常岡浩介に突っ込む(2021年9月25日分)

常岡浩介がリツイート
 資本主義に疑問を呈しても、民主主義や自由主義になに一つ触れていないところが笑わせる。
 まさに強権独裁でなければ成立しえない共産主義の安っぽいプロパガンダなのでは
志位和夫
 「共産主義はどうも」という方に2つの質問をしたいと思います。
1、資本主義という矛盾に満ちた社会が人類の到達した最後の社会か?
2、マルクスは21世紀では古くなってしまったか?
 人類社会は資本主義で終わりでなく、その先に進むことができる。その法則を明らかにしたのがマルクスなのです。

以前も

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(12/9分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻、ほか)ほか韓国・北朝鮮最新ニュース(追記・訂正あり)(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログ(2017.12.9)

常岡浩介
・映画「マルクス・エンゲルス」のマスコミ試写会の案内が来た。配給会社の惹句などを読む限り、カルトの教義のようなことしか書いてない。作った監督もゴリゴリのあっちの世界の人っぽい。気持ち悪さしか感じない。
・周りを見てると、カルトに嵌まる要領でイスラムに入信する人は珍しくないし、カルトに嵌まる要領で左翼に嵌まる人も同様。ぼくも同調してくれる*1と思い込まれたのかも知れないなあ。左派ポピュリスト*2に対して厳しさが足りなかったなあと反省しきり。

 ウヨの常岡なら「マルクスをネタにした劇映画」にこういう悪口をするのは予想の範囲内ですが
1)「カルトの教義のようなこと」と悪口するなら惹句の引用ぐらいしろよ
2)つくった監督を「あっちの世界呼ばわりする」ならその根拠くらい出せよ
3)つうかせめて試写会くらい行ってからそういうことは言えよ
4)つうかお前の反共右翼ぶりの方が「商売右翼かガチ右翼か知らないが」、「気持ち悪さしか感じないわ、常岡」ですね。まあ常岡に試写会案内送ったのは完全に郵送代の無駄でしたね。
 ちなみに

http://cinefil.tokyo/_ct/17139106
【監督ステートメント
 「富の分配」「児童労働」「男女同権」といった確信に満ちたマルクスの宣言が扱った主要なテー マは、いま現在、ヨーロッパのみならず世界中が抱えている問題と通じる。この映画で描かれた時代に続いた歴史について、ここから熟考するか否かは、我々一人一人の責任なのである。 30歳を迎えるよりも前に、マルクスエンゲルスは世界を変え始めていた。 この映画が描きたかったもの、それは、若さと、思想の革命である。
ラウル・ペック

つうののどこが「カルトの教義のようなこと」なんですかねえ(苦笑)。
(以下略)

などで批判しましたが、以前から常軌を逸した反共を露呈してきた常岡がまた「これ」です。心底呆れます。
 これが

1)ご指摘の通り、資本主義は「格差問題」などの矛盾を持っており、「改革しなくてはいけない」と思う。そうした、マルクス主義の問題意識には共感する
2)ただし「方法論」としてはマルクスは失礼ながら古いのではないか。従って党員になる気はないが、しかし、私個人は日本共産党を「いたずらに敵視する気はない」。自民党政治には賛同できないので、マルクス主義の見地に立たなくても、共闘できる部分では日本共産党と共闘する用意はある。

などの解答ならまだマシだったのですが。
 なお、以上の解答1)、2)は「資本主義の改革は必要という立場だが、志位氏と違いマルクス主義には批判的な立場」からされるであろう解答の「想定の一つ」であって俺がそういう価値観という意味ではないと言うことはお断りしておきます。
 なるほどこれでは野党4党が「市民連合」と政策合意 - 高世仁の「諸悪莫作」日記などで「野党共闘に期待します」という「以前、常岡と共著『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)を出したこともある」高世仁も常岡との関係を「断ち切らざるを得ない」でしょう。高世にとっては利用価値は「共産党員の知人友人や野党共闘支持の知人友人(共産党員ではないとはいえ、野党共闘支持者は常岡程の反共の訳がない)>絶対に越えられない壁>常岡(ろくな業績のない無能なライター)」でしょうから。
 常岡がこういうことを言うと共産党員、支持者は勿論、野党共闘支持者も「共産党に無礼だろう!」と常岡から距離を置き「よほどの反共右翼」以外常岡と付き合わなくなるでしょうが1)もともとそういう反共右翼なのか、2)商売としての反共右翼なのかはともかく、「それで構わない」というのが今の常岡のようです。
 なお、「言うまでもありません」が、志位氏や日本共産党の主張をどう評価するにせよ、彼らも「自由主義や民主主義はきちんと擁護する」「旧ソ連のような独裁を目指してはいない」なんてことは様々な場所で表明しています。
 常岡のリツイートした志位ツイートに「自由主義や民主主義への言及がない」からといって、それは「そのツイートでは論じなかった」にすぎず、常岡のリツイートは完全な言いがかりです。 

*1:まあ「反共右翼にこの種の試写会通知は送りはしない」でしょうし、試写を見た人間には「好意的感想を述べてもらいたい」でしょうが試写会通知の送付は別に「映画内容への同調を求めること」ではないでしょうに(苦笑)。常岡って本当にバカですね。つうか「試写会通知の送付」ごときにここまで悪口すると、常岡にはこの種のものは何も来なくなる恐れがあるし、また「常岡側から送られる宣伝パンフ」も「手前のパンフなんかいるか」と相手から公然と拒否される恐れもあるでしょうに、そういうこと全く考えてないんですかね?。俺が常岡の立場だとして「マルクスエンゲルスにはあまり興味が無いので申し訳ないですが試写会には行かないと思いますし、今後はこういう通知は無用に願います」と「ケンカにならないように、相手に対し礼儀を失わないように」言うことはあるとしても、こういう常岡のような無礼なことは言いませんね。おそらく常岡のこうした行為は「常岡支持層(おそらくウヨ)へのこびへつらい」でしょうが、こんなことをすれば「左翼でなくても仮に保守でもまともな人間は」常岡の非常識さに呆れるだけだからです。そして俺は「非常識な常岡」とは違って「特定の個人や団体(常岡の場合、ウヨ)にこびへつらうためだけ」に「常識人に呆れられ軽蔑されること」はしたくありませんので。

*2:マルクスを題材とした劇映画」の試写会通知を送付しただけで「左派ポピュリスト呼ばわり」とは、常岡の言う「左派ポピュリスト」の意味がさっぱりわかりませんし、こんな反共駄文をツイートする常岡の方がよほど「右翼ポピュリスト」だと思いますが、それはともかく。映画「マルクス・エンゲルス」の試写会通知が送られただけでそこまで言いますか?(苦笑)。つうか「あいつは送っても無駄、反共右翼だから」と思われて通知が送られない方が俺は屈辱的ですけどね。反共右翼・常岡は違うようです。