リベラル21 自然死への道――共産党の論争(続)(阿部治平)
論争なんてご大層なもんじゃなくて松竹が反党行為、挑発行為してるだけでしょうよ。
大体、「俺の投稿コメント(阿部*1に批判的)」を「リベラル21への敵対行為、挑発行為」と見なしてるのか、「一部例外」を除いてほとんど掲載拒否して恥じないくせに阿部も良くもふざけたことが抜かせたもんです。これが阿部の個人ブログならまだいい。
「私たちは護憲・軍縮・共生を掲げてネット上に市民メディア、リベラル21を創った」と標榜する自称「市民メディア」リベラル21が俺のコメントを「掲載拒否する」ということがどういうことを意味するか分からないのか。
それは「リベラル21が批判意見と意見交換する気が無い狭量な集団だ」ということを意味するとは思わないのか。
正直リベラル21って賛同意見しか載りませんからね。俺以外の「批判コメント」も掲載拒否してるのでしょう(そもそも、社会的影響力皆無で読者自体も少ないとは思いますが、それにしたって批判コメントが全くないのは不自然です)。
それともリベラル21とは「市民メディア」を自称してるが「個人ブログの寄せ集め」も同然で「岩垂弘、田畑光永(1935年生まれ)」「阿部治平(1939年生まれ)」など「友達」が集ったに過ぎない。多くの組織(阿部が悪口する共産党もその一つ)は「構成メンバー」を増やして永続的な運営を目指してるが、当然「構成メンバー」が増える予定もないし、増やす気も無い。メンバーの大部分は「80歳以上の高齢者」なので恐らく「あと10年もすれば」病死や「体調不良によるブログ記事執筆断念」からリベラル21の自然死(自然消滅)は不可避。
「統一的方針」など何一つ無く、勿論掲載記事について何を載せるかを、内部討議も無く、編集部的なモノもなく、どんな記事を書いて載せるかは「阿部などが好き勝手に書いて載せてる」だけ。記事の書き手を今後増やそうと言う予定も無し。
個々の記事のコメント掲載の可否も、内部討議で決めてるわけではなく「阿部など記事の書き手が勝手に決めてる」と言う話なのか。であるならそんな代物がよくもまあ「市民メディア」なんて名乗れたもんです。
他にも突っ込んでおきます。
22年5月には、自衛隊は(党としては違憲だが)共産党が入った政権ができれば、合憲と明言した。
ところが、藤田論説は専守防衛の自衛隊は憲法違反だと、上記の志位委員長とは異なった主張をしている。
自分の文章を「日本語としておかしい」と阿部は思わないんですかね。「共産党が入った政権ができれば、連立政権の他党が合憲と主張することは容認する」というのは是非はともかく「合憲と明言」と言う話ではない。
従って「藤田論文」の是非はともかく、藤田論文は志位方針と何ら矛盾しない。そもそも自らの方針と矛盾する論文掲載を志位氏が認めるわけもない。
この人も早晩規約違反で処分されるだろう。
鈴木元のことですがそれはどうですかね。鈴木は松竹と違って記者会見もしてませんし、右翼的な安保主張でもなさそうですし。
但し「松竹同様の反党行為」と見なされて除名されたとしても俺個人は仕方ないんじゃないかなとは思いますが。
党攻撃とかく乱の宣言/――松竹伸幸氏の言動について/書記局次長 土井洋彦
「およそ近代政党とは言い難い『個人独裁』的党運営」などと攻撃を書き連ねた鈴木元氏の本
という悪罵は「党外の人間」ならともかく党員がすべき行為ではないでしょう。こんなことをすれば共産でなくても「他の政党」でも処分は免れないのではないか。
松竹氏は共産党を生き返らせようとした。
◆乱暴なやり口
◆安保方針を右に動かせばいい、という根拠のない主張
◆安保方針以外は経済政策も福祉・医療政策も教育政策も労働政策(過労死撲滅など)も少子化対策も環境政策もジェンダー平等も、とにかく何一つ政策について論じない態度
◆LGBT法案(あるいはそれをもたらした岸田側近秘書官の差別暴言*2)やリスキリングなど最近話題になってる国政問題について簡単にですら触れない態度
◆茂木幹事長や松井・前維新代表が松竹を利用して党攻撃しても『私は自民や維新を喜ばせるために党批判したんじゃない!』『反民主的な政治主張が多い自民や維新に共産非難する資格があるのか!』の一言が言えないこと
