今日の産経ニュース(2022年10/30分)

オリックス、26年ぶり5度目の日本一 - 産経ニュース
 当初、ヤクルトが2勝1分けだったので、「これはヤクルトがすんなり4勝するのか」と思ったら何と、「オリックス4連勝」で日本一とは驚きました。
 なお「5度目の日本一」とは「前身の阪急時代も含めて」とのこと(ちなみに前身の一つである近鉄には日本一経験はないようです:大阪近鉄バファローズ - Wikipedia参照)。
 なお、日本一は

オリックス・バファローズ - Wikipedia
【阪急時代】
◆1975~1977年まで3回(上田利治*1監督)
オリックス時代】
◆1996年(仰木彬*2監督)

ですね。


福島知事に内堀氏3選 現新一騎打ち制す - 産経ニュース
 「オール相乗りVS共産」では残念ながら予想の選挙結果です。「地方選で自民との相乗り常習」の立民には心底呆れます。


岸田内閣支持率37・6% 2・6ポイント増 共同調査 - 産経ニュース
 「何で支持率が増えるのか」と日本人のバカさにうんざりしますが、小幅な増加に留まってることはせめてもの救いです。


<独自>南西諸島の港湾整備強化 政府が協議会設置へ - 産経ニュース
 馬鹿馬鹿しくて話になりません。中国が攻めてくるとでも言うのか。


【新聞に喝!】山上容疑者に重ねる「革命」の理想 イスラム思想研究者・飯山陽 - 産経ニュース
 タイトルからして読む気がなくなるアホ記事です。マスコミ報道を信じる限り、山上は「個人的恨みを晴らした」だけだし、山上を「革命烈士」として美化して、山上同様の「政治家暗殺」を行う動きがあるわけでもない。
 この記事で飯山*3が悪口する「日本赤軍メンバーだった足立氏*4の映画」にしても「俺は未見ですが」、山上を英雄として描くような単純な映画で恐らくないでしょう。
 大体こんなアホ記事が「イスラム研究」と何の関係があるのか。飯山が「まともなイスラム研究者ではないこと」が完全に露呈されています(まあ飯山などそもそも産経のようなウヨメディアしか相手にしてないようですが)。


【産経抄】10月30日 - 産経ニュース

▼犯行現場の吸い殻から容疑者にたどり着いた逮捕劇が、いまも胸に落ちない。

 「王将」社長射殺事件について、確実に射殺した上に目撃者も残さなかった「プロの手口」なのに、現場にたばこの吸い殻という証拠物件を残すお粗末さが「?」と言う産経です。
 ちなみに産経のような疑問から

【深奥-王将社長射殺】㊤捜査3200日、1本の吸い殻が容疑者特定 - 産経ニュース
 ヤマが動いたのは事件発生から1年半後の(ボーガス注:平成)27年6月。吸い殻の1本から検出されたDNA型が、ある人物のものと一致した。今回逮捕された福岡県を拠点にする特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、田中幸雄容疑者(56)だった。
 しかし、捜査本部は逮捕に踏み切れずにいた。状況証拠は固まりつつあったが、犯行の立証には高いハードルが残っていた。吸い殻が、偽装工作のために現場に捨てられた可能性も排除できないためだ。
 「俺はやっていない。関係ないから」。
 吸い殻のDNA型一致が報じられた平成27年、田中容疑者は知人男性に対し、こう関与を否定していたという。
 専門家の鑑定結果を受け、捜査本部はついに田中容疑者が現場で吸った吸い殻だという確証を得た。なかなか首を縦に振らない検察側からもゴーサインが出た。

となった(DNA鑑定による容疑者断定は早い時期にされたが、逮捕が遅れた)そうです。


【政治デスクノート】「次がいない」に支えられる岸田首相 積極的支持は5% - 産経ニュース
 ぶっちゃけた話、いくらでも「ポスト岸田」は自民党内にいるでしょう。
 安倍政権時代に安倍が「ポスト安倍がいない」という空気を無理矢理作り出し、長期政権につなげた「成功体験」から岸田も全く同じ事をやり、それが成功しているだけの話です。
 勿論「今、岸田に優遇されてるのでそうした岸田の戦略に乗る方がプラス(麻生派会長の麻生副総裁、茂木派会長の茂木幹事長など)」「今岸田に干されてるが、反撃しても成功する見込みがない、おとなしくしていよう(石破グループの石破元幹事長など)」と岸田のやり口を認めてる自民党議員連中もふがいないのですが。

*1:1937~2017年。阪急(途中からオリックス)監督(1971~1978年、1981~1990年)、日本ハム監督(1995~1999年)を歴任

*2:1935~2005年。近鉄監督 (1988~1992年)、オリックス監督 (1994~2001年、2005年)を歴任

*3:著書『イスラム教の論理』(2018年、新潮新書)、『イスラム2.0』(2019年、河出新書)、『イスラム教再考』(2021年、扶桑社新書)、『エジプトの空の下』(2021年、晶文社)、『中東問題再考』(2022年、扶桑社新書

*4:著書『塀の中千夜一夜:アラブ獄中記』(2005年、愛育社)