吉村洋文知事、休日の筋トレ姿を公開!たくましい筋肉に黄色い声殺到「カッコ良すぎ」「キャー!」 : エンタメ報知 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン(報知新聞記事の読売への転載)
吉村洋文知事、休日の筋トレ姿を公開!たくましい筋肉に黄色い声殺到「カッコ良すぎ」「キャー!」 : スポーツ報知(報知新聞記事)
1)包括協定への批判(例えば、赤旗大阪府が読売新聞と包括連携協定/教育など8分野・万博も協力)に「太鼓持ちなどしない」と言った後で、躊躇なく「太鼓持ち」
2)「反ロシア」読売はロシアのプーチン大統領の「この種のマッチョアピール(例えばプーチン大統領、首相と仲良く“筋トレ”|日テレNEWS24)」を「政治と関係ない」と小馬鹿にしてたのに、吉村がやると礼賛という二重基準、ご都合主義
という意味で読売には心底呆れます。
在日米軍、入国直後に検査 批判受け方針転換 - 産経ニュース
方針変更自体はいいことですが、「批判を受けてから」というのがげんなりですね。
勿論「日本政府のコロナ対応や日本人の感情に無関心すぎる」という問題はありますが、それ以前にこんなコロナをなめた態度では在日米軍の運営自体に支障が生じないか。
「一日も早く捕まって」 世田谷一家4人殺害21年 - 産経ニュース
残念ながらもはやよほどの僥倖が無い限り逮捕はないでしょう。
日本レコード大賞、男性5人組「Da―iCE」が初受賞 - 産経ニュース
残念ながら小生は受賞グループについては全く無知です。
つまり今や日本レコード大賞受賞者と言っても、昔と違い今は「世代を超えて幅広く支持される」つう存在ではない。
「日本レコード大賞ってのはもはや国民的イベントとはなり得ないんだろう」と言うのが素朴な感想です。昔は大晦日に「紅白の裏番組」でやっていたのが「30日に移った」のもそういうことでしょう。
【メディアインサイド】紅白、司会の組分け廃止 男女対戦形式は維持、今後はどうなる - 産経ニュース
そういう「人権的な観点(?)」がないとは言いませんが、むしろ「男女に分かれて対決する歌合戦」という形式が「今の時代(特に若者)にマッチしてない」のでしょう。
例えば若者は「ジャニーズやAKBグループ」などのアイドルの歌を聴いて楽しみたいだけであってそこで「男女対決の歌合戦」という構図を持ち込む必要はどこにもない。
それにしても過去において
2004/04/28 産経新聞朝刊
【正論】なぜ否定せぬジェンダーフリー 敢えて千葉県教委の指導に物申す
東京都教育委員会委員、永世棋聖・米長邦雄
ジェンダーフリーとは性差の否定*1であり、男女が共に人権を尊重しつつ責任を分かち合う男女共同参画社会の実現とは全く意味を異にする。
男女差別は良くないが、男女の区別ははっきりさせる。この当たり前のことだけは守り抜きたい。
などと「ジェンダーフリーバッシング」を紙面で展開していた産経紙面に「ジェンダーフリー(男女平等)」と今回、躊躇なく書かれることにはびっくりしました。
ちなみに過去においては
◆中川八洋*2『これがジェンダーフリーの正体だ:日本解体の「革命」が始まっている』(2003年、日本政策研究センター)
◆西尾幹二、八木秀次『新・国民の油断:「ジェンダーフリー」「過激な性教育」が日本を亡ぼす』(2005年、PHP研究所)
ということでウヨが盛んにジェンダーフリーバッシングしていたわけです。
つうか、以前よりは下火になったとはいえ、未だに一部の右翼は
だそうです(唖然)。ジェンダーフリーと明らかに関係ない「夫婦別姓(野田聖子など自民党内にも支持者がおり世論調査でも容認派が多数)」をジェンダーフリーとごちゃ混ぜにするとは「さすがワック」と言うべきでしょうか(勿論褒めてない)。
あるいは産経などの最近の記事でも中には
【正論】行き過ぎた男女否定教育の末路 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン - 産経ニュース2020.11.4
以前から日本では、「ジェンダーフリー」という和製英語*3のおかしな教育が学校に持ち込まれ、批判をあびてきた。
国家基本問題研究所LGBT法案の成立を阻止せよ2021.5.24
有元隆志(産経新聞月刊「正論」発行人)
「日本にもジェンダーという毒が一滴ずつ漏れてきている」
産経新聞の「正論」欄(令和2年11月4日付)にこう書いたのは、麗澤大学のジェイソン・モーガン准教授だ。モーガン氏は「『ジェンダーフリー』という和製英語のおかしな教育が学校に持ち込まれ、批判を浴びてきた」と記したが、いまそれが国会にまで持ち込まれ、一滴どころか大きな河の流れとなって、性的少数者(LGBT)への理解増進を図る法案の成立を目指す動きが加速している。
などと「ジェンダーフリーバッシング」的な記事があるようです。
それはともかく「バッシングをしていたのは社会面、この記事は芸能面」「バッシングを盛んに行っていたのは第一次安倍政権時(2007年)で大分昔(今から14年前)→この記事の筆者は産経の過去のジェンダーフリーバッシングを知らない可能性すらある」とはいえ、過去のバッシングが「言いがかりだった」と自白してるようなもんです。
なお、「ジェンダー平等」と言う言葉は、
「ジェンダーの平等」を平和構築の中核に 中満国連事務次長ら寄稿 (1/2ページ) - 産経ニュース(2020.11.27)、アスリートから変えるスポーツ界の「ジェンダー平等」(1/2ページ) - 産経ニュース(2021.5.10)、【東京都議選 党幹部に聞く】(7)生活者ネットワーク 山内玲子共同代表 ジェンダー平等を争点に(1/2ページ) - 産経ニュース(2021.6.1)など、最近は産経でもよく見ます。
