珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年9/18日分)(副題:今日も高世に悪口する)

今よみがえる中村哲医師の言葉 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 日本全体がもうテロ対策、アメリカを守るためにどうするんだ、タリバンというのは悪いやつだという図式で動いておりますので、あたかもこれを守るような発言をいたしますと、すぐタリバン派だと言われる。私は、断っておきますが、タリバンの回し者ではありません。

という文を引用しながら、救う会、家族会によって生じた

日本全体がもう拉致問題拉致被害者帰国のためにどうするんだ、北朝鮮というのは悪いやつだという図式で動いておりますので、(経済制裁は解除すべきではないか、国交正常化を早急にすべきではないかなど)あたかもこれを守るような発言をいたしますと、すぐ北朝鮮シンパだと言われる。

という「異常な事態」を批判するどころか「救う会、家族会」の幇間太鼓持ちとして動いたクズが高世であり、高世のクズさには心底呆れます。
 俺も

拉致問題解決にはもはや経済支援とのバーター取引しかないのではないか。国交を早急に正常化すべきであり、まずは制裁解除すべきだ
◆朝鮮高校、幼稚園には民族教育の場としての価値があり、高校無償化、幼保無償化*1からの除外には反対。即時、無償化すべき

と書いたら、id:noharraに「北朝鮮シンパ」呼ばわりされた人間として中村氏の「回し者呼ばわりは心外」という「怒り」には共感します。
 俺も

私は、断っておきますが、北朝鮮の回し者ではありません。

ですね。まあ、「平壌常駐事務所設置論」を理由に石破元幹事長すら「北朝鮮の回し者」扱いするのが救う会、家族会なので「呆れるほかはない」。俺なんか、救う会、家族会連中にとっては確実に「北朝鮮の回し者」でしょう。
 「だからお前ら救う会、家族会のやり方で拉致が解決するのかよ。してねえじゃねえか!。2002年の小泉訪朝から19年も経ってるのにバカか、手前ら!」と本当に家族会、救う会には腹が立ちますが。

《「不確かな情報に基づいて、軍隊が日本から送られるとなれば、住民は軍服を着た集団を見て異様に感ずるでありましょう」「よって自衛隊派遣は有害無益、飢餓状態の解消こそが最大の問題であります」

と言う文を引用しながら「不確かな情報どころか、拉致被害者についてのまともな情報が何もない」のに「自衛隊による拉致被害者救出」を放言する荒木和博を何一つ批判しないクズが高世であり、高世のクズさには心底呆れます。高世は「アフガンと北朝鮮は違う」と強弁する気なのか。

 野田聖子氏が締め切りまぎわに立候補したことは、素人目にも、流れを河野太郎氏から岸田文雄氏へと変えたように見える。朝日川柳にもこんなのが・・。
 四人目は刺客のように滑り込み
 石破氏・小泉氏の支援もあって圧倒的に優勢の河野氏の党員票を、野田氏が相当数奪うとなれば、河野氏の1回目での過半数勝利はなくなる。国会議員票で決まる決選投票では、反河野でドンたちが派閥を締め付けるだろう。

 高世って河野支持なんですかね。
 「モリカケは再調査すべき」という高世の立場なら今日の産経ニュース(2021年9/18日分) - bogus-simotukareのブログで俺が紹介した澤藤論文澤藤統一郎の憲法日記 » 忖度派3候補と一線を画した、野田聖子の発言。のように「野田の思惑が何であれ」、「候補者の中で唯一、森友再調査を明言した野田」を評価し、安倍や麻生に忖度して「明言しない河野」を「同じく明言しない高市や岸田」と一緒に批判すべきではないのか。
 そもそも「野田が出たら河野の票が奪われる」ということに高世は疑問を感じないのか。何故そうなるかと言えば河野支持は「政策支持」ではなく「岸田のような派閥ボスでない→しがらみのない改革派?」「自民党的には若手(岸田が1957年生まれなのに対し、河野は1963年生まれ)」という「ただのイメージ」での河野支持に過ぎないからです。
 だから「岸田のような派閥ボスでない」「自民党的には若手(野田は1960年生まれ)」「夫婦別姓を長年主張」という野田が出てくると票が奪われてしまう。
 あるいは「菅政権のコロナ対応」を批判していたくせに、何故高世は「ワクチン担当相」河野を評価するのか。何故「ワクチン接種の遅れはワクチン担当相の河野のせいだ」と河野批判しないのか。
 「救う会、家族会の幇間をやり続けた」いつもの高世のように「世論調査1位の河野に乗れば美味しい思いができるのではないか」という薄汚い商売人根性か。
 いつもながら高世も「どうしようもないバカ」です。ジンネットが倒産したのも「自業自得」「当然」というべきでしょう。「アホの高世」は澤藤氏の正論「森友再調査を明言した野田が一番まとも」と言う主張を「100回でも200回でも読むべき」でしょう。

