島田洋一
左翼は、自民党の山本太郎こと河野太郎氏の政権を待望する。マスコミによる高市叩き*1(すなわち選挙干渉)は熾烈の度を増してこよう。
「左翼の端くれ」と言わせてもらえばそんなもん熱望してません。「熱望してるのは志位和夫政権なんでしょうね?」「そんなことは決まっておる!(『砂の器』での森田健作『和賀は父親に会いたかったんでしょうね?』、丹波哲郎『そんなことは決まっておる!』のやりとり風に)」つう冗談はさておき。
あえて言えば、出馬表明した「パワハラ疑惑&コロナ戦犯・河野」、「安倍の走狗、非常識極右の高市」、「岸田」の中では「岸田が一番マシ」が俺の評価です。そもそも「高市批判」は「高市はろくでもない(総裁の器ではない)」という批判であってそれは別に「対立候補の支持」ではない。
俺の河野不支持理由ですが、第一に「週刊文春が報じたパワハラ疑惑」「外相時代の『次の発言どうぞ』」「ツイッターブロック」を考えるに河野の本性は「神奈川の橋下徹」=「批判者を敵視し礼賛しか許さない」でしょう。下手に権力など握らせたら何をやらかすか、解らない怖さがある。
第二に「左翼(日本共産党など)が批判する韓国への無法な報復」であるホワイト国除外、フッ化水素水禁輸は「安倍内閣の河野外相時代」に行われました。
第三にコロナ蔓延には勿論「ワクチンをまともに調達できずワクチン不足を招いた」菅内閣ワクチン担当相・河野の責任が大きい。
第四に河野は持論だった「はず」の「脱原発」「女性天皇容認」を安倍の出身派閥「細田派の票ほしさ」に封印し「当面は原発は必要」「女性天皇反対」と言い出す変節野郎です。島田が危惧するほど河野は「脱原発」ではない。河野は変節野郎という意味では「自民党の山本太郎」というより「自民党の山田太郎」でしょう。
第五に河野談話について父親・洋平氏がウヨに散々「事実無根の談話で日本の名誉を破壊した」と誹謗されても、ウヨが怖くて「親父への誹謗は辞めろ」といえない腰抜けが河野です。
政治家として俺は河野など何一つ評価しません。別に左翼でなくても「保守派」でもまともな人間なら河野など評価しないでしょう。
島田洋一
岸田文雄氏の今日の発言、「どなってばかりではチーム力は発揮できない」は、偏狭で人情味を欠く河野太郎氏を批判したものだろう。正しい意見だ。
私も世話になった故中川昭一氏*2は事なかれ主義の官僚をよく怒鳴っていたが、人情味に溢れた人のため、嫌味な感じは一切なかった。河野氏との大きな違いだ
岸田氏「怒鳴ってはチーム力発揮できない」 自民総裁選: 日本経済新聞
岸田文雄氏は10日、高市早苗氏や河野太郎規制改革相との違いを問われ「聞く力とチーム力だ」と話した。「怒鳴ってばかりではチーム力は発揮できない」とも語った。トップダウン型のリーダーとの評価がある河野氏を念頭に置いた発言とみられる。
週刊文春が報じた「河野のパワハラ疑惑」を念頭に置いてるのでしょう。「パワハラが事実」と言う前提ですが、今回ばかりは「島田の主張」は「前半の河野批判は全く正論」ですね。
後半の「中川のパワハラ正当化」は論外ですが。「河野のパワハラは汚いパワハラ、中川のパワハラはきれいなパワハラ」てそんなバカな話はない。
島田洋一
高市早苗氏の総裁選出馬会見は、力強く非常に良かった。明快な発信は民主国家のリーダーにふさわしい。
何となく議員を続けてきた岸田氏は、無理をせず10年後の衆院議長を目指すべきだろう
政策評価しないで「高市は元気があって良かった」て「何だ、そりゃ?」ですね(呆)。
それにしてもこうした発言は岸田氏は勿論「歴代の衆院議長」に対しても侮辱でしょう。
もちろん歴代衆院議長には島田が嫌う
もいますが、何も衆院議長ポストは「左派や自民党リベラルの指定席ではない」。
◆佐藤内閣官房長官、自民党幹事長(佐藤総裁時代)を歴任した佐藤栄作首相の側近「保利茂」
◆森派を引き継ぎ、町村派(現在の細田派)ボスだった町村信孝*5
などもいるわけです。
そして「安倍が岸田を重用した思惑はともかく」安倍が外相、自民党政調会長として重用した岸田をここまで馬鹿にすることは、客観的には「安倍への侮辱にあたる」のですが、そういう疑問は「安倍信者」島田にはないようです。