデマですね。支払ったのは「解決金」です。安田純平について今後発言、行動しない、という条件を飲ませるための金です。

 もちろんこうした常岡の発言こそが「完全なデマ」です。それが事実なら何ゆえに「西谷氏作成の謝罪文を常岡ツイッターに掲載」なんて条件を常岡は飲んだのか。「安田純平について今後発言、行動しない、という条件を飲ませるための謝罪文」とでも強弁する気か。
 しかもその謝罪文掲載が「期間限定(期間が過ぎたら常岡は早速削除)」な上に「そんな説明は謝罪文のどこにもない」のだから常岡が「謝罪文を掲載したくなかったこと」「そんな事実はなかったこと」は見え透いています。本当に「敗訴和解ではない」のなら常岡は「謝罪文」をいつまでも掲載し続けることができたはずです。
 そもそも、当初「(名誉毀損行為などない、正当な西谷批判なので、西谷敗訴判決で)西谷を返り討ちにしてやる」と言っていたのは何だったのか。
 そもそも、常岡がこんなことを言い出したのはネット上で「西谷氏の写真盗用疑惑」が指摘されてからのことです(敗訴後~西谷写真盗用疑惑発覚以前はこんなことは何一つ言っていなかった)。
 「写真盗用疑惑」を事実と判断*1した常岡が「今、西谷は不祥事で叩かれて、反論しづらい状況にいる、ならこの機会に俺が西谷に対してデマを流して居直っても西谷は反撃できないだろう」と薄汚い行為に及んでるだけの話です。
 当然ながら「西谷氏の写真盗用疑惑が事実」であろうとも常岡のデマは「真実」にはなりません*2
 なるほど、ここまでデタラメな男とは高世仁も「怖すぎて」付き合う気をなくすでしょう。「道徳的是非」以前に、どんなトラブルに巻き込まれるかわかったものではない。

常岡浩介
 デマではなく、西谷の人格に重大な問題があるという事実を提示した名誉毀損ですね。事実の提示でも名誉毀損は成立するのです

 「完全な詭弁」ですね。確かに「事実の提示でも名誉毀損は成立」しますが、その「事実の指摘」に「いわゆる公益性」があれば「名誉毀損は成立しない」ので、この常岡の発言は「自分の西谷批判には何一つ公益性がなかった」と認めてる*3わけで「安田の身の安全のために西谷批判した*4」という主張とは明らかに矛盾しており、かえって墓穴を掘っています。多分、1)「事実の提示でも名誉毀損は成立」という知識をいい加減に理解しているか、2)俺が言うようなことを理解しながら故意に常岡がデマを飛ばしてるかどっちかでしょうが、どちらにせよくだらない話です。
 当たり前ですが「公益性があっても事実の提示で名誉毀損が成立する」のなら「たとえ事実でも」

モリカケ、桜報道で安倍への名誉毀損
◆UR疑惑報道で甘利への名誉毀損

などが成立するという「おかしな話」になってしまいます。政治家や官僚などの不祥事批判(もちろん公益性がある)が全くできなくなってしまう。常岡もよくもまあ、こんなモロバレの詭弁が飛ばせるもんです。

常岡浩介がリツイート
安田純平
 《カンダハルの病院で全身やけどの重傷を負ったベドウィン遊牧民)の少女と会いました》
 ベドウィンはアラブの遊牧民ですよ、と指摘されても「ベドウィンと書いたほうが分かりやすいから」と言い張って訂正せず。
(中略)
 大勢に影響しない部分なのだしさっさと訂正すればいいのに、指摘されても言い返して意地でも訂正しないところに当時危うさを感じた。

 「大勢に影響しない部分なのだしさっさと訂正すればいいのに、指摘されても言い返して意地でも訂正しないところに当時危うさを感じた」てそれ「日本政府は身代金を払ってない!(安田)」にこそ該当することでしょうにねえ(安田は「大勢*5に影響する」と思ってるのかもしれませんが)。馬鹿馬鹿しくて、吹き出しました。
 しかし「安田君の言うとおりだ!」と常岡が安田にこびてるからとはいえ、「安田純平救出を政府に求めるな」と放言する藤原亮司とそれを正論として宣伝する常岡浩介(珍右翼が巣くう会・番外編シリーズ) - bogus-simotukareのブログなんて常岡と「現在、友好関係にあるらしい安田」の脳みそは俺には理解不能ですね。理解したいとも思いませんが。常岡の言ってることが「安田が死んでも仕方がない」と同趣旨であることくらい安田にも理解できるでしょうに何で常岡と交遊できるのか。まあ「昔は付き合いがあった」高世仁が明らかに「この二人からトンズラした」のも当然というべきでしょう。つきあってメリットがある連中とはとても思えない。正直「彼らの不道徳な物言いが不愉快」以前に「彼らの問題発言によって何か無用なトラブルに巻き込まれそうで」マジで怖いです。

