「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年11/7日:荒木和博の巻)

予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」その58。葛城幹事長がアフガンからの救出について語ります。ぜひご視聴下さい。: 荒木和博BLOG
 「アフガンでの邦人救出問題」と「北朝鮮拉致被害者救出」と何の関係があるのか。何の関係もない。馬鹿馬鹿しい。視聴する気が起きないので視聴はしていません。


北朝鮮の鉄道の話(R3.11.7): 荒木和博BLOG
 7分5秒の動画です。

 北朝鮮の鉄道はどうなっているのですかというご質問をときどき受けます。かなり前から「労働新聞*1」1面で鉄道工場の記事が載るときは「修理している」というのだけで作っている話はありません。推して知るべしです。

という動画説明文だけで見る気が失せます。実際、見る価値はないですが。
 まず第一にこんなことが、荒木が建前とする「拉致の解決(拉致被害者の日本帰国)」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 第二に「推して知るべし」云々という表現から「(電力不足でまともに電車が走ってないのだろうとか)また悪口雑言か(呆)」ですね。その予想通りですが。
 荒木の悪口雑言はどうでもいいとして、俺も「電力不足などで運行状況が悪いので、北朝鮮国内旅行を海外の人間がする場合はほとんどバス旅行になる(勿論、話のネタとして有名な例の『案内人』付きで)」つう話は聞いたことがあります。朝鮮民主主義人民共和国の鉄道 - Wikipedia危機的状況にある北朝鮮の鉄道施設(1)、(近くて遠い国、北朝鮮への訪問、その3) - 広原盛明のつれづれ日記危機的状況にある北朝鮮の鉄道施設(2)、(近くて遠い国、北朝鮮への訪問、その4) - 広原盛明のつれづれ日記にもそういうことが書いてあります。
 なお、広原記事(10年前の記事)については既に「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年9/6日分:荒木和博の巻)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで紹介済みです(現在は北朝鮮の鉄道状況も、多少改善されてるかもしれません)。
 ちなみに「荒木の動画と関係ない」ですが、「北朝鮮、鉄道」でググる

◆秋山芳弘*2『韓国・北朝鮮の鉄道』(2005年、旺文社)
◆国分隼人『将軍様の鉄道:北朝鮮鉄道事情』(2007年、新潮社、後に『北朝鮮の鉄道事情:将軍様の路線をゆく』(2011年、新人物往来社文庫)と改題し、文庫化)
→「国分」「隼人」、ともに「鹿児島県霧島市の地名(JR九州日豊本線に『国分駅』『隼人駅』がある)」なのでペンネームと思われる(霧島市出身か?)。国分名義の著書はこれ一冊しかどうもないらしい。彼が現在、別名義で鉄道なり北朝鮮なりについて言論活動を行っているのかどうかは不明

つう本がヒットします。
 国分本については以前、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート54(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログ
「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート55(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログ「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年9/6日分:荒木和博の巻)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで紹介しました。
 なお、「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年9/6日分:荒木和博の巻)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判的に取り上げましたが、荒木は以前も「やくも」に乗りながら鉄道話(北朝鮮の鉄道も・9月6日のショートメッセージその2): 荒木和博BLOG(5分20秒の動画)をやっており、今回も「北朝鮮の鉄道」云々は「それと大同小異(電力不足でろくに走らないらしい、などの悪口雑言)」です。まあ、「荒木はどれほど話すネタがないんだよ!、前と同じネタじゃねえか!」「どれほどやる気が(以下略)!」ですね。

*1:朝鮮労働党北朝鮮の与党)の機関紙。日本の同名新聞『労働新聞』ではない。

*2:著書『世界鉄道探検記』(2003年、成山堂書店)、『世界鉄道探検記2』(2004年、成山堂書店)、『中央アジアの鉄道』、『東南アジアの鉄道』(以上、2005年、旺文社)、『アフリカ・南アメリカの鉄道』、『北・東ヨーロッパの鉄道』、『西ヨーロッパの鉄道』、『ロシアの鉄道』(以上、2006年、旺文社)、『オセアニアの鉄道』、『北アメリカ・中央アメリカの鉄道』(以上、2007年、旺文社)、『世界鉄道探検記3』(2012年、成山堂書店)、『世界の鉄道調査録』(2020年、成山堂書店