③17年に当時12歳の長女を強姦した罪などに問われた実父に、最高裁で懲役7年の刑が確定した。
 19年3月、一審は強姦罪を無罪としたが、その同じ月に別の性犯罪3件で無罪判決が出て、「フラワーデモ」が起きるきっかけになった。
 この判決の当否はコメントしないが、強姦罪*2の成立要件のハードルを下げる方向にあるのは前進だろう。

 「何でコメントしないの?」ですね。「量刑の是非」はともかく、少なくとも「無罪→有罪」は評価すべきではないのか。まさか「有罪判決が正しいか解らない」と言う気なのか?
 なお、過大評価は禁物ですが、「フラワーデモ」はこのように「一定の成果」をあげました。拉致問題が今や「小泉訪朝から19年経っても何の成果もないこと」について「拉致問題で散々金儲けした」高世に慚愧の念はないのか。「フラワーデモ」云々言う前に「もはや救う会や家族会の活動が政権や国民世論から相手にされてないこと」について何か言う気はないのか。
 なお、高世の言う「成立要件のハードルを下げる方向」については以下の記事を紹介しておきます。
強制性交罪の成立要件・時効延長を検討…法制審に諮問へ : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン2021.910
強制性交罪、要件見直し検討 上川法相、16日に法制審諮問:時事ドットコム2021.9.10
赤旗「暴行・脅迫」要件の改正/強制性交等罪など 法制審に諮問へ2021.9.11

④子宮頸がんワクチンの接種を積極的に勧めることを再開する是非を議論するため、厚労省有識者による審議会を10月に始めるという。

 どういう結論が出るかは不明ですが「積極勧奨を再開しろ」という高世です。
 しかし、高世は「副反応を理由に積極勧奨に反対する被害者」の気持ちをどう考えてるのか。

子宮頸がんワクチン接種再開検討 打つ? 打たない? | NHK政治マガジン2021.9.15
 一方、接種の呼びかけ再開には、根強い反対の声もある。
 田村厚生労働大臣の方針表明の3日後、ワクチンの副反応を訴え、国と製薬会社を相手に治療費の支払いなどを求めて集団訴訟を起こしている原告団弁護団が、再開に反対する意見書を厚生労働省に提出した。
 意見書では、ワクチン接種に伴う障害認定が100万人あたり13.72人と、ほかの定期接種ワクチンと比べ20倍以上となっていることや、副反応を訴える人を専門的に治療できる医療機関が全国的に限られていることなどを指摘した。
 意見書を提出した「HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団」の共同代表を務める水口(みなぐち)真寿美弁護士はこう訴えた。
「副反応の被害は深刻で、いまだに治療法は確立していない。積極的な呼びかけを再開すれば、被害者が再び増えるのは火を見るよりも明らかだ」
 再開に反対する水口弁護士は、接種による健康被害は、長く続くと指摘し、検診など別の方策を探るべきだと主張する。
 「副反応の被害者の方は、非常に限られた医療機関に遠方から通っている。10代で接種した人たちは教育の機会だけでなく、就業についても重大な障害になっている。副反応を起こす危険がなく、費用対効果に勝る検診という手段がある」
 弁護団の記者会見には、原告の23歳の女性も、オンラインで出席し、こう訴えた。
 「今もけん怠感などがひどく、4月から何とか働いているが、早退や欠席も多いので仕事を続けられるか不安だ。接種の呼びかけが再開されれば同じように苦しむ人が出てくると思うので絶対にしないで欲しい」
 こうした声をどう受け止めているのか、(ボーガス注:政権内の積極勧奨再開派である)三原副大臣にぶつけてみた。
「係争中の案件なので、答えることは難しいが、検診率の低さをカバーするためにも、ワクチン接種は必要だ。また、医療的支援を充実、整備していることも理解して欲しい。希望する人にはメリット、デメリットを考えながら接種して欲しい」
 接種の必要性を訴える三原副大臣は、できるだけ早い結論に期待を寄せる。
 一方で厚生労働省幹部は「新型コロナ対応でワクチン接種を担う予防接種室の業務がひっ迫しており、とても子宮頸がんワクチンに手を出せる状況ではない」と内情を話す。
 コロナの感染状況だけでなく、政治情勢も影響を与えそうだ。
 9月29日の自民党総裁選挙のあと、新しい内閣が発足することを踏まえ、審議会の開催は、10月中になると見られている。
 日本では、過去、ジフテリアやはしか、風疹などの予防接種で健康被害が起きたこともあり、ワクチン接種に対し、慎重な考え方が強いと指摘されてきた。

