珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年1/9日分)(副題:今日も高世に悪口する)

田口八重子さん拉致事件の謎 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 何が謎かというと「5W1H」、つまり「誰が(Who:拉致実行犯が誰か)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「どのように(How)」「なぜ(Why)」彼女を拉致したのかと言うことですが「高世はアホか?」ですね。
 何がアホか。まず第一にそんなことは警察発表以上のことはわかりようがない。
 帰国した5人の拉致被害者だって「帰国最優先」で「そのあたりの詳しいことはよく分からない(あえて日本政府が追及しなかった)」わけです。
 第二に、拉致の経緯を知っても、今後、日本政府が目指すべき「彼女の帰国(まだ生きてる場合)」や「死亡の経緯を知ること(北朝鮮が主張するとおり死去してる場合)」に全く関係なく、何かがどうにかなるわけではない。まあ、「実行犯を処罰したい」つうなら「拉致の経緯」を知ることには意味がありますが、「実行犯処罰」は現実性に乏しい。
 「拉致被害者5人の帰国」においても、「実行犯の処罰」なんかなかった。
 最優先課題は「実行犯の処罰」ではなく「彼女の帰国(まだ生きてる場合)」や「死亡の経緯を知ること(北朝鮮が主張するとおり死去してる場合)」でしょう。
 こんなくだらない話が(つづく)そうです。
 しかし、飯塚繁雄死後、飯塚耕一郎(田口さんの実子、繁雄の養子)が家族会事務局長に就任したらこれです(ちなみに会長は横田拓也)。飯塚耕一郎にすり寄る気でしょうか?
 これでメインの突っ込みは終わりですが、他にもいくつかコメント。

 八重子さんは、1955年、埼玉県川口市に飯塚家の7人きょうだいの末っ子として生まれた。

 1955年 - Wikipediaによれば単なる偶然ですが「蓮池透氏」も「1955年生まれ」です。

 父親は末っ子の(中略)八重子さんが10歳のころに亡くなった。
 飯塚家は今でいうシングルマザーの家庭となり、子どもが多く、家計は厳しかった。八重子さんは、きょうだいでは唯一、高校に進学したが、2年で中退して働きだした。「家の台所事情をうすうすわかっていた八重子は、自分も早く働こう、という気になったのでしょう」と繁雄さんはいう。
 八重子さんは20歳になるかならないかで7歳ほど上の不動産屋の息子と結婚し、年子で女の子と男の子*1を産んだ。ところが夫が賭け事に熱中して帰宅しない日が増え、夫婦関係は破綻していった。
 繁雄さん夫婦は支援を申し出るが、八重子さんはそれを断り、一人で子どもたちを育てようとマンションを借り、池袋のキャバレー「ハリウッド」で働きだした。当時は、子どもをもった女性が、ある程度の収入も得られる仕事といえば、水商売くらいしかなかった。

 「昔よりはマシになった」とはいえ、今だって「高学歴(大卒)女性が大企業のキャリアウーマン」、「看護師、保育士などの資格を取得している」でもない限り「女性が高収入を得られる仕事」といったら「水商売」くらいしかないのではないか(そして高世の記事に書いてあるように田口さんは高校中退で、資格があるわけでもありません)。
 なお、水商売というと多くの人間は「飲食業(特に「田口さんが務めていたキャバレー」や「バー、スナック」など酒を提供し、女性が接客する飲食業)や花柳界(芸者)、性風俗業(ソープランドファッションヘルス、イメージクラブ等)」を想像するでしょうが、水商売 - Wikipediaによれば、ここでの「水」とは「収入が水物(人気や才能に収入が大きく影響し、不安定)」と言う意味で昔は「作家や芸能人、スポーツ選手」等も「水商売」と言っていたようですが、今、水商売と言えばほぼ100パー「飲食業や花柳界性風俗業」でしょう。
 「女性の作家、芸能人、スポーツ選手」を「水商売の女性」とは普通言わない。

*1:家族会事務局長に就任した飯塚耕一郎のこと