といい、とてもそうは思えません。
また「百歩譲って」松竹がその意思でもあれでは「生き返る」とも思えない。例えるなら「エホバの証人」の「輸血拒否手術」みたいな暴挙でしょう。
そもそも
日本共産党第28回大会/綱領一部改定案の討論についての志位委員長の結語2020.1.20
1970年代、「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛を性的退廃の一形態だと否定的にのべたことについて、きちんと間違いと認めてほしいというものです。これは当時の党の認識が反映したものにほかならないものだと思います。これらは間違いであったことを、この大会の意思として明確に表明しておきたいと思います。
と言う前例を考えれば、松竹もこの前例のような「穏健な形での意見提示」はできたはずです。
そして、この前例を見れば分かるように志位共産党を「無謬論」であるかのように描き出すのは明らかに適切ではない。
「話が脱線しますが」それにしても「予想の範囲内」ですが、「共生」を表看板に掲げながら「LGBT問題での志位演説」を評価しないのは勿論、そもそも「LGBT」「同性愛」(どちらも今の日本において、共生の重要なテーマでしょう)でググっても
◆リベラル21 勝敗決めた「トランプ・デモクラット」(金子敦郎)
トランプ派の同性愛差別に言及
◆リベラル21 「ばけもの」とされた人々の記録(阿部治平)
文革中国での迫害を批判する中で同性愛迫害にも言及
◆リベラル21 ハンガリーのEUに対する面従腹背政策(盛田常夫)
ハンガリー与党の極右政治を批判する中で与党の同性愛差別に言及
など「現在の日本政治、日本社会と関係ないLGBT記事」ばかりで「関係あると言える記事」は
◆リベラル21 〝吹き出物〟のように次から次へ出て来る自民党議員の暴言(広原盛明)
自民党議員の暴言の一つとして杉田水脈の「生産性」発言に言及
位しかヒットしないから呆れます。そんなにも「LGBTや同性愛に無関心な連中」が「ブログテーマの一つは共生」だそうです。
「ふーん、つまりLGBTや同性愛はあんたらリベラル21にとって共生の重要なテーマじゃないんだ,LGBTに失礼だな」「俺も『異性愛者で当事者でない』お前等と同じで『異性愛者で当事者でない』から正直、『岸田秘書官の暴言→更迭』とかビッグニュースはまた話が別だけど、LGBT問題に大して関心無いんだけどさ。それにしたってそんな惨状、そんな体たらくで良く共生を口にできるな、バカじゃねえのか、お前等」「共産党の方がお前等よりもよほどLGBT問題では発言してるぞ」ですね。
それはともかく、そもそも「(日米安保容認など)右傾化した社民党」が党員、支持者の反発で衰退した結果を見れば「松竹の言う右傾化」をやれば「同様の事態」が起こるであろう事は容易に予想がつく。また社民党は松竹の言う「党首公選」ですがそれは「党の民主化」はともかく、少なくとも党勢拡大には何一つ役だってない。
また「共産党より右寄りの政党」には「自民、立民、維新」など「支持率、国会議員数」が大きい政党も勿論ありますが、一方で「支持率が低い国民民主、社民、れいわ(国民民主は勿論右派ですが、共産と比べれば社民、れいわは右派でしょう)」「(多くの場合、自民、維新、立民、国民民主に合流したが)既に消滅した新自由クラブ、社民連*3、民社党、新進党、新党さきがけ、みんなの党、次世代の党など」があることは松竹や阿部においてどう理解されてるのか。
と悪口する阿部です。勿論そうした面について志位氏以下、党執行部や党員、後援会員、支持者も忸怩たる思いはあるでしょう。
しかし「社民党の衰退(辻元元政審会長など幹部党員の多くが立民に移籍→共産を下回る支持率や議席→幹部党員の多くが(以下略)の無限ループ、縮小再生産状態)」「新社会党の完全な地方政党化(当初は国政進出を目指していたが今や完全に断念し、国政選挙では候補者を立てない)」を考えれば「左派政党」として共産は奮闘してるといっていいでしょう。
過大評価は禁物ですが以下のような成果もある。
