常岡浩介&黒井文太郎に突っ込む(2022年5月6日分)

常岡浩介がリツイート
◆篠田英朗*1
 多分それも全部アメリカが悪いからなんです。
 というのも、ただそれだけ言っていれば学者として定年まで飯が食えた時代があったからなんです。

 誰が考えても「米国批判さえすれば、どんなに低レベルでも学者(政治学者?*2)としてやっていける」なんて時代はないでしょう。
 おそらく「名誉毀損に該当するので名前が出せない」のでしょうが、篠田や常岡は具体的に誰のことか「根拠付き」で言ってみろという話です。
 篠田と言い、常岡と言い自分のバカさ(というか明らかに故意のデマなのでバカさと言うよりクズさというべきか?)をさらして恥ずかしくないのか(篠田も、ウクライナ問題で何度かマスコミに呼ばれたからか、変に図に乗り調子に乗ってしまったようです)。なるほど高世仁が常岡を見捨てるのも当然でしょう。高世も「元は米国批判派(知人友人にも米国批判派が恐らく多い)」なのでこんな篠田のデマに同調する常岡には正直呆れ果ててるでしょう。
 しかし常岡も完全に迷走してますね。一応大学教授としての仕事があり最近も著書を出した篠田(東京外語大教授)と違い、もはや「過去に売りにしてた警察裏金追及もロシア取材」も、ジャーナリストとしての仕事は何もしない。『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)以降、本は一冊も出していない。☪常岡浩介☪元容疑者 (@shamilsh) | TwitterThe Chicken Reportsでもまともな取材や業務(記事執筆、著書刊行、講演会実施、テレビやラジオ出演など)の報告は何一つない。
 能力以前にやる気もないのでしょう。
 何故かウヨにこびへつらいたいのか、こういう阿呆ウヨツイートを時々する。しかし常岡も「ウヨに徹すること」が恥ずかしくてできないのか、ウヨ活動家に転身ができない(転身しても無能な常岡ではすぐにまた「失敗」でしょうが)。「無職の中年(自称ライターだが)」が「ほとんど無内容なツイートをしている」だけの醜態をさらしています。

黒井文太郎
 お問い合わせが多いお話に関連して指摘しておきたいのですが、「これは××のためのアピールか?」と言う問いに対しては「アピールか否かこちらがわからないようなことはアピール効果ないのでアピールの可能性はあんまりないです」とお答え

 伏せ字にしたことで完全に意味不明ですが「アピール効果がないこと」と「アピールかどうか」は別問題なので「?」ですね。
 単に「アピール下手」の可能性があるからです。

月刊『Hanada』編集部
 ウクライナ戦争 水面下の秘密戦|黒井文太郎【2022年5月号】

 よくもまあ黒井もデマ右翼雑誌『Hanada』に寄稿できるもんです(呆)

黒井文太郎
 外務省方向から「自分達は止めたのに安倍官邸がー」というストーリーがメディアに垂らされてますけど、いやいや外務省はもともとこうでしたからね

 黒井の言う「外務省方向」とは安倍氏の「2島先行返還」は「負の遺産」…元外務次官が著書刊行、方針転換を批判 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン(2022.4.21)などが報じる竹内元外務次官の回想録(岩波書店)のことでしょうが「竹内著書の文章(安倍批判部分)の引用」どころか「著書名」すら出さず「外務省方向」とぼかすのが実に黒井らしいせこさです。
 おそらくは「竹内氏がロシア外交について全てを安倍に責任転嫁するのは酷いが、一方で安倍が自らの能力への過信からかロシア外交をさらに酷くしたのは事実。安倍が首相でなければ多分あそこまで酷くならなかった」が「事の真相」であり、黒井も内心では安倍をかばえないと思ってるのでしょう。だから「外務省方向」とぼかす。
 しかし「安倍万歳雑誌」HANADAに書くような男なので、必死に安倍をかばうわけです。
 ちなみに「安倍が役所の反対を無視して、恫喝で押し切った(何せ、ロシア外交と違い、明らかな不正、犯罪行為ですので)」のが「モリカケ、桜」ですが、黒井は勿論「モリカケ、桜」でも安倍批判なんか全くしません。

*1:著書『「国家主権」という思想』(2012年、勁草書房)、『平和構築入門』(2013年、ちくま新書)、『国際紛争を読み解く五つの視座』(2015年、講談社選書メチエ)、『集団的自衛権の思想史:憲法九条と日米安保』(2016年、風行社)、『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』(2017年、ちくま新書)、『憲法学の病』(2019年、新潮新書)、『はじめての憲法』(2019年、ちくまプリマー新書)、『紛争解決ってなんだろう』(2021年、ちくまプリマー新書)など。新潮社はともかく筑摩書房はこんな男の本を出していいんですかね?。

*2:文学研究や法律研究(憲法九条はまた別ですが)などで「米国批判」ということは考えがたいので、まあ「主に政治学(特に国際政治学)」なんでしょう。