常岡浩介の呆れるデマ「プーチンロシアを批判する左派は宇都宮健児だけ!」(2022年4月26日記載)

常岡浩介
 国内の左派がウクライナ侵略に関してモラル的に「総崩れ」の様相を呈している中、宇都宮健児さん*1だけは本当にちゃんとしてて頭が下がる。

 ウクライナ侵略に関してモラル的に「総崩れ」の様相を呈しているとは勿論「常岡はアンチプーチン」なので、「左派のほとんどがプーチン擁護」という意味ですが勿論「調べるまでもない、明らかなデマ」なので怒ったり、呆れたりする*2より、馬鹿馬鹿しくて吹き出しました。
 例えば「山本太郎のれいわ新選組」を『プーチン擁護の左派』と見なすとしても彼らは「日本左翼の主流派」では明らかにありません。あえて言えば「日本左翼の主流」は「議席数や世論調査での支持率から評価すれば」今は「プーチン批判派」日本共産党*3ではないか。いずれにせよウクライナ侵略に関してモラル的に「総崩れ」の様相を呈しているのはこんなモロバレのデマで左派を誹謗する「デマ右翼」常岡の方です。
 例えば

ウクライナ侵略を断固糾弾する ロシアは軍事作戦を直ちに中止せよ│声明・談話・発言│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会2022.2.24
赤旗
主張/キーウ近郊の惨劇/市民殺害は断じて許されない2022.4.5
主張/プーチン氏の会見/許しがたい侵略戦争完遂宣言2022.4.15
ロシア覇権主義とのたたかいは、マルクス、エンゲルスの立場を引き継ぐもの/志位委員長が会見2022.4.15

という「プーチン批判派」日本共産党は常岡にとって左派ではないのか。

澤藤統一郎の憲法日記 » 穏やかな東京で、ウクライナの危難に胸を痛める。プーチンを許せない。2022.3.14
澤藤統一郎の憲法日記 » ロシアのウクライナ侵略は、過去の日本の中国侵略にそっくりなのだ。2022.3.20
澤藤統一郎の憲法日記 » 銃をおけ! 人を殺すな! 家を壊すな! せっかく咲いた花を軍靴で踏みにじるな!2022.3.22
澤藤統一郎の憲法日記 » プーチン・ロシアを非難する轟々たる多方面の声2022.3.24
澤藤統一郎の憲法日記 » 死を余儀なくされた、万余のロシア兵士の母の涙を思う。2022.3.25
澤藤統一郎の憲法日記 » ICCのプーチン訴追に期待する ー 各国が安心して武器を置く日のために2022.4.11
澤藤統一郎の憲法日記 » プーチン・ロシアの蛮行は、大量殺戮であり、大規模強盗であり、都市と建造物の破壊犯罪であり放火でもある2022.4.22

という「プーチン批判派」澤藤統一郎氏*4は常岡にとって「左派ではない」のか(彼の自己認識は左派でしょうし、俺の認識でも彼は左派ですが)。
 なお、宇都宮けんじ (@utsunomiyakenji) | Twitterが「共産党や澤藤氏」に比べて「ロシアに一層手厳しい」なんてこともありません。
 勿論、「左派によるプーチン」批判の例は澤藤氏や共産党に限らずいくらでもあげられるでしょう。
 それとも常岡には「山本太郎のロシア擁護」など「左派のプーチン擁護」は目に入っても「志位*5委員長や澤藤氏のロシア批判」など「左派のプーチン批判」は目に入らなかったというのか。
 そんなことがあるわけがないし、マジでそんなお粗末な「調査能力」なら常岡はもはや「ライター」と呼べる存在ではない(まあ今の常岡は事実上廃業ですが)。
 なるほどこうした「モロバレの左翼誹謗デマ」を流すからこそ、常岡は「池内恵、黒井文太郎、細谷雄一などウヨのツイート」ばかりリツイートするし「左派の友人、知人が未だに多数いるであろう」高世仁から見捨てられるわけです(高世など『左派ないしリベラル派』から見捨てられたことで常岡の『極右へのこびへつらい』が助長されたのでしょう)。今の常岡の「想定している常岡ファン層」とはこの種の「左派誹謗デマ」を喜ぶ連中なのでしょう。
 それにしても「こんな明らかなデマで持ち上げられても」宇都宮氏もいい迷惑でしょう。何故常岡が宇都宮氏にこれほどまでに媚びるのかさっぱり分かりませんが。ウヨ業界で突如「宇都宮人気」が沸騰しているのか?(そうとも思えませんが)。 
 正直、常岡の「宇都宮氏礼賛」は『日本皇民党の竹下褒め殺し』みたいなもんです。
 宇都宮氏が常岡に「そんな事実はない。左派への誹謗は辞めろ」といわない限り*6「左派である宇都宮氏の知人、友人」からは

◆宇都宮は何故、常岡の左派誹謗デマを批判しない?。デマでも『宇都宮は立派!』と礼賛されれば容認するのがお前か?。それとも批判した時の、『権力者でも何でもない』常岡ごときの『反撃』に怯えるのがお前か?
◆お前は都知事選出馬で共産党の支援を受けたことがあるのにこういう共産党誹謗デマを容認するのか?。まさか、『鳥越候補が出馬した都知事選では共産党野党共闘重視で俺を支援しなかった』と逆恨みしてるのか?
◆見損なったぞ。お前とは縁を切る!。お前は二度と政治活動をするな!

と批判され、敵視されてもおかしくありません。そういう意味ではこの常岡ツイートに「きちんと批判を加えるかどうか」で宇都宮氏も「試されてる(?)」わけです。
 しかし常岡が近年「右翼にすり寄ってること」はわかっていましたが、ここまで酷いデマをツイートするほど落ちぶれるとはねえ(呆)。こうしたデマを平気で垂れ流す「事実上廃業」常岡はもはや「ライター復帰」の考えはないでしょう。それどころか常岡自身も「自分が何をしたいか」分からない迷走状態ではないか。まさか常岡も現状に満足はしてないでしょう。哀れで滑稽なもんです。「常岡の長崎放送退社」は「福島香織の産経退社」同様に大きな過ちでした(とはいえ、まともな人間はどんなに金に詰まっても、常岡や福島のようには劣化しませんが)。
 しかし常岡がここまで酷いデマを飛ばした以上「黒井文太郎」など「常岡のウヨ仲間」は「常岡さん、それはいくら何でも明らかな嘘だ」と批判すべきでしょうが批判しないでしょうねえ。

*1:著書『消費者金融 実態と救済』(2002年、岩波新書)、『「悪」と闘う』(2014年、朝日新書)、『自己責任論の嘘』(2014年、ベスト新書)、『韓国市民運動に学ぶ』(2020年、花伝社)など

*2:まあ怒ってるし、呆れてもいますが

*3:立民は左翼とは言えないでしょう。

*4:著書『「日の丸・君が代」を強制してはならない:都教委通達違憲判決の意義』(2006年、岩波ブックレット

*5:著書『韓国・パキスタンを訪問して』、『教育基本法改定のどこが問題か』(以上、2006年、新日本出版社)、『ベトナム 友好と連帯の旅』(2007年、新日本出版社)、『アメリカを訪問して』(2010年、新日本出版社)、『領土問題をどう解決するか:尖閣竹島、千島』(2012年、新日本出版社)など

*6:今のところ言ってないようですが。