1)「参院選東京選挙区」では「れいわの山本」に票を食われ、「落選の危機」とされた山添氏が結果的には「蓮舫」「生稲晃子」を上回る得票数で再選
→勿論「蓮舫」「生稲」の場合「自民、立民が二人候補を立てていた(票が二分された)」「共産は山添氏一人だけ」「自民の朝日(元バレーボール選手)はトップ当選」と言う点は割り引く必要がありますが。しかしそれにしたって「蓮舫(1995年とかなり前ではあるが元ニュースキャスター)」「生稲(元おニャン子クラブ)」は元芸能人ですからね。また「新人(初当選)の生稲」はともかく蓮舫は大臣経験者(菅、野田内閣行政刷新担当相)で元党首(民進党代表)という大幹部です。
2)自民元幹事長・二階氏の地元 共産党新人トップ当選/折り入って作戦が原動力に/和歌山・御坊市(今年1月の御坊市議選とのこと)
こうした成果を考えれば「共産党にただ悪口しかしないリベラル21や阿部」のような態度は明らかに不当です。
そして「右翼政党・維新の躍進」「(共産に限らない)左派の苦境」を考えれば話は「志位執行部が悪い」と言う単純な話ではない。
大体こんなことを言うなら「れいわ新選組」や「参政党」のように阿部らリベラル21が新党でも作ったらどうか。
昔と違い「社民連」「革自連(後に東京都知事となった青島幸男、後に大阪府知事となった横山ノックなどの芸能人がメンバーだった)」のような「左派新党」が話題になるどころか「そもそも生まれない」ということを阿部やリベラル21は少しは真剣に憂慮したらどうなのか。なお、俺(1970年代生まれ)はさすがに「リアルタイム」では革自連は知りません。本などの知識ですね。
国政選挙のたびに、志位氏・小池氏は「われわれの方針は正しいから辞任する必要はない。選挙に負けたのは敵の攻撃と党員が動かなかったからだ」という総括を発信し続けるだろう。
いつそんな総括を志位氏や小池氏がしたのか。
むしろ以下のやりとりからは阿部の物言いが全くのデマであることが分かります。本田教授の苦言(赤字部分)に対して志位氏は「一理ある」という態度(青字部分)を取っており、本多氏にいたずらに反発したりはしていない。
新春対談/東京大学教授 本田由紀さん/日本共産党委員長 志位和夫さん(2022.1.1)から一部引用
新年恒例の新春対談、ことしのゲストは、教育社会学者の本田由紀さん(東京大学教授)です。総選挙では日本共産党や野党共闘を応援、また選挙直前には『「日本」ってどんな国?』(ちくまプリマー新書)を出版、この国の政治や社会のあり方を鋭く問いました。志位和夫委員長と縦横に語り合いました。
本田
共産党が総選挙で訴えた平和、暮らし、ジェンダー、気候はどれもすごく大事だと思っています。私は賛成します。
でも、その訴えが響かない人々、違うところに関心があったり、そういった訴えがきれいごとに思えるような層というのが、どっかり存在していることは確かです。
たとえば、30代、40代ぐらいの働き盛りの男性にとっては、賃金も上がらない、家族もいるなか、“とにかく食っていかなきゃいけない”“とにかくもうちょっと金を稼ぎたい”“とにかくもうちょっとゆとりがほしい”みたいな切実な思いがあります。
ツイッターには、「野党は苦しい人たちには非常に優しいような政策を提言とかするけれども、そこまで苦しくはない自分たちに対して一体何をやってくれるんだ」みたいな声がありました。改めて総選挙の各党の政策を読み比べてみた時に、自民党は経済政策にたくさんの項目が挙げられていて、しかもなんかカタカナ用語みたいのをいっぱい使いながら、キラッキラな素晴らしい将来がすぐそこにあるかのような、マニフェストを掲げていました。「もう一度、力強い日本を」とか、「強い経済と素晴らしいテクノロジーを」とか、こうしたキラキラした雰囲気を渇望している有権者が、先ほど話した30代、40代の男性を中心にいると思います。
私は、自民党の政策は空疎だとは思います。一方で野党側の政策は、理想としてはとても本当に素晴らしいのですが、表現の仕方、言葉遣いも含めて、(ボーガス注:改革に後ろ向きという誤解を招く恐れがある)「守る(ボーガス注:例としては憲法九条を守る、平和を守る、生活弱者を守るなど)」って言葉が多いのが気になりました。
