田口八重子さん拉致事件の謎9(完) - 高世仁の「諸悪莫作」日記
『毎日新聞』「ひと」欄に、友人の満若勇咲(みつわか・ゆうさく)さんが紹介されていた。
ひと:満若勇咲さん=部落問題のドキュメンタリー映画を監督 | 毎日新聞
満若さんはこのほど、部落問題をテーマにした3時間半のドキュメンタリー映画「私のはなし 部落のはなし」を監督した。
(中略)
日本の対ロ制裁に対抗して、ロシアが日本人63人を入国禁止にした。
このタイトルで拉致問題と関係ないこと「部落問題」「ロシア問題」を「混ぜて」書く高世には呆れます。「分けて書けよ」といいたい。
そのリストがおもしろい。
(中略)
登場したのが志位和夫共産党委員長。共産党は激しくロシア批判をしていたから当然なのだが、事情を知らない多くの人にとってはびっくりだろう。
俺にいわせれば「今時日本共産党をソ連と同列扱いかよ。そもそもプーチン(統一ロシア)はロシア共産党じゃねえだろ。そこは少しも面白くないし、むしろ当然だろ。事情を知らないも何も少し調べれば日本共産党のロシア批判は分かるだろ。日本人そんなに無知なのかよ?」ですが、とはいえリストには「面白い(?)部分」もあります。
何が面白いかというと拙記事ロシアの入国禁止対象「日本人」選定基準が謎すぎる(副題:常岡浩介に突っ込む)(2022年5月4日記載) - bogus-simotukareのブログで触れましたが
◆『現代ロシアの軍事戦略』(2021年、ちくま新書)、『ロシア点描:まちかどから見るプーチン帝国の素顔』(2022年、PHP研究所)などの著書がありテレビにもよく出演する小泉悠(東大専任講師)
など「リスト入りしても、おかしくない人間」が何故か除外されてる一方で、ロシア専門家では明らかにない
がリスト入りしている。勿論「岸田首相、林外相、松野官房長官、志位共産党委員長」など「リスト入りして当然の人間」もいますが、リスト入りの判断基準があまりに謎すぎる。ロシアが説明しないのでリスト入りの判断基準がさっぱり分かりません。
田口八重子さん拉致事件について。
前回の条件を前提に、①李京雨も認めた旅の目的地である「新潟」と工作船の出航地と推測される「九州」との間によこたわる長い距離、②東京で失踪した時と工作船で運ばれた時の間にある3週間という長い時間の謎をどう考えるか。
拙記事珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年5/7日分)(副題:今日も高世に悪口する) - bogus-simotukareのブログで
今大事なことは「田口さんが生きてるかどうか」「生きてるならどうやって帰国させるか」「死んでるならどうやって遺骨を取り戻すか」であって「李京雨が仮に田口さんの拉致実行犯だとして、どのように犯行に及んだか?」なんか「田口さんの帰国などに関係ないから」どうでもいい。そんな「どうでもいいこと(犯行の経緯)」にこだわる「高世のバカさには心底呆れます」
という話です。高世の謎解き(紹介は省略しますが)は「田口さん帰国など」といった「問題解決」にとっては何一つ意味がない、関係ない。
しかも、高世が展開する「謎解き」は「そのような解釈が可能」レベルの話でしかない。
「この解釈しか成り立たない」なんて話ではない。本当に「高世のバカさには心底呆れます」。
八重子さんが今どうしているか、情報が全くない。生死も定かではない。
「情報が全くない。生死も定かではない。」のは田口氏だけではなく「帰国してない全ての拉致被害者」が同じなのでこういう書き方はいかがな物か。
当然情報が全くない。生死も定かではない。のだから「自衛隊で救出(荒木和博らの与太)」は無理な話ですが勿論「救う会の太鼓持ち、幇間」高世は荒木らの暴論を「はっきりした明確な形では絶対に批判しません」。
今は、八重子さんが元気であることを祈ろう。
最後の落ちがこれです。「祈るだけかよ」「長々と無駄な文章を書いたあげくがその程度の結論かよ」と心底呆れます。