今日のロシアニュース(2022年2/26日分)(追記あり)

維新代表、原発再稼働容認 ウクライナ危機で - 産経ニュース
 チェルノブイリ原発で戦闘が起こったことを考えればむしろ話は逆でしょう(呆)。


中立スウェーデン タブー破りウクライナに兵器供与 - 産経ニュース
 スウェーデンには「中立を堅持してほしかった」と思いますね。
 何もスウェーデンが支援せずとも「米国が支援する」でしょう。スウェーデンが支援しないからと言って非難する国がたくさんあると思えない。しかも「経済支援」や「難民受け入れ」ならともかく「武器供与」というのは相当問題があるでしょう。
 むしろ「何があろうとも中立」という立場が今後意味を持つのではないか。というか今回の件を「口実」に中立路線を廃棄する気ではないかと疑います。


ブラジル大統領、副大統領を叱責 ロシアの侵攻非難巡り | ロイター
ブラジル大統領「中立維持」、ロシアのウクライナ侵攻巡り | ロイター
 ボルソナロがプーチンに融和的なのは何が理由でしょうか?


安倍氏、核共有「日本でも議論すべきだ」 ロシア侵攻受け民放番組で | 毎日新聞
 「プーチンの核による恫喝」を非難するどころか、「日本への米軍核兵器の持ち込み」につなげようというのだから呆れたバカです。とはいえ「無役」という無責任な立場だから放言しているという面は大きいでしょう。今も安倍が首相だとしてこんな放言ができたかどうか。
 なお、岸田首相は現時点において「非核三原則は堅持する」としています。また、安倍の暴言については当然ながら日本共産党が批判しています。


ウクライナ侵攻 芸術分野でもロシアの代表や団体拒む動き | ウクライナ情勢 | NHKニュース
スウェーデンも対戦拒否 ロのウクライナ侵攻受け - 産経ニュース
 個人的には「むしろこうした時期だからこそ文化交流を進め、一般のロシア人とプーチン政権の分断を図るべきではないか」と思います。


「ファシスト!」 ロシア兵に詰問するウクライナ女性 動画が拡散 | 毎日新聞
 事実ならば勇敢な女性ですが、「ロシア兵が逆上して暴行に及ぶリスク」を考えると「無謀すぎないか」とは思います。幸いにもロシア兵はそうした暴挙に及ばなかったわけですが。しかし、このロシア兵の言動、単にこの兵隊個人が「良心派なだけ」かもしれませんが、もしかしたら「大義名分があるとは言いがたい戦争」で「ロシア軍の士気も低い」のかもしれない。


ロシアで「反戦デモ」 即時弾圧、プーチン政権に危機感:時事ドットコム
 デモ参加者の勇気を称えたいのでメモしておきます。


ロシアSWIFT排除「ガス依存で温度差」 東大・鈴木教授: 日本経済新聞

「ロシアと直接の貿易が小さい米国に(ボーガス注:制裁には)ためらいはない」
「(ボーガス注:本格的な制裁が発動されると)一番困るのが(ボーガス注:ロシアから大量の天然ガスを購入してきた)ドイツだ」
「ロシア以外から調達しようとすると液化天然ガスLNG)になる。欧州はロシアからパイプラインで液化しなくても調達できるため、圧倒的に安く使えている。欧州の消費量のうちLNGでまかなっているのは5%程度。あとはパイプラインだ。LNGをガス化する施設が足りず、簡単には(ボーガス注:制裁に)スイッチできない難しさがある」

 とはいえ、その後、ドイツ一転、ウクライナに武器支援 露のSWIFT排除にも前向き - 産経ニュースなので米国などに押されてドイツも「少しずつロシアに厳しい態度を取り出している」のかもしれない。


ロシア、想定超える損失か 双方に停戦模索の動き - 産経ニュース
 勿論、相手を利さないために、お互い「軍事被害を明らかにしない」わけですが、ロシアなりウクライナなりが圧倒的に優位なら、どちらからも停戦云々なんて話は出てこないでしょうから「ロシアに比べ軍事力に劣る」とされるウクライナは勿論「ロシアも決して楽な戦いではない」のでしょう(米軍やNATO軍は戦闘はしないものの、武器や軍事情報の提供をウクライナにしているとされる)。
 和平の可能性(勿論「ゼレンスキー退陣」のような無茶苦茶なものではない、それなりにまともなもの)は十分あると思いますが、果たしてどうなるか。
【追記】
ロシア軍、首都中心に侵入 停戦交渉打ち切り: 日本経済新聞
 条件が折り合わなかった(例えばロシア側がゼレンスキー辞任を要求したなど)のか、はたまた「最初から停戦の意思がなかったのか」。