運命 - The Chicken Reports
実に内容に乏しいくだらない代物ですが、常岡が久しぶりにブログ更新です。
当然ながら「プーチンが殺される*2」かどうかわかりませんし、殺された(あるいは失脚した)からと言って劇的に変わるかどうかもわかりません。そうした考えについては拙記事現代アメリカの「同志スターリン」 - bogus-simotukareのブログに書きました。
馬鹿外務省の命運ももうすぐ尽きる。どちらにせよ、オレさまの天下がやってくるのだ。ざまあみやがれい。
突っ込み所しかないアホ文章です。
第一に「外務省の命運ももうすぐ尽きる」とはどういう意味なのか。その「主張の是非」以前に意味がわかりません。むしろこんなくだらないことしか書けない「常岡の命運」の方が尽きてると思います。俺が外務官僚*3なら、常岡の醜態に「常岡の命運も完全に尽きたな」と失笑です。
第二に「オレ様の天下」とはどういう意味か意味不明です。プーチンや外務省が今後どうなろうと、それと「常岡の将来」と何の関係があるのか。
常岡が何をほざこうともこの男が、現在、ツイッターでもブログでも、業務(著書*4の刊行、記事の執筆、テレビやラジオへの出演、講演会など)のまともな報告ができない「事実上ジャーナリスト廃業」という無様で滑稽な状況にあることには変わりはありません。
それにしても「常岡個人の秘密日記」ならともかく、「全世界に公開してるブログ」でここまで意味不明なことを書ける神経には絶句です。「常岡の精神状態」がかなりヤバいのではないか。とはいえ、俺は常岡の友人知人でもないので「基本的に何もできることはない」し、する気もないですが。知人友人の誰かが「常岡をきちんと支援すべき」でしょうが、「常岡から縁を切った」か、「常岡に呆れた相手が縁を切った」か、どちらかで支援してくれるまともな人間はおそらくいないのでしょう。過去には共著を出したこともある高世仁が常岡を見捨てたのもよくわかります。仮に支援したところで常岡は「俺の友人知人だから支援は当然だ」と思い上がった態度で感謝しないでしょうし、支援しても「経済的利益にはなりそうもない」のだから、常岡に「友情を持つ」よほどの好人物でもないと支援はしないでしょう。常岡の長崎放送退社は大失敗だったと思いますね。
常岡浩介がリツイート
◆JSF
鈴木宗男「ならばアメリカと軍事同盟を結んでいても、インドは非難決議を堂々と棄権するのです。」
クアッドは軍事同盟じゃないんですけれど、理解してなさそう。
問題は「米国が主導権を持つクアッドに親米国家として参加するインドもロシア非難決議で棄権した。だから日本もインドレベルの態度でも構わない(鈴木)」という主張の是非です。
そこで「インドの対応は間違ってる、インドはもっとロシアを批判すべきだ」「インドには棄権しても批判されないだけの友好関係が欧米との間にあるが日本にはそんな物はない(インドとは事情が違う、その1)」「インドにはロシアに配慮することで得られる大きな利益があるが日本にはそんな物はない(インドとは事情が違う、その2)」などというならともかく「クアッドは軍事同盟じゃない*5」というのは仮にそうだとしても「話の本筋を故意に外した揚げ足取り」でしかない。「インド批判したくない」のか何なのか知りませんが、よくもまあこんなくだらない揚げ足取りをする。
常岡浩介がリツイート
◆JSF
鈴木宗男「ロシアとの平和条約交渉と北方領土問題さえなければ、日本がアメリカと組んでロシアとぶつかってもいいと思いますよ。しかし日本の国益を考えるならば、」
ロシアとの平和条約交渉と北方領土問題は解決しても日本に大した国益は無いので、プーチン政権下ではもう交渉しなくていいよ。
「現状では対露交渉に北方領土返還など、成功の見込みがない(プーチンにやる気があると思えない)」「仮に見込みがあるとしても、ウクライナや欧米との友好関係を考えれば成功してOKとは言えない。ウクライナ侵攻で事情が大きく変わった」「軍事的恫喝止まりならともかく、『全面侵攻で国際的非難』ではとても鈴木氏のようにはロシアをかばえない」ならともかく「大した国益は無い」。
常岡と類友にとって「北方領土はどうでもいい代物」のようです。日本政府は少なくともそうした立場ではないですが。
*1:いくらプーチンが無法とは言え「殺される」などと堂々と公言することが非常識だという認識は常岡にはないわけです。
*2:常岡の想定する「プーチン殺害」がどんな代物かよくわかりませんが。なお「東欧の共産党指導者失脚(処刑されたチャウシェスクを除く)」「フィリピンのマルコス失脚」「チリのピノチェト失脚」などでもわかりますが独裁者の失脚は過去の歴史において必ずしも殺害を意味しません。
*3:勿論違いますが
*4:常岡の最新著書は約7年前の『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)です。
*5:同盟とまでは呼べないにしても「米国、インド」による軍事協力体制であることは事実でしょう(日米豪印戦略対話 - Wikipedia参照)。