松竹伸幸に突っ込む(2022年4月18日記載)

ウクライナ危機下での9条護憲の訴え方・11 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 日本は9条があるのにすでに戦争する国になっている

 「ベトナム戦争などでの後方支援がー」て、そんなに松竹にとって「後方支援」と「自衛隊の海外武力行使」の違いはどうでもいいのか。
 「被害者を直接、凶器で殺害しようが、殺害犯人の逃走や証拠隠滅(凶器の廃棄など)を手伝ったにすぎない場合だろうが、殺害に関与したという意味では同罪」レベルの暴論でしょう。勿論「逃走幇助、証拠隠滅」より「殺害実行」の方が罪が重い。

 現在、中国が尖閣を奪おうとしている現実

 「お前はアホか(横山ホットブラザーズ風に)」「あんた、バカ?(エヴァンゲリオン風に)」ですね。そんな現実はどこにもない。「中国の行為」の是非はともかく、「日本の尖閣国有化」に対抗した「尖閣は中国領」という政治アピールでしかない。松竹の主張は「旧ソ連の領空侵犯&自衛隊スクランブル発進」を「ソ連の日本侵略が近づいてる」というくらい馬鹿げている。

 自衛隊をなくしたら尖閣は守られるという論理も通用しません。

 そもそもどこにそんなことを言ってる人間がいるのか?。「屏風のトラを出してください(一休さんとんち話)」ではないですが「その人物の名前を出してください」ですね。

 国民の意識を変え、世論全体を変えようとしたら、現実を変えなければならないということです。

 それにしても「国民の意識を変え」云々で出てくる話が毎度毎度「軍事問題」。「フラワーデモ - Wikipedia」など「軍事以外の話」は全くしないのだから呆れます(例はフラワーデモでなくても何でもいいのですが)。「フラワーデモ」、あるいはフラワーデモのテーマである「性犯罪」「性暴力」で松竹サイトを検索しても記事は何一つヒットしません。

 9条の会の方々は、よく街頭に立って訴えをしていますが、北朝鮮がミサイル実験をしたり、中国の海警局の船が尖閣周辺の領海に入ってきたような日には、北朝鮮や中国を批判する訴えをしておられるでしょうか。

 「お前はあほか」「言いがかりも大概にしろ」「それでも党員か、恥を知れ。今すぐ離党しろ」ですね。「九条の会」とはそういうことが目的の団体ではない。そして松竹もそんな偉そうなことを言うのなら「軍事以外のこと」も記事に書いたらどうなのか。今のままでは「日本共産党は安保政策をもっと右寄りにすべきだ。とにかくそれさえすれば共産党を支持する*1」という「松竹の同類」以外には、「軍事(それも『中国の軍事的脅威ガー』などという寝言)にしか興味のない男より志位執行部の方がずっとまし。例えばウクライナ侵攻も理由の一つである、今の物価高には松竹には全く興味がないのか?」という否定的評価しかされないでしょう。というか俺は松竹にはそういう否定的評価しかしていませんが。
 なお、以上の文章を松竹記事に投稿しましたが掲載拒否でしょう。松竹のデタラメさにはいつもながら呆れます。
 

イラクとウクライナの反戦 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 アメリカが戦争に踏み切る背景のことも考えるべきだという主張は、アメリカに追随する国々の政府やそれを追認する国際政治学者の中では多々見られたが、市民運動の側には存在していなかったのではないだろうか。あるいは、イラクに対して、無辜の市民の死を生まないために直ちに降伏しろとか、アメリカに妥協しろという声も聞こえなかった。
 今回のウクライナ戦争においては、もちろんロシアを糾弾し、ウクライナを擁護する世論が圧倒的ではあっても、市民運動の側に別の主張が存在する。ロシアの事情も考慮しろとか、ウクライナにも原因があるとか、市民の殺戮を生まないためにウクライナは降伏しろとか、そんな意見である。(ボーガス注:「フセインの側にも問題がある」などといった)イラクの時には目立たなかったそんな主張が、今回、なぜ生まれているのだろうか。
 この点を突き詰めることが、平和運動の側の団結にとって大事だと思うのである。まだ結論に至っていないが、明日まで考えてみよう。(続)

 赤字部分には「え、マジで?」ですね。
 おそらくは「NATOや『過去の米軍の軍事行動(ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争など)』に対する批判意識」が影響してるのでしょうが、それらと「ロシアのウクライナ侵攻評価」はひとまず別のはずです。
 ロシアのウクライナ侵攻「それ自体」は「旧ソ連のアフガン侵攻」同様、正当化できる代物ではない。
 勿論、一方で「ロシアのウクライナ侵攻批判」を「NATO美化」などにつなげようとする「一部のウヨ」も間違っている。
 いずれにせよ、そうした「ロシア擁護」は「平和運動の側の団結にとって大事」というほど、影響力あるんですかね?。さすがにそんなのは少数派だとは思いますが。

*1:そんな人間が多数いるとはとても思えませんが。