志位
(ボーガス注:残念ながら議席が後退した以上)そのご指摘は大事だと思います。30代、40代の男性の働き手にも響くような訴えをどうやればできるかということは、本当に考えなければいけないなと思いました。
本田
私が申し上げたことを率直に受け止めてくださって本当にうれしいです。
世の中には、ジェンダー平等という打ち出しに対して、「自分たちさえ食っていけなくなっているのに、さらに女性が地位を脅かしに来た」と受け止める男性や、家事・育児分担がこんなにも不平等なもとでも不満を抱かない女性もたくさんいます。石炭火力発電をなくしていくという気候危機打開の方向に対し、相変わらずまだ石炭火力に固執する勢力もあります。私は、なぜこんなに転換できないのだろうと思うわけですが、それでも短期的な利益にしがみついているところがたくさんあります。
志位さんがおっしゃった共産党が掲げている理知的な主張はすべて妥当で、私は賛成します。賛成するのですが、こうした人々と共産党の主張のギャップ、距離感は仕方がないのでしょうか。これを埋めるためにはどうすればいいんでしょうか。
志位
たしかに「ギャップ」「距離感」もあるだろうと思います。ただ、仕方がないというわけにはいきません。それを埋める力は、やはり社会運動を広げることではないでしょうか。たとえば、作家の北原みのりさんたちが中心になってずっと取り組まれているフラワーデモの活動があります。私も何度も参加させていただきました。私自身、あまりにも知らないことがたくさんありました。こんなにも性暴力でたくさんの人が苦しんでいること、特に幼い頃に受けた傷で長いこと苦しんでいること、初めて知ることが多かったのです*4。やはりいろいろな運動の力で状況を変えていくことが大切だと思います。
気候危機、ジェンダーって、世界ではメインストリーム(主流)の問題ではないですか。にもかかわらず、日本でまだそうなっていないとすれば、社会を変えなければならない。変えようと思ったら運動をやるしかないということではないでしょうか。
本田さんの本*5の「あとがき」で、「あきらめるという選択肢がないということだけは確かです」と書かれていました。私はこれはすごく大事なことで、沖縄のことを思い出しました。沖縄では、名護市辺野古の新基地建設に反対する運動がずーっと続いています。「オール沖縄」のみなさんのスローガンは「勝つ方法はあきらめないこと*6」。「あきらめなければ最後は勝つぞ」というのが、沖縄の運動です。それぐらいの性根を据えて頑張るのが重要じゃないかと思うんです。
共産党も100年やっていまして(笑い)、あきらめないで、最後は勝つという信念でやっています。
本田
そうですよね、100年やっていらっしゃるんですから、多少のことは全然平気でいらっしゃいますよね。(笑い)
むしろ、松竹の方こそ「志位や小池が悪い」「俺の方針なら党は躍進する」という「無根拠で無責任な党攻撃」ではないのか。
そもそも「敵の攻撃に十分反撃できなかった」「党員が十分活動できなかった」と「読める表明」を志位氏や小池氏がしたとしてそれが「俺たちは悪くない」という責任転嫁であるわけがない。「そのような事態を改善できなかった我々、党執行部にも責任はある」と言う話に決まってる。但し「だから辞める」と言う話ではないだけの話です。
やがて共産党はわずかに残った支持者の関心を失い、議会政党としての機能が消え、しずかにマルクス主義の思想サロン*7に変わるだろう。
既に「社会的影響力皆無の老人(寄稿者が80代の老人ばかり)の思想サロン(政治集団とはどう見ても言えそうにない)」にすぎないリベラル21が良くも言ったもんです。なお「共産支持の俺の願望込み」で書いてますが「完全に地方政党化した新社会党」ですら一応「(議席空白自治体も多数あるが)地方議席がある」ので、「共産の国政議席がなくなり、新社会党のような地方政党化する危険性は一応ありうる」とはいえ議会政党としての機能が消えということはまずないでしょう。
わたしは、「赤旗」を読み続けるべきだろうか。次の地方選挙でも、いつものように票読みとカンパをやるべきだろうか?
