今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年2/8日分)

仮にも「学術・文化」を担う責任者の書き物か!?—「赤旗」土井論文 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 タイトルだけで呆れますね。
 こんなけんか腰の文章を書いてよくもまあ「党改革」とほざけたもんです。
 俺が松竹なら、仮に党執行部に「憤激しても」もっと言葉を選んで書きますね。
 「自分の主張を訴えたい」と言う相手に無駄にけんか腰でどうするのか。松竹にとって志位執行部とは「打倒すべき政敵」なのか。

党攻撃とかく乱の宣言/――松竹伸幸氏の言動について/書記局次長 土井洋彦
 日米安保条約廃棄、自衛隊の段階的解消の方針など、党綱領と、綱領にもとづく党の安保・自衛隊政策に対して「野党共闘*1の障害になっている」「あまりにご都合主義」などと攻撃したこと。

 土井論文のこうした指摘は重要でしょう。
 「松竹の行為」「党の除名」をどう評価するにせよ、それは「公選制を主張したら除名された」と言う話ではない。
 共産幹部 党員除名めぐる朝日社説に反論「大きな間違い」 - 産経ニュースという批判には全く同感です。

党攻撃とかく乱の宣言/――松竹伸幸氏の言動について/書記局次長 土井洋彦
 「私がいいたいのは、(離党について)いや早まるなと、ぜひ党にとどまって来年1月の党大会に代議員として出て、そのとき除名には反対だという意思を表示してほしい。同時にそこで党首公選も一緒に議決したらいい。私としてはこれから1年近くあるわけですから、全国の党員に呼びかけていきたい。そのためにこの1年を全力でたたかいぬきたい」
 これは、まさに党内に松竹氏に同調する分派をつくるという攻撃とかく乱の宣言にほかなりません。
 松竹氏は、日本共産党に対する「善意の改革者」を装っていますが、その正体が何であるかを自ら告白したものといえましょう。

 除名撤回のみ訴えるのならともかく、「党首公選まで求める」とはまさに土井論文が批判するように「攻撃とかく乱の宣言にほかなりません」ですね。
 俺が松竹の立場なら「除名撤回」は求めても「同情狙いで党首公選制可決を画策している」「やり方が汚い」という批判を避けるため「除名が適切かどうか、まずはそれだけ議論してください」「公選制反対の方でも除名反対ならそう投票してください」「除名処分に片がついてから落ち着いた環境で、改めて公選制については議論したい」というところですが松竹はそうではないわけです。
 というか松竹は「善意の批判者」ぶるため、「まず私は除名の是非のみ論じたい」と言うかと思っていましたが、そうではないわけです。

 私が反共雑誌に登場したら、党員は間違いなく離反するでしょう。だから、そんなことはするはずもありません。実際、最近も雑誌『正論』からさっそく執筆依頼がありましたが、ていねいにお断りしました。

 松竹が過去に本を出した集英社*2平凡社*3ではなく、今回「わざわざ」反共右翼出版社の文春から本を出して良くも「なめたこと」「ふざけたこと」を抜かしたもんですがそれはさておき。
 今や,右翼団体『日本戦略研究フォーラム』の役員を務め

◆『日本共産党 本当に変わるのか!? 国民が知らない真実を暴く』(田村重信との共著、2016年、世界日報社
→田村は元自民党本部職員。世界日報社統一教会系列

という反共右翼本を出す筆坂秀世も当初は『私たち、日本共産党の味方です。』(鈴木邦男との共著、2007年、情報センター出版局)、『悩める日本共産党員のための人生相談』(2008年、新潮社)と言う本を書き「善意の共産党批判者」ぶっていたので「どうせまた筆坂の二番煎じだろ」ですね。
 いつまで筆坂のように「善意の共産党批判者」を演じ続けられるかといったところでしょう。
 なお、以上は松竹記事に投稿しましたが「いつものように掲載拒否」でしょう。
 松竹記事には基本的に賛同コメントしか掲載されません。
 それを俺が非難したら「掲載の可否は松竹ではなく、アメブロ運営が決めている」とモロバレの嘘(何故運営が決めてるのに都合良く、批判コメントだけが拒否されるのか?、そして何故松竹はそんな変な運営のアメブロを選んだのか、何故グー、はてな楽天など他のブログサービスでないのか?)をつくから心底呆れます。

*1:何度も書きますが「社民、れいわとは共闘の障害にはなってない」のでここで松竹が言う「野党共闘」とは明らかに「右翼政党・維新との共闘」でしょう。なお、維新と共産では「原発問題」「カジノ問題」(いずれも推進派の維新、反対派の共産)、「コラボ問題」(右翼のコラボ非難に同調する維新、コラボを擁護する共産、例えば、赤旗維新 女性支援を攻撃/参院代表質問 「無駄な支出」(2023.1.28)参照)など、安保政策以外でも大きな違いが多数あるので「安保政策を右にシフトすれば維新と共闘可能」とする松竹の主張は事実無視も甚だしい。

*2:松竹『改憲的護憲論』(2017年)、『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年)(以上、集英社新書

*3:松竹『集団的自衛権の深層』、『憲法九条の軍事戦略』(以上、2013年)、『対米従属の謎』(2017年)(以上、平凡社新書)。平凡社に頼んだのに「断られた」のかもしれませんが、上田耕一郎『国会議員』(1999年、平凡社新書)、不破哲三マルクスは生きている』(2009年、平凡社新書)を出した平凡社から出せば「上田さんや不破さんも平凡社から出してる」と言い訳できたのにねえ。