【追記】
改めて「ジェンダーフリー、産経」でググったら以下の記事がヒットしました。
アパレル各社が「ジェンダーフリー」に照準、オンワードは新ブランド 三陽も企画 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト2021.8.17
アパレル各社が、性別に関係なく着られるジェンダーフリーの商品を相次ぎ投入している。オンワードホールディングス(HD)が新ブランドを立ち上げたほか、三陽商会やワールドも品ぞろえを強化している。背景にはLGBTQ(性的少数者)への社会的理解が進んでいることや、ファッションの好みに対する性別の違いがなくなっていることがある。
オンワードHDは4月、子会社のオンワードデジタルラボ(東京都港区)を通じてジェンダーフリーブランド「IIQUAL(イーコール)」を立ち上げた。
三陽商会は、セレクトショップ「LOVELESS(ラブレス)」の独自企画商品として、10月に初めて男女兼用の4商品を投入する。このうち「7色ニット」(1万7600円)は男性用をベースにデザインしつつ、やはりゆったりした作りで女性でも着られるようにした。
昨年春ごろから女性客がメンズの商品を購入するケースが増えていたことを受けて企画した。
ほかにもワールドは、男女兼用デザインが基本のカジュアルブランド「BASECONTROL(ベースコントロール)」に、9月から子供服を加える。「無印良品」を展開する良品計画は、性別や年齢などに関係なく着られる「MUJI Labo(ムジラボ)」を展開。
なお、こういう服は「ジェンダーレス」と呼ばれることもあります。昔風に言えば「男女共用(兼用)」ですが。「ジェンダーレス」でググってヒットした記事も紹介しておきます。
“ジェンダーレス制服”導入広がる 学校の「男女分け」に苦しむ生徒も | NHK2021.11.29
「男子用の制服を着ると、『お前は男なんだ、男はこうあるべきだ』と毎日言い聞かされているような気分だった」
そう語るのはトランスジェンダーの学生です。
男女が明確に区別された学校の制服を着るよう強いられることが、心の重荷になる子どもたちがいます。
ジェンダーへの配慮が求められる中、東京・江戸川区では性別に関係なく制服を選択できる学校が増えています。自由な制服を求めて署名を集め、都の教育委員会へ申し入れをした卒業生も。いま、制服のあり方を見直す動きが広がっています。
(首都圏局/記者 岡部咲・浜平夏子)
江戸川区立瑞江第二中学校 滝澤清豪校長
「ふだんの生活でスカートをはかないという女子もいますし、性別に違和感があるという生徒もいますので、どんな生徒も学校生活をおくりやすいように制服選択制を導入しました。保護者などから批判があるかもしれないと思いましたが、逆に『なんで早くやってくれなかったのか』など好意的な声ばかりでした」
一方、制服の存在に苦しんだ当事者が、賛同者を集めて東京都の教育委員会に見直しを求める申し入れを行うという動きもありました。
署名を提出したのは、ことし春に都立の中高一貫校を卒業した大学生で、戸籍は男性ですが、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーです。
卒業した都立の中高一貫校の中学の課程では、女子の制服はスカートかスラックスかを選択できましたが、男子はスラックスしか選ぶことができず、強い違和感を持ちながら3年間、スラックスをはいて過ごしました。
大学生は去年11月(当時はまだ高校課程)、行動を起こしました。誰もが性別などに関係なく制服を選べるようにすることを都の教育委員会に求めて、オンラインで署名活動を始めたのです。およそ1年で1万1500人あまりの署名が集まりました。
「男女の区別なくそう」生徒の声からジェンダーレス制服 宇部の中学:朝日新聞デジタル2021.12.14
山口県宇部市立藤山中が来春、ブレザータイプの制服を導入する。スラックスとスカートの2種類から選ぶことができ、性差のない「ジェンダーレス制服」。宇部市内では初めての導入
自分らしくいられる1着 広がるジェンダーレスファッション:東京新聞 TOKYO Web2021.12.29
男性の骨張った体形でも曲線的なシルエットで着られるワンピースに、男女どちらが着ても様になる中性的な服−。多様性の尊重が重視される時代。ファッション界では、性別の枠にとらわれず、誰もが自分の思うままに装える「ジェンダーレスファッション」が広がっている。(今川綾音)
アパレル大手「H&M」(本社・スウェーデン)は今年、ジェンダーレスなデザインと着こなしを提案する日本のブランド「トーガ」とのコラボレーションを発表。9月、メンズとレディースを自由に組み合わせられる55種類の商品を発売した。
*1:勿論「性差の否定」というのはデマです。つうか、そもそも米長は「ただの将棋うち」であってこういう問題の専門家ではない。
*2:『歴史を偽造する韓国』(2002年、徳間書店)、『日本核武装の選択』(2004年、徳間書店)、『皇統断絶:女性天皇は、皇室の終焉』(2005年、ビジネス社)、『女性天皇は皇室廃絶:男系男子天皇を、奉戴せよ』(2006年、徳間書店)、『亡国の「東アジア共同体」: 中国のアジア覇権を許してよいのか』(2007年、北星堂書店)、『天皇「退位」式は皇統断絶:徳仁《新天皇》陛下は、新王朝初代』(2019年、ヒカルランド)などウヨ著書多数
*3:確かに和製英語らしいですが「ゴールデンウイーク」などいくらでも和製英語はあるので「はあ?」ですね。問題は正しいかどうかであって和製英語かどうかではない。いずれにせよ「正しいかどうか」はともかく産経の「ジェンダーフリー=左翼の陰謀」が馬鹿げた誹謗でしかないのは事実です。