ということで副反応の被害者たちは「勧奨再開に反対し、また、副反応について国賠訴訟も起こしている」(なお、NHK記事は、現在の厚労省、たとえば厚労副大臣三原じゅん子が『副反応がワクチンが原因か疑問』とする『積極勧奨再開の立場』に傾いていることを指摘していますが、両論併記であり、勧奨再開の立場でも勧奨再開反対の立場でもありません。なお「ワクチン素人」俺の立場は「いつもながらデタラメな高世への批判」でしかなく、意見保留です)。
 高世の主張「積極勧奨再開希望」はそれに反対する「副反応の被害者」や「救う会のような支援者の立場にある水口弁護士(つまり西岡救う会会長、島田救う会副会長、荒木特定失踪者問題調査会代表の立場に該当)」に対する侮辱ではないのか?(後述しますが、俺の立場は『意見保留』であり、この部分は、勿論、「救う会幇間」高世への皮肉として書いています)
 もし高世が「副反応はワクチン接種が理由か解らない。ワクチンを原因視する被害者の主張が正しいか疑問」「ワクチンの積極勧奨による子宮頸がん予防効果は大きい」「被害者の主張でも間違ってる主張には従えない」というなら「拉致被害者家族(ただし、家族会を除名された蓮池透氏を除く)がそれを望んでる」として「拉致解決という意味では何の効果もない経済制裁」について支持し続けるのではなく、「拉致被害者家族の主張が正しいか疑問」「むしろバーター取引が拉致解決につながるのではないか」として「制裁解除」を主張したらどうなのか。
 「拉致問題」では「拉致被害者家族の気持ち」でお涙頂戴に走り「制裁を今も支持し続ける」高世が、ワクチン問題では「積極勧奨再開に反対する副反応被害者の声」をガン無視で「積極勧奨再開希望を公言」ですからそのデタラメさには心底呆れます。
 それにしても「積極勧奨の対象でない」ため「保険適用がなく全額自己負担」で、そのため接種率が大幅に落ちたとはいえ「接種禁止ではない」ので今でも「自己負担を覚悟すれば」接種が可能なことに高世が「何一つ触れず」、明らかに「接種が禁止され、接種できないかのように誤読させようとしている高世の不誠実さ」には心底呆れます。
 しかし「話が脱線します」が

水口(みなぐち)真寿美弁護士

ですがこれで「みずぐち」と読む場合もありますからね(つうか、ルビが振ってなければ普通「みずぐち」と読むのではないか)。
 確か、作家の「水上(みなかみ)勉」も実際は「水上(みずかみ)」が正しく、晩年は「みずかみ」と読ませていたと思います。
 どうも水上の話は、「緒形拳緒形拳 - Wikipediaによれば、そもそもは『おがた・こぶし』と読ませるつもりだったが『おがた・けん』と皆が読むのでそれが定着した)」と同じで、「ほとんどの人間がみなかみ」と呼ぶので面倒くさくなってそのままにしたらしい。
 あるいは、他にも「姓が同じ漢字」でも

【上坂】
上坂すみれ - Wikipedia(うえさか)
 声優、歌手
上坂冬子 - Wikipedia(かみさか)
 作家
【平】
平愛梨 - Wikipedia(たいら)
 女優。夫はプロサッカー選手の長友佑都
平幹二朗 - Wikipedia(ひら)
 俳優
【羽生】
羽生結弦 - Wikipedia(はにゅう)
 フィギュアスケーター
羽生善治 - Wikipedia(はぶ)
 将棋棋士

のように「読みが複数あるケース」は多数ある。
 落語でも「平林 - Wikipedia(ひらばやし)」というのがありますね。「ひらばやし」姓*3を何と読むか忘れてしまい、複数の知り合いに尋ねたら「たいらばやし」「ひらりん」「いちはちじゅう(平のこと)のもくもく(林のこと)」「ひとつとやっつでとお(平のこと)きき(林のこと)」だのデタラメな読み方が炸裂して酷い目に遭うつう奴です。
 「姓名の難しさ」は過去にも何度か拙ブログでも記事にしていますが予備知識がないと正確に読むことは時に困難です。

 これはコロナワクチンの開発の遅れにもつながっていると指摘されている。

 というのは「電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのもみんな私が悪いのよ(『痴楽綴り方教室』が元ネタらしい)」のような「一部の接種勧奨再開派(その一人が勿論高世)の言いがかり」でしょう。「コロナワクチンの開発遅れ」と「接種勧奨廃止」に関連があるというまともな根拠は何一つない。自称ジャーナリストがこんなデマを飛ばして恥じないのだから高世には心底呆れます。

*1:なお、幼保無償化除外は「すべての外国人学校」であり、朝鮮幼稚園以外の「外国人幼稚園」も無償化されるべきです。

*2:揚げ足取りすれば最近の法改正で『正式な罪名』は強姦罪ではなく「強制性交罪」にかわっています。

*3:平林姓の著名人としては戦前のプロレタリア作家平林初之輔 - Wikipedia(1892~1931年) 平林たい子 - Wikipedia(1905~1972年、戦前はプロレタリア作家としてスタートするが戦後は民社党支持するまでに反共右翼化)がいます。