「反党分子」阿部が本当にそんなことをやってるか怪しいもんですが「やりたくなかったらやらなくてええんやで、党外の人間なんやし」「恩着せがましいことを言うな」「それが自称支持者の言う言葉か、無礼にもほどがある」「くたばれ、老害」と悪口しておきます。
以上はコメント投稿しますが今回もまた掲載拒否なんでしょうね。
【追記その1】
リベラル21 共産党の願いと現実について(阿部治平)
8月6日付の「しんぶん赤旗」の号外(?)が私の家にも配られた。
共産党志位和夫委員長の「(ボーガス注:コロナ)パンデミックと日本共産党の真価」と題する共産党創立99周年記念講演を掲載したものである。
性的少数者について。
志位氏はジェンダー平等を強調している。大いに賛成。だが、去年改定した党綱領にも「性的志向と性自認を理由とする差別をなくす」とあるのに、この講演では性的少数者(LGBTQ)問題への言及がないのはどうしてか。
リベラル21 共産党の願いと現実についてについては以前阿部治平とリベラル21のバカさに心底呆れる - bogus-simotukareのブログで批判しましたが、当時は批判しなかった部分について「思いついたこと」を批判しておきます。
講演には「時間の制約(多くの講演はせいぜい2時間程度で志位講演もそうでしょう。まさか『新春ワイド時代劇*8』のような12時間のロング講演ではないでしょう)」「聞き手の性格(LGBT当事者、支援者など対象の講演なら志位氏もそういう話をするでしょう)」などがあります。何も全ての志位講演で「LGBT問題」に言及しないといけないわけでもない。勿論これは「LGBT問題」に限りません。
阿部の言い草(志位氏への言いがかり)は
門司港、小倉、中津その他紀行(2014年8月~9月)(1)(ばかばかしい追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
>連座制の方が「焼身自殺に対してあいまいな態度を取る」ことよりも「はるかにまとも」であると主張するBill_McCreary氏
という言いがかりと「いい勝負」ではないか。
そもそも阿部自身、「志位はまだLGBT問題への認識が足りない(俺の要約)」という「共産党をあげつらう文脈」でしかLGBT問題に触れないくせに、例えば「日本も同性婚を早く認めるべきだ、台湾は既に認めた」などという話は全くしない癖に良くも言ったもんです。
1970年代に共産党は、性同一障害の東京の党専従者を「堕落」とか「腐敗」の理由で党から放逐したことがある
阿部治平とリベラル21のバカさに心底呆れる - bogus-simotukareのブログでは突っ込み忘れてたことですが、こうした阿部の物言いは「デマに限りなく近いモノがある」。というのも俺が以前読んだ文章に寄れば除名理由は
敵の敵は味方、敵と敵も味方? - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~
1976年のことですが、共産党の三鷹市議がハッテン場の旅館でロッカー荒らしをして逮捕されるという事件がありました。
ということで同性愛ではなく「いわゆる発展場での窃盗行為(それも一度ではなく複数回)」だからです(除名処分を受けた者が同性愛者であることは事実ですが)。
何度も窃盗行為に及べば除名されるのは当然です。除名理由は同性愛ではない。
但し、この窃盗犯が何で発展場で窃盗したかと言えば「発展場を利用していたゲイ」だからで赤旗は「窃盗行為だけ批判すればいいところ」、同性愛のことまで「党員にあるまじき腐敗、堕落で許せない」と差別記事を書いてしまった(そして志位氏が後に正式に謝罪)と言うに過ぎません。
俺の知る限り「離党した同性愛者」はともかく「同性愛を理由に除名された党員」などいません。
以上はコメント投稿しますが今回もまた掲載拒否なんでしょうね。
【追記その2】
予想の範囲内ですが、アンドリュー・バルトフェルドさんのご教示に寄れば、松竹は記者会見で「共産の左派支持者(党員、後援会員に限らず市民連合など党外の人間も含む)」を悪口したあげく「右との共闘」を主張したそうです。完全に反党行為ですね。
また日本共産党と党員松竹伸幸氏の「対決」をめぐる懸念 (メモ) - 村野瀬玲奈の秘書課広報室の松竹批判についてはほぼ同感です。
