今日の産経ニュース(2022年2/24~27日分)

国民・玉木代表、参院の予算案対応明言避ける - 産経ニュース
 「未だにガソリン税免除が実現せず、むしろ玉木への批判が強いこと」でこうなったのでしょうが、玉木らしい信念のなさで失笑します。もはや玉木が何を言おうが「ガソリン税免除」に岸田が動くことはないでしょう。「免除検討」程度で「予算案賛成の口実」にした玉木のバカさが露呈されただけです。


【新聞に喝!】男女二元論批判と同数推進論の矛盾 イスラム思想研究者・飯山陽 - 産経ニュース
 「女性の社会進出を進めよう(女性の政治家、財界人などの数を増やそう。そのためにネックとなっている女性の出産、育児の負担などの問題を解決しよう)」と

◆男女二元論批判
 少数派とはいえLGBTと言う「一般的な男女の枠」から外れる人間がいること、「男性、女性」も「身体障害の有無」「経済力の有無」「国籍や民族、宗教の違い」などで多面的であり「画一的ではないこと」に注意しよう

というのは「何ら矛盾することではない」ので「アホか」ですね。単に詭弁で『女性の社会進出が少ない日本の現状』あるいは『「立民」「共産」「社民」「れいわ」といった野党各党に比べ、女性議員候補が少ないなど、改善の意思が見えない自民、公明の現状』を正当化したいだけの話です。おそらく自公の女性候補が野党各党より多ければ、自公を褒め、野党をけなすために全く逆のことを言っているでしょう。
 そもそも、そんなことが飯山*1の「建前上の専門」であるイスラム研究と何の関係があるのか。
 「自分はまともなイスラム研究者ではない」と自白してるのも同然の愚行です。実際まともな研究者ではないのでしょうが。


自民、野党の支持母体にくさび「連合と政策懇談」明記 - 産経ニュース
 こんなことを書かれて連合も恥ずかしくないのだろうかと呆れます。


【正論】こども家庭庁設置で心配なこと 長崎大学准教授・池谷和子 - 産経ニュース
 「こども家庭庁、文科省(小学校)、厚労省(幼稚園)で別途にこども政策を実施し、かえって混乱しないか」という懸念の指摘だけなら正論でしょうが、「こどもの甘やかしの危険ガー」というウヨらしい珍論が出てくるあたりが所詮、産経です。 


麻生派、佐藤氏ら4人が退会届 第3派閥へ後退 - 産経ニュース
 菅前首相と手を組む気らしいですが、「副総裁の麻生」と手を切り、「前首相とはいえ、支持率低下で辞任に追い込まれ、今は無役の菅」と手を組む理由は何でしょうか?
 それにしても「麻生が切り崩したのか」「最初からこの程度」なのかはともかく、「たった4人」で「総裁選に出馬した河野*2のような有名政治家がいない」のだから現時点では麻生にとって大して痛くもないでしょう。


【主張】オンライン国会 速やかに憲法を改正せよ - 産経ニュース
 「改憲しなくてもオンライン国会は可能」が通説なのでデマも甚だしい。そもそも「コロナ禍」という特殊事情でもない限りそうそう「オンライン国会」する必要もありませんが。


首相「議論注視」 こども法案「コミッショナー」に - 産経ニュース
 「首相ともあろうものが自分の考えはないのか」と心底呆れます。


玉木氏「共産関係明確に」 参院選連携で立民に注文 - 産経ニュース
 「自民党の補完勢力」であることを隠そうともしない玉木です。
 しかし、立民支持層の多くは「立民の第二自民党化」を望んでないでしょう。
 また、立民党内のウヨ政治家もさすがに「予算案賛成」で「自民の補完勢力であること」を露呈した玉木と組むことには躊躇するでしょう。立民が議席を減らしたとはいえ、支持率は「立民>国民民主」であり、玉木が偉そうに「立民にあれこれ言える立場」ではない。
 維新にしても「維新>国民民主」の状況で急いで「玉木の話」に乗る必要もないでしょう。まあ「連合の票はできればほしい」と維新は思ってるでしょうが。


悠仁さまのご進学「大変光栄」筑波大学長 警備強化も - 産経ニュース
 「家柄のいい子どもが来たから良かった」とは「アホか」と心底呆れます。


「夜間中学をつぶさないで」 山田洋次監督も署名 大阪市教委に提出 - 産経ニュース
 維新らしい無茶苦茶さであり、いつもながら呆れます。

*1:著書『イスラム教の論理』(2018年、新潮新書)、『イスラム2.0』(2019年、河出新書)、『イスラム教再考』(2021年、扶桑社新書)、『エジプトの空の下』(2021年、晶文社

*2:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革相など歴任