リベラル21のアホさに心底呆れる(2022年2月26日分)(副題:小川洋の天皇崇拝右翼ぶり&阿部治平の反共主義に呆れる)

リベラル21 皇室のリスク管理(小川洋*1

井上亮 (ジャーナリスト) - Wikipedia
 日経新聞記者(皇室担当)。「富田メモ」報道で2006年度新聞協会賞を受賞。
【著書】
◆『天皇と葬儀:日本人の死生観』(2013年、新潮選書)
◆『昭和天皇は何と戦っていたのか:『実録』で読む87年の生涯』(2016年、小学館
◆『天皇の戦争宝庫:知られざる皇居の靖国「御府」』(2017年、ちくま新書
◆『象徴天皇の旅:平成に築かれた国民との絆』(2018年、平凡社新書
原武史 - Wikipedia
 放送大学教授、明治学院大学名誉教授。
【著書】
◆『大正天皇』(2000年、朝日選書→2015年、朝日文庫
◆『皇居前広場』(2003年、光文社新書→2007年、ちくま学芸文庫→2014年、文春学藝ライブラリー)
◆『昭和天皇』(2008年、岩波新書
◆『「昭和天皇実録」を読む』(2015年、岩波新書
◆『皇后考』(2017年、講談社学術文庫
◆『〈女帝〉の日本史』(2017年、NHK出版新書)
◆『平成の終焉:退位と天皇・皇后』(2019年、岩波新書
◆『天皇は宗教とどう向き合ってきたか』(2019年、潮新書)

などの皇室評論家(?)ならまだしも「たかが元高校教師」にすぎない「自称・教育評論家」が「教育問題」ではなく「皇室云々」を書くことにまず呆れますが、内容も右翼的で呆れます。以前も小川の右翼性は首相を今時「天皇の臣下」と言い出すリベラル21のバカさに心底呆れる(9/29分) - bogus-simotukareのブログで批判しましたが。

 小室氏は弁護士資格さえとれば年収2,000万円程度が確実で、ニューヨーク(NY)での生活には困らないという話が流れているが、それは大手法律事務所に就職し、大手企業の国際取引などを専門にバリバリと仕事ができた場合であり、小室氏の経歴からして、そのような待遇を直ちに得られるとは考えにくい。
ロースクール卒業生は合格して当然の試験
 小室氏の卒業したフォーダム大学は全米30位までには入っていないが、レベル的には上位に属しており、卒業生の大部分は合格するはずだ。
 昨年秋に小室氏の不合格の結果が出た際、宮内庁に衝撃が走ったというが、彼自身も合格するつもりだったのだろう。
◆不思議な生活設計
 小室氏の生活設計にも疑問を感じる。ラーメン一杯2,000~3,000円、光熱水費を含めればアパート代は年間700万円以上が必要となるといわれるNYの中心部に住むには、年収2,000万円でも不足するだろうし、家庭をもって子どもも育てるというのであれば自然も豊かな隣接州の郊外の戸建てを選ぶだろう。マンハッタンに住む必要があるとも思えない。日本がバブル経済のころには西側先進国の多くの都市に、親が資産家や超高給取りだという若者たちのグループがあり、彼らは高級アパートに住み、何年も語学学校などに通いながら仲間と麻雀などで時間を潰していた。
 このまま法曹資格も得られず定職に就けなければ、皇室からの仕送りを受けながら、似たような生活を送ることにならざるをえない。
 眞子さんは曲がりなりにも、日本国の次代天皇になる可能性のある皇嗣*2の令嬢である。将来の見通しを立てられない夫と海外での生活をずるずる送るという事態は避けなければならない。リスクマネジメントの要諦は、常に最悪の事態を想定し、それを避ける道筋を用意することだが、宮内庁秋篠宮家もリスク管理能力が欠けているのではないか。