日本共産党は閉鎖的だとか非民主的だとか自由な言論の弾圧だとかいう「あなたがそれを言うか?」的なコメントを自民党支持者や維新支持者とおぼしき大勢の人たちがしているのをネット上で見ていると、松竹氏の挑戦はそのような自民党政治や維新政治の養分となっていないかとすら危惧してしまいます。
何も支持者だけではなく茂木・自民幹事長や松井・維新前代表(大阪市長)が閉鎖的だとか非民主的だとか自由な言論の弾圧だとかいってるわけですが、それに対して松竹が「俺はお前等を喜ばせるために志位批判したんじゃねえ!」「お前ら、自民や維新にそんなことを言う資格があるのか!、自民や維新の党運営や政治主張が民主的で自由だというのか?。」「俺はお前等の仲間じゃねえ!」と言う批判をしない辺りが「ああ、やはり松竹の党改革云々は完全に嘘だな」と思わずにはいられませんね。
例えばこれって例えるなら「沖縄の基地反対運動」や「広島の被爆団体」が米国批判したら「俺も君ら同様反米だ!、俺たちは仲間だ!」と「プーチンロシアがすり寄ってるくるようなもん」ですからねえ。
そのときに普通「すり寄ってくるな!」「ウクライナ侵攻を擁護してると俺たちが誤解される!」「俺はお前等の仲間じゃねえ!」とプーチンロシアを批判するでしょう。何で松竹は「自民や維新はすり寄ってくるな!」といえないのか。どう見ても松竹は自民や維新の党攻撃を喜んでいます。
それのどこが「反党行為でない」のか。
私は少し前、日本共産党の党代表(委員長)を女性にしたらいいのではないかという提言を含む記事を書いたことがあります。
県委員会書記長が盗撮行為で逮捕された日本共産党への提案 @shiikazuo @koike_akira @jcpyamashita @ichida_t @kurabayashia @tamutomojcp - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
これについては、積極的に反対はしませんが賛成もしません。
なぜなら「土井たか子(社会党)」「扇千景*9(保守党)」「福島瑞穂*10(社民党)」「蓮舫*11(民進党)」「嘉田(未来の党)」「小池*12(希望の党)」等、過去の日本の女性党首が「軒並み」評価できるのか、あるいは「野田聖子*13元自民党総務会長や高市早苗*14元自民党政調会長(現在、経済安保相)の自民党総裁選出馬」が評価できるのかと疑問に思うからです。
あるいは「英国の保守党党首だったサッチャー、メイ*15、トラス*16」が評価できるのかと思うからです。まあトラスは速攻で沈没しましたが(トラスの首相在任期間49日は英国史上最短。日本史上最短は終戦直後の東久邇宮首相の在任54日だがそれより短い)。「女性という属性」はそこまで高評価できるもんなのか。
あるいは「党首を女性にするだけ」で何か変わるのか。俺はそこまで楽観的にはなれません。
また「最も多い性犯罪」は勿論「男性による女性への加害」パターンですが、とはいえ「女性による男性への加害」「同性間性犯罪」もあるので「男性による女性への加害」を当然の前提としているとしか読めない県委員会書記長が盗撮行為で逮捕された日本共産党への提案 @shiikazuo @koike_akira @jcpyamashita @ichida_t @kurabayashia @tamutomojcp - 村野瀬玲奈の秘書課広報室には違和感があります。
*1:なお、阿部は「ダライラマ亡命政府支持者」ですがたとえ善意でも「転成霊童はやめて、ダライラマ選出はローマカトリックのように高僧からの互選にすべきだ」と言ったら「部外者が余計なことを言うな」「内政干渉だ」とマジギレでしょうね。その程度の人間がよくも松竹の党攻撃を美化したもんです。
*2:ああした差別暴言を取り上げないで「自分の除名処分ばかり騒ぎ立てること」が「そうか、あんなにニュースで話題になってるのに、松竹と類友はLGBT差別には興味ないのか、本当に自分のことしか興味ないんだな(呆)」と思われかねないとは松竹と類友が「思いも寄らないらしいこと」には心底呆れます。それにしても「共生」をテーマとしていると標榜するリベラル21が今に至るも「共生」に反し、また世間の話題となってる「スピーチライターという側近でもある岸田秘書官(既に更迭)の暴言」を記事にしないことには「お前等の言う共生って一体何よ?」「LGBT差別には興味ないって事か?、よくわかった(呆)」と心底呆れます。
