珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年1/7日分)(副題:今日も高世に悪口する&深刻なコロナ第六波に絶句)

日本人はなぜ「やさしくない」のか - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 コロナのオミクロン株が猛威を振るいそうで、ここ数日の感染者の激増は驚くばかりだ。
 東京都内の6日の感染確認は641人で、1週間前の木曜日の64人のおよそ10倍。年齢層も10歳未満から100歳以上までと広い。1日の感染の確認が600人を超えるのは、去年9月18日以来だという。

 ついに「恐れていた第六波」が来たと言うことでしょう。我が埼玉でも「10~20人台(一時期の一桁に比べれば低いですが)」をうろうろしていたのが「1/5感染者数はついに80人台」です。「維新の衆院選結果(10程度→40程度)かよ」と言いたくなるくらいで一気に約4倍化した。

 すさまじいのは沖縄で、6日の感染確認は981人で過去最多。
 問題は米軍。成田空港でいくらがんばっても、米軍が、いいかげんな検疫でクラスターになっている基地から米兵を自由に外出させているのだから、ダダ洩れだ。
 まずは米兵の検疫を徹底させ、基地の外に出さぬよう要請し、そのうえで、世界一従属的な日米地位協定の改正にすぐに取り掛かるべきだ。

 全く同感ですね。高世が名前を出してるのは「沖縄だけ」ですが「米軍岩国基地」がある「山口県岩国市やその周辺自治体(広島県廿日市市など)」も酷い状況です。
 その結果「沖縄」「山口県(岩国市とその周辺自治体)」「広島県(岩国市に隣接する廿日市市など)」の3県に今日にも「まん延防止等重点措置」を発令する見込みです。
 勿論「全てのコロナ蔓延の原因が米軍基地」ではないでしょうが、少なくとも「沖縄のような観光地」でもなければ「東京、大阪のような大都市」ともいえない「岩国とその周辺」での感染拡大はどう見ても「米軍が原因」でしょう。
 勿論、こうなると「青森の三沢基地」「東京の横田基地」「神奈川の厚木基地横須賀基地」など「他は大丈夫なのか」ですね。まあ青森はともかく、都市部である東京、神奈川の場合「米軍基地の影響」がなくても感染は拡大するでしょうが。
 しかし「米軍基地へのコロナ対応がざる」ということが、「衆院選前に表面化していれば」自民、公明の獲得議席ももっと減り、立民、共産の議席も減らなかったのではないかと思うと複雑な思いを禁じ得ません。
 それにしても「日本国民の反発」以前に「コロナ蔓延」は「在日米軍の活動それ自体」に支障をもたらすでしょうに何で米軍の対応はこんなにでたらめなのか。「死亡率は平均5%」「ワクチン接種も大分進んできた(重篤化のリスクが減ってきた)」「カクテル療法など治療法も開発されてきた」で、米軍は完全にコロナをなめてるのか。

 (ボーガス注:モリカケ、桜疑惑でも安倍長期政権など)近年の日本のありさまにはがっかりすることが多い。

 俺的に「一番がっかりすること」は「拉致問題の惨状(特定失踪者デマの垂れ流しなど)」ですが、高世は偉そうなことを抜かすならまずはそういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う話です。
 「自分の過ち」を棚上げにして偉そうなことを抜かす「高世のありさまにはがっかり」です。
 高世の会社が潰れたのもけっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ということではないのか。

 英国の慈善団体Charities Aid Foundationが公表する「世界寄付指数」(World Giving Index)では、過去一カ月に、①見知らぬ人を助けたか、②慈善活動に寄付をしたか、③ボランティア活動をしたかの3項目を144カ国で質問し、その回答をランク付けしている。
 2018年版では、日本は①の人助けが142位、②の寄付が99位、③のボランティアが56位で総合順位は144カ国中128位。先進国といわれる国の中では最下位だ。
 『やさしくない国ニッポンの政治経済学』(講談社選書メチエ)の著者、田中世紀氏によると、日本人は他人に冷たい傾向が、他の調査でも見られるという。
 「政府は貧しい人々の面倒を見るべきか?」
 これは、世界47ヵ国を対象にアメリカのPew Research Centerが2007年に行った調査の質問の1つだが、この質問に「同意する」つまり面倒を見るべきだと答えた人の割合が、日本は59%で世界最下位だった。ちなみに最も高かったのはスペインで96%、英国は91%、中国は90%、韓国は87%だった。
 「社会の多くの人は信頼できるか?」
 これは、このブログでもよく取り上げてきた「世界価値観調査(World Values Survey)」が2019年に行った調査にある質問だが、「信頼できる」と答えた人の割合は、オランダでは58.5%、ドイツでは41.6%だったのに対して、日本では33.7%。しかも、「信頼できるか」どうかの対象を「他国の人」に変えると、オランダの15.4%に対して、日本はわずか0.2%しかない。日本人は日本人同士でも信頼していないし、他国の人はほとんど信頼していない、ということになる。
 これをどう解釈すればよいのか。
(つづく)

 英国の調査の場合は「やりたいけどやれてない」ということもあるでしょうが、米国の調査の場合「価値観の問題」ですからねえ(げんなり)。
 「貧困問題」を「自己責任」で片付ける人間が増えてると言うことなんでしょうか?
 先日の「維新躍進」「共産微減」もそういう背景が影響してるのか。こうしたことが「生活保護受給者バッシング」などの背景なのか。何とも頭が痛い。
 そして「他国の人への信頼が低い」ねえ。昨今、外国人が日本社会に増えてるのにあまりにも排外主義的でしょう。
 日本人と外国人をそれほど区別する正当な理由はどこにもない(とはいえ、高世に寄れば他の国でも「外国人に対する信頼度は低くなる傾向にはある」ようですが)。
 なお(つづく)だそうですのでこの問題への「俺の感想」は「高世が中途半端に終わらせない限り」、今後も続く予定です。