 「はあ?」ですね。要するに眞子さんや宮内庁秋篠宮家にどうしてほしいのか。
 といえば「生活力があるとは思えず、秋篠宮家の財産にたかるしか能がないであろう、だめ男の小室とは眞子は離婚しろ(宮内庁秋篠宮家が離婚させろ)」というのでしょうが「余計なお世話」です。そもそも「リスク管理能力」て(呆)。娘が結婚したいと言うなら、いくら親でもだめ男だろうと「認めざるを得ない」でしょうに。大体そんなことが「護憲・軍縮・共生」と何の関係があるのか?。こんなことにこだわるのは小川のような「天皇崇拝右翼」だけです。


リベラル21 野党連合と共産党の前進のために(阿部治平)
 いつもの「僕(阿部)が考える日本共産党の躍進の条件」というバカ話です。勿論根拠レス。
 それも阿部曰く「日本人多数は日米安保を容認している。共産党日米安保を容認すべきだ。そうすれば党の躍進が期待できるし、野党共闘も進む(俺の要約:あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて阿倍の駄文を引用する気になれなかった)」。
 いや、まさか「私たちは護憲・軍縮・共生を掲げてネット上に市民メディア、リベラル21を創った」を掲げるサイトが「日本共産党日米安保を容認すべきだ」。
 呆れて二の句が継げませんね。
 そもそもそんなことしたところで、右派(自民、維新、国民民主などの改憲右派政党の支持者)が共産党支持するわけがないし、むしろ左派が離れていくでしょう。
 かえって共産党の党勢が衰えかねない。実際「村山内閣で安保容認」したら今や「共産どころかれいわを下回る議席に転落した」のが、社民党です。
 大体その理屈なら「日米安保容認」の立場だった「民社党(まあ例は『今は消滅した日米安保容認の政党』なら『新自由クラブ』『新党さきがけ』『みんなの党』『次世代の党』『希望の党』でも何でもいいのですが)」が消滅したことは阿部的に「どう説明可能なのか」。
 「日米安保容認」の立場である国民民主が「衆院選の比例獲得票」「世論調査支持率」で共産を下回る事実は阿部的に「どう説明可能なのか」。
 大体その理屈なら「日本人多数派が中国、ロシア、北朝鮮の脅威を理由に、九条改憲を容認したらお前らリベラル21も容認するのか」つう話です。「中国、ロシア、北朝鮮の脅威を理由に、日米安保を受け入れる国民世論を容認する」という阿倍の立場では「日本人多数派が中国、ロシア、北朝鮮の脅威を理由に、九条改憲を容認したらリベラル21も容認する」つう話に「論理的にはなる」。
 そもそも政治方針というものは「国民多数が支持するかどうか」なんてこと「だけ」で決めるべき話ではない。 
 また野党共闘にしても「共産党」は「当面棚上げ」という形で「既にかなり妥協している」のであり、これ以上妥協をする必要はどこにもないし、妥協したからと言って「野党共闘」が進む保証もない。
 それにしても共産党にあれこれ言う前に、「阿部らリベラル21の連中」は「自分たち70歳の高齢者が40代の若造(?)山本太郎に負けていること」を「真摯に反省」したらどうなのか。
 まともな人間なら「東日本大震災後に政治活動を始めた山本太郎」が「ミニ政党とはいえ国会に議席を持つ政党れいわの代表」として注目を集めてるのに「70歳を超えた老人」が「社会にろくな影響力もない」というのはいかに山本が有名人(元芸能人)とはいえ、屈辱でしょうが、そうした「謙虚な反省の気持ち」は阿部治平らリベラル21の面子にはないようです。
 偉そうに「上から目線」で共産党に説教ですから心底呆れます。
 正直、リベラル21が「れいわのような国会に議席を持つミニ政党」でも結党すれば共産党も「いやでも無視できない」のですが。

*1:著書『なぜ公立高校はダメになったのか:教育崩壊の真実』(2000年、亜紀書房)、『消えゆく「限界大学」:私立大学定員割れの構造』(2016年、白水社)、『地方大学再生:生き残る大学の条件』(2019年、朝日新書)など

*2:天皇の弟である秋篠宮のこと