今日の産経ニュース(2023年1/4、5日分)

山梨知事選告示、現新3氏立候補 自民分裂の様相 - 産経ニュース
 勿論、俺は「山梨県民ではない」ので何もできませんが、共産支持候補(社民、れいわも支持)の健闘を切に願っています(当選すればなお良いが、自民分裂選挙とは言え、自民王国の上に最大野党・立民が自主投票で逃げたので、当選は半ば諦めてはいます)。
 それにしても、いかに山梨が「自民王国」とはいえ立民が「最大野党」でありながら「他野党を誘って自主候補」を担ぐのでは無く、自主投票という辺り「どこまでやる気が無いのか*1」と心底呆れます。そうしたやる気の無さが明らかに支持率低迷に影響してるでしょうに。
 そして「共産がれいわにすり寄ってる」と抜かす反共分子id:kojitakenは「山梨県知事選で社民がれいわにすり寄ってる」とは非難しないのか。そして、id:kojitakenは立民・泉執行部が「(今回の山梨県知事選・自主投票はわかりやすい一例ですが)やる気ゼロで無能」であることが結果としてれいわの株を上げてることをどう思うのか。


「国民に審判仰げ」共産が解散・総選挙を要求 - 産経ニュース
 「国民を無視して軍拡増税などおかしい。どうしてもやるというなら信を問え」と言ってるだけで積極的に解散を求めてるわけではないのでタイトルはミスリーディングですね。まず共産が考えてることは国会その他での徹底追及でしょう。まずは追及して問題点を国民に示す必要がある。マスコミがろくに批判しませんからね。


【産経抄】1月5日 - 産経ニュース

 司馬遼太郎さん*2池波正太郎さん*3歴史小説と時代小説の巨匠はともに、関東大震災が起こった大正12年*4生まれである。今年生誕100年*5を迎える

 産経的には「歴史小説=司馬=伝記的、史実的」、「時代小説=池波=虚構的」と言う理解なのでしょう(俺個人はそういう区別に意味があるとは思いませんが)。勿論、学術書ではないので司馬とて虚構ありまくりです。
 なお、産経は名前を挙げていませんが著名小説家では「遠藤周作*6(1923年3月27日生まれ、1996年死去)」が生誕100年です(1923年 - Wikipedia参照)。


「ゼミ採用は女子優先」発言 帝京大教授解雇 - 産経ニュース
 報道が事実ならば明らかにセクハラなので当然の処分です。

*1:まあ、それだけでなく、「自民と相乗りしたい」と言う連中もいて党を一本化できないのでしょう。

*2:1923年8月7日生まれ。1996年死去。1959年に『梟の城』で直木賞(上期)受賞。作品に『竜馬がゆく』(1968年のNHK大河ドラマ原作、文春文庫)、『国盗り物語』(1973年のNHK大河ドラマ原作、戦国大名斎藤道三が主人公、新潮文庫)、『花神』(1977年のNHK大河ドラマ原作、明治新政府の高官・大村益次郎が主人公、新潮文庫)、『翔ぶが如く』(1990年のNHK大河ドラマ原作、明治新政府の高官・大久保利通西郷隆盛が主人公、文春文庫)など(司馬遼太郎 - Wikipedia参照)

*3:1923年1月25日生まれ。1990年死去。1960年、「オール讀物」6月号に発表した『錯乱』で直木賞(上期)受賞。作品にテレビドラマ化された小説『鬼平犯科帳』(火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が主人公、文春文庫)、『剣客商売』(新潮文庫)、『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫)、映画化された小説『雲霧仁左衛門』(新潮文庫)、エッセイ『回想のジャン・ギャバン』(平凡社カラー新書)など(池波正太郎 - Wikipedia参照)

*4:西暦(1923年)で書かないのが産経らしい

*5:別記事今年(2023年)はどんな年か - bogus-simotukareのブログで書きましたが関東大震災から100年と言うことは「甘粕事件や亀戸事件から100年」ということになります。

*6:1957年、九州大学生体解剖事件を主題にした小説『海と毒薬』を発表。翌1958年に新潮社文学賞毎日出版文化賞を受賞。1966年に『沈黙』で谷崎潤一郎賞を、1978年、評伝『キリストの誕生』で読売文学賞(評論・伝記賞)を、1980年、『侍』で野間文芸賞を受賞(遠藤周作 - Wikipedia参照)