*3:共産と比べれば社民連は右派でしょう。社民連代表の江田五月は日本新党、副代表の菅直人は新党さきがけという保守政党に移籍しましたし
*4:『俺(志位)だって性暴力について無知だったのだから、共産党について無知な人間を一方的に批判する気は無い』『俺だって、フラワーデモで少しは変われたのだから、俺たち党執行部が頑張れば共産党への偏見も少しは変わるはずだ』という含意があるとみるべきでしょう。kojitakenの志位氏への悪口「今回の騒動、ちょっと役者が一枚違うんじゃないかと思った。もちろん、松竹氏と志位委員長との比較においての話だ(松竹伸幸氏が2017年に書いたブログ記事 "「民主集中制」を研究しなくちゃ" に感心した - kojitakenの日記参照)」とは違い、俺は「やはり松竹のようなゴミクズと志位氏は比べものにならない」「志位氏という一流役者と松竹という三流役者では比較にならない」と改めて思いました。
*5:本田『「日本」ってどんな国?』(2021年、ちくまプリマー新書)のこと
*6:「まだ最高裁がある(真昼の暗黒 (映画) - Wikipedia)」、あきらめたらそこで試合終了ですよ (あきらめたらそこでしあいしゅうりょうですよ)とは【ピクシブ百科事典】と言う話ですね。
*7:そもそも日本共産党は赤旗であれ、前衛であれ「日米安保廃止」「脱原発」「カジノ反対」など「マルクス主義と関係ない議論」もしてるし、党外の支持者はそうした点での支持(俺もその一人です)でしょうに、「マルクス主義云々」とは阿部の時代錯誤には呆れます。阿部は赤旗や前衛を本当に読んでるのか。読んでもこんなことを言うほどバカなのか。
*8:1978年、東京12チャンネル(現・テレビ東京)の当時の社長中川順が「チャンネルイメージを上げるようなデカイことをやりたい」と「12チャンネル」の社名にちなんだ〈12時間時代劇〉構想を提唱したのを始まりとする。あまりのリスキーな構想に消極論が社内の大勢を占めたが、中川社長が後へ退かず、結局社運を賭けた大イベントとして実行に移された。翌1979年、東京12チャンネルの開局15周年記念の一環として映画『人間の條件』を12時間に亘り放送、翌1980年も映画『宮本武蔵』(中村錦之助版)のシリーズ5作全てを一挙放送した。その反響の大きさから、1981年からはいよいよオリジナルドラマの制作に乗り出し、『宮本武蔵』の続きを描くということから『それからの武蔵』を放送、以降はテレビ東京オリジナルの「12時間超ワイドドラマ」を12時から24時までの12時間放送する様になり12時間放送は2000年まで続いた。2001年から10時間放送に、2010年から7時間放送に、2014年から5時間放送に、2016年は3時間放送に短縮し、2016年で時代劇放送は終了。2023年には、7年ぶりに新春ドラマスペシャルとして時代劇『ホリデイ〜江戸の休日〜』(2時間半:タイトルと内容(身分を隠して町に出た将軍家光が町娘と恋に落ちる)からして明らかに元ネタは『ローマの休日』)が放送された(新春ワイド時代劇 - Wikipedia参照)
*11:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)など歴任
*12:小泉内閣環境相、第一安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)などを経て都知事
*13:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣科学技術等担当相、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相など歴任
*14:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)など歴任
*15:保守党幹事長、キャメロン内閣内務相などを経て首相
*16:メイ内閣司法相、ジョンソン内閣外相などを経て首相