常岡浩介がリツイート
JSF
 朝日新聞が記事全削除に追い込まれた原因のアブドラ*6を使う週刊FLASH、そういう媒体なんだなぁ…

と光文社FLASHへの悪口ツイートに「賛同のリツイート」をする常岡ですが、その常岡が過去には

https://twitter.com/shamilsh/status/1078287036845445120
常岡浩介
 エロ本だった光文社FLASH、完全に覚醒したな。 エロジジイどもの空っぽな「ジャーナリズム論」のご託を聞く時間は終わった。 ホンモノはこっちだ
チェチェンにウクライナ…美人大学院生「私が戦地を目指す理由」 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

などとFLASHを持ち上げていたのだから、「常岡なら予想の範囲内」とはいえ、そのデタラメさには吹き出さざるを得ません。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎
 ソ連軍に対するムジャヒディンの反撃をいっきに強化したのが米国供与のスティンガー。
 その現場写真が海外メディアに流れた時、日本ではFRIDAY誌が使用権をゲットして掲載した。
 それ担当した新入社員が僕です。

 自慢話のつもりでしょうか?。それにしても黒井の「トンデモ右翼ぶり」を見てると「ずっと講談社にいた方が良かったんじゃないのか?(もちろん講談社内でウヨビジネスしない前提で)」と言いたくなります。そして「こんなどうでもいい、くだらない自慢話(?)ツイートに常岡も良くリツイートするよなあ。黒井にこびてるつもりか?。それで何か、常岡にメリットがあるのか?」とは思います。
 もちろん常岡の「事実上、ジャーナリスト廃業」の醜態を見ていると「ずっと長崎放送に(以下略)」と言いたくなります。まあ講談社長崎放送的には「やたらプライドばかり高いバカがいなくなってよかった」かもしれない。
 それにしても、常岡の最新刊は『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)で、それ以降は何の業績もないですからねえ。
 このあたりは「売れてる」「世間に評価されてる」とも思えませんが

『新型コロナで激変する日本防衛と世界情勢 今、そこにある脅威(北朝鮮の核ミサイルと中国軍*7)の超克』(2020年、秀和システム*8
『教養としての「軍事戦略家」大全』(2020年、宝島社新書)
『超地政学で読み解く! 激動の世界情勢 タブーの地図帳』(2021年、宝島社)

と「最近も一応著書を刊行している」黒井の方が「まだマシ」でしょう。
 まあ、「プライドの高いらしい常岡&黒井」は絶対に認めないでしょうが、連中も内心では「才能もないのに独立して、俺は間違った」と思ってるかもしれない(特に黒井と違って「ほぼほぼ廃業状態」の常岡が)。

*1:その判断が正しいかどうかはひとまずおきます。

*2:とはいえ、常岡にとっては皮肉なことに、「ジャーナリスト廃業状態」の常岡はもはや、まともに相手にされておらず、常岡が何をやろうとも「常岡への低い評価」は変わりはしませんが。せいぜい「西谷に悪口して気持ちがスカッとした(常岡)」というくだらない話でしかない。

*3:あるいは常岡に「善意(?)」に理解すれば「公益性があっても名誉毀損が成立する、と常岡が誤解していた」ということか。まあ、常岡の裁判には弁護士がついているので「誤解」などとは「よほど常識外れに無能な弁護士でない」限り、およそあり得ない話ですが。

*4:「安田の身の安全のため」なら「常岡の西谷批判」には公益性は認められ名誉毀損も成立しないからです。「解決金」なんか払う必要もない。

*5:まあ、大勢つうか「くだらない面子」ですよね。「身代金のおかげで解放された」とは「変なプライドの持ち主」安田はどうしても認めたくないようです。

*6:写真盗用疑惑が問題になっている西谷文和氏のこと。なお、西谷氏は「現地協力者のアブドラの提供写真を使った、盗作ではない」と主張している。

*7:ウヨの黒井らしいですが「北朝鮮だの中国だの」が現実的な脅威の訳もない。特に『大国・中国』はともかく『発展途上国北朝鮮が軍事的脅威の訳もない。

*8:ちなみに秀和システム - Wikipediaによればこの秀和システムという会社は「主にコンピュータ関連書、ビジネス書などを出版」しているそうです。そんな会社から「北朝鮮、中国の脅威」云々なんて本を出すなんて場違いもいいところです。本当は黒井も「別の会社(例えば以前、黒井が著書『イスラムのテロリスト』(2001年、講談社+α新書)、『世界のテロリスト』(2002年、講談社+α文庫)、『北朝鮮に備える軍事学』(2006年、講談社+α新書)、『日本の情報機関』(2007年、講談社+α新書)を出した講談社)から出したかったんだろうな(でも、黒井が評価されてないので出せなかったんだろうな)」とは思います。